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※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
ハロウィンキャンディで知られる10月は、アメリカだと歯科衛生月間に当たる。つまり、食べ物が歯に与える影響を考える絶好の機会。この記事を軽く受け流す前に、30歳以上のアメリカ人の40%が歯周病を患い、歯周病になりたての頃は明確な症状が現れない可能性があることを考えよう。幸い、歯磨き粉でしっかりと歯を磨き、毎日フロスを使用し、適切な食品を摂取することで、口腔の健康維持、歯の強化、歯茎の健康をサポートできる。
「チーズ、葉物野菜、りんご、魚、ナッツ類は体に良いだけでなく、歯の保護と強化に効果が期待できるうえ、歯茎の健康を改善し、口腔環境を整え、口臭の軽減にも役立ちます」と話すのは、『リビング・ウェル・ウィズ・ドクターミシェル』の著者のミシェル・ジョーゲンセン歯科医師。
これらの食品を毎日の食事により多く取り入れることが、笑顔と健康な口内環境を保つ簡単な方法です、と彼女を話す。 さらに、歯の健康に良い食品を摂取するだけでなく、酸を中和し虫歯や歯周病の原因となる細菌を洗い流すために、十分な水を飲むようにしましょう、と勧めるのはシカゴのウォータータワー歯科クリニックで働くジェン・モラン=コベス歯科医師。口腔の健康を維持するために、次の食品を優先的に摂取しよう。
「チーズは歯にベストなスナックの一つです」と話すジョーゲンセンさん。「チーズはカルシウムとリンを豊富に含み、これらのミネラルは歯のエナメル質を修復、強化し、虫歯に対する抵抗力を高めるのに役立ちます。さらにチーズは唾液の分泌も促し、酸や細菌を洗い流すのに役立ちます。この二つの要素が協力して、虫歯予防と自然な口臭対策に効果を発揮します」
濃い緑色の葉物野菜は、歯を強化し歯茎の健康を支えるカルシウム、葉酸、ビタミンKを供給します、とジョーゲンセンは話す。ある研究では、濃い緑色野菜と黄色野菜の摂取量が多い人は6年以上の期間において歯周病の発症率が低かったことが見つかった。「繊維質の食感によって唾液の分泌が促され、歯の表面から歯垢を洗い流すのに役立ちます」と話すジョーゲンセン。
にんじんのように歯応えのある野菜は天然の歯ブラシのような効果を持ち、歯を優しく磨きながら唾液の分泌を促進し細菌を洗い流します、と話すモランさん。さらに、にんじんはビタミンAの優れた供給源でもあり、粘膜組織の形成に関与し、歯周病の予防に役立つ可能性がある。
「歯応えがあり噛むことが歯磨きに役立つことから、りんごは『天然の歯ブラシ』と呼ばれることがあります」と語るジョーゲンセンさん。「唾液の分泌を促し、虫歯の原因となる細菌を減らすのに役立ちます。また、りんごに含まれるポリフェノールは、口臭の原因となる硫黄化合物を中和する助けになります」。マイルドな研磨作用が歯表面の汚れを軽減し、時間が経つにつれ歯を明るく見せる効果も期待できる。
これには、サーモン、イワシ、ニシンなどが該当する。「脂の多い魚はビタミンDを豊富に含むことから、強い歯に必要不可欠です。ビタミンDは、体内のカルシウムの吸収を促進します」とジョーゲンセンさんは語る。さらに、これらの魚はオメガ3脂肪酸を含み、炎症を軽減する可能性や血流改善と関連性があるため、歯茎の健康にもつながる可能性が期待できる。「エナメル質が強くなり歯茎が健康になれば、素敵な笑顔を長続きさせられます」と彼女は続ける。
いくつかの研究で、シュガーレスガムを噛むことが歯垢の減少に役立つことが示されている。「私は、食後にキシリトール入りのシュガーレスガムを噛むよう勧めています」と話すモランさん。これにより、口臭が爽やかになるだけでなく、唾液の分泌が促進されて虫歯の原因となる細菌を減らす効果が期待できる。とはいえ、全ての人に合うとは限らない。とくに大規模な歯科治療を受けた場合は、ガムを噛む前に歯科医に相談するのが賢い選択。
「糖質が低くミネラルが豊富なナッツ類は、歯に優しいおやつです」とジョーゲンセンさんは話す。「アーモンドはエナメル質を強化するカルシウムを供給し、くるみは歯茎の健康をサポートするオメガ3脂肪酸を補います。ナッツ類の強い歯応えは食べかすの除去を助け、ミネラル類は着色予防に役立ちます」
以上引用終わり