6月4日(土)5日(日)歯科技工所・サンジョーで開催された上記セミナーに参加してきました。
いよいよ最終回です。講義と患者さんへのデモです。
総義歯では使っているうちに顎堤がやせて緩くなったりはずれ易くなったりしますが、その時は義歯の内面を一層削ってアクリルレジンを盛り付けて接着して現在の顎堤にあった義歯に修理します。裏層とかリライニングとかリベースなどと言います。
やはり松本先生、すごいです。本当に細かいです。我々が日ごろ行っている保険診療とは大違いです。いやー、困ったなー、どうすればいいんだろ?義歯同様修理も保険では出来そうもありません。実は保険は最低限の治療はしますよと言う立場なんです。キチンと説明して患者さんに選択していただくしかなさそうです。
宿泊はいつもは東横インでしたが、今回は奈良ワシントンホテルです。そこから奈良日航ホテルに移動して懇親会、そして少し早いですが修了証書の授与式が行われ、写真撮影となりました。
私はおいしくお酒をいただきました。
2日目はいつもより1時間早く集合して筆記試験を受けました。50問中45問以上正解で合格です。本は持ち込み可能ですが、時間がたつのが早くて本当に大変でした。全員合格で3名が全問正解でしたが、私は多分と言うか絶対に3名の中には入っていない自信があります。いやー難しかった。
残りの実習と抗議が終了。質問タイムでは私も少し質問しましたが、本当に細かく答えていただきました。
松本先生は先日、経済産業省に呼ばれて意見を述べてきたそうですが今度は財務省に呼ばれて意見を述べることになったそうです。ということで難しかったけれど楽しく知的満足感でいっぱいのセミナーは終了しました。
今度は8月に松本先生の部分床義歯(部分入れ歯)の2日間セミナーに申し込みしました。まるで追っかけみたいです。がんばるぞー。