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お知らせ

今週のお知らせ “果物はなんでも健康に良い”は思い込み? 整形外科医が提言する「高齢者の骨折を予防す るために食べてもいい果物」

投稿:2025年6月6日

人の体は複雑で不思議です。まだまだ判らない事だらけです。

以前読んだ本では、小脳変性症の女性が病気を克服するために辿り着いた食事が「青汁」だったと言うので驚いたことがありました。人の一番大事なタンパク質をどうやってとっているのか不思議でしたが、彼女の腸内細菌を調べたら「草食動物」のような腸内細菌だったそうです。腸内細菌がタンパク質を作ってくれている牛や馬と同じです。

また、マツコ・デラックスの番組で10年近く果物だけを食べている男性が出演して、血液検査でも問題は無く骨も丈夫だったそうです。私は十数年前「糖質制限」に出会い何冊も本を読んで実行に移し現在の健康に辿り着きました。健康への道は行く筋もあるようです。

今回は果物についてのお話です。

以下引用始め

5/19(月) 10:02配信

高齢者が突然の骨折により、歩けなくなったり寝たきりになってしまう――このような危険な骨折は「骨卒中」と呼ばれています。食事を変えて骨を強くするにはどうすればいいのか、『栄養整形外科医の 一生折れない骨をつくる「強骨みそ汁」』より一部抜粋・再構成のうえお届けします。

■骨折した高齢者の骨に起きていること

骨折を予防するうえで控えていただきたいものがあります。それが「糖質」です。改めて説明すると、三大エネルギーであるたんぱく質、脂質、炭水化物のうち、炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質です。

糖質の問題点については、ここ数年で多くの人に理解されるようになりました。糖質の摂りすぎは、糖尿病だけでなく、肥満や老化を招きます。さらには、骨の質を低下させることもわかってきたのです。骨の原料としてはコラーゲン(たんぱく質+鉄+ビタミンC)が重要ですが、そのコラーゲンを変質させてしまうのが「糖化(グリケーション)」という現象です。糖化は、糖質(ブドウ糖、果糖)の摂りすぎによって起こります。食事を通して体内に取り込まれた糖質は、消化・吸収を経て、血糖となって血液中に出てきます。これを測ったものが血糖値です。

食事を摂れば血糖値は上がるものですが、体にとっては血糖値の変動が少ないほうがいいのです。そのため、体にはインスリンというホルモンを出して、血糖値を下げる働きが備わっています。しかし、糖質を摂りすぎていると、この血糖値の調節がうまくいかず、高血糖状態が続いてしまうのです。それが常態化したのが糖尿病ですが、糖尿病でない人でも、糖質の摂りすぎで体のなかで糖を余らせてしまっている人は少なくありません。

この体内の余った糖質がたんぱく質と結びつくと、AGEs(エイジズ)(糖化最終産物)という老化物質をつくり出してしまいます。AGEsは分解されにくく、体の組織に蓄積されて、さまざまな悪さをします。例えば、血管にくっつけば動脈硬化の引き金になり、皮膚にたまればシワやたるみの原因となります。もちろん、骨も例外ではありません。糖化が起きた骨は黄褐色(おうかっしょく)に変色し、脆くなります。正常な骨は白い色をしていますが、それが黄褐色になってしまうのです。

かつて手術をした際には、そんな糖化した骨をよく見たものです。高齢者の背骨の手術で、肋骨を取って移植したことがありました。その肋骨が黄褐色に変色していたのです。今なら明らかに糖化の影響だとわかりますが、栄養療法を知らなかった当時は、その問題点を意識することはありませんでした。腱にも糖化による変色が起こります。指の腱鞘炎が進むと「ばね指」といって、曲げた指を伸ばそうとしたときに、バネのようにピンと跳ね上がるようになります。その手術をしたとき、やはり、高齢者の腱が黄褐色を帯びていました。

先ほど筋肉や骨の原料を確保することの重要性を述べましたが、もう1つ重要なのは、同時にこの糖化を防ぐ手立てを講じることです。つまり、食生活を見直し、糖質の摂りすぎをやめる。この2つが、「骨卒中」を防ぎ、元気で長生きするポイントなのです。

■果物の糖でも油断は大敵

食に関心が高い高齢者のなかにはご飯やパン、麺類などの糖質を控えているという人がいます。もちろん、好ましい食生活といえますが、それにもかかわらず数値に改善が見られないケースがあります。

クリニックの患者さんにも糖質を控えているのに、中性脂肪の数値が高い人がいました。中性脂肪の材料となるのが余分な糖質ですから、ほかにも何か糖質をたくさん摂っていることが疑われました。しかし、食事内容を聞いても、ご飯、パン、麺類は食べていないし、お酒も飲んでいないという答え。そこで最後にこう聞いてみました。「じゃあ、果物は食べてない?」患者さんは意外そうな表情を浮かべました。「えっ、果物はダメなんですか?」

どうやら果物は制限の埒外に置かれていたようです。実は、このような患者さんはかなり多い。糖質制限をしていても、果物は別物だと思って、健康のためにせっせと食べてしまっているのです。日本では季節ごとにおいしい果物が店頭に並びますから、食欲をそそられるのもわかります。ただ、日本で栽培される果物のなかには、品種改良によって糖度を高めているものがたくさんあります。甘い果物は、もはやお菓子を食べているといっても過言ではありません。この患者さんも毎日トマトジュースを飲み、ご主人ともどもリンゴを朝と晩に食べていました。果糖をどんどん取り込んでいたわけです。

果物や野菜に多く含まれる果糖には、実は血糖値を上げる作用はありません。しかし、その糖化の作用はブドウ糖の何倍もある“曲者”なのです。ちなみに、トマトジュースの場合、メーカーによって差がありますが、1缶に含まれる糖質量は角砂糖2個〜4個半分にも相当します。

■クマは冬眠する前に果物を好んで食べる

この患者さんの中性脂肪を上げたのは、果物の“常食”だったと思われます。最近ではトマトやニンジンなど、野菜のなかにも糖度の高いものがあります。中性脂肪が高い患者さんのなかには、果物も減らしたのになかなか中性脂肪が下がらない方がいますが、問診したところトマトをたくさん食べていた、というケースもありました。

私は患者さんに果物の話をするとき、しばしばクマを引き合いに出します。クマは冬眠する前におなかにたっぷり食べ物を詰め込みます。果物も大好物です。なぜ、そうするのか。冬眠に備えて皮下脂肪(中性脂肪)をつけるためです。果物の果糖はそのうえで大きな役割を担っています。クマは必要にかられてそうしているわけですが、冬眠をしない私たちにその必要はありませんよね。糖質を減らすという観点からいえば、果物は注意すべき食品といえます。とくに甘い(おいしい)果物はできるだけ控えるべきでしょう。果物を食べるなら、びわ、キウイ、グレープフルーツ、はっさくなどの柑橘類、つまり、甘さが“物足りない”もの、酸味が強いものがおすすめです。

「果物=健康食」という刷り込みもあって、果物に含まれる果糖の問題点(糖化や中性脂肪の増加)は、案外盲点になっているのかもしれません。甘くておいしい果物の摂りすぎには十分注意するようにしてください。

大友 通明 :医療法人社団二柚会理事長、大友外科整形外科院長

以上引用終わり

 

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