前週は土壌の問題でミネラル不足になっているお知らせでした。今週は加工食品の話題です。藤川徳美先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。
以下引用始め
加工食品だらけでミネラル不足は加速
「若さを保つ栄養メソッド」 より
農作物がミネラル不足であることに輪をかけて、加工食品の蔓延がさらに事態を悪くしています。
現代ではレトルト食品、冷凍食品、コンビニの弁当や総菜など、保存が利いてすぐに食べられる食品が豊富です。ファストフードやファミレスの食事も、こうした加工食品がほとんど。自炊をしない人は、気がつけば加工食品ばかり食べていることになります。
私は常日頃、「バランスよく食べている人は質的栄養失調」といっています。もはや自炊をしていても質的栄養失調なのに、それにも満たない加工食品まみれの食事を繰り返すとどうなるか。ミネラル不足は加速し、ゼロに等しいということになってしまいます。
とはいえ、コンビニ弁当ばかりではさすがに良くないので、できるだけ自炊を心がけている、スーパーの生鮮食品売り場で食料を買うようにしている、という人もいると思います。しかし、生鮮食品売り場であっても、この頃はカット野菜や水煮食品などの「半加工品」が並んでいます。カットされたものは鮮度が落ちて収穫時の栄養は期待できませんし、水煮食品に至ってはミネラルもすっかり水に溶け出してしまっています。
せっかく自炊をしても、半加工品ばかりを使っていたのでは、自炊のメリットはほとんどないでしょう。食事からすべての良質な栄養素を摂れるように、3食手作りの鮮度のいいメニューをつづけることができれば良いですが、仕事や家事・育児で忙しい人は難しいでしょう。あるいは心身の不調を抱えている人は、料理をするのもままならないと思います。それに、たとえ3食手作りの鮮度のいいメニューであったとしても、体に必要な栄養素は摂れません。
1日に必要な鉄分をほうれん草から摂るには、1日バケツ4杯。ビタミンC(1g)を摂るためには、レモン50個。ビタミンB1(50mg)を摂るためには、豚肉5kg。このように見ていくと、ビタミンやミネラルはどんなに食事を工夫しても必要量が摂れません。
でも大丈夫です。
プロテイン(1日20g×2回)を飲んで、サプリメントでビタミン・ミネラルを摂れば、栄養状態は大きく改善します。
プロテインやサプリメントは現代の英知です。タンパク質はプロテインから、ビタミン・ミネラルはサプリメントから摂ることが賢明です。
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プロテインが苦手なので食事で頑張って摂取しますという人が時々いる。プロテイン20g=卵3個。推奨は、プロテイン20g*2+卵3個+肉200gなので、プロテインが飲めなければ卵9個+肉200g必要なので物理的に不可能。C1000*3はレモン150個に相当する。物理的に不可能で、食べられたとしても果糖過多で体を壊してしまう。
以上引用終わり