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お知らせ

今週のお知らせ 糖質制限食とむし歯と歯周病と歯垢

投稿:2026年7月17日

今週のお知らせは、江部康二先生の「糖尿病徒然日記」から転載します。

江部先生を知ったのは10数年前、私が体重増加と夕方になると異常な空腹感、眠気、手指の震えなどがあり、糖尿病のなりかけかもしれないと思っていた時でした。江部先生の「糖質制限の本」を読んで理屈はあっていると思ったので、カミさんにも読んでもらったところ納得してもらえたようで、すぐに「糖質制限の献立本」を買ってきてくれて作ってくれるようになりました。お陰で体重は約7kg減って体調も良くなり糖尿病にならずに済んだと思っています。

以下引用始め

2026年07月06日 (月)
今週のお知らせ、糖質制限食とむし歯と歯周病と歯垢

こんにちは。私は、52歳で糖尿病を発症し、即スーパー糖質制限食を開始しました。そして76歳現在まで24年間、継続しています。

その結果、虫歯はゼロで、歯は全て残っています。 正確には20才のとき、右の奥歯に虫歯ができて1回だけ治療して、アマルガムが詰めてあり、それが56年間、そのままもっています。 そのときの歯医者さん、good job です。アマルガムには水銀が含まれているのですが、健康被害とかは考えにくいので、このまま様子をみます。

学生時代は甘いものはそんなに食べていなかったのですが、チョコレートだけは大好きで毎日のように食べていました。20才時唯一の虫歯は、きっとチョコレート印です。( ̄_ ̄|||) 毎年、一回の歯の健診では、歯周症もなしで、歯医者さんには、「花丸です!!」とお誉めの言葉をいただいています。(⌒o⌒)v 歯垢は少しついていて、今後も年に1回くらい歯医者さんにいこうと思います。スーパ糖質制限食を実践中ですが、野菜にも糖質は含まれており、歯垢がゼロというわけにはいかないようです。

さて、虫歯と歯周病は、歯を失う二大原因です。ただし要因となる細菌は虫歯菌と歯周病菌とは全く別物で、虫歯を引き起こすのはミュータンス菌です。ミュータンス菌が酸を出すことで歯が溶かされ、進行すると象牙質や神経まで虫歯に侵されます。虫歯は歯の病気で、歯周病同様にプラークや歯石に潜む細菌によって引き起こされます。

歯周病は、文字どおり歯の周りの病気であって歯の病気ではなく、正確には歯肉の病気です。歯周病には、歯周病原菌といわれる細菌が関わっていると考えられています。慢性的な歯周病では、ポルフィノモナス・ジンジバリス、トレポネーマ・デンティコーラ、タンネレラ・フォーサイセンシスの3種類の菌が多くみられます。これらの菌は「レッド・コンプレックス(red complex)」と呼ばれ最も悪さをします。プラークや歯石に潜む歯周病原菌に感染することで歯肉に炎症を起こし、歯周病を発症します。さらに進行すると顎の骨を溶かしていき、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。 つまり、同じ口腔内の病気でも症状が起こる箇所に違いがあり、歯周病は歯肉、虫歯は歯に症状があらわれるのです。

これが歯周病と虫歯の根本的な違いです。 虫歯も歯周症も、最大の原因はプラーク(歯垢)です。プラークはただの食べカスではなく、生きた細菌の塊です。 歯垢中の細菌は、食物中の糖質を栄養源にしてどんどん増えていきます。プラークコントロールをせずに放置すると、細菌が糖質を分解して作り出す酸や毒素で虫歯や歯周病が発症します。逆に言えば糖質制限食なら、プラークは激減します。

私は、2002年6月からスーパー糖質制限食を実践していますが、糖質摂取ありの時代に比べると歯垢が本当に少なくなりました。

糖質制限食で細菌の餌がなくなり、兵糧責めで繁殖できないので歯垢も激減したものと考えられます。もともと歯は丈夫な方でしたが、糖質を食べていた頃は歯垢は結構できやすい方で、毎年1回、歯医者さんに、たっぷり溜まった歯石を取ってもらってました。1年間でこんなにできるのかというくらい、カチカチの歯石が沢山取れたものでした。歯垢に唾液中のカルシウムが結びついて歯石になります。従って、歯垢ができなくなったら歯石も激減します。勿論、最低限のプラークコントロールというか、超音波歯ブラシと歯間ブラシで朝1回、3分間くらいの手入れと、食後は通常の歯磨きを30秒くらいはしています。

ブログ読者の 糖質セイゲニストの皆さん、如何でしょう?糖質摂取ありの頃に比し歯垢は減りましたか? 糖尿人は歯周症を起こしやすいことが知られています。また、歯周症があると糖尿病が悪化しやすいのです。

糖尿病→血糖コントロール不良→歯周症発症→糖尿病悪化・・・ という悪循環パターンですね。 糖質制限食なら、血糖コントロールは良好となり、プラークも減って歯周症や虫歯の予防となり、まさに一石二鳥どころか、一石三鳥ですね。 糖尿人の御同輩、糖質制限食で歯垢を減らして、最低限のプラークコントロールも実施して歯周病や虫歯予防を目指しましょう。

以上引用終わり

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