分子栄養学によって難病を克服した藤川徳美先生の症例です。
私は、最近、藤川先生の影響で、病気の人を見ると、ひとまず分子栄養学的な栄養療法をすればいいのにと思うようになっています。当院でも2症例報告しました。
また私自身、冬に強くなって寝る時毛布が要らなくなった、いくら鼻を強くかんでも鼻血が出なくなった、足のけいれんがほとんど起きなくなった、髪の毛が少し太くなったような気がする、飛蚊症が良くなった(眼科医によれば自然治癒することがある)など体調の変化がありましたが、最近また少し体調の変化がありました。年寄りになるとトイレが近くなりますが、最近は少し間隔が長くなり2~3時間、先日など5時間持ったのでびっくりしました。亜鉛のサプリメント服用が効いているのかも知れません。外国のYouTubeで亜鉛が前立腺肥大に効果があるのを見ました。関係あるのかどうかわかりませんが。
それでは、藤川徳美先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。
以下引用始め
NEW!2023-08-17 07:29:47
テーマ:
最重度SLEも1年でほぼ完治
R4.9の記事、
難病のSLE(全身性エリテマトーデス)に対してグルタチオン点滴が効果がある
症例;高校生、女性。
R3.12、蝶型紅斑が出現。大学病院でSLEと診断され、半年間入院。心筋炎、腎炎、脱毛あり。当初、激しい炎症反応があり、フェリチン3000となった。プレドニン20mgで症状が落ち着いたが、ステロイド誘発性高血糖となり、インスリンの投与を受けている。
母親がブログを見て、グルタチオン点滴を希望し、R4.7当院受診。大学病院を退院後、プロテイン20g*2、高タンパク/低糖質食を開始している。B50*2、C1000*3、E400*1、ナイアシンアミド500*3も開始している。今はフェリチンは320まで下がっている。→ナイアシンアミド*6に増量を。Mg100追加。グルタチオン点滴施行。*グルタチオン点滴=生食50ml+グルタチオン(200)9A+C(1g)1A。所要時間15分、自費で2500円。
R4.8、点滴で体調が良いような。→グルタチオン点滴施行。次回からは、さらに強力なB+C+グルタチオン点滴に変更予定。*B+C+グルタチオン点滴=蒸留水500ml(250mlは抜く)+B1,B3,B6,100mg+B2,40mg+B12.1mg+C30g+グルタチオン1800mg。
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その後1年経過した。毎日の食事とサプリメントは、プロテイン20g*2+高タンパク低糖質食、B50*3、C1000*6、E400*1、D5000IU、MK-7*1、A10000IU、ナイアシン500*1、ナイアシンアミド500*2、Zn30mg、Mg520*3、NAC600*3、オメガ3、にがり、ぬちまーす、塩化Mg入浴、重曹クエン酸水。
下記サプリは適宜、セレン100mcg、ベンフォチアミン150mg、アスタキサンチン12mg、タウリン1000mg、ユビキノール100mg、αリポ酸150mg。地元のクリニックでグルタチオン600mg点滴を月1~2回。
当院では、月に一度のペースで「B+C+グルタチオン点滴」+「陶板浴」を継続。R5.2からESポリタミン2g*2+グルタミンパウダー5g*2も追加している。その結果、ここ半年症状は全てなくなった。CRPも陰性化し、プレドニン2.5mgまで減った。高かったフェリチンも発病前の80まで下がった。→Fe36*2開始。
・最重度SLEも1年でほぼ完治。プロテインとサプリメントで、自力で必要に応じてステロイドを作れるようになっている。
・今後はプレドニンを月に0.5mgペースで減量可能。今年末にはステロイドから離脱できそう。
元記事はこちら
以上引用終わり