ミラクルデンチャーは広島大学歯学部の2年後輩にあたる中川先生が13年前に考案した特殊な部分入れ歯です。(ミラクルデンチャーとは奇跡の入れ歯と言う意味です)
従来の部分入れ歯は残った歯に対して金属バネを取り付けて垂直方向に着脱(取り外し)します。
それに対してミラクルデンチャーは症例に合わせて水平方向、斜め方向、垂直方向などに着脱します。また金属バネがほとんど見えない工夫がされていて入れ歯を入れているように見えない審美的な入れ歯です。
保険の入れ歯を入れていて金属バネが見えて気になる、噛みにくい、がたつくなどの理由でミラクルデンチャーに変えた患者さんは「よく噛めるようになって太った」「全くぐらつかない」「残っている歯がしっかりしてきた」「金属バネが見えないので人目が気にならなくなった」などの声を聴きます。
特殊な材質(ナイロン樹脂など)のノンクラスプデンチャー(金属バネがない入れ歯)、ノンメタルデンチャー(金属を使わない入れ歯)などの入れ歯もありますがこれ等はすべて従来の部分入れ歯と同じ垂直方向に着脱するのでミラクルデンチャーとは機構が違い機能的に劣ります。
私がミラクルデンチャーを知ったのは今から4年前、彼(学生時代一時期バスケットボール部で一緒に練習していた)からのダイレクトメールでした。
ミラクルデンチャーとは何だろうか?久しぶりに後輩と会って話でもしようかと広島のデンタルショーに出かけました。
模型を見て説明を受けてすぐにこれは革新的であることを確信しました。
あれから4年目に入り症例も年々増えています。
設計も少しずつ変わってきて、より楽に、より簡単に、より快適になっています。是非、説明を聞き、模型を見においで下さい。