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今週のお知らせ 2年間でこれだけIQが上がった

分子栄養学は物理学者の故・三石巌先生が提唱されました。欧米でのオーソモレキュラー栄養学がほぼ同じものです。分子栄養学とオーソモレキュラー栄養学を勉強して診療されているのが藤川徳美先生(広島県廿日市市、心療内科クリニック)です。

分子栄養学は分子生物学に裏打ちされた栄養学で、栄養を過不足なく摂れば健康を保てるという考えです。しかも、「鉄は熱いうちに打て」年齢が低ければ効果は早く表れます。

しかし、年を取ったからと言ってあきらめることはありません。私は70代半ばで藤川徳美先生の本を読んでプロテインを1か月試したところ、真冬でも毛布もホットカーペットもいらなくなり、秋布団で寝ています。大嫌いだった冬が全く苦にならなくなりました。それからビタミン・ミネラルを飲み全く風邪を引かなくなりました。

興味がありましたら藤川徳美先生の本を読んでみて下さい。それでは、藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。

以下引用始め

2年間でこれだけIQが上がった

2026-03-16 08:16:53

テーマ:

発達障害

公式ジャンル記事ランキング:

メンタルヘルス2位

2年間でこれだけIQが上がった

症例;4歳、男性。 発達の遅れがある。

R5.12、IQ60。母親が本を読み、R6.2当院受診。 他院で採血、BUN21.0、フェリチン(貯蔵鉄)18。少し前から、プロテイン5g*2を開始している。 →インクレミン(鉄剤)10ml処方。

母親:BUN13.0フェリチン43。 →プロテイン10g*2開始。フェロミア(鉄剤)2T処方。

R6.7、IQ81。

R6.12。母親のBUN10.4,フェリチン148。 →母親のフェロミア1Tに減量。子供のインクレミン5mlに減量。

R7.8、IQ91。

R8.3、4月から小学校に入学予定。1年時は支援級の予定。2年時には普通級に行けそう。2歳上の娘にも同じものを飲ませている。算数、国語が100点取れるようになった。この男の子も、3年生頃には優等生になるだろう。

”クラスでインフルエンザが流行っても、ウチの子だけかからなかった。”

以上引用終わり

以前掲載した症例ですが、再度掲載します。

以下引用始め

3年間メガビタミンを継続してこうなった

NEW!2023-03-09 12:10:57

テーマ:

自閉症

3年間メガビタミンを継続してこうなった。3年前に、長女は、自閉症+広汎性発達障害と診断されていた。3年前に、次女は、精神遅滞で幼稚園入園は困難と言われていた。

3年間のメガビタミンで2人とも優等生になった。姉は、科学研究で2年連続で優秀賞を受賞。妹は、小学校受験を合格。先日薬を取りに来られた父親は、”自分も10歳若返ったような”と言われていた。

以上引用終わり

おすすめの本

藤川徳美 「薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法」

「すべての不調は自分で治せる」

「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」

「天才ごはん」

三石巌 「医学常識はウソだらけ」

宗田哲男 「体・知能がグングン育つ離乳食」

江部康二 「糖質制限の大百科」

三島学 「糖質制限で頭がいい子になる三島塾のすごい子育て」

福田一典 「油を変えればがんは消える」

セネストパチー、口腔セネストパチーの症例 いなだ歯科医院の症例

症例1:口の中と喉のピリピリ感、違和感が治った

70代 女性 感覚異常=セネストパチー

口の中と喉のピリピリ感、違和感で市民病院を受診、唾液量を検査して標準より少ないと言われた。当院で検査したところ異常は認められなかった。感覚異常を疑い、タンパク質と鉄について説明、症例のパンフレットを渡した。3ヶ月後、義歯調整のため来院。その時、「プロテインと鉄剤を飲んで口の中と喉のピリピリ感、違和感は治った」と言われた。

症例2:6ヵ月続いた左顔面の痛み、違和感が治った

50代、女性 感覚異常=セネストパチー

左顔面の痛み、違和感で耳鼻科受診したが検査の結果問題ないと言われた。市民病院でも診てもらったが検査の結果問題ないと言われた。当院で、左下歯肉に違和感があるので検査したが問題は見つからなかった。6ヶ月後、他の治療で当院受診、「左顔面の痛み、違和感」がまだ続いているとのことで、タンパク質、鉄不足を疑いプロテインと鉄剤を勧めた。薬局でスティックタイプのプロテインを勧められ服用したところ8日程で治った。ニコニコしながら「先生、治りました」と言って入室された。途中市民病院でプロテインと鉄剤を飲んでだんだん良くなっていると話したら、プロテインで治るのなら病気ではないと言われた。

藤川徳美先生やドクター清水「医者は栄養のことは知らない、栄養のことを聞いても無駄である」と言われています。なぜなら医学部に栄養学の授業は無いからです。

症例3:7年間続いた抜歯後不定愁訴が治った 

70代、女性 感覚異常=セネストパチー

左上臼歯2本抜歯後、1か月して痛みがあるとのことで検査したがレントゲンでも問題はなかった。高周波電気治療器を当て様子を見た。それから時々、違和感、痛みがあり、酷い時は鎮痛剤を服用した。7年後の最近になって、タンパク質、鉄不足を疑い、服用を勧めた。早速薬局に行ってビタミン入りの鉄サプリメントを勧められて服用した。6日目から痛みがなくなった。その後、再発はありません。

症例4:歯が動く

男子中学生(ADHD) 非定型歯痛?

歯が動くとの主訴で来院されました。どの歯が動くのか聞いて、ピンセットで動かしてみましたが正常でした。母親にその旨説明しましたが「日によって動く歯が変わるんです」と言われ「あっ、これは非定型歯痛」と同じだと思いプロテインと鉄を勧めました。母親から「この子、偏食があるんです」と言われて納得しました。男性の場合鉄不足になるのは少ないのですが偏食があると鉄不足になることがあります。ADHDにも鉄は有効です。

分子栄養学

栄養について詳しいお医者さんは多くの場合自分の健康が悪化したのを調べていくうちに栄養にぶち当たり、自分で勉強した人ばかりです。分子栄養学を提唱された物理学者の故・三石巌先生も自身の病気を治すため、論文を読み漁り栄養にたどり着いています。分子栄養学は分子生物学に裏付けられたもので従来の栄養学とは違うものです。藤川徳美先生も自分の健康悪化から分子栄養学にたどり着き、患者さんの治療に大きな成果を上げておられます。

分子栄養学を勉強する前にもいろんな患者さんを診ています。歯肉からソーメンが出てくるとの訴えには大変驚きました。砂が出てくる、釘が出てくる、金冠が出てくる人、(患者さんが感じているだけ)今だったらプロテインと鉄を勧めます。

初めて訳わからんと思ったのは「非定型歯痛」でした。50代の女性の患者さんで、健全な歯が痛いというのです、いろいろ処置をしましたが最後にはもう抜いて欲しいと言います。なんだかんだあって落ち着くと今度はまた別の健全歯が痛いと言います。これはもう自分の手には負えない症例だと思い、「歯が原因ではない歯痛」の講習会に参加して「非定型歯痛」という病名で治療は抗うつ薬が効くということでした。その後似たような患者さんに抗うつ薬を脳外科で処方してもらいましたが大した効果はなく「命にかかわる病気ではないので我慢します」と言われました。やはり、第1の選択はプロテインと鉄でしょう。

考察

抗うつ薬が効くということは、根っこはうつ・パニックと同じだと思いました。藤川徳美先生の著書に「うつ・パニックは鉄不足が原因である」があります。私はこの本を読んで、うつ・パニックは栄養で治るんだと感銘した記憶があります。鉄が不足すると神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン)が不足して脳の誤作動を起こすのだそうです。

「非定型歯痛」やセネストパチーも、うつ・パニックと同根であれば鉄を取ればいいわけで、不足しがちなたんぱく質を補うと代謝が活発になり鉄の効果もよくなるので、プロテインと鉄を勧めたわけです。そして見事奏功しました。

私が見た患者さんの内ADHDの男子中学生を除いて、すべて女性です。女性は鉄不足になりやすいので鉄を補うのは理にかなっています。

病気でない女性も鉄とプロテインを補うといいでしょう。今以上に健康になれます。

今週の症例 ミラクルデンチャー 下顎 765|567 欠損

作成用模型と完成したミラクルデンチャー、かみ合わせの関係で少し変わった形をしています。

装着したところです。右下の5番6番は上の歯とはかみ合っていないので、噛める位置に人工歯が配列されました。

初めに合わせるところをキーと言います。キーは左下4番です。合わせました。

最後に会わせる所をロックと言います。ロックは4番5番でリング状の装置になっています。

正面から見たところです。ぴったり合っていて、ガタつかず良く噛めます。矢印がロックです。ここをそっと持ち上げると入れ歯は簡単に外れます。患者さんが言わなければ入れ歯を装着しているとは思えません。

ミラクルデンチャーは作る歯医者が少ないので、遠方から来院される患者さんが多いです。四国や新幹線で来院される患者さんが多いのですが、この患者さんもそのうちの一人です。感謝です。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 右541左1 (4歯欠損)

作成用模型と完成したミラクルデンチャー

装着したところです

初めに合わせるところをキーと言います。キーは左2、3、5の口蓋側です。矢印の方向に合わせます。

最後に合わせるところをロックと言います。ロックは右上6番です。

正面観です。矢印のところがロックです。ここを押し下げると簡単に外すことができます。2~3回練習したらでき利用になりました。かみ合わせの調整をして、痛いところもなかったので、キシリトールチョコを試食してもらいましたが問題なく食べることができたので、次回経過観察になります。

今週のお知らせ 歯ぐきの腫れや歯槽膿漏、口臭にピンポイントで効く「齦交」。歯ぐきにあるツボです

5/16(土) 21:20配信

不調スッキリ! 毎日のツボ押し365

歯ぐきの腫れや歯槽膿漏、口臭にピンポイントで効く「齦交」。歯ぐきにあるツボです

中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。

齦交(ぎんこう):督脈のツボ

齦交(ぎんこう):督脈のツボ

ツボ名の由来 「齦」は、歯ぐきを指しており、「交」は交わるということです。このツボは、上の歯ぐきと上唇小帯(じょうしんしょうたい・下部の「豆知識」1を参照)が交わるところであり、督脈と任脈が交わるところでもあることから、齦交と名づけられています。

ツボの場所

上唇の内側で、上唇小帯と上の歯ぐきとの接合部

刺激の仕方

人差し指の腹を齦交に当てて歯をかみしめ、口呼吸をしながら指の腹で10秒くらい軽く押さえます。これを3回繰り返しましょう。

効能・作用

歯ぐきの腫れ・痛み、歯槽膿漏、鼻炎、口臭など 局所作用として、歯ぐきの腫れ・痛み、歯槽膿漏、鼻炎、口臭などの症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】

1.上唇小帯は、上唇の内側中央と歯ぐきをつなぐスジ状の粘膜のことです。 2.歯痛・歯肉炎の症状を緩和させたい場合は、合谷(ごうこく)と一緒に用いると、効果が高まることがあります。

文/兵頭 明 Akira Hyodo

学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。 https://old.gto.ac.jp/tc_med イラスト/ミヤジュンコ

今週のお知らせ

今週のお知らせはキシリトールのお話です。虫歯予防効果が高いのでチョコやガムに入れられて販売されています。しかし、人によってはキシリトールを食べたり飲みこんだりするとお腹が緩くなることがあります。今回YouTubeで小伝馬子さんが、うがいで効果が高い方法を公開されていたのでお知らせします。

キシリトールうがい

むし歯・歯周病・口臭を予防する簡単な方法

〇方法は?

まず歯磨きをします。そのあとキシリトール粉末を3gスプーンですくい取り口の中に放り込みます。唾液が出てくるのでキシリトールをクチュクチュと1~2分間うがいします。吐き出した後は水でゆすがないで、1時間飲んだり食べたりしないでください。これだけです。1日2~3回食後にやってください。時間がない時は夜寝る前に1回やって寝てください。

〇キシリトールの調達方法は?

スーパーやドラッグストア、ディスカウントストアなどでは売っていないことが多いので、アマゾンで購入するのがいいでしょう。ニチガのキシリトール粉末は700gで¥1.490でした。これで2か月は持ちます。なんだったら砂糖代わりにも使えます。

〇どうして予防できるの?

むし歯はむし歯菌が「糖」が口の中に入ってくると、糖を餌にして「酸」を出して歯を溶かすとむし歯の出来上がりです。むし歯菌はバイオフィルムという隠れ家いわゆる「歯垢」を作り、自身を守っているので、どれだけ殺菌力の強いマウスウオッシュを使っても漂白剤入りの歯磨剤を使っても完全に除去することはできません

ここでキシリトールの出番です。

むし歯菌はキシリトールが大好きなので、口の中にキシリトールを放り込むと、むし歯菌は喜んでキシリトールを食べに来ます。ところが、キシリトールを食べてしまったむし歯菌は動けなくなって死んでしまいます。そうキシリトールはむし歯菌にとって「毒」なんです。また、キシリトールにはバイオフィルムという隠れ家いわゆる「歯垢」を溶かして歯の表面をツルツルにする作用があるんです。キシリトールうがいによって段々むし歯菌が少なくなって最終的には駆逐することができるのです。

さらにさらに、むし歯になった部分を再石灰化という作用で治してしまうのです。キシリトールうがいによってジュワーと出てくる唾液は普通の唾液に比べてカルシウムやリンなどのミネラル成分が非常に多く含まれているんです。うがいの後1時間飲食しない間にこのミネラル豊富な唾液がむし歯をコーティングして、溶けだしてしまったカルシウムやリンを歯の中に閉じ込めて治してしまうことができるんです。

さらにさらにさらに、歯周病予防にもなりますよ。この唾液はミネラルが豊富であると同時に抗菌性があるIgAやリゾチームと呼ばれる抗菌性の高いタンパク質が多く含まれているのです。この唾液を歯肉に浸透させることで歯周病菌を殺菌することが可能なのです。

さらにさらにさらにさらに、口臭にお悩みの方にもめちゃくちゃお勧めです。キシリトールうがいで即座に口臭が消えます。お試しあれ!!

今週の症例 ミラクルデンチャー 右下5番7番 2歯欠損

作成用模型と完成したミラクルデンチャー

まず手前の4番に添わせるように入れます。(キーと言います)

次にリング状の装置を6番につけます。(ロックと言います)

装着したところです。

残っている歯がしっかりした歯なので、この症例では小さな片側ミラクルデンチャーにすることができました。全く入れ歯とはわかりません。異物感も少なく快適に食事ができているそうです。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 右4、1番 左1番 3歯欠損

作成用模型です。

作成されたミラクルデンチャーです

初めに左の2、3、4の口蓋に合わせます。(キーと言います)

キーを合わせたところです。

次に、右上を合わせます。(ロックといいます)

ロックを合わせると装着完了です。

正面観です。実際には見た目は入れ歯のようには見えません。

従来の入れ歯は、金属製のバネ(クラスプと言います)が歯の上から降ろすことによって装着しますが、今回のミラクルデンチャーは、キーが横から合わされて、ロックは上から合わせるものです。症例によって変わりますが金属製のバネがあまり必要ではなくなるので、見た目が入れ歯のようには見えません。またフィット感がいいので異物感が少なく良く嚙めます。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 左上6、7番 2歯欠損

作成用模型と完成したミラクルデンチャー

装着する前です

まず左を合わせます

次に右を合わせます

右を合わせました

装着しました

この患者さんの場合、左の4、5番が歯周病で余り状態が良くないため、大きなミラクルデンチャーになりましたが、入れ歯と残りの歯が一体となってよく噛めます。また薄く作ってあるので異物感が少なく、長持ちするでしょう。

歯周病は自分で治せる

食べ物がどんどん柔らかくなり、咀嚼回数が減っているーこれが歯周病の根本原因

野生の動物に歯周病はありません。もし歯周病になって歯がグラグラになったら、やわらかい料理を出してくれるコックはいませんし、治療してくれる歯医者もいません。その時は命が終わります。

また私の患者さんでサバまでであれば骨も頭も食べてしまう方がいましたが、全く歯周病がありませんでした。しかし、多くの現代人は野生の動物と同じ食べ方はできませんし、サバを丸ごと骨も頭も食べられません。それでは、食べ物が柔らかくなっても咀嚼回数が減っても歯周病にならない方法、また歯周病を改善する方法はないのでしょうか?

咀嚼回数を増やすと唾液が良く出てきて体に良い

食事を工夫して咀嚼回数を増やすと、食べ物によって歯が清掃され歯茎がマッサージされると同時に、唾液が出てきます。この唾液はその人の健康を守ります。唾液には、消化酵素、抗菌物質、発がん性のある食べ物を無毒にする酵素など多種多様な物質を含んでいます。

一般的には一口30回が推奨されています。徳川家康は一口48回を心掛けていたそうで、当時(平均寿命が50歳)としては73歳の長寿でした。太平洋戦争末期ソ連によるシベリア抑留の為、過酷な労働と粗末な食事で多くの犠牲者を出しましたが、ある二人は一口70回で過酷な労働と粗食に耐えて生還しました。

歯周病の原因・歯垢(プラーク)を落とす

歯垢は食べかすと思っている方もいるかもしれませんが、実は、虫歯と歯周病の原因である細菌の塊です。最近の食事やおやつは大変柔らかく、歯肉に対するマッサージ効果が少なく歯肉も弱くなっています。そのような時、歯垢(細菌の塊)がずっと堆積していると、歯肉は細菌に負けて炎症を起こします。歯肉の炎症とは、ピンク色の歯肉が赤くなり、腫れて、出血しやすくなり、歯ブラシを当てると痛みが出るようになります。

もうお分かりですね。そう歯垢をきれいに落とせたら歯周病にはならないし、なってしまった歯周病はどんどん良くなります。

歯磨きは難しい

ところで、歯学部の授業に歯磨き実習があります。90分の授業です。授業の前には学生達がたむろして、「歯磨きなんて誰でも出来てるじゃないか」「こんな授業必要なのか?」「もっと他に大事な勉強があるよね。」などなどとうそぶいていました。。そして実習が始まりました。午後の最初の授業です。内容は、昼ごはんの後は歯磨きをしないで授業を受けること、そして、いつも通りに歯磨きをして歯を染色剤で赤染して虫歯と歯周病になりやすい咬合面、生え際、歯間部の3ヵ所、合計128ヶ所(親知らずを除く)の内60%磨けていれば合格というものです。

私のクラスは40人でしたが、半数は親が歯科医です。しかし、誰も合格しませんでした。私は19%で最低ラインでした。その後、先生から歯磨きに関する講義を受けて、全員合格ラインに達しました。実習前は不平たらたらでしたが、終わった後の学生たちの感想は「ええ授業じゃったのう」。私は後輩たちを集めて実習の話を熱く語ったのでした。

このように、きれいに歯を磨くのは難しいのです。特に我流が染みついた磨き方を変えるのは本当に大変です。ぜひ歯科医院で教わってください。

歯磨きの基本

歯ブラシだけで歯を磨く(併用するもの、一束ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじ)

歯磨剤は使わないでブラシのみで歯垢を落とすーよく歯磨剤は何が良いかと患者さんから聞かれますが、現在の歯磨剤に歯垢を溶かしたり落としたりする能力はありません。ブラシの毛先が当たった部分のみが落とせます。

ブラシの硬さはやわらかめ又は普通を選んで下さい。硬いと歯間を素通りします。動かし方はコチョコチョです。大きく動かすと当てるべき部分を素通りします。舌触りでツルっとなったら磨けています。ざらついていたりヌルっとしていたらまだ磨き残しがありますから、もう一度ブラシを丁寧に当てます。

これで歯磨きは終わりですが、茶渋が付いたりして気になるようでしたらお気に入りの歯磨剤を最後に少し使われてもいいでしょう。初めから歯磨剤を使うと清涼剤に騙されて本当に磨けているのか判らなくなります。歯ブラシが歯肉にきちんと当たれば、歯肉は血液循環が良くなり健康になります。

さらに、歯ブラシに加えて、歯肉と歯槽骨に十分な栄養が補給されているとさらに歯肉と歯槽骨の健康状態が良くなります。

歯肉の栄養

歯肉に炎症があると少しのことで出血しやすくなる。

・タンパク質を増やす

歯肉も血管もたんぱく質でできている。タンパク質の1日の必要量は約250gと言われています。そのうち200g程度は体内でリサイクルされています。日本人のタンパク質摂取量は平均70g/日と言われているので問題ないと思われますが、新しいタンパク質が体内に入ってこず、リサイクルが繰り返されていくと徐々に劣化し、歯肉・血管ともに弱くなってしまいます。

常に十分な量の新しいタンパク質を補給する必要があります。食事から摂取するべきタンパク質は、その人の体重の1000分の1と言われています。体重60kgの人は最低でも60gです。成長期であったり、スポーツをしたり、病気の回復を良くするには1.5~2.0倍にする必要があると言われています。歯周病の人は多めに取った方がいいでしょう。

・ビタミンC

タンパク質の合成にはビタミンCが必要です。ビタミンCは脳や副腎での需要が高く、ストレスや喫煙、風邪などで体調不良が起こるとさらに需要が増す。様々な要因で需要が増し、健康な歯肉を作れる量が不足してしまう可能性が高いのです。

米国の研究では、血中ビタミンCレベルが低い状態と歯と歯茎の間にある溝の深さを測るプロービング時の出血、歯肉出血傾向には相関関係があることが分かっています。ビタミンCは水溶性のため過剰症の心配が少ないので、場合によりサプリメントで補う事を考えてもいいでしょう。

骨の栄養

歯槽骨に限らず、骨は常に破骨細胞により壊され、骨芽細胞によって新しい骨を作り出しており、新陳代謝が活発な組織です。通常は2~5ヵ月で作り変えられるため、1年で約20%の骨が入れ替わります。これを骨のリモデリングと言い、このバランスが崩れて骨吸収ばかりが進むと、骨がもろくなり、骨折しやすくなります(骨粗しょう症)。

骨の主な構成成分は、リン酸カルシウム(70%)、コラーゲン(20%)、水分(10%)です。丈夫な骨を作る栄養素というと、まず思い浮かぶのはカルシウムでしょう。カルシウムは骨に貯蔵されているだけではなく、筋収縮や体液のpHの維持など、さまざまな働きを担います。

そのため、カルシウムは血液中に一定の濃度で保たれており、足りなくなると骨の中に蓄えられているカルシウムを取り出して補います。しかし、その際に足りない分のカルシウムだけではなく、余分に取り出してしまいます。すると、血液中に溶け出した余分なカルシウムが血管などに沈着して石灰化し、動脈硬化などを引き起こします。その石灰化を防いだり、血中のカルシウム量のバランスを保っているのがマグネシウムです。マグネシウムが豊富な食べ物は、種実類(アーモンドなど)海藻類、豆類(豆腐、納豆など)玄米、煮干しなどです。

骨の健康に必要な栄養素と食材

カルシウムとマグネシウムの理想の摂取比率は1:1です。牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品はカルシウムが豊富で大変良いのですが、一方で、牛乳とカルシウムとマグネシウムの比率は11:1とバランスが良くありません。そのため、乳製品を摂る際は、合わせてマグネシウムを摂取することも重要です。

他にもお勧めしたいのが、ビタミンDの摂取です。ビタミンDはカルシウムの吸収を良くし、歯や骨の成長を促進する働きがあります。ビタミンDは紫外線(太陽光)に当たることによって体内で合成できる栄養素ですが、季節により日照時間に差があります。さらに、日焼け止めなどで紫外線を避ける女性も多く、不足しがちになるため、ビタミンDをサプリメントで摂取するのもお勧めです。

骨の構成成分の20%を占めるコラーゲンも、骨の弾性を保つために必要な栄養素です。コラーゲンはもともとタンパク質ですが、体内でたんぱく質をコラーゲンに変換するためには、ビタミンCも必要になります。また、糖質の摂取が多いと、タンパク質が糖化して弾性が失われてしまうため、糖質の摂取を控えることも大切です。

歯科医院で出来ること

  • 噛み合わせの調整―かみ合わせのバランスが崩れると、力が掛かりすぎて歯の動揺を起こし骨が吸収することがあります。
  • 歯垢・歯石の除去
  • 抗生剤―歯周病細菌に良く効く抗生剤があります。中等度以上に進行した歯周病に抗生剤を服用すると歯周病細菌が激減するので、自身の療養と合わせて歯周病の進行を食い止め改善することができます。

マウスピースを使った歯周病細菌の除菌法(Dental Drug Delivery System = 3DS)

歯垢・歯石を除去した後に除菌用ペーストを充たしたマウスピースを5分間装着します。2か月間隔で3DSを行い、経過を観察します。この方法は大変効果が高いです。

レーザー治療

歯肉と歯の間の溝(歯周ポケット)内部を殺菌します。

いなだ歯科医院

長生きしたいシニアは肉

私は若いころから食生活の改善に興味があり、自然食のお店に行ったり、粗食がいいと聞けば玄米のおにぎりに凝って、周りの人が心配するほど痩せたりしたこともあります。

60歳過ぎてからは糖尿病の気配を感じたので江部康二先生の本を読んで「糖質制限(高タンパク低糖質食)」を始めました。お陰で糖尿病にはならずにすみました。4~5年前には、藤川徳美先生の本を読んで、プロテイン、ビタミン、ミネラルを摂るようになって体温が上昇して風邪も全くひかなくなりました。

それではまた新たな知見が報告されたので転載します。

以下引用始め

最新研究で明らかに「長生きしたいシニアは肉」はやはり”正しい”――野菜中心が寿命を縮める?「100歳生きる人」の共通点

久住 英二 : 立川パークスクリニック院長

2026/03/24 5:30

「脂っこいものは避けて、野菜をたっぷり食べなさい」「粗食こそが長寿の秘訣だ」――。こうしたアドバイスを、私たちは耳にタコができるほど聞いてきました。

確かに、40代から60代までの「現役世代」にとっては、これは至言です。生活習慣病、つまり肥満や高血圧、糖尿病を防ぐためには、カロリーを抑え、食物繊維を摂ることが生存戦略として正しいからです。

「年齢」で食事を変える時代に

しかし、生物学的に見て、人間の体は80歳を境に劇的な変化を迎えます。

最新の医学研究(Nature Aging誌などに掲載された大規模調査)では、これまで私たちが信じてきた「野菜=健康」という方程式が、80歳以上の超高齢期においては必ずしも当てはまらない、という衝撃の事実を突きつけています。

今回は、なぜ80歳を過ぎたら「意識的に肉を食べるべきなのか」を生物学の視点から解き明かしていきます。

中国長寿健康調査(CLHLS)でわかった長寿のカギ

今回、世界的に注目されたのは、中国疾病予防管理センターなどのチームが発表した「中国長寿健康調査(CLHLS)」です。

これは、80歳以上の高齢者約5200人を対象に、20年という長期間にわたって「どのような食習慣の人が100歳(センテナリアン)まで生き延びたか」を追跡した、極めて信頼性の高い大規模調査です。

その結果は、現代の健康ブームに冷や水を浴びせるものでした。

まず、80歳以上の時点で野菜中心の生活をしていた人は、肉や魚を食べる雑食の人に比べて、100歳まで到達する確率が19%も低かったのです。さらに、卵や乳製品も摂らない完全な菜食主義者の場合、その確率はさらに下がり、29%も低下していました。

さらに興味深いのは、この傾向が「やせ型(BMI 18.5未満)」の人ほど顕著だったことです。

なぜ、体に良いはずの野菜が、超高齢者の寿命を縮める要因になってしまうのでしょうか。その理由は、私たちの細胞内で起きている代謝のメカニズムに隠されています。

年齢で逆転する「代謝の仕方」

私たちの体は絶えず「合成(新しく作る)」と「分解(壊す)」を繰り返しています。これを同化作用と異化作用(あわせて代謝)と呼びます。

若い頃は、このバランスが「合成>分解」に保たれています。合成のほうが分解より勝っているため、多少食事がおろそかでも、成長ホルモンなどの働きによって筋肉や組織を維持できます。

しかし、80歳を超えると、このバランスが強制的に「分解>合成」、つまり分解のほうが合成より勝る状態へと傾いてしまうのです。これを専門用語で「アナボリック・レジスタンス(同化抵抗性)」と呼びます。

筋肉(タンパク質)は、いざというときのための“アミノ酸の貯蔵庫”です。単に体を動かすための道具ではなく、筋肉は命の貯金箱なのです。

高齢者が病気になったり、ケガをしたりして少しの間、食事が摂れなくなると、体は筋肉を分解してアミノ酸を取り出し、免疫細胞や内臓の修復に回します。

ところが、野菜中心の生活でタンパク質が不足していると、この貯金が空っぽの状態です。その結果、少しの体調不良がきっかけで一気に衰弱し、死に至るリスクが高まるのです。これが、高齢者に多い「フレイル(虚弱)」の本質です。

必須アミノ酸が大事な理由

「大豆などの植物性タンパク質を摂れば十分ではないか」という疑問を持つ方もいるでしょう。ここで重要になるのが、「アミノ酸スコア」と「消化吸収率」です。

タンパク質は20種類のアミノ酸が連なってできていますが、そのうち体内で合成できない9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。

肉や魚、卵といった動物性タンパク質は、この必須アミノ酸が理想的なバランスで含まれている(アミノ酸スコア100)だけでなく、高齢者の衰えた胃腸でも効率よく吸収されるという特徴があります。

一方、植物性タンパク質は特定のアミノ酸が不足しがちで、食物繊維が邪魔をして、吸収率も動物性より劣ります。

80歳を過ぎ、一度に食べられる量が限られてくるなかで、効率よく体の材料を補給するには、肉や卵のような動物性食品が圧倒的に有利なのです。

免疫力や細胞の健康は「肉」から

代謝だけでなく、免疫などの視点から見ても肉や魚は重要です。

私たちがウイルスから身を守る抗体の主成分は何だと思いますか。そう、タンパク質です。

さらに、肉類には認知機能や神経の機能、細胞の健康などを維持するために必要で、かつ植物性食品からは摂取しにくい「ビタミンB12」や「亜鉛」、「鉄分」が豊富に含まれています。

ビタミンB12は赤血球の合成を助け、神経機能を維持します。不足すると貧血や認知機能の低下を招きます。亜鉛は細胞分裂の司令塔であり、味覚や免疫細胞(T細胞など)の活性化に不可欠です。

超高齢期においてこれらが不足することは、バリア機能のない城を構えているようなものです。野菜中心のヘルシーな食事が、実は免疫の最前線を弱らせている可能性があるのです。

中高年までは「メタボリックシンドローム」が敵です。しかし、80歳からは「低栄養(PEM:Protein-Energy Malnutrition)」が最大の敵になります。

医学界では「肥満のパラドックス」と呼ばれる現象が知られています。

高齢期においては、やせている人よりも少し肉付きが良い(BMIが標準よりやや高め)の人のほうが、生存率が高いというデータが世界中で報告されているのです。

これは、先にお示しした理屈と同じく、病気やケガでエネルギーを消費した際、体に脂肪(エネルギー源)と筋肉(アミノ酸源)の備蓄がある人のほうが、回復のチャンスが多いためです。高齢期になってからのダイエットは、命を削る行為に等しいといっても過言ではありません。

シニアにお勧め「攻めの食事」

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

無理に毎日ステーキを食べる必要はありません。以下の3点を意識するだけで、体質は劇的に変わります。

1「一口目は肉」を習慣に

野菜から食べ始めるベジタブル・ファーストは、血糖値を抑えるには有効ですが、高齢者は先に野菜でお腹が膨れてしまい、肝心のタンパク質を食べ残してしまうことがよくあります。

80歳を過ぎたら、まずは一口、肉や魚から箸をつける「プロテイン・ファースト」に切り替えましょう。

2.卵と牛乳は最強の味方

歯が弱くなり肉を噛むのがしんどくなった方にとって、卵や乳製品は手軽に摂取できる最高のアミノ酸源です。1日1個の卵、1杯の牛乳(またはヨーグルト)を加えるだけで、必須アミノ酸の摂取量は劇的に改善します。

3.「粗食」という言葉を捨てる

「お茶漬けと漬物だけで十分」という考えは捨ててください。それは長寿の秘訣ではなく、飢餓への道です。

手の込んだ料理でなくて構いません。買ってきた惣菜の焼き鳥や、ツナ缶、納豆など、身近なタンパク質を毎食必ず1品加えることが、100歳へのパスポートになります。

100歳まで歩き続けるために

私たちが目指すべきは、単に長く生きることではなく、自分の足で歩き、自分の口で食べ、家族や友人と笑い合える「健康長寿」です。

生物学的な現実に目を向ければ、75歳からは人生の第4クオーター。これまでの戦略を180度転換する勇気が必要です。「野菜中心」という、かつての正解にしがみつくのはもうやめましょう。

ヒトの体を支える細胞たちは、今も新しいタンパク質が届くのを待っています。明日から、食卓に一切れの肉、1つの卵を添えてみてください。その一歩が、100歳まで健やかに生き抜くための、最も確実な投資になるはずです。

以上引用終わり

今週のお知らせ アメリカの食事ガイドラインが大改革された

今週はドクター清水のブログを転載します。

私は10数年前、糖尿病になりかけて、江部康二先生の本を読んで「糖質制限食」(高タンパク低糖質食)を始めて糖尿病にならずにすみました。数年前から藤川徳美先生の本を読んで、プロテイン、ビタミン、ミネラルを摂るようになっています。健康状態は良好で医者にもかかっていませんし薬も飲んでいません。今回のアメリカの食事ガイドライン変更は私の食事に近いという感想を持ちました。

以下引用始め

ドクターシミズのひとりごと

  • アメリカの食事ガイドラインが大改革された

糖質制限 食事 その他

アメリカの食事ガイドラインが大改革された

2026年1月9日Dr.Shimizu

ロバートケネディJrさんが、またまた大改革を発表しました。アメリカの食事ガイドラインが大きく変わったのです。こんな日が来るなんて…

これまでのフードピラミッドは下の図のようです。(図はここより、2005年までこのピラミッドでしたが、その後はよくわからないプレート型になりました。)

一番下が、最も大きく、炭水化物(糖質)です。それを1日に6-11サービングも摂取することを推奨していました。しかもパン、シリアル、ライス、パスタなどと書かれています。精製穀物が推奨されているイメージですね。肉や乳製品、脂質は非常に少ない印象です。

しかし、今回発表された新しいフードピラミッドは下のようです。(図はここより)

ほぼ真逆ですね。ピラミッドの形が逆さまになって、肉が天辺に来て、大きなボリュームになっています。赤肉などの動物性タンパク質も推奨です。しかし炭水化物は一番下で小さくなっています。精製穀物の印象はなくなりましたね。

上の図は、1日のサービングを摂取エネルギー別で書いています。摂取エネルギーによって違いますが、2000kcalであれば、肉は3-4サービング。1サービングの例として、3ozの肉と書いてあるので、4サービングでおよそ340gです。

一方、Whole Grain(全粒穀物、精製されていない穀物)は2-4サービングに激減です。これまでのピラミッドでは6-11サービングと書かれていたのですよ。3分の1程度までになっています。素晴らしい!もちろん、私たちが推奨している糖質制限にはまだほど遠いですが、糖質を精製されていない穀物で摂り、しかもこれまでの3分の1にまで減らせというメッセージは大きなインパクトがあります。朝食で食べるお菓子のようなシリアルはどこかに行ってしまいましたね。

メッセージはシンプルです。本物の⾷べ物を⾷べましょう、です。

タンパク質について、「健康的な⾷⽣活の⼀部として、⾼品質で栄養価の⾼い タンパク質⾷品を優先します。卵、鶏⾁、⿂介類、⾚⾝の⾁などの動物性タンパク質⾷品のほか、⾖、エンドウ⾖、レンズ⾖、マメ科植物、ナッツ、種⼦、⼤⾖などの植物性タンパク質⾷品も摂取してください。」と書かれています。卵や赤肉が悪者ではなくなっています。

タンパク質の摂取⽬標は、1日に体重1kgあたり1.2〜1.6gです。なかなか良いですね。

腸内細菌についても触れていて、「健康的な⾷事は、バランスの取れた腸内細菌と健康的な消化を⽀えるけれども、⾼度に加⼯された⾷品はこのバランスを崩す可能性がある」、とまで書かれています。超加工食品を徹底的に排除しようという意図が感じられます。

野菜や果物は推奨されていますが、「100%フルーツジュースまたは野菜ジュースは、少量ずつ飲むか、⽔で薄めて飲んでください」、とまで書かれています。ジュースはたとえ100%であっても加工食品ですね。

脂質については、「健康的な脂肪は、⾁、鶏⾁、卵、オメガ3が豊富な⿂介類、ナッツ、種⼦、全脂肪乳製品、オリーブ、アボカドなど、多くの⾃然⾷品に豊富に含まれています」、と書かれています。そして、「油脂を料理に使ったり、⾷事に加えたりする場合は、オリーブオイルなど、必須脂肪酸を含む油を優先してください。他には、バターや⽜脂なども選択肢として挙げられます」としています。

はっきりとは書かれていませんが、サラダ油等の質の悪い植物油を避けることを意図しているように見えます。ただ、ちょっと残念な記述もあります。「⼀般的に、飽和脂肪酸の摂取量は1⽇の総カロリーの10%を超えないようにしてください。⾼度に加⼯された⾷品の摂取を⼤幅に制限することで、この⽬標を達成しやすくなります」と書かれています。加工食品に含まれる脂質を排除しようという意図があるのでしょうけれども、飽和脂肪酸の摂取制限は歓迎できません。

炭水化物については、「⾷物繊維が豊富な全粒穀物を優先します。⽩パン、すぐに⾷べられるまたはパッケージされた朝⾷オプション、⼩⻨粉のトルティーヤ、クラッカーなど、⾼度に加⼯された精製炭⽔化物の摂取を⼤幅に減らします。」と書かれています。白パンを減らすというのであれば、日本に置き換えれば「白米」を減らすことと同じですね。朝食のシリアルはゴミですね。さよならケロッグ。

⾼度に加⼯された⾷品、添加糖、精製炭⽔化物の項目を見てみましょう。

「砂糖やナトリウム(塩)が添加されたチップ、クッキー、キャンディーなど、⾼度に加⼯され、包装された、調理済み、すぐに⾷べられる⾷品、または塩⾟いまたは⽢いその他の⾷品は避けてください。代わりに、栄養価の⾼い⾷品や⾃宅で調理した⾷事を優先しましょう。外⾷の際は、栄養価の⾼いものを選びましょう。」

⾼度に加⼯され、包装された、調理済み、すぐに⾷べられる⾷品などを避けましょう、というメッセージです。食品業界はパニックですね。当たり前です。例えば、卵を含んだランチパックが数日間も食べることができるなんて不思議で仕方がありません。こんな食品は人間の食べる食事ではありません。コンビニ弁当が健康的であるはずがありません。健康を捨てて、便利をとることはやめましょう。

「⼈⼯⾹料、⽯油系染料、⼈⼯保存料、低カロリーの⾮栄養⽢味料を含む⾷品や飲料を制限します。」とも書かれています。素晴らしいですね。「ソーダ、フルーツドリンク、エナジードリンクなどの砂糖⼊り飲料は避けてください。」と書かれています。これらは販売禁止でも良いでしょうね。

「添加糖や非栄養甘味料は、いかなる量でも健康的または栄養価の高い食事の一部として推奨または考慮されていませんが、1回の食事に含まれる添加糖の量は10g以下に抑える必要があります。」と書かれています。糖を添加した食品は排除しましょう。

「添加糖は、原材料ラベルに様々な名称で記載されている場合があります。例えば、⾼果糖コーンシロップ、アガベシロップ、コーンシロップ、⽶シロップ、果糖、ブドウ糖、ブドウ糖、蔗糖、甜菜糖、タービナド糖、⻨芽糖、乳糖、濃縮果汁、蜂蜜、糖蜜などです。⾮栄養性⽢味料の例としては、アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、キシリトール、アセスルファムKなどがあります。」日本では果糖ブドウ糖液糖とも書かれています。異性化糖は使用禁止にすべきですね。

残念なのは、塩分制限が残ってしまったことです。WHOの目標は食塩として1日5g未満、ナトリウム換算で2000mg未満です。それよりは少しだけ緩いだけです。「14歳以上の⼀般⼈は、1⽇あたり2,300mg未満のナトリウム摂取が推奨されます。活動量の多い⽅は、発汗による損失を補うためにナトリウムの摂取量を増やすことが効果的です。」となっています。食塩では5.8g程度なので、かなり少ないですね。しかし、これも加工食品を排除するための制限かもしれません。「ナトリウムを多く含む、⾼度に加⼯された⾷品は避けるべきです。」とも書かれています。

乳児期・幼児期(⽣後〜4歳)の項目では、「乳児期および幼少期には添加糖を避けてください。」幼少期中期(5〜10歳)でも「砂糖の添加は推奨されません。」思春期(11〜18歳)でも「砂糖の入った飲み物やエナジードリンクを大幅に制限し、高度に加工された食品を避けます。」と書かれていて、繰り返し添加糖を避けることが推奨されています。様々な疾患の根本原因の一つですから当然です。子供向けのドリンクやお菓子に糖を添加することを禁止すべきでしょう。

もちろん、今回のガイドラインは糖質制限ではありません。しかし、これまでの悲惨な状況を考えたら非常に大きな前進です。添加された糖、加工食品、精製された穀物を避けるだけで、かなりの糖質が削減できます。ただ、糖質中毒、加工食品中毒は、ガイドラインが変わっても、なかなか抜け出せない可能性はあります。

トランプさんが大統領になっていなかったら、そしてロバートケネディJrさんが保健福祉長官になっていなかったら、さらにそして何より、イーロンマスクさんがTwitterを買収していなかったら、このような大改革は起きなかったでしょう。そして、ずっと人類は騙され続けたでしょう。

このようなアメリカの大改革を受けて、日本はどうするのでしょう?高市さんや現在の厚労大臣では変革は難しいでしょうね。日本人はまだまだ騙され続けるでしょう。

自分自身で情報を得て、自分自身で判断してください。国や専門家を盲目的に信用しないように。

以上引用終わり

今週のお知らせ 骨を丈夫にして免疫力を上げるビタミンD

以下引用始め

ビタミンD3とは?働きや一日の摂取量、ビタミンD3を多く含む食品とレシピを紹介

「ビタミンD3」という栄養素をご存じでしょうか。聞き慣れない方も多いかもしれませんが、とても大切な役割を持った栄養素です。不足すると健康に悪影響をおよぼすおそれがあるので、しっかりと摂取する必要があります。

とくに、「熱心に紫外線対策をしている」「魚が苦手で偏食気味」といった人は、もしかするとビタミンD3が足りていないかもしれません。

今回は、ビタミンD3とはどのような栄養素なのかを解説します。ビタミンDの働きや不足のリスク、一日の摂取量を踏まえて、ビタミンD3を多く含む食品やおすすめのレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

  • ビタミンD3について
    • 1-1.ビタミンD3とは
    • 1-2.ビタミンDの働き
    • 1-3.ビタミンDが不足すると発症するリスクがある疾患
    • 1-4.ビタミンDの一日の摂取量(18~69歳)
  • ビタミンD3を多く含む食品とレシピ
    • 2-1.ビタミンD3を多く含む食品
    • 2-2.おすすめのレシピ
  • ビタミンD3を補給してしなやかな毎日を実現しましょう

1.ビタミンD3について

ここでは、ビタミンD3の概要やビタミンDの働き、不足のリスク、一日の摂取量を解説します。

1-1.ビタミンD3とは

ビタミンD3は、別名「カルシフェロール」というビタミンDの一種です。人間にとって必要なビタミンDには、植物由来の「ビタミンD2」と動物由来の「ビタミンD3」があります。ビタミンD3は、2つの方法によって体に取り入れられます。一つは、食品から補給する方法で、もう一つは、日光(紫外線)を浴びることによって体内で合成する方法です。

ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、油を使った料理や脂質を多く含む食品から摂取すると吸収率が高まります。

1-2.ビタミンDの働き

そもそもビタミンDは、腸管によるカルシウムやリンの吸収を促し、丈夫な骨と歯を維持する働きがあります。

その他に、血液中のカルシウム濃度を一定に保ち、筋肉の収縮や神経伝達を正常に行なうことにも関わっています。神経伝達が円滑に行なわれることで、免疫系が正常に機能しウイルスや細菌が体内に侵入するのを防ぎます。

このようにビタミンDは、健康的な体を維持するうえで必要不可欠な栄養素です。

1-3.ビタミンDが不足すると発症するリスクがある疾患

ビタミンDが不足すると、腸管や腎臓でのカルシウムの吸収が低下します。これにより血液中のカルシウムが不足し、低カルシウム血症を引き起こす場合があるのです。その結果、骨が軟らかくなり、さまざまな疾患を発症するリスクが高まります。

子どもの場合は、骨の成長障害が起こり、くる病を発症しやすくなります。くる病とは、ビタミンD不足により脚の骨が変形して、O脚になることもある病気です。

大人のなかでも、特に妊婦や授乳中の女性は骨軟化症を引き起こしやすくなります。高齢者の場合は骨量が低下しているため、骨粗しょう症のリスクが高まります。骨が弱っていると、骨折によって寝たきりになってしまう場合もあるので注意が必要です。

1-4.ビタミンDの一日の摂取量(18~69歳)

ビタミンDの摂取目安量は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によって示されています。成人における、ビタミンDの一日あたりの目安量と耐容上限量は以下のとおりです。

目安量 8.5μg/日
耐容上限量 100μg/日

参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)
※目安量:私たちの良好な栄養状態を維持するのに十分な量であり、不足によるリスクがほとんどない量のことを指します。
※上限量:過剰摂取による健康への悪影響を未然に防ぐ量のことです。
※μg(マイクログラム):100万分の1グラムを表します。

なお、ビタミンDの目安量は、日照により皮膚でつくられるビタミンDの量を考慮して設定されています。日本は日照に恵まれているので、健康な人が適度な日光の下で生活している分にはビタミンDが不足する心配は少ないでしょう。

しかし、高齢者は皮膚でビタミンDをつくる力が低下するうえに、外出の時間や機会が減る場合が多く、日光を浴びる頻度が少なくなる傾向があります。このため、通常よりも多くのビタミンDを食事から摂るように心がけることが大切です。

高齢者に関わらず、日頃から紫外線対策をしているなど日光に当たる機会が少ない人は、食事で意識的にビタミンDを摂るようにしましょう。

2.ビタミンD3を多く含む食品とレシピ

ビタミンD3を含んでいる天然の食べ物は限られています。そのため、多く含まれている食品を知って健康的な食事づくりの参考にしてみてください。

2-1.ビタミンD3を多く含む食品

日本人のビタミンD3の摂取源はおもに魚介類となっていますが、卵や乳製品にも含まれています。

ビタミンD3を多く含む食品と含有量は、以下のとおりです。

【ビタミンD3を多く含む食品】

食品名 100gあたり(μg)
シラス(半乾燥品) 61.0
イクラ(生) 44.0
紅鮭(焼き) 38.0
マイワシ(フライ) 21.3
うなぎ(蒲焼き) 19.0
卵黄(生) 5.9
牛乳 0.3

参照:文部科学省「食品成分データベース」

2-2.おすすめのレシピ

ここでは、ビタミンD3が豊富ないくらと鮭を使ったおすすめレシピを紹介します。

いくらと鮭の炊き込みご飯

· 【材料】2合分

・米2合

  • ・甘塩鮭 1切れ
  • ・いくらのしょうゆ漬け 30g
  • ・三つ葉 適量

【A】

  • ・薄口しょうゆ 大さじ1
  • ・酒 大さじ1
  • ・顆粒だしの素 小さじ1
  • ・塩 適量

【作り方】

  • 米を研いで30分ほど水に浸けておきます。
  • 甘塩鮭を3等分に切り、三つ葉は1cm幅のザク切りにします。
  • 炊飯器に1と【A】を入れ、通常の水加減にします。その上に甘塩鮭を載せて炊飯します。
  • 3が炊けたら、甘塩鮭の皮と骨を取ってほぐし、ご飯とよく混ぜます。
  • 茶碗に4をよそい、三つ葉といくらのしょうゆ漬けをのせて完成です。

ビタミンD3を補給してしなやかな毎日を実現しましょう

ビタミンD3は、健康な体を維持するうえで必要不可欠な栄養素です。

ビタミンD3を含んでいる天然の食品は少なく、日本人はビタミンD3をおもに魚介類から摂取しています。また、食品からの摂取だけでなく、日光に当たって体内のビタミンD3を増やすことも可能です。

そのため、魚が苦手な人や紫外線対策を熱心にしている人などは、ビタミンD3が不足しているおそれがあります。ビタミンD3が不足すると、くる病や骨軟化症などの発症リスクが高まるなど、健康に害をおよぼしかねないため注意が必要です。

そうならないためにも、今回紹介した食品やレシピを参考にして、ビタミンD3を意識的に摂取しましょう。魚介類が苦手な人はサプリメントを活用するのも良い方法です。ビタミンD3を上手に摂取して、しなやかな毎日を過ごしてください。

監修者情報

氏名:井林雄太(いばやし・ゆうた)
総合病院勤務。大分大学医学部卒。

以上引用終わり

今週の症例 ミラクルデンチャー 右下6番、左下67番 (3歯欠損)

完成したミラクルデンチャーと作成用模型

斜め上から見たところです

正面から見たところです

初めに左を合わせます。

左が合ったところです

次に右を合わせます

右が合ったところです

全体観です

ミラクルデンチャーは従来の入れ歯と違い、よりピッタリと適合し、違和感、異物感の少ないよく噛める入れ歯です。残っている歯と一体化して長持ちします。また、見た目もほとんど入れ歯を入れているようには見えません。

今週のお知らせ アメリカの食事ガイドラインが大改革された

今週はドクター清水のブログを転載します。

私は10数年前、糖尿病になりかけて、江部康二先生の本を読んで「糖質制限食」(高タンパク低糖質食)を始めて糖尿病にならずにすみました。数年前から藤川徳美先生の本を読んで、プロテイン、ビタミン、ミネラルを摂るようになっています。健康状態は良好で医者にもかかっていませんし薬も飲んでいません。今回のアメリカの食事ガイドライン変更は私の食事に近いという感想を持ちました。

以下引用始め

ドクターシミズのひとりごと

  • アメリカの食事ガイドラインが大改革された

糖質制限 食事 その他

アメリカの食事ガイドラインが大改革された

2026年1月9日Dr.Shimizu

ロバートケネディJrさんが、またまた大改革を発表しました。アメリカの食事ガイドラインが大きく変わったのです。こんな日が来るなんて…

これまでのフードピラミッドは下の図のようです。(図はここより、2005年までこのピラミッドでしたが、その後はよくわからないプレート型になりました。)

一番下が、最も大きく、炭水化物(糖質)です。それを1日に6-11サービングも摂取することを推奨していました。しかもパン、シリアル、ライス、パスタなどと書かれています。精製穀物が推奨されているイメージですね。肉や乳製品、脂質は非常に少ない印象です。

しかし、今回発表された新しいフードピラミッドは下のようです。(図はここより)

ほぼ真逆ですね。ピラミッドの形が逆さまになって、肉が天辺に来て、大きなボリュームになっています。赤肉などの動物性タンパク質も推奨です。しかし炭水化物は一番下で小さくなっています。精製穀物の印象はなくなりましたね。

上の図は、1日のサービングを摂取エネルギー別で書いています。摂取エネルギーによって違いますが、2000kcalであれば、肉は3-4サービング。1サービングの例として、3ozの肉と書いてあるので、4サービングでおよそ340gです。

一方、Whole Grain(全粒穀物、精製されていない穀物)は2-4サービングに激減です。これまでのピラミッドでは6-11サービングと書かれていたのですよ。3分の1程度までになっています。素晴らしい!もちろん、私たちが推奨している糖質制限にはまだほど遠いですが、糖質を精製されていない穀物で摂り、しかもこれまでの3分の1にまで減らせというメッセージは大きなインパクトがあります。朝食で食べるお菓子のようなシリアルはどこかに行ってしまいましたね。

メッセージはシンプルです。本物の⾷べ物を⾷べましょう、です。

タンパク質について、「健康的な⾷⽣活の⼀部として、⾼品質で栄養価の⾼い タンパク質⾷品を優先します。卵、鶏⾁、⿂介類、⾚⾝の⾁などの動物性タンパク質⾷品のほか、⾖、エンドウ⾖、レンズ⾖、マメ科植物、ナッツ、種⼦、⼤⾖などの植物性タンパク質⾷品も摂取してください。」と書かれています。卵や赤肉が悪者ではなくなっています。

タンパク質の摂取⽬標は、1日に体重1kgあたり1.2〜1.6gです。なかなか良いですね。

腸内細菌についても触れていて、「健康的な⾷事は、バランスの取れた腸内細菌と健康的な消化を⽀えるけれども、⾼度に加⼯された⾷品はこのバランスを崩す可能性がある」、とまで書かれています。超加工食品を徹底的に排除しようという意図が感じられます。

野菜や果物は推奨されていますが、「100%フルーツジュースまたは野菜ジュースは、少量ずつ飲むか、⽔で薄めて飲んでください」、とまで書かれています。ジュースはたとえ100%であっても加工食品ですね。

脂質については、「健康的な脂肪は、⾁、鶏⾁、卵、オメガ3が豊富な⿂介類、ナッツ、種⼦、全脂肪乳製品、オリーブ、アボカドなど、多くの⾃然⾷品に豊富に含まれています」、と書かれています。そして、「油脂を料理に使ったり、⾷事に加えたりする場合は、オリーブオイルなど、必須脂肪酸を含む油を優先してください。他には、バターや⽜脂なども選択肢として挙げられます」としています。

はっきりとは書かれていませんが、サラダ油等の質の悪い植物油を避けることを意図しているように見えます。ただ、ちょっと残念な記述もあります。「⼀般的に、飽和脂肪酸の摂取量は1⽇の総カロリーの10%を超えないようにしてください。⾼度に加⼯された⾷品の摂取を⼤幅に制限することで、この⽬標を達成しやすくなります」と書かれています。加工食品に含まれる脂質を排除しようという意図があるのでしょうけれども、飽和脂肪酸の摂取制限は歓迎できません。

炭水化物については、「⾷物繊維が豊富な全粒穀物を優先します。⽩パン、すぐに⾷べられるまたはパッケージされた朝⾷オプション、⼩⻨粉のトルティーヤ、クラッカーなど、⾼度に加⼯された精製炭⽔化物の摂取を⼤幅に減らします。」と書かれています。白パンを減らすというのであれば、日本に置き換えれば「白米」を減らすことと同じですね。朝食のシリアルはゴミですね。さよならケロッグ。

⾼度に加⼯された⾷品、添加糖、精製炭⽔化物の項目を見てみましょう。

「砂糖やナトリウム(塩)が添加されたチップ、クッキー、キャンディーなど、⾼度に加⼯され、包装された、調理済み、すぐに⾷べられる⾷品、または塩⾟いまたは⽢いその他の⾷品は避けてください。代わりに、栄養価の⾼い⾷品や⾃宅で調理した⾷事を優先しましょう。外⾷の際は、栄養価の⾼いものを選びましょう。」

⾼度に加⼯され、包装された、調理済み、すぐに⾷べられる⾷品などを避けましょう、というメッセージです。食品業界はパニックですね。当たり前です。例えば、卵を含んだランチパックが数日間も食べることができるなんて不思議で仕方がありません。こんな食品は人間の食べる食事ではありません。コンビニ弁当が健康的であるはずがありません。健康を捨てて、便利をとることはやめましょう。

「⼈⼯⾹料、⽯油系染料、⼈⼯保存料、低カロリーの⾮栄養⽢味料を含む⾷品や飲料を制限します。」とも書かれています。素晴らしいですね。「ソーダ、フルーツドリンク、エナジードリンクなどの砂糖⼊り飲料は避けてください。」と書かれています。これらは販売禁止でも良いでしょうね。

「添加糖や非栄養甘味料は、いかなる量でも健康的または栄養価の高い食事の一部として推奨または考慮されていませんが、1回の食事に含まれる添加糖の量は10g以下に抑える必要があります。」と書かれています。糖を添加した食品は排除しましょう。

「添加糖は、原材料ラベルに様々な名称で記載されている場合があります。例えば、⾼果糖コーンシロップ、アガベシロップ、コーンシロップ、⽶シロップ、果糖、ブドウ糖、ブドウ糖、蔗糖、甜菜糖、タービナド糖、⻨芽糖、乳糖、濃縮果汁、蜂蜜、糖蜜などです。⾮栄養性⽢味料の例としては、アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、キシリトール、アセスルファムKなどがあります。」日本では果糖ブドウ糖液糖とも書かれています。異性化糖は使用禁止にすべきですね。

残念なのは、塩分制限が残ってしまったことです。WHOの目標は食塩として1日5g未満、ナトリウム換算で2000mg未満です。それよりは少しだけ緩いだけです。「14歳以上の⼀般⼈は、1⽇あたり2,300mg未満のナトリウム摂取が推奨されます。活動量の多い⽅は、発汗による損失を補うためにナトリウムの摂取量を増やすことが効果的です。」となっています。食塩では5.8g程度なので、かなり少ないですね。しかし、これも加工食品を排除するための制限かもしれません。「ナトリウムを多く含む、⾼度に加⼯された⾷品は避けるべきです。」とも書かれています。

乳児期・幼児期(⽣後〜4歳)の項目では、「乳児期および幼少期には添加糖を避けてください。」幼少期中期(5〜10歳)でも「砂糖の添加は推奨されません。」思春期(11〜18歳)でも「砂糖の入った飲み物やエナジードリンクを大幅に制限し、高度に加工された食品を避けます。」と書かれていて、繰り返し添加糖を避けることが推奨されています。様々な疾患の根本原因の一つですから当然です。子供向けのドリンクやお菓子に糖を添加することを禁止すべきでしょう。

もちろん、今回のガイドラインは糖質制限ではありません。しかし、これまでの悲惨な状況を考えたら非常に大きな前進です。添加された糖、加工食品、精製された穀物を避けるだけで、かなりの糖質が削減できます。ただ、糖質中毒、加工食品中毒は、ガイドラインが変わっても、なかなか抜け出せない可能性はあります。

トランプさんが大統領になっていなかったら、そしてロバートケネディJrさんが保健福祉長官になっていなかったら、さらにそして何より、イーロンマスクさんがTwitterを買収していなかったら、このような大改革は起きなかったでしょう。そして、ずっと人類は騙され続けたでしょう。

このようなアメリカの大改革を受けて、日本はどうするのでしょう?高市さんや現在の厚労大臣では変革は難しいでしょうね。日本人はまだまだ騙され続けるでしょう。

自分自身で情報を得て、自分自身で判断してください。国や専門家を盲目的に信用しないように。

以上引用終わり

今週のお知らせ 歯科医が選ぶ、虫歯予防に効果的な7つの食品

以下引用始め

歯科医が選ぶ、虫歯予防に効果的な食品

※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

ハロウィンキャンディで知られる10月は、アメリカだと歯科衛生月間に当たる。つまり、食べ物が歯に与える影響を考える絶好の機会。この記事を軽く受け流す前に、30歳以上のアメリカ人の40%が歯周病を患い、歯周病になりたての頃は明確な症状が現れない可能性があることを考えよう。幸い、歯磨き粉でしっかりと歯を磨き、毎日フロスを使用し、適切な食品を摂取することで、口腔の健康維持、歯の強化、歯茎の健康をサポートできる。

「チーズ、葉物野菜、りんご、魚、ナッツ類は体に良いだけでなく、歯の保護と強化に効果が期待できるうえ、歯茎の健康を改善し、口腔環境を整え、口臭の軽減にも役立ちます」と話すのは、『リビング・ウェル・ウィズ・ドクターミシェル』の著者のミシェル・ジョーゲンセン歯科医師。

これらの食品を毎日の食事により多く取り入れることが、笑顔と健康な口内環境を保つ簡単な方法です、と彼女を話す。 さらに、歯の健康に良い食品を摂取するだけでなく、酸を中和し虫歯や歯周病の原因となる細菌を洗い流すために、十分な水を飲むようにしましょう、と勧めるのはシカゴのウォータータワー歯科クリニックで働くジェン・モラン=コベス歯科医師。口腔の健康を維持するために、次の食品を優先的に摂取しよう。

チーズ

「チーズは歯にベストなスナックの一つです」と話すジョーゲンセンさん。「チーズはカルシウムとリンを豊富に含み、これらのミネラルは歯のエナメル質を修復、強化し、虫歯に対する抵抗力を高めるのに役立ちます。さらにチーズは唾液の分泌も促し、酸や細菌を洗い流すのに役立ちます。この二つの要素が協力して、虫歯予防と自然な口臭対策に効果を発揮します」

葉物野菜

濃い緑色の葉物野菜は、歯を強化し歯茎の健康を支えるカルシウム、葉酸、ビタミンKを供給します、とジョーゲンセンは話す。ある研究では、濃い緑色野菜と黄色野菜の摂取量が多い人は6年以上の期間において歯周病の発症率が低かったことが見つかった。「繊維質の食感によって唾液の分泌が促され、歯の表面から歯垢を洗い流すのに役立ちます」と話すジョーゲンセン。

にんじん

にんじんのように歯応えのある野菜は天然の歯ブラシのような効果を持ち、歯を優しく磨きながら唾液の分泌を促進し細菌を洗い流します、と話すモランさん。さらに、にんじんはビタミンAの優れた供給源でもあり、粘膜組織の形成に関与し、歯周病の予防に役立つ可能性がある。

りんご

「歯応えがあり噛むことが歯磨きに役立つことから、りんごは『天然の歯ブラシ』と呼ばれることがあります」と語るジョーゲンセンさん。「唾液の分泌を促し、虫歯の原因となる細菌を減らすのに役立ちます。また、りんごに含まれるポリフェノールは、口臭の原因となる硫黄化合物を中和する助けになります」。マイルドな研磨作用が歯表面の汚れを軽減し、時間が経つにつれ歯を明るく見せる効果も期待できる。

脂の乗った魚

これには、サーモン、イワシ、ニシンなどが該当する。「脂の多い魚はビタミンDを豊富に含むことから、強い歯に必要不可欠です。ビタミンDは、体内のカルシウムの吸収を促進します」とジョーゲンセンさんは語る。さらに、これらの魚はオメガ3脂肪酸を含み、炎症を軽減する可能性や血流改善と関連性があるため、歯茎の健康にもつながる可能性が期待できる。「エナメル質が強くなり歯茎が健康になれば、素敵な笑顔を長続きさせられます」と彼女は続ける。

シュガーレスガム

いくつかの研究で、シュガーレスガムを噛むことが歯垢の減少に役立つことが示されている。「私は、食後にキシリトール入りのシュガーレスガムを噛むよう勧めています」と話すモランさん。これにより、口臭が爽やかになるだけでなく、唾液の分泌が促進されて虫歯の原因となる細菌を減らす効果が期待できる。とはいえ、全ての人に合うとは限らない。とくに大規模な歯科治療を受けた場合は、ガムを噛む前に歯科医に相談するのが賢い選択。

ナッツ類

「糖質が低くミネラルが豊富なナッツ類は、歯に優しいおやつです」とジョーゲンセンさんは話す。「アーモンドはエナメル質を強化するカルシウムを供給し、くるみは歯茎の健康をサポートするオメガ3脂肪酸を補います。ナッツ類の強い歯応えは食べかすの除去を助け、ミネラル類は着色予防に役立ちます」

以上引用終わり

今週のお知らせ 体の芯を温めれば、健康になる

今週は先週に続いて、藤川徳美先生の著書「体の芯を温めれば、みるみる健康になる」について第3章、第4章です。

4年ほど前に藤川徳美先生の本を何冊か読んで人体実験をすることにしました。プロテインを1日40g(朝20g、夜20g)飲み始めて1か月ほどたち、冬になったのでカミさんが例年通り毛布を出してくれました。私は寒いのが嫌いで寝るときには、冬は毛布を追加してホットカーペットも使います。ただしエアコン暖房は使いません。

その日は毛布を使って気持ちよく眠れる予定でしたが、どう言う訳か暑くてたまりません。1時間ほど我慢していましたが、我慢できなくてとうとう毛布を蹴りだしてしまいました。結局その冬は、毛布もホットカーペットも使いませんでした。それから4冬ずーっと同じ状態が続いています。いま5冬目真っ最中ですが秋布団だけで寝ています。自分でもびっくりです。

以下引用始め

体の芯を温めれば、健康になる

藤川徳美著

はじめに

看護師さんの感想「患者さんの採血をするとき、ほとんどの人の手が冷たいのです」体温を測ってみると、35℃代前半の低い人が多く、35℃未満だった患者さんもいた。冷え症や低体温を甘く見たり、「体質だから」とあきらめたりしてはいけません。体の冷えは、心の不調、あらゆる慢性疾患を引き起こし、脳機能への悪影響もあるからです。ぜひ栄養療法(タンパク質、ビタミン、ミネラル)と温熱療法を実践してください。

第3章 どうすれば体温は上がるのか

体温をあげるカギはマグネシウム

私たちの体が熱を生むために、エネルギーを作り出す「工場」のような仕組みが働いています。その中心にあるのが、細胞の中にあるミトコンドリア。このミトコンドリアがATP(アデノシン3リン酸)というエネルギー物質を作り、そのATPが熱や代謝のもとになっているのです。

ATPはマグネシウムとくっついて初めて活性化し、体内でエネルギーとして使えるのです。

現代人はマグネシウム不足になっている

たとえば白米。ぬかの部分を取り除いた時点で、マグネシウムはほとんど失われてしまいます。パンやお菓子、インスタント食品なども、原料段階ですでにマグネシウムが抜け落ちています。そのうえ、糖分の代謝にもマグネシウムは使われるため、炭水化物や甘いものをよく食べる人ほど、マグネシウムが不足しがちです。さらに、心や体がストレスを感じると、副腎がコルチゾールなどのホルモンを分泌するため、マグネシウムがどんどん消耗されていくのです。

不足しているかどうかを知るには、個人差があるため、実際に試してみて、マグネシウムの経口摂取を続けてみるしかありません。たとえば、100mgのサプリメントを2つ飲んでみて、便が緩くなったら、マグネシウムは足りています。お腹が緩くなるまで飲み続けていいのです。

マグネシウムで驚くような改善

マグネシウムの効果を早く実感するためには、経口摂取(サプリメント)と経皮摂取(皮膚から吸収)の両方を行ったほうが効果的です。ただし経口摂取は、効果が表れるまでに時間がかかります。まずは手っ取り早い、経皮摂取を始めましょう。

塩化マグネシウム風呂で体の芯まで温まる

一番効果の高い塩化マグネシウムは「死海の塩」です。ネット通販「ニチガ」で購入します。体温が低いと代謝が悪くなって、痛みが出やすくなります。それに加えて、マグネシウム不足によるカルシウム沈着で、神経圧迫が生じるなどして、強い痛みが生じます。「死海の塩」には、天然の塩化マグネシウムが豊富に含まれており、皮膚への刺激も比較的マイルドです。加えて、高い保温効果と吸収力があります。

マグネシウムがメラトニンの生成を促す

睡眠を促すホルモンである、メラトニンの生成にマグネシウムは欠かせません。夜になるとメラトニンは分泌量を増して、質の高い睡眠へいざないます。メラトニンはセロトニンを材料にしてマグネシウムを補因子として作られます。

稲田マグネシウム体験談

私は小さいころからよく足がつっていました。藤川徳美先生の本を読んでマグネシウムが血管を広げて血流を良くすることが分ったので、マグネシウムのサプリメントを飲んで、テニスの試合で足がつりそうになってきたら塩化マグネシウム(死海の塩)の飽和水溶液をつりそうな筋肉に擦り込むと治ることが分かりました。今はお風呂に入ったとき、(死海の塩)の飽和水溶液を全身にスプレーしています。

難しい慢性疾患には陶板浴がおすすめ

がんや膠原病、神経難病などの難しい慢性疾患には陶板浴がベストです。がんや膠原病、難病などの多くは、血流障害が要因となっています。陶板浴は天然鉱石やセラミックを使った温熱プレート(陶板)の上で横になり、体を芯から温める「乾式」の温熱療法です。深部体温の上昇は内臓や血管そのものを温め、血流を良くします。免疫細胞や栄養素の供給がスムーズになり、自然治癒力が活性化されます。(製品情報 アップワン 陶板タイル)

がん患者に共通する低体温。冷えた体が病を呼び込む

がん細胞は正常な細胞とは全く異なる環境で増殖します。特に好むのは、低体温、低酸素、高血糖という3つの条件です。加えて、鉄不足で酸素が行き届かない、砂糖などの糖質を取りすぎているといった要因がそろうと、がんのリスクは高まります。とりわけ低体温は、最もがん細胞が増える環境を作ります。つまり「日常的に体を温めておくことが、がん予防や再発防止につながる」ということです。

第4章 冷えは栄養不足

タンパク質が足りないと、そもそも熱は作れない

栄養療法において最も重要で、基本となるのは「タンパク質を摂ること」です。たんぱく質が足りず、食べ物からのエネルギー変換がうまくいかなければ、熱が作れなくなってしまうのです。

また筋肉は、体を動かすためのものですが、体温を調節したり、血液の循環を助けたりもする大切な器官です。その材料となるのもたんぱく質。日々の食事では「卵3個と肉200g」を毎日食べてください。魚も大事ですが、牛肉、豚肉、鶏肉をローテーションして食べたほうが効率的です。

鉄・たんぱく不足の女性は、例外なく35℃台の低体温

女性はもともと鉄とタンパク質が不足している人が多いため、冷えに拍車がかかります。男性より食が細かったり、肉を食べなかったりするためです。年代によっては、月経で多くの鉄が失われることも要因です。これまで多くの女性の患者さんを診てきて、鉄とタンパク質が不足している女性は例外なく35℃台の低体温です。

鉄とタンパク質の不足が解消すれば低体温も36.5℃に上昇します。つらい冷え性は解消し、体温調節も整うため、熱中症のリスクも軽減します。

タンパク質を食事からとるのが難しい場合は、ホエイプロテインを朝と夜に20gずつ取りましょう。これだけでたんぱく質の不足を解消できます。1日の食事は、糖分や炭水化物を減らし、野菜一辺倒ではなく、肉や卵を欠かさないようにして、そのうえで、ホエイプロテインを毎日朝20g夜20g飲んでください。これでばっちりです。

効果的なプロテインの取り方

最近ではドラッグストアでも売っていますし、ネット通販(アマゾンやiHerb)でも簡単に買えます。その場合ソイ(大豆由来)とホエイ(牛乳由来)がありますが、効果の高いホエイを選んでください。プロテインを飲んでお腹の調子が悪くなる人は、少量5~10gを2回から初めて慣れたら20g2回にしましょう。

稲田プロテイン体験談

2012年ごろ体重増加と糖尿病の気配があったので江部康二先生の本を読んで一家で「糖質制限食(高タンパク低糖質食)」に取り組んでいました。その後、藤川徳美先生の本を読んで2022年11月終わりからプロテインを1日40g飲み始めて1か月後の12月末寒くなったので毛布を追加して寝ました。私は寝ている時間はエアコン暖房を使いません。1時間ほど我慢していましたが暑くて毛布を蹴りだしてしまいました。結局その冬は毛布もホットカーペット、エアコン暖房も使いませんでした。それから4冬、エアコン暖房も毛布もホットカーペットも使いません。体温が上がったのでしょうか、ダウンジャケットも余り着なくなりました。

効果的な鉄の摂り方

プロテインの次は、鉄の摂取を始めましょう。鉄のサプリメントは、胃腸への負担が少なく、吸収されやすいキレート鉄を用いてください。1日の必要量は約100mgです。「Nowアイアン36mgなら1日3錠が目安になります。

ここで注意ですが、ビタミンEと同時に摂らないこと。鉄の吸収が阻害されるので8時間は空けるようにしましょう。そして、体内の鉄の貯金を表す「フェリチン値」をしっかり認識してください。

フェリチン値は、150を目標にしてください。30以下は重度の鉄不足です。フェリチン値が150に達したら、女性(18~50歳)と子供は鉄の摂取を半量に減らします。フェリチン値の目標をクリアしている男性・高齢女性は、鉄の摂取を終了して問題ありません。

ATP産生力が下がると、体は温まりにくくなる

ATPは私たちの細胞内のエネルギーの源泉です。私たちは毎日、自分の体重とほぼ同じぐらいのATPを作り出しては、消費しているのです。ATPを蓄えることができるのは数分間で、常にATPを作っては消費するという、フル回転です。

熱の源、ATPはどのように作られるのか

人のエネルギー源は大きく分けて、糖質由来の「ブドウ糖エンジン」と脂質由来の「ケトン体エンジン」があります。「ケトン体エンジン」の方が「ブドウ糖エンジン」よりATPを多く産生することができます。いずれにしてもビタミン・ミネラルが不足しないことが重要です。ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、鉄、マグネシウムなどが十分ないと、ATPを作り出すための「補酵素」「補因子」としての役割を果たせません。

糖質を減らして、ビタミン・ミネラルをしっかりとり、良質の脂質(肉、卵、チーズ、バター、ラード、生クリーム、MCTオイル)を摂ることがATPを増やすのです。

「新ATPセット」で体を温める

「新ATPセット」とは、私が日々の臨床を踏まえて独自に開発し、患者さんに推奨している「最適・最強の栄養療法セット」です。ATPの生成をサポートする栄養素を組み合わせています。

  • プロテイン20gを朝晩で1日40g
  • 鉄:1日の必要量は約100mg 「Nowアイアン36mg」なら1日3錠(夕方3錠)
  • マグネシウム:1日の必要量は400~800mg(朝夕に分けて)グリシン酸マグネシウム、クエン酸マグネシウムなど、(酸化マグネシウムは下剤、使いません)
  • ビタミンB群:1日の必要量は100~300mg(朝夕に分けて)
  • ビタミンC:1日の必要量は3000~9000mg(朝昼夕に分けて)
  • ビタミンE:1日の必要量は400~800IU、E400なら朝1錠。鉄の吸収を阻害するので、鉄と一緒には飲みません。8時間空けます。

メンタル不調がある際はナイアシンアミドをプラス

もしあなたが、冷えと同時にメンタルの不調(うつ、パニック、イライラ、怒りっぽい、不安不眠)を抱えている場合は「新ATPセット」にプラスしてナイアシンアミドを摂取してください。

ナイアシンはビタミンB3とも呼ばれ、心の安定をもたらすビタミンで、脳神経を正常に働かせることで、不安を抑え、眠りを促す効果があります。統合失調症の治療に用いられこともあります。子供の栄養療法のポイントは、ナイアシンアミドを摂取することです。

ナイアシンアミドは成長期の子供にとって重要な栄養素であり、低体温による起立性調節障害などにも効果的です。また発達障害で落ち着きのない子供が、ナイアシンアミドをしっかり飲むと、落ち着くケースも多々あります。

体験インタビュー 体温をあげて進行性の胃がんを克服 男性 77歳

ステージ4、余命3か月の宣告

60歳の時、背中の痛みを感じる。

61歳の時、「進行性の胃がんです。すでに10cmまで大きくなっている。食道にも広がっています。全身のリンパ節にも転移しています。進行度合いはステージ4です」と宣告された。悩んだ結果「ホスピスには入らない、抗がん剤治療はしない」 この時の体温は35.4度。

糖質はやめてタンパク質を摂る

糖質はがんのえさになる、摂らない方がいいと考えた。パン、お菓子、ジュースすべてやめた。積極的に「酵素」を摂る。スロージューサーでニンジン、リンゴ、レモン、キャベツの「酵素ジュース」を飲む。スロージューサーは野菜や果物の酵素・ビタミンを壊さない。

体温を上げるために陶板浴に通う。生活習慣を変え、夜は7時半までに食事を終え、8時半までに入浴、9時半にはベッドに入り、10時には就寝。6か月後の体温は36.8度に上がった。いろんな人の本を読んで、前向きな意味で「生きても死んでも、どちらでもいい」と思えるようになり「その日を精いっぱい生きればいい」と思えるようになった。

がん宣告から6年後、66歳の時「がん消滅」と診断された。その後、分子栄養学を生活の中に取り入れて今の77歳に至っています。

以上引用終わり

最後まで読んでいただきありがとうございます。詳しくは、藤川徳美著「体の芯を温めれば、健康になる」を読んで下さい。

2026.1.20 いなだ歯科医院 稲田修三

今週のお知らせ 体の芯を温めれば、健康になる

今週は藤川徳美先生の著書「体の芯を温めれば、健康になる」についてです。

4年ほど前に藤川徳美先生の本を何冊か読んで人体実験をすることにしました。プロテインを1日40g(朝20g、夜20g)飲み始めて1か月ほどたち、冬になったのでカミさんが例年通り毛布を出してくれました。私は寒いのが嫌いで冬は毛布を追加してホットカーペットも使います。ただしエアコン暖房は使いません。

その日は毛布を使って気持ちよく眠れる予定でしたが、どう言う訳か暑くてたまりません。1時間ほど我慢していましたが、我慢できなくてとうとう毛布を蹴りだしてしまいました。結局その冬は、毛布もホットカーペットも使いませんでした。それから4冬ずーっと同じ状態が続いています。いま5冬目真っ最中ですが秋布団だけで寝ています。自分でもびっくりです。

以下引用始め

体の芯を温めれば、健康になる

藤川徳美著

はじめに

看護師さんの感想「患者さんの採血をするとき、ほとんどの人の手が冷たいのです」体温を測ってみると、35℃代前半の低い人が多く、35℃未満だった患者さんもいた。冷え症や低体温を甘く見たり、「体質だから」とあきらめたりしてはいけません。体の冷えは、心の不調、あらゆる慢性疾患を引き起こし、脳機能への悪影響もあるからです。ぜひ栄養療法(タンパク質、ビタミン、ミネラル)と温熱療法を実践してください。

第一章:なぜ今、万病のもとになる低体温が増えているのか

現代人の体温は下がっている

体温はただの「熱」ではありません。体温は、代謝の状態、免疫の働き、ホルモンのリズム、そして自律神経のバランスまでも反映する「生体のバロメーター」「体調の見取り図」なのです。体重よりも体温こそが重要なのです。

通常体温は、朝は低く、夕方ごろにピークとなる傾向があります。1日の最低体温と最高体温の差は、1℃ほど生じることもあります。自分が低体温に陥っていないか、36.5℃以上をしっかりキープしているかどうか、把握しましょう。とりわけ体温が高くなる時間帯(およそ午後2時から8時ごろ)でも36.5℃未満であるなら、もっと体を温める必要があります。35℃であるなら、なおさらです。

現代の生活は、便利になって、自分で熱を作り出す必要がほとんどなくなり、熱を作り出す材料である栄養素も満たされていないのです。土壌がやせてビタミン、ミネラルが減少しているからです。

うつ・パニックの女性は冷えていた

特に女性に多い冷え症の背景には、鉄とタンパク質の不足が深くかかわっています。とりわけ月経のある年代の女性は、鉄が不足します。また産後の女性は赤ちゃんに鉄を渡して、自分は鉄不足になるのです。鉄は体内のたんぱく質と結びついて、体に酸素を運ぶ役割を果たしています。不足すると体内の細胞に酸素が届かず、細胞で熱を生み出す力が弱くなるのです。また鉄はATPという「生きるエネルギー」を作るために必須のミネラルです。ATPによって体内の熱が生産されているわけですので、不足すると冷え症や低体温になるのは必然なのです。

子供の低体温は、砂糖の取りすぎ

最近の子は糖質の取りすぎです。朝から冷たいジュースを飲み、昼にはお菓子、夜にはアイスなどと、コンビニですぐに甘いものが手に入ります。特に問題なのが、加工されたお菓子やジュースに添加されている果糖ブドウ糖液糖、精製された白砂糖といった「精製糖」です。これらは血糖値を急上昇させた後、急降下させます。自律神経を不安定にするのです。交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、血管の収縮が起こり、末梢の血流が悪化して冷えにつながります。

集中力が続かない、気分が落ち込みやすい、落ち着きがない、怒りっぽい子が増えています。糖質の取りすぎは、発達障害の子供たちを増加させています。

塩を制限すると冷え症が悪化する

私たちの血液は、海の成分と近いミネラルバランスです。塩分が足りなければ、神経の伝達も筋肉の動きも不安定になりますし、血液の巡りにも影響します。特に女性や高齢者で「冷えがひどい」「立ちくらみがある」「低血圧ぎみ」という人は、塩分の摂取が不足している場合も多々あります。

ただし、食塩はすべて処分して、天然塩に切り替えてください。天然塩にはマグネシウムやカリウムをはじめとしたミネラルが、バランスよく含まれています。とりわけマグネシウムは、代謝や体温調節を促し、血流を良くすることで、体を温めます。天然塩の中でもマグネシウム濃度の高い「ぬちまーす」「雪塩」「宗谷の塩」はお勧めです。

第2章:冷えは万病のもと

深部体温と表面体温

私たちが体温を測るときは表面体温を測っています。36.5℃であれば深部体温は37~38℃であり、代謝酵素はやく37℃で最も活発に働きます。体温が1℃下がると免疫力は約30%下がると言われています。低体温の人は汗をかかず、かえって熱中症にかかりやすくなります。

冷えによる血流障害が「万病のもと」

体が冷えて血流が悪くなると細胞は疲弊して修復が追い付かず、免疫も弱り、自律神経も乱れ、慢性的な炎症や痛みが起こりやすくなり、慢性疲労、肩こり、頭痛、婦人科系の不調と「冷えによる病気の連鎖」が始まってしまいます。

病気は血流の悪いところに起こる

がん細胞は低酸素・低体温の環境を好んで増殖することが知られています。36.5℃未満の低体温では免疫細胞であるナチュラルキラー細胞の活性が落ち、がん細胞の芽は見逃されやすくなります。また、関節リウマチ、膠原病、慢性疲労症候群など、いわゆる難治性疾患にも、深部体温の低下が共通しています。糖尿病や高血圧、動脈硬化といった生活習慣病も同じです。血液の流れが滞れば、血管の内皮は傷つき、老化も進みます。

冷えが心を弱らせる

なぜか元気が出ない、やる気が出ない。何をするにも億劫で、心がふさぎ込む。こうした「心の冷え」の正体は、実は体の冷えが要因であることが、少しずつ分かってきました。脳は大量のエネルギーを消費します。そのため、大量のエネルギーを生み出せる力が必要です。

ところが深部体温が下がって血流が悪くなると、セロトニンやドーパミンといった脳の神経伝達物質の分泌が不安定になります。たとえサプリメントで栄養を補っても、体温が低い場合は酵素反応が鈍く、「生きるエネルギーで」あるATPの生産も滞ります。

慢性的なストレスは体温を下げる

ストレスと体温は、深い関係にあります。短期間だけの適度なストレスがかかったとき、体温は多少ながら上がります。ところが、悩みや心配事、緊張、人間関係などの精神的ストレス、働きすぎなどによる身体的ストレスによって交感神経の緊張状態が続くと体は冷えて血流が悪くなります。胃腸の働きも落ちて栄養がうまく吸収できなくなり、体のエネルギーが作れなくなり、体温も下がっていくのです。

以上引用終わり

残りの第3章と第4章は次回になります。お楽しみにお待ちください。

今週のお知らせ チーズは認知症に良い

今週のお知らせは京都高尾病院で、「糖質制限食」で糖尿病を治している江部康二先生のブログ「糖尿病徒然日記」から転載します。

実は私は14年ほど前に糖尿病の気配(夕方5時ごろになると低血糖症状と思われる、眠気、急激な空腹感、手指の震えなどと約7kgの体重増加)があり、江部先生の本を何冊か読み、そのうちの1冊をカミさんに読んでもらい家族で「糖質制限食」に取り組みました。お陰で私は7kgの体重減、低血糖症状の解消、カミさんは頭痛の軽減と効果がありました。

以下引用始め

こんばんは。

「習慣的なチーズ摂取(週1回以上)は、高齢者の認知症の3年間発症率の低下と中等度の関連があった」という結論の論文がNutrients. 2025 Oct 25;17(21)に掲載されました。これは我々糖質セイゲニストにとってなかなかに嬉しい論文といえます。

今、手元に雪印北海道「カマンベールチーズ」があります。
1個あたり、
エネルギー:47kcal
たんぱく質:2.8g
脂質:3.9g
糖質:0.0~0.8g


カマンベールチーズ、完璧に糖質制限OK食品です。

糖質セイゲニストにとって、お酒のお摘まみやおやつにチーズは手軽に利用できるのでとても重宝です。

チーズ摂取(週1回以上)なら、糖質セイゲニストにとってはハードルは極めて低く、チーズが嫌いな人以外は簡単に達成可能な目標です。それで、認知症発症リスクが低下するなら、万々歳です。ブログ読者の糖質セイゲニストの皆さん、奮ってチーズを食べましょう。

江部康二


要約
本研究の目的は、大規模な日本人高齢者集団コホートにおいて、習慣的なチーズ摂取と認知症発症との関連性を検証し、ベースラインの乳製品摂取量が少ない集団におけるチーズの潜在的な予防的役割に関する疫学的エビデンスを提供することである。

方法:日本老年学的評価研究(JAGES)2019-2022コホートのデータを分析し、調査回答を長期介護保険(LTCI)認定記録にリンクさせた。参加者には、以前にLTCI認定を受けていない65歳以上の高齢者を対象とした。チーズ摂取量はベースラインで評価され、週1回以上摂取する群と摂取しない群に分類された。社会人口統計学的および健康関連の共変量には傾向スコアマッチング(PSM)を適用した。Cox比例ハザードモデルにより、3年間の認知症発症のハザード比(HR)を推定した。

結果:PSM後、7914人の参加者が分析された(摂取者3957人、非摂取者3957人)。ベースラインの共変量は良好にバランスが取れていた。3年間で、チーズを摂取した134名(3.4%)と摂取しなかった176名(4.5%)が認知症を発症し、絶対リスク差は1.06パーセントポイントであった。チーズの摂取は認知症のハザード低下と関連していた(HR = 0.76、95% CI 0.60-0.95、p = 0.015)。

結論:習慣的なチーズ摂取(週1回以上)は、高齢者の認知症の3年間発症率の低下と中等度の関連があった。絶対リスク低下は小さかったものの、これらの知見は、乳製品摂取と認知機能の健康とを関連付ける過去の観察研究のエビデンスと一致している。用量反応関係、チーズのサブタイプ、および根底にあるメカニズムを明らかにするために、さらなる研究が必要である。

地域在住の日本人高齢者におけるチーズ摂取と認知症発症率:JAGES 2019-2022コホート研究。
Cheese Consumption and Incidence of Dementia in Community-Dwelling Older Japanese Adults: The JAGES 2019-2022 Cohort Study.
Journal
Nutrients. 2025 Oct 25;17(21); pii: 3363.
Author
Seungwon Jeong, Takao Suzuki, Yusuke Inoue, Eunji Bang, Kentaro Nakamura, Mayuki Sasaki, Katsunori Kondo

Abstract
Background/Objectives: Dementia is a growing public health concern in rapidly aging Japan. Dietary factors, including dairy products, have been proposed as modifiable influences on cognitive health, although findings across studies remain inconsistent. This study aimed to examine the association between habitual cheese consumption and incident dementia in a large, population-based cohort of older Japanese adults, and to provide epidemiological evidence regarding its potential preventive role in populations with low baseline dairy intake.

Methods: We analyzed data from the Japan Gerontological Evaluation Study (JAGES) 2019-2022 cohort, linking survey responses to long-term care insurance (LTCI) certification records. Participants aged ≥65 years without prior LTCI certification were included. Cheese consumption was assessed at baseline and categorized as ≥1 time/week vs. non-consumers. Propensity score matching (PSM) was applied on sociodemographic and health-related covariates. Cox proportional hazards models estimated hazard ratios (HRs) for incident dementia over three years.

Results: After PSM, 7914 participants were analyzed (3957 consumers; 3957 non-consumers). Baseline covariates were well-balanced. Over 3 years, 134 consumers (3.4%) and 176 non-consumers (4.5%) developed dementia, corresponding to an absolute risk difference of 1.06 percentage points. Cheese consumption was associated with a lower hazard of dementia (HR = 0.76, 95% CI 0.60-0.95, p = 0.015).

Conclusions: Habitual cheese consumption (≥1 time/week) was modestly associated with a reduced 3-year incidence of dementia in older Japanese adults. While the absolute risk reduction was small, these findings are consistent with prior observational evidence linking dairy intake to cognitive health. Further research is warranted to clarify dose-response relationships, cheese subtypes, and underlying mechanisms.

以上引用終わり

今週のお知らせ ウチの子だけインフルエンザにならないんです

今週のお知らせは廿日市市で心療内科を開業されている藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。

4年ほど前に、藤川徳美先生の本を何冊か読んで、栄養が満たされれば健康になれるのは本当か?人体実験と称してプロテインを1日40g飲み始めました。1か月ほどたった時冬になり、うちのカミさんが毛布を追加してくれました。いつもなら「暖かーい」と気持ちよく眠れたはずなんですが、暑くて毛布は使えなかったのです。またいつもはホットカーペットも使うのですが、その冬は結局「秋布団」だけで過ごし、それ以来4冬、毛布もホットカーペットも使いません。プロテインの次はビタミン・ミネラルも追加してこの4年間全く風邪を引いていません。もちろんインフルエンザにもかかっていません。最近、患者さんから「先生、元気ですね」と言われることもあり「はい、健康だけが取り柄です」と返事しています。

以下引用始め

ウチの子だけインフルエンザにならないんです

幼稚園児、小学生を診察する際は、必ず母親のカルテも作る。親子とも、プロテイン*2+鉄剤を継続。ナイアシンアミド、C1000、Mg100を併用している。

クラスでインフルエンザが蔓延しても、”ウチの子だけインフルエンザにならないんです”と言われる母親が多数。もう何十人も同じ話を聞いた。プロテイン+Cで感染症予防ができている様子。必要量はC1000*3(分三)。

以上引用終わり