夏井睦先生のホームページ「新しい創傷治療」の記事です。
以下引用始め
以上引用終わり
人は自分の皮膚を守るため、皮脂を分泌しています。
昨今の清潔ブームで、ボディソープやシャンプーがたくさん売れています。しかしあまり使いすぎると、皮脂がなくなってしまい皮膚を守り切れなくなってしまいます。
私が子供の頃は、野山を駆けずり回っても、帰ったら水で手を洗うか、よほどの泥んこで石けんを使っていました。この頃アトピー性皮膚炎や、皮膚湿疹など聞いたことがありません。現在の清潔ブームに警鐘を鳴らすように、「湯シャン」と言ってシャンプーを使わないでお湯だけで洗髪する人やボディソープを使わないでお湯だけで体を洗う人が増えています。
夏井先生は、薬を否定することなく、まずは皮脂を過剰に落とさないようにアドバイスして、好結果を得た後、薬をやめてワセリンを使うようにアドバイスされています。素晴らしい治療ですね。