
最近、小さい子供さんをお持ちのお母さん方から、「子供が柔らかいものしか食べてくれない」「歯磨きをさせてくれない」と言う嘆きを聞くことが結構あります。
この度、それについて大変参考になる論文が出ましたので転載させていただきます。「0歳から始める口腔機能育成を考えたう蝕予防」と言う論文です。論文中のスクロースとはお砂糖のことです。小さい子供のむし歯は砂糖だけ、おやつだけ気を付けていれば大丈夫です。
むし歯になりにくいおやつは、砂糖が入っていないものです。具体的には、飲み物は水、お茶など。果物(リンゴ、みかん、ぶどう、柿、梨、キウイフルーツ、バナナ、イチゴ、マンゴーなど)、焼き芋、じゃがバター、ポテトチップス、トウモロコシ、野菜スティック、ゆで卵、各種おにぎり、各種おでん、鶏唐揚げ、焼き鳥、ナッツ類(アーモンド、クルミ、ピスタチオ、カシューナッツなど)、ピーナツ、いりこ、めざし、こぶ、スルメイカ、塩せんべい、しょうゆせんべい、おかき、チーズ、タコ焼き、お好み焼き、ピザ、肉まん、もち磯部巻き、キシリトールガム、キシリトールチョコ、そら豆、枝豆、柿の種、などなど。探せばまだまだありそうです。キシリトールガム、キシリトールチョコは甘いですがむし歯にはなりません。
以上のものを日ごとにかわるがわるおやつにしていればむし歯は防げます。どうしても甘いおやつをあげたい場合は、日曜日、祝日、運動会、遠足、学芸会、旅行、その他などの日に解禁すればいいのではないでしょうか。
注意していただきたいものにスポーツドリンクがあります。
体に良いと言う宣伝もあって飲まれていますが、砂糖がたくさん入っているので常用しないほうが賢明です。大変虫歯になりやすいし、糖尿病にもなりやすいです。飲むとすればスポーツで汗をかいたときや、風邪などで脱水状態になった時ぐらいにしたほうがいいようです。
以前にも書きましたが、1歳の赤ちゃんでスポーツドリンクを哺乳瓶で飲ませて上顎乳歯が完全に溶けた症例、虫歯や歯周病が進行して糖尿病になった患者さんもいました。くれぐれもご用心。
以下論文引用