
木曜日で診療を入倉歯科医師に任せて大阪まで行ってきました。 講師は静岡県のアヒルの子歯科医院理事長の塩田先生です。
矯正は大きく分けて成人矯正(永久歯に生え揃ってから始める)と 小児矯正(幼稚園、小学校の乳歯列期や混合歯列期から始める)があります。 現在は成人矯正が主流ですが、小児矯正も徐々に増加しています。
大きな違いは、成人矯正は無理やり動かすので痛い、針金が目立つ。 治ってから装置を外すと後戻りするので一生涯保定装置をしなければいけない。 小児矯正は顎や口の周りの筋肉の成長を利用して、言ってみれば歯が勝手に本来の位置に並んでくれることを手助けするものです。 従って痛みはありません。他人からは判りません目立ちません。後戻りがほとんどありません。もうひとつ言うなら、成人矯正に比較して費用が安価です。
これからは必ず小児矯正が主流になる日が来ると確信しています。 塩田先生は4000例の成人矯正の実績があるにも関わらず、ある日を境に トレーナーシステムによる小児矯正に変更されたのです。そして1700例の小児矯正治療をしておられます。凄い!
私は、症例はまだまだ少ないですがこのシステムは本当に素晴らしいと感じています。 子供たちの歯並びが1ヶ月ごとにダイナミックに治っていくのを見るのは本当に嬉しくてワクワクします。