むし歯を放置していると
上記のようにだんだん痛みがひどくなります。痛みがひどい場合は残念ながら神経(歯髄)を取る治療を行います。(抜髄、根管治療、根管充填)歯髄は神経、毛細血管などを含む結合組織で、歯に対して水分や栄養分を補給しています。
と言うことで、神経を取った歯は木に例えると枯れ木と同じ状態になります。歯が弱くなるため、欠けたり、割れたりするのを防ぐ処置として冠を装着します。それでも10年20年経つと歯根破折を起こすことが多く、中年になると抜歯に至り入れ歯になる方が多いのです。神経を取らない為にも、何もなくても定期的に検診を受けることが大変大事です。
症例1:ご飯を食べていて、バキッと音がして痛みが出て動くようになりました。レントゲン画像、向かって一番右が歯根破折の歯です。
抜いてみると、歯根が真っ二つに割れていました。
症例2:歯根にひびが入り、破折しています。
抜歯した歯はこのように割れています。
症例3:レントゲン画像です。右から2本目の歯です。
歯根が真っ二つに割れています。