歯周病になる原因は柔らかいものばかり食べることです。
やわな食物⇒やわな歯肉⇒歯周病菌の爆発⇒歯周病
歯周病を防ぐ、歯周病を治す方法は歯肉を鍛えること。
ヤワになった食べ物を卑弥呼の時代のような硬い食べ物に戻すのはもう無理です。サバの頭をガジガジかじれる人もまれでしょう。シャキシャキの野菜やきんぴらごぼう、リンゴを皮つきで食べるなどできるだけよく噛んで食べるようにします。
歯ブラシの毛先が当たった歯肉だけが鍛えられます。毛先を的確に当てるのは大変難しいです。意識するのは歯と歯の間、歯肉の三角地帯です。手鏡で確認します。また、舌先で触って歯がツルツルになって歯と歯の間がくっきりはっきりした感じになっていれば、歯垢が取れて歯肉も鍛えられています。歯周病が進行した部分は長時間鍛えます。目安は1日3回各15分。歯磨剤は最後に。歯ブラシは少し柔らかめから始めてください。痛くなくなったら普通の硬さに変えます。片目は歯と歯の間に入りにくいので使いません。洗面所ではムリ、居間やお風呂で!
初めの数日は寝かせ気味に
次の数日は直角に当てます
最後の数日葉45度立てて
3DS・むし歯菌、歯周病菌の除菌療法(Dental Drug Delivery System)
歯に付着するむし歯菌・歯周病菌を除去することで
方法
上下顎の歯型取り
マウスピース作成
歯全体をクリーニングしてマウスピースに除菌薬剤を塗布、歯に装着して5分間除菌。むし歯菌・歯周病菌は限りなく0に近づきましたが複雑に並んだ歯の周りでは残念ながら0ではありません。1匹の菌が30分で1回分裂して増殖し14時間で10万匹になります。このまま放っておくと元の木阿弥です。効果を持続させる為にホーム除菌(家庭での除菌)が必要となります。
1日の歯みがきのうち1回、ていねいに歯みがきをした後マウスピースに除菌薬剤を塗布、歯に装着して5分間除菌します。これを7~10日間続けます。
経過観察、再度歯全体をクリーニングしてマウスピースに除菌薬剤を塗布、歯に装着して5分間除菌
上記を1クールとします。
1クールで効果は2カ月から12カ月(1年)続きます。むし歯を予防でき、歯周病を予防、進行した歯周病では進行を止めることが出来ます。また改善もできます。歯原性菌血症による病気も予防できます。毎日継続することをお勧めします。
むし歯が進行して象牙質に達するとむし歯菌が歯髄(神経)の血管に侵入します、また歯周病が進行して弱った歯肉の血管に侵入します。このようにむし歯菌や歯周病菌が血管に侵入して全身に運ばれることを歯原性菌血症と言います。歯原性菌血症が続くと細菌の害と細菌が産生する毒素によって次のような病気になると考えられています。
ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、高血圧、関節リウマチ、脳脊髄膜炎、心内膜炎、血行性肺炎、急性虫垂炎、肝臓膿瘍、脾臓膿瘍、早産、低体重児出産、アルツハイマー型認知症
出来れば毎日1回はホーム除菌(ホーム3DS)を継続します。また良好な結果を維持していく為には日常の生活習慣を変える必要があります。炭水化物の食べすぎを改善(糖質制限食をお勧めします)砂糖の摂り過ぎに注意(WHO勧告1日25g、調味料を引くと20g)
歯みがき・歯肉マッサージを丁寧に(場合により音波ブラシの活用)
費用:¥32.400(税込み)