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お知らせ

今週のお知らせ 感染症とビタミンC

投稿:2023年1月27日

今週は「分子栄養学のススメ」の記事から転載させていただきます。

以下引用始め

感染症とビタミンC

2022-11-01 09:53:13NEW !

テーマ:スタッフブログ

ビタミンCは多くの代謝に関わっており、コラーゲン合成、副腎皮質ホルモン合成、免疫グロブリン合成、コレステロール分解、グリコーゲン合成、ブドウ糖吸収抑制など多種多様です。

また、慢性関節リウマチ、アレルギー、ガン、心臓発作、脳血管疾患、血栓症、静脈瘤、喘息、床ずれ、ヘルニア、軟骨損耗、脊椎変形、倦怠感、疲労感、心身症、うつ病、統合失調症、糖尿病、 白血病など数えきれないほどの多種多様の病気にもビタミンCが関係していることが知られています。今回は、現在そしてこれからの時期に身近な感染症とビタミンCの関係について記載します。

感染症とは

感染症と言えば、今では新型コロナウイルス感染症と思ってしまうほど、日常生活を脅かされてきましたが、感染症には主に溶連菌感染症などの細菌が感染した細菌感染症とコロナウイルスやインフルエンザウイルスなどのウイルスが感染したウイルス感染症があります。その他にも原虫や蠕虫(アニサキス、蟯虫など)など寄生虫による感染症もあります。

ウイルスも細菌も肉眼で確認することはできないほど小さく、それぞれ何百種類と、とても多く存在します。単細胞生物である細菌は、栄養と水のある適切な環境であれば自分自身で増殖していくことができる微生物です。

一方、タンパク質でできた外殻の内部に遺伝子を持つ単純な構造の微生物であるウイルスは、自己複製能力が無く、生きた細胞内でしか繁殖できません。生きた細胞を宿主にすることでしか増殖することができない為、他の個体へ次々と感染させ続けることはウイルスが生き残る必須条件となります。

細菌感染を起こす、よく知られている細菌は、大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、溶連菌、結核菌などです。また、ウイルス感染を起こすよく知られているウイルスはアデノウイルス、インフルエンザウイルス、RSウイルス、コロナウイルス、ムンプスウイルス(おたふく風邪)、風疹ウイルス、麻疹ウイルス、ヘルペスウイルスなどです。どれも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ビタミンCの抗ウイルス作用

ウイルス感染症にかかった場合にはまず、ビタミンCの摂取をおすすめします。特にビタミンCの抗ウイルス作用はウイルスの種類を問わないと言われています。ビタミンCの抗ウイルス作用は3つあります。

1つ目は、ビタミンCが直接ウイルスを不活性化することです。ビタミンCはウイルスの殻のタンパク質ではなく、核酸(DNAやRNA)を切断することによって、増殖できなくなり、実質的に抗ウイルス作用を示していると考えられます。

2つ目は、白血球の食作用を活性化することです。ビタミンCは白血球、特に好中球、リンパ球、貪食細胞の走化性(ウイルスの侵入部位などに急行し働く作用)、貪食作用(ウイルスなど体内の細胞が不必要なものを取り込み、消化し、分解する作用)などの機能を刺激すると言われています。

3つ目はインターフェロンを作って、間接的にウイルスの活動を阻止することです。インターフェロンはウイルスの感染した細胞で合成されますが、そのためにはビタミンCが必要です。ビタミンCがなければ、十分にインターフェロンの合成が行われないとされています。また、インターフェロンは免疫担当リンパ球のひとつである、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する働きがあります。NK細胞は異物に対して活性酸素を使って攻撃します。

私たちは寒さが風邪をひくきっかけとなることがあります。鼻腔には低温の空気が吸い込まれ、血管が収縮し、血行が悪くなります。それにより、血液によるビタミンCの輸送力が低下し、粘膜のビタミンC濃度が低くなります。その様な状況ではビタミンCの血中濃度が高くても必要な場所では不足が起きているかもしれません。さらに、低温の場合には、インターフェロンの合成も不利になってしまいます。

ビタミンCの殺菌作用

細菌感染症は抗生物質が効くため、病院を受診し細菌感染が分かったら抗生物質が処方されると思います。抗生物質はウイルスには効果がないため、風邪の時に抗生物質が処方されても効果がないことが多く、最近ではほとんど処方されません。

そんな細菌に対しても、ビタミンCが効果があるという研究を今から30年以上前に佐賀大学村田晃教授が行っています。その研究ではビタミンCは枯草菌、大腸菌、肺炎桿菌、シュードモナス菌、サルモネラ菌、セラチア菌、黄色ブドウ球菌などに対し抗菌作用を示すことが分かりました。

この作用はビタミンCに対して感受性がある菌とない菌とがあるため、すべての細菌に対応するわけではありません。また、殺菌作用までは示しませんが制菌作用は示す菌もあります。なお、私達に有用な乳酸菌に対しては作用しないとされています。

感染症対策にはビタミンC

これまで説明したように、細菌やウイルスに感染した場合には、ビタミンCの摂取が有効であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。通常、ビタミンCの摂取量は1日に10gまでとしておりますが、感染症罹患時には、それ以上のビタミンCが必要になることもあります。一時的に摂取量を増やし、細菌やウイルスに立ち向かう免疫機能に加勢してみてはいかがでしょうか。

以上引用終わり

 

 

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