
私の仲間の一人はコロナの後遺症で味覚がなくなりました。私やほかの仲間から、亜鉛の話や具体的にカキ(牡蠣)がいいとか色んなアドバイスがラインでなされました。
2年半前、孫たちと食事をしてゲームなどで遊びました。そのあと孫がコロナにかかっていると連絡がありました。程なくして、熱は無いのですがなんとなく違和感を感じたので検査キットを買ってきて調べたところ、見事に陽性でした。
体調的には仕事は出来そうだったのですが、法律にのっとって4日ほど休診しました。2類から5類に変わって少し落ち着いてきても、まだ時々流行しているようです。最近やはり仲間の一人がコロナで入院したと報告がありまだまだ収束していないことを実感しました。
ちなみに、私はワクチンを打っていません。mRNAは役目を終えたら溶けてなくなると言われていましたが、人間の体は複雑で必ずそうなるとは限らないだろうと思っていました。(その後、2年経ってもmRNAが残っている症例報告などがありました。)しかもまだ完成品ではなく、本来なされるべき治験がなされていないのがどうしても納得できませんでした。自分はモルモットにはなりたくないと言う気持ちでした。
政府はワクチンを2回打ったら集団免疫を獲得してコロナは収束すると言っておきながら、前言を翻して3回目4回目と進むことになりました。当院のスタッフは真面目に打って副反応に耐えていましたが、3回目の時あるスタッフが「死ぬかと思った、もう2度と打たない」と言って、スタッフ全員それ以後打ちませんでした。今回のコロナについてはぜひとも検証をして同じような事態が起きた時に備える必要があると思っています。
亜鉛ですが、私はサプリメントで取っています。3~4年前に藤川徳美先生の栄養学に出会ってからプロテインをはじめとして数種類のサプリメントを取っています。それによって私の体調はビックリするほど良い状態に変わりました。
それでは、京都高雄病院の江部先生の「糖尿病徒然日記」の記事を転載します。
以下引用始め
因みにコロナ後遺症の味覚・嗅覚障害 ほとんどの患者が「亜鉛不足」
2025年02月07日 (金)
こんばんは。
2025年1月20日~26日 新型コロナの感染状況
(1医療機関あたり)
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、2023年5月8日(月)に「5類」に移行したことに伴い、新型コロナの感染状況を示すデータは、これまでの「全数把握」から、全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。
全国の5000の医療機関の平均1日当たり入院患者数
2025年1月13日〜1月19日 5.62人
2025年1月20日〜1月26日 6.06人
新型コロナの流行は大分下火になっていたのですが、2024年~2025年の年末年始とまた少し増え始めていますので油断は禁物です。また、感染時の症状は軽くても、後遺症が長引くことがあるので要注意なのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac4dd792a3f0f263b3948817fb4789f9686c1340
コロナ後遺症の味覚・嗅覚障害 ほとんどの患者が「亜鉛不足」
2/9(火) 16:05配信
2021年2月9日、ヤフーニュースに上記の記事が掲載されました。この味覚障害と嗅覚障害、若い世代を中心に長く続くようです。ハンドボール元日本代表の宮崎大輔氏は、昨年12月25日に呼吸困難となり、2時間ほど意識を失っていたそうです。39歳ですから、まだまだお若いですが、かなりの重症です。熱が出てすぐに味覚と嗅覚がなくなって、1ヶ月半経過してもまだ完全には治らないとのことです。
ヒラハタクリニック院長の平畑光一医師は 「血液検査をすると、ほとんどの後遺症患者で亜鉛が不足しています。亜鉛不足は以前から味覚・嗅覚障害の原因として知られており、コロナ後遺症でもそれが原因の可能性がある。実際に亜鉛のサプリメントを服用することで症状が改善する例も多く見られます。・・・」と述べておられます。
亜鉛は発育や成長を助けたり、インスリンを合成する際にも不可欠な微量ミネラルで、皮膚代謝や糖代謝、免疫にもかかわっています。高雄病院や江部診療所で、血中亜鉛の検査をすることがありますが、糖尿病では、過半数の人が亜鉛不足です。
特に、50代~60代以上の糖尿人は、ほとんどの人が亜鉛不足です。20代や30代の人は、亜鉛不足はまず見られませんので、年齢とともに、亜鉛の吸収障害が出てくるものと思われます。
亜鉛が不足すると免疫にも影響して、易感染性となります。風邪をひきやすい人は一度亜鉛不足をチェックするとよいでしょう。ファーストフードや加工食品を多く摂取する人は、亜鉛不足になりやすいので注意が必要です。また、アルコールを多く呑む人も亜鉛不足になりやすいです。
若くて新型コロナに感染して発病する場合、もしかしたら亜鉛不足が背景に隠れているかもしれません。つまり、コロナ後遺症の人に亜鉛不足が多いということですが、元々亜鉛不足がある人が免疫力低下のため若くして、新型コロナを発症したという可能性があります。
亜鉛は牡蠣(かき)に豊富に含まれているほか、肉類や魚介類、豆類、種実類など多くの食品に含まれています。
糖質制限食の立場で、魚介類や肉類など動物性蛋白質をしっかり摂取すれば、血糖値も上昇しないし、亜鉛も補充できるし、筋力低下予防にもなるし、一石三鳥です。
江部康二
以上引用終わり