いなだ歯科医院

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一般歯科、小児歯科、予防歯科、ミラクルデンチャー

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お知らせ

今週のお知らせ 離乳食 ー赤ちゃんの体と知能を育てるコツー

投稿:2022年6月17日

産婦人科医の宗田哲男先生は、たくさんの方の妊娠から出産をサポートしていますが、その全てを、糖質を控えて高タンパク質にするたんぱくリッチ食の考えに基づいて行っています。

え?なんで妊娠、出産のときに糖質を控えて高タンパク質にするの?と思いますよね。その理由はズバリ、母体と赤ちゃんに必要な栄養がたくさん取れるからです。

たんぱくリッチ食とは、たんぱく質と脂質を強化することを意味しているのです。具体的には次のようないいことが起こります。たんぱくリッチ食にすると

  1. 妊娠しやすい体になる
  2. 妊婦さんも胎児も栄養状態が良くなる
  3. 妊娠糖尿病の予防・改善効果が高い
  4. 産後うつになりにくい
  5. 赤ちゃんの発育が良くなる。と、いいことずくめです。

なんで妊娠しやすくなり、ママも赤ちゃんも健康になれるの?それは、今の女性たちの多くは妊娠・出産に必要な栄養が取れていないから。それが、たんぱくリッチ食で改善します。

必要な栄養が足りていない女性の特徴は

  • 肌荒れ、ニキビが多い
  • 疲れやすい
  • イライラ
  • 肥満もしくはガリガリ
  • 頭痛
  • 髪が乾燥していてパサパサ
  • 朝起きられない
  • 眠れない
  • 爪がボコボコで割れやすい

食べ物の好みは

  • 肉を避けて野菜中心
  • パン、麺、ご飯🍚が大好き
  • 甘いものが大好き(チョコレート🍫、ケーキ🎂、その他)

このような人たちは、大切な栄養が不足した新型栄養失調です。でも、おなか一杯食べていても栄養失調になるの?なります!なぜなら糖質(🍚ご飯 🍞パン 麺 🎂甘いもの)を取り過ぎると、必要な栄養(たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)が不足するからです。

例えば、ニワトリは卵からヒナにかえる時、栄養分はたんぱく質、脂質がほとんどで、糖質はゼロの状態でヒナになります。人間の赤ちゃんも同じです。妊娠中に必要なものは、過剰な糖質ではなくてタンパク質と脂質なのです。

人間の構成成分

  • 水分:約60%
  • たんぱく質:15~20%
  • 脂質:13~20%
  • ミネラル:約5%
  • 糖質:約1%

妊婦さんとお母さんに食べてほしい、1日の食品量の目安

  • 魚100g
  • チーズ60g
  • 納豆1パック
  • 卵2~3個
  • 肉100~200g
  • 葉物野菜、きのこ、海藻をなるべく多く

食べる順序はおかずを先に食べて、ご飯は最後に!ご飯、パン、麺はひかえめにします。根菜、果物も少し控えめにします。昔はよく歩いたし、体をよく使いましたが、現在は車もあり便利な道具があるので体を使いません。そのため、エネルギーになる糖質を使い切ることが出来ず、余った糖質はインシュリンと言うホルモンの作用で脂肪に替えられ、体脂肪や皮下脂肪になって肥満になってしまいます。肥満になる原因は脂肪ではなく、余った糖質なのです。

世界的な大発見

胎児や赤ちゃんのエネルギーはケトン体だった。宗田先生は、胎児や新生児の血液を調べて、脂肪の代謝産物であるケトン体がたくさん存在することを発見しました。この事は、胎児や新生児のエネルギーがブドウ糖ではなくケトン体であり、胎児、新生児、妊婦にとって、大切な栄養は脂肪だと言うことを意味します。

赤ちゃんはケトン体で生きていることが判ったのです。このことから、人間の根源的なエネルギー源は脂肪にあると思われます。

また母乳は55%が脂質で占められています。母乳中にも糖質は含まれていますが、それは「乳糖」というもので39%、ブドウ糖のように急激に血糖値を上げることはありません。タンパク質は6%です。。つまり、乳児のエネルギー源もまた、脂肪ということです。

そのため、離乳の際にも脂質を継続することは絶対必要です。赤ちゃんのエネルギー源が枯渇してしまうからです。もちろん、爆発的な成長期ですから、体を作るたんぱく質もたくさん必要です。離乳食は、たんぱく質と脂質を大切にした内容にすることが大前提です。

母乳が栄養豊富であるためには、母親が自分自身と赤ちゃんのための必要十分な食事をする必要があります。

出産という大変な仕事を終えてホッと一息入れる間もなく24時間赤ちゃんの世話が始まります。食事も満足にする時間が無くなったり、睡眠不足になり、お母さんによっては産後うつの状態に陥る方も出てきます。宗田先生は、妊娠中から産後にかけて血液検査でフェリチン値(鉄貯蔵量)を調べ、鉄やたんぱく質の不足を防ぐことで、快適な妊娠生活と産後うつに対処しています。

現代の離乳食では、赤ちゃんは栄養不足になる!?

離乳食は生後5~6ヶ月で始めますが、それは、「歯が生え始めて食事に慣れさせ離乳を促すため」だけでなく、本当の大切な意味は「赤ちゃんのこれからの成長に必要な栄養を補充する」という考え方なのです。

生後半年たった赤ちゃんに足りなくなってくる栄養素は、鉄、たんぱく質、ビタミンA、亜鉛などがあげられます。中でも、6ヶ月ごろから急激に不足するのが、鉄です。鉄不足は精神的不安や発達障害などに影響します。

具体的には、夜泣きをする、寝つきが悪い、落ち着きがない、奇声を上げるなど、「子供だからしょうがない」と思われがちな行動は、実は鉄やたんぱく質不足によると考えています。

「10倍がゆ」 には栄養がない

これまでの離乳食は10倍がゆが基本でした。しかし、赤ちゃんが食べてくれない、吐き出すなどお母さんの悩みの種でした。

ただでさえ必須栄養素の少ない白米を10倍に薄めているので美味しくないし、炭水化物(糖質)しか含まれておらず、鉄はもちろん、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど、何もかも不足しています。

鉄・必須栄養素を補う離乳食

動物性のたんぱく質と鉄こそ、赤ちゃんの栄養を満たす補完食の中心で、赤ちゃんは夜泣きなし、グズリなし、いつもご機嫌!

  • 夜泣きをせず、ぐっすり眠る
  • ぐずらない、奇声を上げない
  • 落ち着きがある
  • 体が活発に動き、運動神経がいい
  • 筋肉質で固太り。抱き上げるとずっしり重量感がある
  • 歩き始めが早い
  • よく食べる
  • 免疫力が高いため風邪をひきにくく、とても元気。

宗田先生お勧めのたんぱくリッチ補完食・ベスト3

  1. 肉汁スープ
  2. レバーペースト
  3. バター

以上は、宗田哲男著「赤ちゃんのための妊婦食」アチーブメント出版を参考にしています。是非読んでください。お勧めの本、宗田哲男共著「体、知能がグングン育つ離乳食」 この本もいいですよ。

我が子にレバーペーストを食べさせていたのを思い出します。脳みそと体によかったのかなー、イヤー知らなかった。当院のスタッフの赤ちゃんも、夜から朝まで、ぐっすり寝て、すくすくと育っています。

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