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今週のお知らせ 医学部ではウソばかり教えている(2023年版)

分子栄養学を研究され、心療内科を開業されている藤川徳美先生は、「すべての不調は自分で治せる」という本を出版され、その中で、分子栄養学の祖・三石巌先生が主張されていた「健康自主管理」を主張されています。

つまり医者に頼りきりでは病気は治せないし、健康になれないと言われています。ドクター清水は「医者に栄養学のことを聞いても無駄である」とおっしゃっています。分子栄養学では病気の85%は栄養不足から起きると言います。

以下引用始め

NEW!2023-05-10 07:41:59

テーマ:

医学界

医学部ではウソばかり教えている(2023年版)

世界中の医学部では昔も今も栄養学の授業は一切ない。教わるのは、鑑別診断と対症療法のみ。血圧が高ければ薬で血圧を下げ、血糖が高ければ薬で血糖を下げる。何故血圧が上がるのか、血糖が上がるのかは一切考えない。

原因不明の疾患は、特発性○○、本態性△△などと診断される。そもそも、治療によって病気を完治させようという発想が全くない。

近くの総合病院の職員、救急医はカップ麺ばかり、夜勤の看護師はパン、おむすびばかり。医療関係者が最も栄養状態が悪いのだが、誰もそのことに気付いていない。医学教育で一切習っていないので、まさかそのようなことがあるとは考えることができない。慢性疾患のほとんどは必須栄養素の不足により生じる。

しかし、ほとんどの医者は、タンパク質、高用量C、Mgの効果について知らない。ましてや、ナイアシンアミドという物質すら知らない。

元記事はこちら

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0n22xp4eMERZojkFKp9m2joiKSMABQUnAoPhQgZ54rKB4jgJNvKusD9LSFdj4QA1kl&id=100003189999578&sfnsn=mo

以上引用終わり

今週の症例 分子栄養学の症例 抜歯後の不定愁訴が鉄で治癒

当院での分子栄養学の症例、第2弾です。分子栄養学では、病気の85%が栄養不足によるもので栄養素を補えば改善治癒するとしています。

例えば、うつ・パニックは鉄不足が原因、高血圧はタンパク質不足マグネシウム不足、糖尿病は糖質が多すぎてタンパク質不足、骨粗しょう症はタンパク質とビタミンD不足などなどです。日本の医療は栄養学の授業はほとんどなく薬で治そうとしますが、原因根本治療ではなく対症療法にすぎません。原因である食事を変えたり、サプリメントで補うことが必要です。

分子栄養学の権威である藤川徳美先生は現在の日本人が食べている食事ではタンパク質、ビタミン、ミネラル(鉄、マグネシウムなど)が不足していると言われています。

藤川先生は「医学部の授業に栄養学はなかった」と言われていますし、ドクター清水は「医者に栄養の質問をしても無駄である」と言われています。二人とも独自に栄養学の勉強をしておられます。

症例、抜歯後の不定愁訴が鉄摂取で治癒

70代女性

2015年7月

上顎左5、6番抜歯

8月

抜歯した部位にジワジワした痛みがある。肉眼では治癒良好。高周波治療。

以下、症状は全て抜歯した部位のものです。

9月

たまに痛む。高周波治療。

2016年1月

しびれ感がある。高周波治療。

3月

痛みがひどく鎮痛剤服用。高周波治療。

気にならなくなったり、症状が出たりを繰り返している。症状が出たら高周波治療。

2020年9月

痛みが出て鎮痛剤服用。高周波治療。

気にならなくなったり、症状が出たりを繰り返している。症状が出たら高周波治療。

2023年6月

痛みがある。高周波治療。

不定愁訴、感覚異常などは栄養の不足があるかもしれないので、タンパク質不足、鉄不足について説明し、当院の症例パンフレットを渡した。

7月

先月、薬局でビタミン含有の鉄サプリメントを購入して服用した。飲み始めて6日目から痛みがなくなった。現在もサプリメント服用中とのこと。

鉄不足の症状は次の通りです。

  • イライラしやすい、集中力低下、神経過敏、些細なことが気になる
  • 立ちくらみ、めまい、耳鳴り、偏頭痛
  • 節々の痛み(関節、筋肉)、腰痛
  • 喉の違和感(喉が詰まる)
  • 冷え性
  • 朝なかなか起きられない、疲れ
  • 出血(アザ)、コラーゲン劣化(肌、髪、爪、シミ)、ニキビ、肌荒れ
  • 不妊
  • レストレスレッグス症候群(RLS=むずむず足症候群)
  • やたらと氷をガリガリ食べる

<プロテイン服用の効果>

  • うつ病、パニック障害を含めすべての病気の回復が早まる
  • 摂食障害の特効薬である
  • 朝目覚めが良くなり、疲れにくくなる
  • 立ちくらみ、めまいがなくなる
  • 爪、髪が強くなり、綺麗になる
  • 肌の調子が良くなり、化粧のノリが良くなる
  • 甘いものに興味がなくなる
  • ダイエットに効果があり、適正体重まで減少する
  • ウエストが細くなる
  • 気候変動に強くなる
  • 夏バテしなくなる
  • 胃腸の調子が良くなり、胃腸が強くなる
  • 免疫力が向上して、風邪を引きにくくなる
  • ストレスに強くなり、落ち込んでも立ち直りが早くなる
  • 末梢(手足)の冷えが改善する
  • 高血圧が改善する
  • 糖尿病が改善する
  • リウマチなどによる体内炎症を軽減する
  • 甲状腺機能を正常化させる
  • がんに対する抵抗力を向上させる
  • ケガや手術からの回復を早める
  • 妊娠時、授乳期には、胎児や新生児の成長を促す
  • 貧血が改善する
  • 動脈硬化が改善する
  • 脳卒中、冠動脈疾患を予防する
  • 頭の回転が良くなり、集中力が向上する
  • 子どもの知能が改善する
  • 認知症の進行を抑える
  • 神経難病を改善させる
  • 寿命が延びる
  • 減薬しやすくなる
  • メガビタミンを開始することができ、ビタミンの効果も高まる

その他、効果は多数で書き切れません。糖質を減らしてタンパク質を増やすのが一番です。また、農産物は糖度ばかり上がって甘くなり、反面ビタミン・ミネラルなどの栄養素は年々減少しています。食事で実行するのが難しい場合は、サプリメントを利用するのがいいでしょう。

今週のお知らせ メッセンジャーで、息子さんの発達障害改善の報告がありました

今週は藤川徳美先生の子供の発達障害改善のお話です。

藤川徳美先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載させていただきます。藤川徳美先生は廿日市市で心療内科を開業されています。「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」という本を出版されています。分子栄養学を研究され、治療に生かされ多くの患者さんを治癒に導いています。

私も藤川先生を見習って人体実験と称して1年10ヵ月前からプロテイン、ビタミン、ミネラルを摂っています。変わったことは、寒さに強くなった、冬寝る時毛布が要らなくなった。鼻血が出なくなった、鼻を強くかんだ時に時々鼻血が出ていたが全く出なくなった、血管が強くなったあるいは粘膜が強くなった。スポーツの時やスポーツした夜中、足のけいれんが起きなくなった。洗髪の時、髪の毛が少し太くなったような気がする。

以下引用始め

NEW!2023-06-27 07:25:03

テーマ:

発達障害

メッセンジャーで、息子さんの発達障害改善の報告がありました

初めまして。○○と申します。現役の医療従事者でもあります。いつも、本や、記事を読まさせていただき、深く勉強をさせて頂いております。

私は、細胞検査士、臨床検査技師、塾の講師と多岐に渡り、今現在も数カ所で働いておりますが、『タンパク質と鉄』の大切さを、どの職種でも痛感しております。

新卒で、まだ細胞検査士のみだけ働いたころ、職場では、パワハラは当たり前で、怒鳴られたり、『こんな事も出来ないなんて細胞検査士失格だ!』と罵声を浴びたりしておりました。その頃は、私のみならず、ほぼ全員が忙しすぎて、菓子パンや、カップラーメンとか、糖質ばっかりの食事で、医療従事者のはずが、肉体的にも、精神的に蝕まれていたのだと思います。糖尿病、高血圧、エコノミーシンドローム…そういった成人病の人が多くいました。自分の価値ってなんだろう?と心を病んだ時期もありました。

コロナが蔓延したばかりの頃に、病院で、最前線で役に立ちたいと、臨床検査技師としても、働き始めました。病理細胞診検査から、生理機能検査や血液検査といったジャンルに、ガラリと一変、一からのスタートでした。

しかし、目の当たりにしたのは、自分の身体の管理がいかに大切なのか?という現実です。人間は、タンパク質摂取をしていかないと、筋肉が衰え、介護を必要となる確率が上がります。介護を必要とする人が、体重などの自己管理も出来ておらず、理想体重を大幅に超えて、オムツ一つ変えるのも重労働で、介護をする家族の方が体を壊して、整形外科に通うなんていうパターンもザラでした。

訪問診療の経験も少しありますが、『フレイル』(筋力などが落ちてしまって身動きが殆ど出来ない、虚弱な状態)という状態に陥り、筋肉が全くなくなり、ものを飲み込む力すら無くなっていく人が多くいます。

そういう人たちは、胃ろうと言って、お腹に直接穴を開けて、胃に栄養分のある液体などを注ぎますが、たんぱく質なんて重要視はされていません。高エネルギーであることを重要視されています。これでは、フレイル状態はますます深刻化するばかりです。医療、病院とは一体なんのためにあるのか?と分からなくなりました。

そして、自分自身も、子供を2人産んだりと、忙しさを理由に、体重が今よりも25キロは重く、採血の練習をした時に、血液の血清が白く濁り、にゅうびしました。脂まみれの自分の血液を見た時に、目の前に介護で苦しむ人達と照らし合わせ、子供に迷惑をかけることになるかもしれない、私はこのままではいけないと、プロテインをメインとしてダイエットをしました。

そのおかげで、精神的病もいつのまにか無くなり、喘息なども殆ど起こらなくなっていました。

最近の先生の高タンパク、鉄分補給の記事を目にして、あの頃の自分に感謝すると共に、やっぱり人間にはタンパク質は欠かせないじゃないか!と恐怖さえ覚えるのです。

自分ばかりがタンパク質を摂っていても、子供達が摂らせていなかったと、ここ最近になり猛省しております。下の子が発達障害疑惑で、沢山の療育なども受けていますが今まで改善が乏しく、なにが親として出来るのか?自問自答して、苦し紛れに、塾の講師を大学生ぶりに始めました。私の教え方が悪いのか?なにか良い方法があるのではないか?と。

ところが、講師を再開して、また驚いたのが自分の息子のような子供が、今多くなっているのです。単純な計算すらちゃんと出来ない子が、10年以上前と比べてかなり増えています。

どうして?なんで?と考えて、もしかして、私の息子を始めとして、この子達には、脳みそに必要なパーツが何か…足りてない…のか?どうしたら補給出来るのか?と調べたら、先生の本や記事まで行き着いた次第です。やっと全てが繋がった瞬間でした。

本当に、先生のADHDに関するYouTubeを見た時に涙が出ました。

『三ヶ月で効果が出始める』とのことですが、息子の場合、プロテイン、鉄、ナイアシンなどを始めて三週間くらいでかなり発達をしてきました。椅子に座ることも、鉛筆を1人で握る事も出来なかった子が、1人で椅子に座り、なぞり書きをするようになったのです。この子はきっと大丈夫だ…と思えた瞬間でした。

まだまだ課題は残るものの、彼の可能性が見えてきた今、私は先生にお礼を伝えたく、このような形で文章にしました。今までどんな方法でも、どんな所に行っても、効果を感じる事がなかったのですが。息子は酷いアトピー性皮膚炎でしたが、それも今は治ってしまったのです。

臨床検査技師の勉強に励んでいた頃に、『同じ検査結果でも、患者さんによってはそれが本当に正常と言えるのか?個人差がある。だから、基準値ばかりを目安にしてはいけない』と、教授に言われた事がありました。あぁ、このことだ、これだよ。と思いました。

栄養も同じ。

どんなに一般的な栄養を満たしているつもりでも、個人個人で必要な物はみんな違うんだと。検査結果は、あくまでも体から出たものなのだから、体に必要なものも個人差あって当たり前だろうと。これからも先生の記事などを通して勉強に励みます。

私自身もプロテイン、鉄、B-50、Cなどを服用するようになりましたが、無駄な食欲が減りました。甘いものを欲するのは、一時的だけでも血糖値を上げることで脳みそが自己満足したいんだなと痛感しました。高血糖からの急降下、血糖値スパイクを繰り返せば、またいくらでもお腹は空く。食欲のループ。そりゃ簡単に肥満にはなります。本当に必要な栄養を満たした時に、身体は無駄な糖分を欲さなくなる。

1人でも多くの方が、その大切さに気がついて貰えることを願って止みません。いつも、記事も参考にさせて頂いております。人の身体は化学反応の上で成り立っていることを再認識させられます。どうか、暑くなって来ましたが、お身体をご自愛ください。長文失礼しました。

元記事はこちら

Tokumi Fujikawaメッセンジャーで、息子さんの発達障害改善の報告がありました 初めまして。○○と申します。現役の医療従事者でもあります。いつも、本や、記事を読まさせていただき、深く勉強をさせて頂いております。私は、細胞検査士、臨床検査技師、塾の講師と多岐に渡り、今現在も数カ所で働いておりますが、『タンパク質と鉄』の大切さを、どの職種でも痛感しております。… www.facebook.com

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎4-|-4欠損

40代、女性

作成用模型と完成したミラクルデンチャー

装着します

左上5、6番がキーとなります。キーは最初に合わせるところです。

右上5、6番がロックです。ロックは最後に合わせるところです。

ロックを合わせたところです。

装着しました。

正面から見たところです。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 1|欠損

60代、男性。

作成用模型とミラクルデンチャー。この症例ではキーが左上1番となります。キーは最初に合わせる所です。

ロックを合わせます。ロックとは最後に合わせる部位です。右上2番がロックになります。

装着しました。

別の症例です。ミラクルデンチャーと作成用模型です。

キーを合わせます。

キーを合わせました。

ロックを合わせたところです。ロックは最後に合わせる所でこの症例では左上2番です。

ミラクルデンチャーを装着したところです。入れ歯とは判りにくい設計です。この症例は材質がポリカーボネートで、普通に使うアクリルレジンに比べて弾力性があります。壊れた時、アクリルレジンに比べて修理が困難なので壊れにくい設計が必要です。

 

今週のお知らせ コレステロールが高い(脂質異常症、高脂血症)

コレステロール値が高いとスタチンなどの薬の服用を医師から勧められます。

これにはいろいろな説がありますが、藤川徳美先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から、藤川先生の考えを転載させていただきます。

以下引用始め

LDLコレステロール(LDL-C)を下げたい女性

NEW!2023-06-22 08:05:30

テーマ:オーソモレキュラー(栄養療法)

LDLコレステロール(LDL-C)を下げたい女性

症例;60代後半、女性。

LDL-Cが240前後あり、かかりつけ医からはスタチンを飲むよう何度も言われているが、自分としては薬は飲みたくない。本を読んだ息子から勧められ、R4.7当院受診。2ヶ月前からプロテイン20g*2を飲んでいる。オーソモレキュラーのFe、Mg、B、C、Eを飲んでいる。→オーソモレキュラーのサプリを止め、B50、C1000、E400、ナイアシンアミド、Mg100を開始。

一週後再診、初診時のBUN25.1、フェリチン79、ALP58、総コレステロール(T-Chol)370、LDL-C244。ナイアシンアミド*3、他のサプリは指示通りに服用している。→フェルム、プロマック処方。ナイアシンアミドを増量を。

R4.8、ナイアシンアミド*6でフラフラするので*3しか飲めない。→ナイアシンアミド*3+フラッシュフリー*3。

R4.10、BUN18.2、フェリチン85、T-Cho317、LDL-C193。→ナイアシンアミドは中止し、フラッシュフリー*6とするように。

R5.3、プロテイン、サプリメントは以前ほどキッチリ飲めていない。フラッシュフリー*4。BUN21.6、フェリチン88、T-Chol309、LDL-C188。

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ナイアシンは脂質代謝異常を改善させる効果がある。フラッシュフリーはナイアシンより弱いが脂質代謝異常を改善させる作用がある。ナイアシンアミドには脂質代謝異常を改善させる作用はない。

いきなりフラッシュフリーで開始するとフラッシュが出て十分量を服用できない場合が多い。ナイアシンアミドを開始し、2~3ヶ月後からフラッシュフリーに変更すれば、フラッシュが出ることなく服用できる。理想量は*6だが、本症例では*4で継続することでT-Chol、LDL-Cは順調に下がっている。

なお、LDL-Cの異常値は、アメリカでは190以上、日本では何故か140以上とされている。これでは閉経後女性のほとんどは異常値とされてしまう。自分はT-Chol、LDL-Cは少々高くても全く気にしておらず、当院ではスタチンは全く処方しない。かかりつけ医から口うるさく言われるのなら、そこへの通院を止めれば良いということになる。

なお、EPAやDHAも脂質代謝異常に有効とされており、エパデール、ロトリガを処方することもあるが、フラッシュフリーと比べると効果はかなり劣る。

元記事はこちら

以上引用終わり

今週のお知らせ 不妊治療より栄養改善

今週は藤川徳美先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載させていただきます。藤川先生は、分子栄養学を駆使して精神疾患を中心にして様々な病気を治癒に導いています。

私も、藤川先生の本はほとんど読み、歯周病などの歯科疾患治療に取り入れています。私も1年6ヵ月ほど分子栄養学を取り入れていますが、変わったことは次の通りです。

  1. 寒さに強くなったー冬に寝る時布団と毛布を使っていましたが、毛布が要らなくなった。
  2. 時々鼻血が出ていたが、全く出なくなった。
  3. 髪の毛が太くなった
  4. 足がけいれんしなくなった。テニスをした日、夜中足がつって痛くて飛び起きていましたが、それがなくなった。
  5. 飛蚊症が治った。(眼科医に聞くと分子栄養学に関係あるかどうかわからないと言っています)

それでは、藤川先生のブログです。
―以下引用始め

本に書いてある通りにしたら妊娠できました!!
NEW!2023-06-13 07:49:14
テーマ:
不妊治療 ART
本に書いてある通りにしたら妊娠できました!!

「うつ消しごはん」カスタマーレビューより

長年不妊で悩み、高いお金を払って不妊治療をしてきました。パン、パスタ、甘いもの、ポテチ、ビール大好き。月経周期はバラバラで(35〜180日周期)、ひとつの周期で排卵検査薬を何十本使ってもいつ排卵しているかわからず、基礎体温もガタガタ。初めて不妊治療クリニックへ行ったとき、院長先生に「自然妊娠は無理だな。これで妊娠したら奇跡ですよ」と半笑いで言われとてもショックで泣きました。

この本を知ったきっかけは、流産でした。不妊治療を始めて3年ほど経ったとき、自然妊娠しましたが、7週で稽留流産。悲しくて悲しくて、なぜ流産したのか?何がいけなかったのか?無事出産できる人と自分との違いは?と疑問だらけでした。

他の方のブログで低フェリチン(フェリチン=鉄を貯蔵しておけるタンパク質)が不妊や流産に関係している、ということを知り、そこから藤川先生のブログや本にたどり着きました。早速近所の病院で採血してもらいました。今まで貧血を指摘されたこともないし、自分は大丈夫だろう、と謎の自信がありましたが、結果、BUN14.4、フェリチン値7.1(妊娠するには最低でも40〜50は必要)。あまりの低さに愕然するとともに、フェリチン値を上げれば妊娠継続・出産できるのでは…と希望も見えてきました。

フェリチン値が上がるまで不妊治療はしないことにして、そこから高タンパク・低糖質食、プロテイン20g×2、鉄36㎎×3を始めました。プロテインや鉄を飲むと気持ち悪くなってしまい本来なら減量すべきだったと思うのですが、まだ本をよく読み込んでいなかったのと、早くフェリチン値を上げたいという焦りから我慢して飲み続けました。食後は甘いものが食べたくなり、コンビニのお菓子売り場をウロウロしては買わずに帰る(どうしても我慢出来ないときは買う)、というのをくり返しました。

フェリチン値を測定してくれる病院は限られていて、初めの病院では「1度ならいいけど、2度目はないですよ」と言われ、(同じ患者のフェリチン値を何度も検査すると国から指導が入る、というようなことを言ってました。ほんとか?)自分で探しました。ちなみに最初の病院ではフェリチン7.1でも、「基準値内だから問題ないですよ。よかったですね」と言われました。

3ヶ月ほど経った頃、プロテインや鉄を飲んだ後の気持ち悪さがなくなり、便秘が治りました。

更に3ヶ月後、BUN19.8、フェリチン30。めまいと立ちくらみがなくなりました。中学時代から日常的に立ちくらみがあり、治そうという意識もないくらい当たり前のことだったので、本当に驚きました。ていうか、立ちくらみのない生活がこんなに快適だったなんて…!C1000×3、E400×2、D3&K2×2、B50×2も追加しました。

わたしが見つけたフェリチン測定してくれる内科の先生は、行くたびに藤川先生のブログの一部をプリントして渡してくれました。なかなか上がらないフェリチン値にヤキモキする私に、1日に必要なタンパク質量(体重×1〜1.5g)、自分の摂取しているタンパク質量を把握することが大切なことを根気強く何度も、やさしく教えてくれました。

さらに続けていくと、体温が上がって冷え性が治ったり、肌つやがよくなったり、よくものもらいができていたのができなくなったりしました。

そして何より嬉しかったのが、精神面の変化です。以前は、嫉妬から同僚や友人の妊娠報告を素直に喜ぶことができず辛かったのですが、『わたしは子どもがいなくても十分しあわせ』と今の自分を認めることができ、心から祝福できるようになりました。人間関係や仕事のトラブルで落ち込むことも減り、気持ちの切り替えが早くできるようになりました。

他にうれしい変化として
・疲れにくくなり毎日とっても元気
・朝起きた瞬間からやる気が満ちてくる
・おなかに力が入り大きな声が出せるようになった
・計画的に行動できるようになった
・遅刻しなくなった
・ひどい方向音痴だったのが少しマシになった
・半年に一度ほどあった心臓の痛みがなくなった
・一年に一度ほどあったぎっくり腰がなくなった

栄養療法を始めて2年が経つ頃、不規則だった月経が人生で初めて定期的にくるようになりました。基礎体温は低温期と高温期できれいに分かれ、排卵検査薬を使わなくてもオリモノの状態などから排卵日を特定できるようになりました。これはいける、と思い不妊治療ではなく自己妊活を開始。2度目のチャレンジで自然妊娠し、無事に第一子を出産できました。

その後も自然妊娠で第二子を授かり、現在は2歳、0歳の子育て中です。出産はとてもスムーズで、陣痛時間も短く、第二子の時など痛みらしい痛みはなく、産まれる10分前まで助産師さんと普通に会話していました!

第一子第二子とも、生後2ヶ月を過ぎたあたりから夜は朝までぐっすり寝てくれるようになり、日中はニコニコごきげんで本当にかわいく、毎日が楽しいです。「自然妊娠は無理」と笑った医者に見せつけてやりたいくらいです笑。ちなみに離乳食は十倍粥ではなく、ボーンブロススープや肉、卵、バターなどから始めました(藤川先生と産婦人科医宗田哲男先生などの共著『体、知能がグングン育つ離乳食』を参考にしました)。

もし、藤川先生の栄養療法を知らずに妊娠・出産していたら…と考えると恐いです。鉄・タンパク質不足のわたしからは、鉄・タンパク質不足の子どもが産まれていたでしょうから…。そもそも、妊娠すらできなかった可能性もあります。

妊娠するためには、血液検査だけで3万円も取られる不妊治療クリニック(わたしのところはそうでした)に通うより、この本を読んでプロテイン、サプリ、肉、卵を買うべきです。今まで誰も教えてくれなかった本当に必要な栄養のこと、当たり前といえば当たり前ですが、どんな栄養を摂るかで身体は変わります。そして栄養は心でさえも変えられる、ということを身をもって実感しました。

この本は、タイトルに「うつ消し」とありますが、これから妊娠を望む女性やそのパートナー、現在妊娠中の方、子育て中の方にも強くおすすめします。

これは余談ですが…わたしの父は、わたしが幼い頃に肺がんを患いこの世を去りました。わたしが20代の頃、ひとり暮らしをするアパートに来た母が、冷凍庫に入っている大袋のひとくちサイズのチョコレートを見て、「お父さんと同じことしてる。やっぱり親子だねぇ」と言いました。

私は冷凍庫にチョコレートを常備し毎日4、5個食べていたのですが、どうやら肺がんになる前の父も全く同じことをしていたようです。その時はふーん、くらいにしか思いませんでしたが、30代という若さで亡くなった父も、おそらく質的栄養失調だったのでしょう。

元記事はこちら
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0YErUbHe4NBdcvFSYxD39P7isAJ4QQaqc65Gxtvk32qi9vJmMe6vqsqGj8pvMPCnhl&id=100003189999578&sfnsn=mo

―以上引用終わり

長寿率。超高齢化率。山梨県の棡原村。沖縄県の大宜味村。

今週のお知らせは、京都高雄病院の理事長・江部康二先生のブログ「糖尿病徒然日記」から転載させて頂きます。以下引用

2023年06月06日 (火)

こんにちは。今回は、いわゆる長寿村について考察してみます。

まずは、以前は長寿村の代表と言われた棡原村(ゆずりはらむら)について検討してみます。棡原村はかつて山梨県北都留郡にあった村で今は廃止となっています。そして、現在では、単なる過疎の村であって、長寿村ではなかったことが明らかとなっています。以下は、長寿率と超高齢化率の定義です。

<長寿率と超高齢化率>
☆長寿率:65歳以上人口/全年齢人口(%)
☆超高齢化率:90歳以上人口/65歳以上人口(%)


長寿指標   全国(75) 秋田県(75) 沖縄県(75) 棡原村(77)
超高齢化率   0.92     0.55     2.46    0.90
長寿率    4.86    5.26       7.25   9.36
出典:松崎俊久・柴田博 老人科診療 1981:2:341

棡原村は、以前の長寿率でみると、9.36で全国平均の倍近くあって、一見長寿村のように見えますが、超高齢化率は0.90であって、全国平均レベルに過ぎません。この現象は、若者が都会に出て行った結果過疎化してしまった村で、高齢者比率が結果として多くなったということを意味していて、本当の長寿村ではなかったということを示しています。

これに対して沖縄は、超高齢化率が2.46で全国平均の2.67倍であり、本当の長寿であることを示しています。「沖縄の長寿のもっとも大きな要因は、日本全体がまだ肉不足にあえいでいた頃から
肉をよく食べ、また脂肪摂取量が全国の平均を1日5gくらい上回っていたことである。」
「また冷蔵庫の普及の遅れた沖縄は、腐敗を防ぐためもあって油をよく使っていましたがその分、食塩摂取量は全国一少なかったのです。」と柴田博氏は、著書で指摘しています。

結局、沖縄の食文化は、長期間琉球王国として独立していて、日本の他の地域とは大きく異なっていたということが重要です。日本では仏教の伝来と普及により675年、天武天皇(飛鳥時代)が最初の食肉禁止令を発布しました。

この時禁止されたのは、牛・馬・犬・鶏の家畜と、猿の肉です。しかし、なぜか当時最も食された鹿や猪は禁止されませんでした。ともあれ、沖縄では仏教はほとんど普及しなかったため、肉食タブーという文化がそもそも存在していなかったので肉食文化が発達し、豚や山羊を常食していました。

この肉食文化や油の積極的摂取が、当時の沖縄の長寿におおいに貢献したと考えられ、糖質制限食の立場からも、おおいに納得がいきます。

☆☆☆
参考:長寿の嘘 柴田博著 2018年9月 株式会社ブックマン社

江部康二

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎  左67欠損

50代 女性

作製されたミラクルデンチャーです。

これから装着します。

キーを合わせたところです。

ロックを合わせたところです。

今回のミラクルデンチャー

前回のミラクルデンチャー

前回のミラクルデンチャーの異物感が強いと訴えがあり、金属床のミラクルデンチャーに変更しました。

ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。キーは初めに合わせる部位、ロックは最後に合わせる部位です。外すときはロックを外します。ミラクルデンチャーは従来の義歯よりピッタリフィットして異物感が少なく、見た目も入れ歯を入れているようには見えません。

装着

実際に患者さんの口に入れて合わせる時は必ず調整が必要になります。模型でぴったりにできていても、実際の口の中ではずれが出てきます。歯型を取って外すときに少しの変形があります。石膏を流して硬化するとき少しの変形があります。義歯を作るとき樹脂が硬化するときに少しの変形があります。

少しの変形も積み重なると、完成した義歯は口の中に装着するとき、噛み合わせが高い又は低い、歯肉に強く当たる又は隙間がある、バネがきつい又は緩いなどを調整します。調整して終了するまで約1時間かかりました。

次回は実際にご飯を食べて出来るだけ早く(出来たら次の日)調整をします。そして、1週間後にもう一度調整をして終了になることが多いです。

今週の症例 ミラクルデンチャー 下顎 右57 左67欠損

60代 男性

設計指示書です。

作製用模型です。

出来上がったミラクルデンチャーです。

まず右下を合わせます。

左下を合わせます。

左下が入りました。

装着しました。

ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。キーは初めに合わせる部位、ロックは最後に合わせる部位です。外すときはロックを外します。

ミラクルデンチャーは従来の義歯よりピッタリフィットして異物感が少なく、見た目も入れ歯を入れているようには見えません。

装着

実際に患者さんの口に入れて合わせる時は必ず調整が必要になります。模型でぴったりにできていても、実際の口の中ではずれが出てきます。歯型を取って外すときに少しの変形があります。石膏を流して硬化するとき少しの変形があります。義歯を作るとき樹脂が硬化するときに少しの変形があります。

少しの変形も積み重なると、完成した義歯は口の中に装着するとき、噛み合わせが高い又は低い、歯肉に強く当たる又は隙間がある、バネがきつい又は緩いなどを調整します。調整して終了するまで約1時間かかりました。

次回は実際にご飯を食べて出来るだけ早く(出来たら次の日)調整をします。そして、1週間後にもう一度調整をして終了になることが多いです。