
藤川先生は廿日市市で心療内科を開業、分子栄養学を中心にして診療しておられます。
分子栄養学によれば体調不良は栄養の不足なので、不足分を補完して体調を回復する療法です。食事を見直して、不足しがちな栄養に対してはサプリメントで補完、最終的に薬をやめます。
以下引用
15年の経過を持つ男性のうつ病
NEW!2022-04-14 07:23:59
テーマ:
15年の経過を持つ男性のうつ病
症例;50代後半、男性。
大手ITメーカー勤務。独身で一人暮らし。15年前にうつ病を発症し、半年間休職した。その後治療を継続し、仕事には出ている。
R1.10、広島に転勤となった。
R2.1、当院受診。181cm、96kg、BP140/86。不安を強く感じることが多々ある。やる気が起きないときが多々ある。薬は、ドグマチール(100)2T、アーテン(2)2T、メイラックス1mg、四逆散、十全大補湯。薬は合っていると言う。食事は外食。→高タンパク/低糖質食+プロテイン20g*2。処方はdoで継続。
一週後再診、初診時のBUN10.9、フェリチン40、ALP(旧基準)144。プロテイン20g*1を開始した。→フェルム、プロマック追加。プロテイン20g*2に増量を。
R2.4、プロテイン20g*2で飲んでいる。体調が良くなり不安感が軽減した。BUN16.7、フェリチン84、ALP(新基準)56。→ナイアシンアミド*6開始。 漢方を減らしてみるように。
R2.8、プロテイン20g*2+ナイアシンアミド*6。BUN15.7、フェリチン121、ALP58。体が軽くなり調子が良い。十全大補湯を中止したが問題ない。
R2.10、四逆散を中止したが問題ない。→ドグマチール100mg、アーテン2mgに減量。
R2.12、落ち着いており、気分の波はない。→アーテン中止。
R3.4、BUN23.8、フェリチン207。→フェルム中止。メイラックスを中止してみるように。
R3.7、メイラックスを止めたが問題ない。
R3.10、フェルムを止めて肩こりが再燃し、睡眠が浅くなった。BUN17.7、フェリチン226。→Nowアイアン36開始。
R3.12。回復し、安定している。
R4.4、プロテイン+ナイアシンアミド+Nowアイアンを継続。全く問題ない、普通に過ごせている。→ドグマチール、プロマックを中止。定期的な通院は終了。
・15年の経過を持つ男性のうつ病も2年で完治。
・一人暮らしの男性は、毎日毎日同じ物ばかり、糖質ばかり食べる。そのため、肥満+鉄タンパク不足によりうつ病を発症する。
・治療はプロテイン+鉄+ナイアシンアミドが最強。
元記事はこちら
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