
今週は、分子栄養学、オーソモレキュラー栄養学を勉強され、診療に生かされている藤川徳美先生の症例です。
分子栄養学は、体の不調は栄養不足から起きると考えて、栄養を補完して体調不良を改善します。外国ではオーソモレキュラー栄養学が同じ考えの栄養学です。一般的な医療では薬を投与して症状の改善を図りますが、根本治療ではなく対症療法なので、一生薬とお付き合いする例が少なくありません。
医学部ではほとんど栄養学を学びませんが、独自に分子栄養学やオーソモレキュラー栄養学を学んで診療に取り入れ、薬に頼らない先生が少しずつ増えています。
以下引用
NEW!2022-05-30 07:41:49
テーマ:
自身の産後の不調+娘の発達の心配
症例;30代後半、女性。
H25に第一子出産後、体調不良が続いている。夜熟睡できない、気分がスッキリせずドンヨリしている。
本を読み、R1.9当院受診。
小学校の頃から立ちくらみあり。今まで野菜ばかり食べていた。少し前から、プロテイン*2を開始し、卵、肉を増やした。6歳の娘も集中力がなく、発達が心配。→Nowアイアン36、B50、C1000開始。
1週後再診、初診時BUN19.5、フェリチン24、ALP(旧基準)166・プロテイン*2で糖質は減らしている。→フェルム、プロマック処方。E400開始。
R1.10、疲れにくくなり、かなり元気になった。
R1.12、体が軽くなった。BUN9.7、フェリチン89。
R2.1~12、体調が良くなり、夏バテもしなくなった。娘もプロテイン+鉄で元気になり、朝起きが良くなり、成績が良くなった。BUN11.1、フェリチン234。→フェルムを隔日服用に減量。
R3.1~12、BUN15.9、フェリチン256。とても体調が良く、問題なし。娘の成績が急上昇したので驚いている。
R4.1~5、体調が良い。娘もとても元気で、何事にも前向きになった。
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まず母親が元気になり、母親が娘も治してしまった。発達の心配をしていた娘は単に栄養不足が原因であり、今は優等生になった。
元記事はこちら
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