大人の矯正は歯の表面に器具(ブラケットと言います)を張り付けてそれに針金を通す方法が一般的ですが、アライナーと言う薄くて透明なマウスピースをはめる方法があります。
アライナー矯正は針金の見た目が気になる、部分的に治したい人におすすめです。
アライナー矯正(マウスピース矯正)は食事の時間は食べにくいので外しますが、それ以外の時間は付けっぱなしです。薄くて透明なので他人には装置をしているとは思われません。
オーストラリア人の俳優メル・ギブソンは歯をきれいに見せるためアライナーを付けて演技をしているそうです。
アライナーはワンステップで薄くて柔らかいもの、厚くて硬いもの、その中間のものの3枚を使います。柔らかいものから、大体1週間毎で硬いものに変えていきます。そして、少しづつ歯が動いていきます。
この患者さんは6ステップかかっています。合計18枚のアライナーを使いました。大人の矯正は必ず後戻りがあります。後戻りを防ぐために最後のアライナーを寝る時つけて寝ます。