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今週のお知らせ 肉にまつわる10の誤解

私は13年ほど前に糖尿病になりかけて「糖質制限食」でならずに済みました。4年ほど前には「分子栄養学」を勉強し始めて、肉はよく食べます。がんに関してはまだまだ分かっていないことが多く、私はまだがんになっていませんが、知り合いには何人もがんにかかった人がいます。私より若いお医者さんも何人かいます。肉はがんになるという説もありますがいったいどうなんでしょうか?

以下引用はじめ

「焦げ肉を食べるとがんになる」も「加工肉は体に悪い」も根拠がない…専門家が指摘する肉にまつわる10の誤解

肉が悪者にされてきた本当の理由

PRESIDENT Online

ジョージア・イード精神科医

加工肉や赤肉は本当に体に悪いのか。ハーバード大学診療所で治療に携わった精神科医のジョージア・イード氏は「加工肉を食べすぎるとがんになる、腎機能に悪影響が出るなど肉食を巡る害悪論は多い。しかしその多くは誤解に基づいたものだ」という――。

※本稿は、ジョージア・イード著、大田直子訳『ハーバード式脳を最適化する食事法』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・再編集したものです。

写真=iStock.com/naturalbox

植物性食品にも発がん物質は含まれている

赤肉※に対する抗議との争いはモグラたたきゲームのようだ。でっち上げをひとつたたいて穴に引っ込ませるとすぐに、別のでっち上げが出てくる。わりと一般的なものをいくつかさっと見直してみよう。

※肉そのものを表す「Red Meat」の日本語訳

虚像1 ヘム鉄が癌を引き起こす

動物の生態に欠かせない役割に加えて、ヘム鉄は赤肉にその特徴的な色と風味を与える。だからこそ、植物由来の「肉」のメーカーは7500万ドルという大金を、遺伝子組み換えされた「レグヘモグロビン」――大豆の根にあるヘモグロビンの一種――の大量生産と、それをパテに挿入することにつぎ込んだのだ(39)。

※参照文献については、朝日新聞出版公式書籍紹介ページ「原著の原注(Notes)」第10章を参照
https://publications.asahi.com/design_items/pc/pdf/product/25421/notes.pdf

では、ヘム鉄は赤肉のなか……そして偽ハンバーグのなかに潜む、癌を引き起こす犯人の可能性があるのか? デヴィッド・クラーフェルド博士によって書かれた2015年の主張によると、そうではない。彼はUSDAの国家栄養プログラムリーダーであり、WHO報告書の著者の一人である。「ヒトの腸における正常濃度のヘムが害をおよぼすというデータはない(40)」

虚像2 焦げた肉は癌を引き起こす

肉を焦がしたり燻したりすると、多環芳香族炭化水素(PAH)と複素環アミン(HCA)が生成される。どちらも実験動物で癌を引き起こすことが示されている。動物で癌を引き起こすこれらの化合物の投与量は、ヒトの食品に含まれる量の100から10万倍である(41)。ヒトでの研究は疫学研究に限定され、そうした研究でさえ結論にいたっていない(42)。

HCAは赤肉だけでなく、魚や鳥肉を含めたタンパク質の多い食品でもできる可能性がある。PAHは燻す、焼く、揚げるといった、高熱処理をされたあらゆる植物性物質および動物性物質にできる。さまざまな食品に見つかるものであり、野菜のグリル、カカオ製品、粉ミルクなどもそうだが、とくに極端に多いのは小麦粉、シリアル、パンであり、加熱調理された肉の1000倍以上の濃度である(43)。

肉がダメならホウレンソウもダメ

虚像3 加工食品中の硝酸塩と亜硝酸塩が癌を引き起こす

硝酸塩と亜硝酸塩は、ベーコン、サラミ、ハムのような加工肉の生産に使われる。しかし、多くの植物性食品にも自然な状態でたいていは大量に見つかる(44)。硝酸塩と亜硝酸塩そのものが癌を引き起こすことは示されていないが、ほかのタンパク質小片と反応して「ニトロソアミン」を形成する可能性がある(45)。この化学物質は実験動物で癌を引き起こす場合がある。

典型的な西洋式食事に含まれる硝酸塩の大半は野菜由来なので、硝酸塩と亜硝酸塩がたしかに癌のリスクを高めるのなら、加工肉の摂取量を限定するだけでなく、ホウレンソウやセロリのような硝酸塩を多く含む野菜の摂取量も限定するべきである。

1グラム当たりで考えると、ホウレンソウはホットドッグの80倍以上の硝酸塩を含む。セロリパウダーは硝酸塩に富んでいるので、メーカーは加工肉をつくるのに使い、自社製品には「セロリパウダーに自然に含まれるもの以外、硝酸塩も亜硝酸塩も添加されていない」と誇らしげに宣伝している。

虚像4 肉は便秘を引き起こす

肉は最も消化しやすい食品である。胃酸、腸内酵素、そして胆汁が、肉のタンパク質を個々のアミノ酸に、脂肪を脂肪酸に効率よく分解し、血流中への吸収はほぼ完璧で、排泄されるべき老廃物はほとんど、またはまったく残らない(46)。

疑念があるなら、ただ自問してほしい。まず、未消化の肉か脂肪のかけらが体を出ていくのを見たことがある? 次に、ブロッコリー、木の実、種子、豆、トウモロコシのような植物性食品のかけらが未消化で体から出ていくのを見たことがある?

バーベキューソースをつけたら太るけど

虚像5 肉は肥満を引き起こす

肥満が蔓延するようになったのは比較的最近だが、肉は大昔からある食品だ。高インスリン濃度が脂肪貯蔵のスイッチを入れ、低インスリン濃度はそのスイッチを切る。頻繁にインスリン濃度が高くなりすぎる食生活はすべて、望まれない脂肪増加につながりかねず、最も強力なインスドウ糖反応は、検査された38の食品すべてのうちダントツで最低だった。問題が起こる可能性があるのは、衣をつけて揚げる、糖分の多いバーベキューソースにつける、またはサンドイッチの具にするときだ。

虚像6 肉は糖尿病を引き起こす

2型糖尿病は持続的な高血糖が特徴の疾患だ。肉は炭水化物が極端に少ないので、血糖の不健康な上昇を引き起こすことはできない。前述のものと同じ1997年の研究で、牛肉に対するブドウ糖反応は、検査された38の食品すべてのうちダントツで最低だった。問題が起こる可能性があるのは、衣をつけて揚げる、糖分の多いバーベキューソースにつける、またはサンドイッチの具にするときだ。

虚像7 肉は高血圧を引き起こす

2020年に行なわれた36件のRCT※のメタ分析で、ほかのタンパク質源と比較して赤肉は血圧になんの影響もおよぼさないことがわかった(48)。デイヴィッド・アンウィン医師らによる最近の研究で、(肉を許容する)低炭水化物食を処方された患者に血圧の大幅な低下が見られ、降圧薬の必要性が小さくなることがわかった(49)。インスリン濃度が高いと血圧が上がり、腎臓がナトリウムをためるようになるので、炭水化物摂取量を減らすことによってインスリン濃度を下げることが、こうしたメリットにつながるのだ。

※無作為化比較試験のこと

肉をたくさん食べているボディービルダーも腎機能は正常

虚像8 肉は腎臓病を引き起こす

腎不全のリスク因子第1位は高血糖、第2位は高血圧である(50)。健康な腎臓はタンパク質が非常に多い食事に安全に対処することができる。腎臓が設計上対処できないのは高血糖と高血圧だ。肉だけの食事をまる1年とった2人の男性に関する1930年の研究は、腎臓の問題の兆候をまったく示していない(51)。最近のボディービルダーについての研究では、1日に体重1キロ当たり2.2~3グラム(推奨されている量のおよそ3倍)のタンパク質を数カ月連続で食べても、腎臓機は正常のままだった(52)。

虚像9 肉は痛風を引き起こす

痛風は一種の関節炎で、「尿酸」と呼ばれる代謝老廃物の血中濃度が高くなることが多い。尿酸は関節内で結晶化して痛みを引き起こすおそれがあるのだ。かつて「王様の病気」と呼ばれていたのは、患者はおもに豪勢な食事をとれる余裕のある人だったからだが、現在世界中で4000万の一般人が患っている(53)。何世紀ものあいだ、痛風は肉の摂取量が多いことによって引き起こされると信じられていたが、これを示す実験的証拠はない。最近明らかになったことだが、ほかの多くの慢性疾患と同様、痛風の根源はインスリン抵抗性にあり、それが尿酸を排出する体の能力を阻害しているのである(54)。

「肉は健康を害する」は結局、感情論なのか

虚像10 肉は炎症を引き起こす

炎症を引き起こすと非難される赤肉中の分子は、飽和脂肪から多価不飽和脂肪(動物性食物にのみ含まれるオメガ6のアラキドン酸)、そしてヘム鉄、哺乳類の肉にのみ含まれる信号伝達分子のNeu5Gcまで、さまざまである。しかし2020年に行なわれたヒトのRCT24件のメタ分析が、赤肉は炎症の血液マーカーに影響しないと結論を下している一方(55)、高血糖が全身の炎症につながることは実証されている(55)。

ジョージア・イード著、大田直子訳『ハーバード式脳を最適化する食事法』(朝日新聞出版)

肉はヒトの健康にとって危険だという仮説は、肉に不利な証拠を長いあいだ熱心に探し回っているが、いまのところ成果は上がっていない。しかし調査が行き詰まっていることを認めるのではなく、この仮説は生き残り続けているどころか、勢いを増し続けている――その根拠が事実ではなく感情にある可能性がはるかに高いことがうかがえる。

精神科医として私は感情というものに健全な敬意を抱き、私たち人間はとりわけ重要な決定を理性ではなく感情で下すことがあると理解している。しかし私は、誰もが事実を知らされて、それを感情と天秤にかけ、いちばん大事なことにもとづいて自分自身の決断を下せるようになるべきだとも思う。

以上引用終わり

今週の症例 ミラクルデンチャー 右下6番欠損

60代

1歯欠損のミラクルデンチャーです。ミラクルデンチャーは特許製品で、従来の入れ歯に比べてぴったりフィットして違和感の少ないよく噛める入れ歯です。

初めに7番の手前から合わせます。次に5番に上から押して合わせます。

外すときは、5番にかかっている部分を上に持ち上げます。しっかりしていて指ではなかなか外しにくいので器具(撤去用プライヤー)を使います。

5番が外れたのであとは指で取り外します。

従来の入れ歯

今週のお知らせ プロテインで健康になった(私の食遍歴)

20代の体格、身長167.5cm 体重58kg

60代に入って少しずつ体重が増えてきました。テニスは週3回と結構体は動かしていました。基礎代謝が年齢とともに下がってきたのかなと思っていました。食事と飲酒の量はほとんど変わっていません。偏食もありません。

その頃になって、夕方5時ごろ低血糖症状と思われる手の指の震えや眠気に襲われるようになってきて、そんな時はチョコレート食べて落ち着かせて診療していました。糖尿病予備軍だったのかなと思っています。体重は7kg増えてズボンがきつくなってきました。そんな時に出会ったのが江部先生(京都高尾病院理事長で糖尿病治療に糖質制限を提唱)の本でした。

糖質制限食(高タンパク低糖質食)開始

2012年、「主食を抜けば糖尿病はよくなる」など何冊かの本を読み、食事を作ってくれるのはカミさんなので1冊読んでもらいました。早速「糖質制限の献立本」を買ってきて作ってくれるようになりました。半年もたたないうちに体重は7kg減少して元に戻りました。また夕方5時ごろの低血糖症状と思われる手の指の震えや眠気もなくなりました。

糖質制限食のやりかた

炭水化物は糖質+食物繊維でできています。炭水化物の中で糖質が多く含まれ食物繊維が少ないもの(高糖質炭水化物、穀物、精製糖質)を制限するものです。具体的には精製糖質である砂糖、白米、パン、麺類(うどん、ラーメンなど)パスタ、ピザなどを制限します。反対にタンパク質の多い肉、魚貝、卵、チーズ、食物繊維が多い葉物野菜、海藻類、キノコ類、大豆食品を増やします。

スーパー糖質制限食は三食とも主食を食べず、減らした主食の分だけおかずを増やします。主食を減らした分おかずを増やさないとエネルギー不足になって体調を崩します。スタンダード糖質制限食は二食主食を食べず、減らした主食の分だけおかずを増やします。プチ糖質制限食は一食主食を食べず、減らした主食の分だけおかずを増やします。

現在の食事は

朝食はパンの代わりにゆで卵、おかず、果物少し、牛乳100ml、コーヒー1杯。昼食はおかずだけのカミさん弁当。夕食はごはん茶碗半分、おかず多め、果物少しおかずの量が多いのでお腹がすくことはありません。以前の食事では、糖質が多いと血糖値が急上昇、それを処理するためにインシュリンホルモンが出て血糖値を下げます。この時お腹がすいたと感じるのです。

プロテイン摂取開始

2021年11月末、分子栄養学の提唱者・三石巌先生、分子栄養学とオーソモレキュラー栄養学を勉強した藤川徳美先生の本を読み、人体実験と称して、それまでの食事に加えてプロテインを1日40g(朝晩20gずつ)飲むようにしました。

1ヵ月後の12月末、冬になり例年通り毛布を出してもらいました。例年であれば「暖かーい」となるはずでしたが、暖かいを通り越して暑いのです。結局、毛布を蹴りだして秋布団だけで寝ました、それまではホットカーペットも使っていましたが出番はなく、4冬、秋布団だけで過ごしています。

そのほかには、たまに出ていた鼻血が全くでなくなった。髪の毛が太くなったのか?髪を洗う時ペチャとした感覚からごわっとしたものに変わった。飛蚊症が治った。(友人の眼科医によれば飛蚊症は自然治癒することがあると言っていますが)トイレが近いのが改善した。新陳代謝に関する酵素は37度ぐらいが一番効率が良くなると言われており、私の体温が上がって新陳代謝が良くなったのでしょう。

プロテインがものすごく効果があったので、藤川徳美先生お勧めのビタミン(B、C、E)とミネラル(マグネシウム、亜鉛、セレン)を飲むようになりました。その後、ふくらはぎのこむら返りが改善、また最近になって、風邪を引いた時飲んでいた風邪薬もこの4年間全く飲んでいないことに気が付きました。

心と体を強くする メガビタミン健康法

旧来の栄養学は、これまで食べてきたものから判断する「経験主義」にすぎず、根拠はあいまいなもので、本当に必要な栄養素の絶対量が足りていません。バランスの良い食事ではなく、DNAレベルの科学の法則に基づいて、体内の代謝反応に必要な栄養素を「絶対量摂ること」。これが健康の基本です。

同じものを食べても、人の健康度合いが異なるのは、代謝酵素の働き方が人それぞれ異なり、個人差があり、一定以上の身体機能を保つために、必要な栄養素の量が異なるからです。

タンパク質

プロテインと言いますが、意味は第1のものと言う意味です。人の体はほとんどがタンパク質で出来ています。筋肉、内臓、骨、髪、爪、神経伝達物質、ホルモン、免疫タンパク、代謝酵素などです。細胞にはDNAがありますが、タンパク質の設計図で、必要に応じてそれぞれのたんぱく質を作ります。栄養素の中でも最重要なものです。

自分の体重×1gが最低限必要で、60kgの人は最低でも1日60g必要です。出来れば体重×1.5~2.0がいいですね。成長期の子供、妊娠・授乳期の女性は確実に体重×1.5gは必要です。慢性病からの回復を目指すためには体重×2gが必要です。

プロテインの服用で期待できる効果

  • うつ病、パニック障害を含めすべての病気の回復が早まる
  • 摂食障害の特効薬である
  • 朝目覚めが良くなり、疲れにくくなる
  • 立ちくらみ、めまいがなくなる
  • 爪、髪が強くなり、奇麗になる
  • 肌の調子が良くなり、化粧のノリが良くなる
  • 甘いものに興味がなくなる
  • ダイエットの効果があり、適正体重まで減少する
  • ウエストが細くなる
  • 気候変動に強くなる
  • 夏バテしなくなる
  • 胃腸の調子が良くなり、胃腸が強くなる
  • 免疫力が向上して、風邪を引きにくくなる
  • ストレスに強くなり、落ち込んでも立ち直りが早くなる
  • 抹消(手足)の冷えが改善する
  • 高血圧が改善する
  • 糖尿病が改善する
  • リウマチなどによる体内炎症を軽減する
  • 甲状腺機能を正常化させる
  • がんに対する抵抗力を向上させる
  • ケガや手術からの回復を早める
  • 妊娠時、授乳期には、胎児や新生児の成長を促す
  • 貧血が改善する
  • 動脈硬化が改善する
  • 脳卒中、冠動脈疾患を予防する
  • 頭の回転が良くなり、集中力が向上する
  • 子供の知能が改善する
  • 認知症の進行を抑える
  • 神経難病を改善させる
  • 寿命が延びる
  • 減薬しやすくなる
  • メガビタミンを開始することが出来、ビタミンの効果も高まる

現在の作物が育つ土壌は昔と比べて痩せており、十分なビタミン、ミネラルが含まれていません。

鉄を満たす

エネルギー代謝の電子伝達系で必要なミネラル。うつ・パニックのほとんどが低フェリチン(貯蔵鉄不足)

私(藤川徳美先生)が分子栄養学を学び、実践するモチベーションになったのは、女性のうつ病やパニック障害とみられる症状の多くは「鉄不足」によるものだということが、臨床的に確かめられたことです。鉄を投与すると、みるみる治っていきました。

月経のある年代の日本女性のほとんどが、鉄不足に陥っています。貧血の指標はヘモグロビン値ですが、これが基準値でも、体内で貯蔵されている鉄の量を表すフェリチン値が低いのです。一方男性において鉄不足はまれですが、女性より鉄不足には極めて脆弱です。

鉄分の多い食品-赤こんにゃく、ヒジキ(鉄鍋使用)、きくらげ、海苔、レバー、赤身肉、赤身魚、煮干、あさり

鉄不足の症状は次の通りです。

  • イライラし易い、集中力低下、神経過敏、些細なことが気になる
  • 立ちくらみ、めまい、耳鳴り、偏頭痛
  • 節々の痛み(関節、筋肉)腰痛
  • 喉の違和感(喉が詰まる)
  • 冷え性
  • 朝なかなか起きられない、疲れ
  • 出血(アザ)、コラーゲン劣化(肌、髪、爪、シミ)
  • 不妊
  • レストレスレッグ症候群(RLS=むずむず足症候群)
  • やたらと氷をガリガリ食べる

マグネシウム

エネルギー代謝のクエン酸回路において必須であり、多くの代謝・化学反応に関与している。

正常な筋肉と神経の機能を維持します。また心臓のリズムを安定させ、健康な免疫システムをサポートし、骨を強く保ちます。有害重金属の排出を促す。ADHDの多動性を軽減する。善玉コレステロールを上げ、悪玉を下げる。

カルシウムとマグネシウムは、拮抗作用のある成分です。日本人はカルシウム不足よりマグネシウム不足が多いと考えられるので、意識して取る必要があります。マグネシウムは魚介類、海藻類、ナッツ、コムギ胚芽、全粒紛、豆腐、ココアに含まれています。

サプリメントで摂る場合は、クエン酸マグネシウム、グリシン酸マグネシウム、キレート化マグネシウムを選択する。経皮吸収の場合は塩化マグネシウム(にがり液)を患部に擦り込みます。

マグネシウムが不足すると

  • 心臓病
  • 糖尿病
  • がん
  • 脳卒中
  • 高血圧
  • 骨粗しょう症
  • 関節炎
  • 喘息
  • 腎結石
  • 片頭痛
  • 月経前症候群(PMS)
  • 足や瞼の痙攣
  • こむら返り
  • 不安神経症、パニック障害、うつ病
  • 肩関節石灰沈着症、腰痛、ぎっくり腰
  • 不妊症
  • パーキンソン病
  • アルツハイマー病
  • 慢性疲労症候群
  • などを引き起こします。

亜鉛

成長と発達に必要なミネラルで、抗酸化作用、抗炎症作用、免疫力向上に欠かせません。

アミノ酸からのたんぱく質の再合成、DNAの合成、ホルモンの合成など数多くの代謝にかかわっています。骨の成長や肝臓、腎臓、すい臓、精巣など、次々と新しい細胞が作られる組織や器官では必須のミネラルです。

味蕾細胞、精子形成、肌や髪爪、網膜、粘膜の健康維持に必要。またがん予防にも重要です。さらに活性酸素を強力に除去して若さを保ちます。

亜鉛は肉類、魚介類、牡蠣、レバー、ナッツなどに豊富です。

セレン

重要な抗酸化物質「グルタチオン・ペルオキシダーゼ」の成分であり、がんの予防や有害金属の排出に有効です。老化予防やがん抑制、動脈硬化を防ぐ効果。更年期障害、白内障などの緩和効果。

セレンは特に前立腺がん、肺がん、結腸直腸がんの発生を抑え、転移を防ぐと言われています。HIV治療にも有効な結果を出しています。ビタミンEを強力に補助します。

セレンはサンマ、アジ、牡蠣などの魚介類、レバー、鶏もも肉、ワカメなどの海藻類、ネギ、ゴマなどに含まれています。

ビタミンC(水溶性)

現代の農作物のビタミンC含有量は土壌の劣化によって激減しています。

〇ケトン体エンジンを回す

糖質由来のブドウ糖エンジンより脂質由来のケトン体エンジンの方がエネルギーであるATPがたくさん作られる。ケトン体エンジンを回すにはビタミンCが必要。

〇美肌を作るコラーゲン合成を助ける

コラーゲンは肌や骨、血管を若々しく保つ成分です。タンパク質の内、約30%を占めます。コラーゲン合成にはタンパク質+ビタミンC+鉄が必要です。

〇ストレス性の疾患を防ぐ

ストレスとは精神的なものだけではなく、病気や外傷、暑さ、寒さなど、生体にとって不利な刺激を指します。ビタミンCはストレスから体を守る、コルチゾールと言うホルモンを合成するのに使われます。

〇抗ウイルス作用と抗菌作用

ウィルスを不活化するタンパク質「インターフェロン」を作るのにビタミンCが必要です。

〇がん予防と治療効果

ビタミンCは発がん物質を無効化します。また、がん治療には高容量ビタミンCが有効です。

〇白内障予防

〇動脈硬化の予防

〇妊娠時の苦痛を和らげる

ビタミンCは出産時間を短縮し、痛みも軽くなります。妊娠線も生じなくなります。胎児の心臓疾患も予防します。ビタミンC摂取量が多いほど死亡者数は減少

ビタミンB群(水溶性)

生物全ての細胞に存在するミトコンドリアはエネルギー(ATP)を作る小器官で、ビタミンB群はミトコンドリアで働きます。B1、B2、B3(ナイアシン)、B5(パントテン酸)、B6、B12、葉酸、ビオチンなどが互いに助け合いながら働きます。

分子栄養学の祖である三石巌先生いわく「俗に頭の良い人と言うのがいますが、これは、たまたまビタミンB群(ビタミンCも)が少量で足りるように生まれついた人の事だと、私は考えます。」

B1:神経の健康を保つ。不足すると脚気になる。

B2:糖質、脂質の代謝を促進し、成長を助ける

B3:(ナイアシン)精神を落ち着かせる

B5:(パントテン酸)免疫力を強化し、抵抗力をつける

B6:タンパク質代謝に不可欠

B7:(ビオチン)皮膚や髪の毛を健康にする

B12と葉酸:赤血球の生成を助ける

小児の学習障害や行動障害には ナイアシン+B6

自閉症には ナイアシン+B6+亜鉛

統合失調症には ナイアシン+B6+亜鉛

ビタミンA(脂溶性ビタミン)

目や口の粘膜・上皮を守り、がんを予防する視力の維持に欠かせない。細胞分化に深くかかわっており粘膜。上皮の健康維持、抗酸化作用、がん予防に必要。ベータカロテン(緑黄色野菜に含まれる)はビタミンAの前駆体であるプロビタミンAとして働く。

ビタミンD(脂溶性ビタミン)

骨を作り、免疫力を上げ感染を予防する。くる病は、骨が柔らかくなって変形し、O脚やX脚などが見られ、子どもの場合は成長阻害が起きる病気です。腕や足に痙攣が起こり、呼吸困難や吐き気がみられることもあります。

タラ肝油がくる病を治すことが発見され、その物質がビタミンDと名付けられました。多くの人にとって、ビタミンDの主な供給源は太陽紫外線です。現代では、日焼け止めや室内での生活が増えて、買い物なども車で行くような場合、ビタミンDは不足します。

ビタミンDは多くの種類のがん、心臓疾患、糖尿病、細菌感染症、ウイルス感染症、多発性硬化症を含む自己免疫疾患、神経難病、認知症を予防し、改善する効果があり、身体能力を向上させます。

骨粗しょう症予防と改善するにはビタミンD3とビタミンK2(納豆に豊富)を2年以上同時摂取すると骨密度が増加します。

ビタミンE(脂溶性ビタミン)

子宝と若返りの抗酸化ビタミン。ビタミンEの抗酸化作用がビタミンCとビタミンBの効果を上げる。ビタミンEは生体膜の不飽和脂肪酸を酸化から守る作用がある。

効果

動脈硬化の改善、血液粘度を下げ高血圧を正常化する、心疾患の軽減、認知症の進行予防、がん、糖尿病、てんかん、吸収不良症候群、クローン病、嚢胞性繊維症、やけど・外科手術からの回復、免疫機能向上、抗加齢、冠動脈疾患などすべての疾患の死亡率を下げる。

さらにハ-バード大学の研究によると筋萎縮性側索硬化症(ALS)を予防する、慢性肝疾患(非アルコール性脂肪性肝炎)に効果がある。

サプリメントによる補給

最近の食品は昔と違って土壌が痩せたため、十分なミネラル、ビタミンを含んでいません。従って、サプリメントで補う必要があります。購入はドラッグストア、アマゾンなどで出来ますが、1番いいのはネット通販のiHerbです。

タンパク質

ホエイプロテイン粉末やプロテインバーを1日40g(朝晩20gずつ)

安価で効果の高いキレート鉄一択です。NOWアイアン36mgをiHerbやアマゾンでネット注文できます。ドラッグストアで薬剤師さんに聞いてもいいです。

マグネシウム

クエン酸マグネシウム、グリシン酸マグネシウムがお勧めです。1日400~800mgを2~3回に分けて服用。緩やかな便秘薬としても優秀です。酸化マグネシウムは下剤なのでお勧めできません。

亜鉛

亜鉛元素の量としては1日15~30mgが目安です。

セレン

1日200~400mg服用します。

ビタミンC

1日必要量は3000~9000mgです。多すぎると便が緩くなるので量を調整します。

ビタミンB群

ビタミンB50コンプレックスを1日2回服用します。激しい運動をする場合などでは増量します。

ビタミンA

1日1万IUで始めて場合により増量します。

ビタミンD

推奨量は5000~10000IUです。花粉症対策には2万~3万IUで開始、症状が落ち着いたら5000~10000IUに戻す。

ビタミンE

推奨量は1日1回400~800IUです。

今週のお知らせ 「クッキー、ドーナツ…」加工された「添加糖」が体内で引き起こす“慢性炎症”に「心臓病、うつ病のリスク大」米専門家が警告

今週のお知らせは から転載します。

以下引用始め

近年、医師や研究者たちは、糖尿病や関節炎心臓病、クローン病など、多くの慢性疾患の発症に寄与する要因について、より深く理解するようになった。そして、これらの疾患の多くに共通しているのが「慢性炎症」だ。だからこそ、炎症を悪化させる可能性のある食品の摂取を制限することが非常に重要となる。では、具体的にどのような食品が問題なのだろうか? 【画像】加工された「添加糖」たっぷりの要注意フード8選 <写真で解説> ※この記事はWomen’s Health USの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

炎症とは?

炎症とは、ウイルスや細菌といった異物から体を守る、免疫システムの防御反応だ。「急性炎症」は組織の損傷によって急速に起こるのに対し、「慢性炎症」はゆっくりと長期にわたり進行し、遺伝的素因、食事、ストレスなどが原因となる場合がある。クリーブランド・クリニックによると、慢性炎症は腹痛、疲労、関節のこわばり、発熱、皮膚の発疹、胸痛などを引き起こす可能性がある。

統合医療の専門家であるダナ・コーエン医師は、「炎症は、体の治癒プロセスにおいて非常に重要な役割を担っています。あなたの体は、異物を攻撃したり、損傷した組織を修復したりするために、炎症性細胞(白血球)を送り出します。しかし、この炎症性細胞が長く留まりすぎると、慢性炎症へと進行し、それは『炎(in-flame)』が制御不能になった状態と表現できます」と語っている。

加工された「添加糖」が炎症リスクを高める

アディムラム医師は、添加糖を含む食品の多くには、保存料や着色料などの添加物も含まれており、これらが炎症を増加させている可能性もあります」と説明する。ここで、アディムラム医師が「砂糖全般」ではなく「添加糖」について述べている点に注目したい。

添加糖とは、加工処理の過程で食品や飲料に人工的に加えられる砂糖やカロリーのある甘味料のこと。一方、天然の砂糖は、果物(果糖)や乳製品(乳糖)などに含まれている。アメリカ心臓協会(AHA)は、高果糖コーンシロップ、糖蜜、サトウキビ糖、コーン甘味料、粗糖、シロップ、はちみつ、果汁濃縮物、および「-ose」で終わる成分(ブドウ糖、ショ糖など)を一般的な添加糖として挙げている。

天然の砂糖と加工糖の違いは?

多くの研究は添加糖に焦点を当てている。添加糖も天然の砂糖も血糖値の急上昇(炎症につながる可能性がある)を引き起こす可能性があるが、後者よりも前者を過剰に摂取する方がはるかに簡単だ。

ドーナツ、クッキー、ソーダなどの食品と比較して、天然の砂糖を含む食品(果物や牛乳など)は、砂糖の割合がはるかに低い。さらに、天然の砂糖は、ベリー類やオレンジなどの抗炎症作用のある食品に含まれていることが一般的だ。アメリカ心臓協会(AHA)によると、果物や牛乳に含まれる栄養素は体内でゆっくりと消化されるため、添加糖は天然の砂糖よりも速く吸収されるという。AHAは、成人男性は1日あたり36グラム以下、成人女性は最大25グラムの添加糖摂取に留めることを推奨している(海外の基準)。

添加糖が引き起こす悪影響

炎症を引き起こす以外にも、添加糖の過剰摂取は体重増加につながり、歯に虫歯を引き起こす可能性があり、心臓病のリスク要因となる。コーエン医師は、「肝臓は砂糖を脂肪に変換します。肝臓が添加糖で過負荷になると、脂肪が蓄積し、脂肪肝2型糖尿病の一因となる可能性)や心臓病を引き起こす可能性があります」と説明する。

添加糖を過剰に飲食することによる悪影響は、身体の健康だけに留まらない。「砂糖を過剰に摂取した直後の影響として、疲労、イライラ、または抑うつなどがあります」とアントン医師は言う。18,000人以上を対象とした『BMC Psychiatry』に掲載された研究では、砂糖摂取量が多いほど、抑うつの有病率が高いことと関連していることがわかった(海外の研究)。

以上引用終わり

今週の症例 ミラクルデンチャー 左下3、4、6番欠損

側方から見たところです。2、5番の生え際に少し金属が見えますが、実際のところ人からは全く見えないので入れ歯とは気づかれません。

上から見たところです。最初に2番に合わせます。

2番に合わせたところです。次に5番に合わせます。

5番に合わせ装着しました。ミラクルデンチャーはぴったり装着できて異物感の少ない入れ歯です。

今週のお知らせ 不整脈(2025年版)

今週のお知らせは廿日市市で心療内科を開業されている藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。藤川先生は「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」「すべての不調は自分で治せる」その他、著書多数あります。

私は小さい時から、水泳などの初めによく足がつっていました。後に始めたテニスの試合でもよく足がつっていました。4年前、藤川先生の本を読んでからマグネシウムが効果があることを知って取り入れてから、あまりつらなくなりました。また、マグネシウムは人間の多くの新陳代謝に深くかかわっており、不整脈にも効果があるそうです。

以下引用始め

2025-11-11 09:41:36

テーマ:

糖質制限&高たんぱく質食ライフ

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メンタルヘルス464位

不整脈(2025年版)

心臓を損傷するカテコールアミンの作用を中和させるマグネシウムの能力は、まさに奇跡で、不整脈のような急性心臓発作の副作用の多くを防ぐことができる。

マグネシウム不足は心拍異常をもたらすが、多分これはマグネシウムが心筋細胞内のカリウムとナトリウムの濃度を正常に保つ役割を果たしているためであろう。

カリウム・ナトリウム・カルシウム・マグネシウムが一定のバランスを保持していれば、心筋の収縮は正常となり、正常な心拍が維持される。

心筋内にあるペースメーカーがポンプ作用を作り出し、これが心臓中を移動する。不整脈が起こるのは、次のような場合である。すなわち、他のあまり適切でない心臓の部位が、中枢ペースメーカーの役割を無理やり果たさざるを得なくなった時、つまり血管閉塞による酸素不足で中枢ペースメーカーが損傷したり、過敏化したりした場合である。

こうした血管の閉塞は薬品(カフェインを含む)、ホルモンの不均衡、あるいはマグネシウムの不足が原因で起こる。こうして新しくできたペースメーカー部位は、さらにマグネシウム不足の影響を受けやすいが、マグネシウム治療で治癒できるので、60年以上にわたって行われて効果を挙げている。

また、マグネシウムは心室性不整脈の治療にも用いられている。これはうっ血性の心臓疾患で、心臓が弱っているため、鼓動のたびごとに心臓の中身を空にすることができない状態になるものである。さらに、マグネシウムは冠状動脈バイパス手術などの心臓手術前後にも投与が行われる。

すべてこうした研究の示すところでは、マグネシウム静注によって心室性不整脈の頻度が低下するから、心筋梗塞発症直後に、高容量のマグネシウム静注をいち早く行うのがよい。

(奇蹟のマグネシウム)

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心房細動などの不整脈の原因はMg不足。
プロテイン*2+低糖質食+クエン酸Mg100*4~6で改善する方がほとんど。
C+E内服、Mg入浴を併用すれば更に効果的。

冠動脈の攣縮により生じる不安定狭心症も同じ原因で起こる。
Ca過多+Mg不足は、筋肉の緊張を高め、痙攣、攣縮を引き起こす。

以上引用終わり

私は4年前から藤川徳美先生の本を読んで、試行錯誤ののち、現在は高たんぱく低糖質食、プロテイン1日40~50g。ビタミン、ミネラルも取っています。

マグネシウムはクエン酸マグネシウムを1日量500~600mg摂取。マグネシウムは多すぎると下痢を起こすの試行錯誤して量を決めます。今はこれぐらいがちょうど良く、便の硬さも丁度いいです。

足がつりそうになった時は塩化マグネシウム液(にがり液)を筋肉に擦り込みます。また筋肉痛には風呂に入ったときにはスプレーボトルに入れた塩化マグネシウム液(にがり液)を筋肉に擦り込みます。マグネシウムは血管を拡張して血行を良くするので筋肉痛も早くよくなります。

皆さんもお試しあれ!

購入先

にがり液100ml ¥290ぐらいだったかな。 「ハローズ」の食塩売り場。

塩化マグネシウム(死海の塩) ニチガ(Website)

クエン酸マグネシウム又はグリシン酸マグネシウム iHerb(Website)

今週のお知らせ 脳科学で証明された「肉好きな人」が長生きする理由

脳科学者の西剛志氏は食事の研究の結果「肉好きな人」が長生きするとの結論を得ました。

以下引用始め

脳科学で証明された「肉好きな人」が長生きする理由

2025.09.01

ライフスタイル

人生100年時代。年齢を重ねることは、経験と知恵が深まる素晴らしい旅です。でも、一方で記憶力や集中力の低下に不安を感じることがあるかもしれません。

そんな中、脳科学者・西剛志氏が提案するのは、「脳の若さ」を保つためのシンプルな習慣。実際に、80歳を過ぎても好奇心を持ち続け、学びを楽しむ人たちが実践していることとは?

この記事では、書籍『増量版 80歳でも脳が老化しない人がやっていること』から、脳を元気に保つヒントを抜粋・再編集してわかりやすくご紹介します。

年齢に関係なく、今から始められる「脳のメンテナンス」を一緒に学びましょう。

肉好きな人はなぜ長生きするのか

60代、70代の人と会食に行くときの話です。「何か食べたいものはありますか?」と聞くと、多くの人が「なんでもいいです」と答えます。もちろん遠慮したり、気を遣ったりしてもらっている部分もあるとは思いますが、「なんでもいいです」のあとにこんな言葉がよく続きます。

「最近、食べたいものが出てこないんですよね……」

食欲も生理的欲求のひとつなので、年齢とともに「減ってくる欲」に入ります。

一方でスーパーエイジャーには、食欲旺盛で肉が大好きという人が多くいます。世界一の長寿者になったことのある北川みなさん(没年115歳)は100歳になるまで農家で働き、牛肉が大好きだったそうです。同じくスーパーエイジャーの中地シゲヨさん(没年115歳)も焼き肉、唐揚げが大好き。男性では中願寺雄吉さん(没年114歳)も1日3食は欠かさず、牛肉とかしわ飯(とりの炊き込みご飯)が好物だったそうです。ほかにも肉好きのスーパーエイジャーはたくさんいます。

そもそも、肉が好きだからスーパーエイジャーになれたのか? スーパーエイジャーだから肉が好きなままでいられるのか? どちらなのかも気になるところですよね。

その答えは、世界中のいろいろなリサーチを総合すると、「両方ある」が正解です。

まず、これを考える上で大切なことは、100歳を超えるスーパーエイジャーは、牛肉や乳製品などの動物性タンパク質をほとんど毎日とる人が、なんと約60%もいるという事実です。

男性で世界最高齢歴代1位の記録(116歳)を達成した木村次郎右衛門さんは、毎朝ヨーグルトを食べていました。また、3位のエミリアーノ・メルカド・デル・トロさん(没年115歳)も牛乳とタラが大好物だったそうです。

また、牛乳を飲む人はあまり飲まない人に比べて、10年後の生存率が高くなるというデータもあります。

牛乳や肉などの動物性タンパク質の中には、やる気ホルモンであるドーパミンの原料、チロシンというアミノ酸が含まれています。

また、リラックスホルモンのセロトニンを生み出すトリプトファンというアミノ酸も含まれています。肉や乳製品などのタンパク質から必要なアミノ酸を取り込めなくなってしまうと、脳内物質をつくることができなくなり、認知機能の低下を引き起こし、老人脳が加速してしまうリスクがあるのです。

また、動物性タンパク質は、筋肉をつくる原料にもなるため、フレイル(健康な状態と介護が必要な状態の中間の状態)を防ぐ効果もあります。また、筋肉を維持するためにも、動物性タンパク質が豊富に含まれる「肉・魚・卵」を、バランスよく定期的に食べることが最も効果的という報告もあります。

イタリア最高齢のエンマ・モラーノさん(没年117歳)は、長寿の秘訣は1日3個の卵を食べることだったそうです。100歳超えの長寿者が多く住むヨーロッパのジョージアの村の食事でも、毎日どんぶり一杯のヨーグルトを食べています。

高齢になると動物性タンパク質が脳にとっても体にとっても必要となることが、最新の研究でわかってきています。

ちなみに、野菜が体にいいからと野菜しか食べないのは、脳にはよくありません。

オックスフォード大学の研究では、ベジタリアンは脳卒中のリスクが高まることがわかっています。またほかの研究でも、61歳~87歳の107人に対して記憶テストや身体機能のチェック、脳のスキャンなどを行い、その5年後に同様のテストを行った結果、ビタミンBが不足している人には脳が萎縮する傾向が見られたとのこと。これは肉や魚、卵に含まれるビタミンB12の欠乏によるものとみられています。この結果を見ても、スーパーエイジャーに肉好きが多いということの理由がわかります。

☆ ☆ ☆

未来の自分のために、今日からできることを!

年齢に関係なく、脳も心も、日々の習慣で変えていけます。小さな一歩が、未来の自分を大きく変えるかもしれません。ぜひ、今日からできることをひとつ、始めてみませんか?

増量版 80歳でも脳が老化しない人がやっていること
著者西 剛志
発売日2022年8月13日
価格1400円(税別)
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いくつになっても脳が若いままの人と、老化が進んでいく人の差はどこにあるのか?脳科学者が伝えたい「老人脳」にならないための方法を伝授!スーパーエイジャー(高齢になっても超人的な認知・身体能力を持つ人)たちの脳の使い方をひも解き、いつまでも若々しく幸せなシニアライフを送るコツを届ける一冊です。

(著者情報)
西剛志(にし・たけゆき)
脳科学者(工学博士)、分子生物学者。T&Rセルフイメージデザイン代表取締役。1975年、宮崎県高千穂生まれ。東京工業大学大学院非常講師や特許庁を経て、2008年に企業や個人のパフォーマンスをアップさせる会社を設立。 子育てからビジネス、スポーツまで世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、大人から子どもまで才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めて1万人以上をサポート。テレビなどの各種メディア出演も多数。著作は『なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?』(アスコム)をはじめとして累計発行部数10万部を突破。

構成/DIME編集部

以上引用終わり

多くの人にとっての最高の食事はこれだとはなかなか決められないようです。肉がいいんだ、いや魚がいいんだ、ベジタリアンがいい、ヴィーガンだといろいろあります。小脳変性症の女性が病気と向き合った結果青汁にたどり着いた話を読んだこともあります。もう何年も果物だけで生きている人がテレビに出ていました。生肉だけを食べている家族のニュースもありました。自分の体と相談しながら見つけるしかなさそうです。

私は糖尿病になりかけて、江部康二先生の「糖質制限食(高タンパク低糖質食)」にたどり着き、約7kg落として病気を回避できました。白米を減らしてパンは食べず、大好きだったラーメンも1か月に1回、時には何か月も食べません。また食べるときはチャーシューや煮卵をトッピングして高たんぱくにして当然替え玉はしません。

その後、藤川徳美先生の「分子栄養学」を知り、プロテイン1日40gで体温上昇、冬でも毛布、ホットカーペット要らず秋布団で4冬越しました。その後、ビタミン、ミネラルも飲み4年間風邪知らずです。その他、鼻血が出なくなった、髪の毛が太くなった、足がつらなくなりました。

今回の「肉好きな人が長生きする」理由、という報告は私にとって大変うれしいものでした。皆さんはどう思われますか?

今週の症例 歯根嚢胞(しこんのうほう)(右上顎2番) 術後4年5ヶ月経過

4年5ヵ月前に、嚢胞摘出術歯根端切除術を行った症例です。今回、レントゲン写真を撮影して術前との比較をしました。完全に治癒していました。

2021年5月24日 初診

女性 57才

他の歯科医院で治療中です。セカンドオピニオンを希望され来院されました。むし歯が大きかったのでしょう、歯冠は削られてすでにありません。歯根のみ残っています。レントゲンでは歯根の周りに大きな歯根嚢胞が認められます。

歯根嚢胞とは、根管治療がうまくいかなかった場合根管の中の細菌が骨に侵入して骨を溶かし、歯根の周りに袋状に骨が溶けて、膿などの液体がたまる病気です。

根管治療がなされていますが、根管の先端に根管治療用の針が折れて残っています。この状態では根管の細菌を死滅させることはできません。

治療方針は

1,針を除去して根管治療、根管充填する。
2,歯根嚢胞は大きいので摘出術を行う。
3,歯根端に細菌が残る可能性があるので歯根端を2~3mm切断して、逆充填します。 

術前の状態

根管治療

根管充填の材料(防腐剤)は除去しましたが、針がまだ残っています。

根管治療 2回目

針が根管の先から嚢胞の中に出ています。本当は根管を拡大して取り出すほうがいいのですが、余りそれにこだわると根管を削り過ぎて歯が弱くなります。今回は、嚢胞摘出術を行うのでその時に除去するので全く問題はありません。

根管が開通したので嚢胞の中の膿が根管を通してどっと出て来ました。クリーム色の膿が流れ出ています。

針が嚢胞内に出ました。

膿が流れ出しました。

嚢胞摘出術及び根管充填、針除去、歯根端切除術

感染予防のため1日前から抗菌剤を飲んでもらい嚢胞摘出術を行いました。根管充填を行い、根尖を2~3mm切除(歯根端切除術)、逆充填により歯根端を封鎖しました。除去した針は約3mm折れていました。半年ほどすると骨が回復してきます。その時また報告したいと思います。

6ヶ月経過しました。6ヶ月後のレントゲン(右側)を術前のレントゲン(左側)を比較します。かなり改善され骨が新生しています。順調です。

4年5か月後のレントゲンです(左図)。骨は完全に回復しています。(矢印の部位)

左図 術後

今週のお知らせ 不妊の原因に歯周病関与か

2025年11月5日の中国新聞に上記の記事が掲載されました。

以下転載はじめ

「不妊の原因に歯周病関与か」

岡山大などが発表

不妊の原因に歯周病が関与している可能性があることを不妊患者やマウスの研究で確認したと、岡山大などのチームが英科学誌に発表した。

岡山市の産科医院で治療を受ける不妊患者と自然妊娠した妊婦計150人の血液を比較すると、歯周病の原因となる細菌の一種「Pg菌」に感染している可能性を示す抗体の値は不妊患者のほうが高かった。雌のマウスに「Pg菌」を感染させたところ、歯周病の進行とともに子宮が肥大し、出産数の減少や胎児の低体重など、妊娠に悪影響が見られた。

チームは「不妊治療の成功率を高めるうえで、歯周病の早期検査と適切な治療が重要である可能性を示した」と述べた。

以上転載終わり

以下は当院のパンフレットです

歯周病は全身に悪影響を及ぼす

歯周病はこれまで歯が抜ける病気として恐れられてきましたが、最近の調査で全身の病気にも悪影響を及ぼしていることが段々判ってきました。歯垢除去と歯肉マッサージをしっかり行うことで危険性を少なくすることが出来ます。

今週の症例 魚の骨が歯肉に刺さる

70代 女性

主訴:ご飯を食べた後から歯肉が痛くなった。舌で触ると違和感がある。

診察:10倍の拡大鏡で見たところ、大臼歯の歯周ポケットに小さな異物が見えましたのでピンセットで除去しました。長さ7mmぐらいの半透明の細い糸状のものでした。歯ブラシの毛先かなと思って尋ねると、イワシを食べていたと答えられたので、イワシの小骨だとわかりました。非常に珍しい症例です。洗浄して終了しました。

ミラーとピンセットの間のものが魚の小骨です。

使用している10倍の拡大鏡です。大臼歯がゴルフボールぐらいに見えます。

今週のお知らせ

疫学者「コロナワクチン」が接種後数年経っても突然死を引き起こし続けている— その理由はこちら👇(動画はxで見ることができます)

ニコラス・ハルシャー氏はアメリカのピーター・マカロー財団で疫学者として働いており、新型コロナワクチンについて検証しています。そろそろ日本でも、新型コロナとそのワクチンについて検証していただきたいものです。

以下引用始め

「新型コロナワクチン」接種後数年経っても突然死を引き起こし続けている— その理由はこちらです👇(動画)

疫学者ニコラス・ハルシャー氏:「新型コロナワクチン」接種後数年経っても突然死を引き起こしている — その理由はこちら 👇

まず、mRNAは脂質ナノ粒子に包まれて腕に注射される。それは心臓を含む全身の臓器へと移動する。

ボーマイアーらの論文(mRNA型ワクチン接種後に、心筋生検を行った15例を対象に、心筋内の炎症・ウイルス感染の除外・スパイクタンパク質の局在などを解析し、5例中14例で「心筋炎または炎症性心筋症」の所見)と、クロッサン(Crossan)らの論文という2つの研究がある。

また、クロッサンの研究では死亡したmRNA接種者の心臓からmRNAが直接検出された。つまり、ワクチンのmRNAが心臓に到達することは確認されている。

ボーマイアーの研究では、ワクチン誘発性心筋炎の患者の心臓生検からスパイクタンパク質が直接検出された。つまり、ワクチンのmRNAと脂質ナノ粒子が心臓に到達し、心筋細胞が非ヒト由来の有毒なスパイクタンパク質を生成し始めることがわかっている。

これにより、体が心臓を攻撃し、炎症や心筋の瘢痕化(心筋の微小な傷)を引き起こす。この微小な瘢痕は画像診断では検出できず、顕微鏡でしか確認できない。これは非常に憂慮すべきことである。

一度このような瘢痕ができると、心臓の電気的異常、すなわち伝導異常が起き、拍動が正常に行われなくなる。運動時などにそれが問題となる。

研究では、運動・スポーツなどの激しい活動中、または睡眠から目覚める朝の時間帯に2つのトリガーがあることがわかっている。これらの時間帯には、ドーパミン、ノルエピネフリン、エピネフリンといったカテコラミンが急増する。

心臓がダメージを受け、瘢痕がある状態でこれらのホルモンが急増すると、それが引き金となり、ワクチン関連の心停止を引き起こすことがある。こうした理由で、2021年に多くのアスリートの突然死が見られたのである。

今週のお知らせ 衝撃的な「ワクチン接種vs 未接種」の研究が公開 接種は未接種に比べ、自己免疫疾患6倍、神経発達5.5倍、言語障害は4.5倍

今週のお知らせはトータル・ニュース・ワールドから転載します。

新型コロナのワクチンはまだ自験ができていない完成していないにもかかわらず、政府は「和を乱すことなく打ちましょうと、2回打てば集団免疫ができて安心だ」と、しかし、今度はブースト接種が必要だと3回、4回と勧めてきたのです。ここで我々は声を上げるべきだったのです。安心して打つための証拠を見せてくれと。

パンデミックはまた起きるだろうといわれています。その時に我々がどうするのか?そのために詳細な検証が必要でしょう。

以下引用始め

衝撃的な「ワクチン接種児 vs 未接種児」の研究が公開 接種の子は未接種に比べ、自己免疫疾患6倍、神経発達障害5.5倍・・

衝撃的な「ワクチン接種児 vs 未接種児」の研究がついに公開――その結果は驚くべきものだった。

マーカス・ゼルヴォス博士(アメリカの感染症専門医)がこの研究を主導した。研究が明らかにした内容は以下の通りである

・ワクチン接種を受けた子供は、未接種の子供に比べて喘息の発症率が4.29倍高かった、アトピー性疾患(湿疹など)のリスクは3倍、自己免疫疾患のリスクはほぼ6倍、神経発達障害のリスクは5.5倍。・運動機能障害は2.9倍、言語障害は4.5倍、発達遅延は3倍、急性および慢性の中耳炎は6倍

「こんなものを発表したら、引退するしかない。キャリアが終わる。」
「いや、ただ興味があるんだが――」
「このデータのどこが、そんなにあなたの経歴を壊すほど“危険”だと思うんですか?」
「彼は何をそこまで恐れていたのか?」

その研究結果はまさに爆弾だった。対象は18,468人。そのうち1,957人は完全な未接種者で、ワクチン接種群との健康状態の比較が行われた。

結果は驚くべきものだった。ワクチン接種を受けた子供たちは、複数の慢性疾患で明確にリスクが上昇していた。

・喘息の診断を受ける確率は4.29倍(補正後)研究の幅としては3.26〜5.65倍
・アトピー性疾患(アレルギー性疾患の一種)のリスクは約3倍
・自己免疫疾患のリスクはほぼ6倍。
対象となった自己免疫疾患には以下が含まれていた:
– 特発性血小板減少性紫斑病– 関節リウマチ– 全身性エリテマトーデス(SLE)– 多発性硬化症(MS)– ギラン・バレー症候群

研究では「自己免疫疾患は80種類以上存在し、今回のデータでは接種者で6倍に増加していた」と報告された。これらの疾患は長期にわたる苦痛や莫大な医療費を伴うものであり、その差は“衝撃的”と表現されている。

さらに――
・神経発達障害のリスクは5.5倍。
免疫系は脳の発達や機能と密接に関係しており、ワクチンなどで免疫反応が誘発されると脳炎などによって神経精神症状が起きる可能性があるという。
・運動障害は2.92倍、・言語障害は4.47倍、・発達遅延は3倍、・急性および慢性の中耳炎は6倍

興味深いことに、いくつかの健康状態については「未接種者のグループでは症例がゼロ」であったため、統計的な比較ができなかった。数学的に“ゼロ”が存在するとリスク比の計算ができないのだ。

例として:・ワクチン接種群ではADHD(注意欠如・多動症)が262人いたが、未接種群ではゼロ(0人)だった。

さらに、約2,000人の未接種児の中では以下の疾患は一例も確認されなかった:
• 脳機能障害、• 糖尿病、• 行動障害、• 学習障害、• 知的障害、• チック症、• その他の精神的障害

最後に、研究の結論が読み上げられた。「我々の予想に反して、ワクチン接種への曝露は、未接種児と比較して慢性的な健康障害を発症する確率を2.5倍に高めることが独立して確認された。」

研究者たちは、ワクチン接種者の方が健康であるという結果を予想していた。だが、実際に得られたのはその真逆の結論だった。

以上引用終わり

今週のお知らせ カルシウムサプリは心血管疾患および死亡リスクを増加させる

カルシウムの取りすぎには注意が必要というお知らせです。

以下引用始め

ドクターシミズのひとりごと

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心血管疾患 サプリメント 食事

カルシウムサプリは心血管疾患および死亡リスクを増加させる

2025年10月9日Dr.Shimizu

カルシウムのサプリメントは有害であるにも関わらず、いまだに骨を強くすると思われていて、ときどきカルシウムサプリを飲んでいる人がいます。

以前の記事「カルシウムサプリメントと心血管疾患および死亡リスクとの関連性」「カルシウムサプリメントによる大動脈弁の石灰化」「カルシウムサプリメントは心筋梗塞の危険性を高めるかもしれない」などで書いたように、無防備にカルシウムサプリを飲んでいると、心血管疾患や死亡リスクを増加させてしまいます。

今回の研究では、カルシウムサプリを飲んでいる人と飲んでいない人を比較して、心血管疾患との関連性を調べています。新たにカルシウムサプリメントを処方された補給群8,271人、カルシウムサプリメントの処方を受けていない対照群82,103人が対象です。(図は原文より、表は原文より改変)

上の図は、カルシウムサプリメント処方後の急性心筋梗塞(A)、虚血性脳卒中(B)、死亡事象(C )の累積発生率です。

補給群の心筋梗塞および脳卒中の発症リスクはそれぞれ1.14倍、1.12倍でした。死亡イベント発生リスクは1.40倍でした。

食事由来のカルシウムでは、血中のカルシウム濃度の急激な上昇は起きないでしょうが、カルシウムサプリによって血中カルシウム濃度が急激に上昇する可能性があります。循環カルシウム濃度が断続的に急激に上昇し、それが長期間維持されると、最終的にはアテローム性動脈硬化症の重要なマーカーである血管石灰化が促進されます。さらに、血中カルシウム濃度の上昇は血圧を上昇させますが、これはおそらく細胞外および細胞内のカルシウム変化を介してレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系を変化させ、血管平滑筋の収縮を調節すると考えられます。さらにカルシウムサプリは凝固系にも影響を与え、凝固系の亢進、血栓のリスクを増加させてしまう可能性があります。

骨粗しょう症は整形外科では、頻繁に検査され、骨の健康のためにカルシウムが必要だという一般的な通説を信じて、サプリを飲んでしまう人もいるでしょう。カルシウムサプリメントは骨粗しょう症の予防または治療にほとんど効果がありません。

カルシウムサプリは危険です。カルシウムは食事で摂るようにしましょう。

「Calcium Supplementation, Risk of Cardiovascular Diseases, and Mortality: A Real-World Study of the Korean National Health Insurance Service Data」

「カルシウム補給、心血管疾患リスク、死亡率:韓国国民健康保険サービスデータの実世界研究」(原文はここ

以上引用終わり

次にカルシウム過多の害を消すにはどうしたらよいか?藤川徳美先生「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。

以下引用始め

マグネシウムが不足するとカルシウムを溶かせない!

2025-05-09 08:06:45

テーマ:

マグネシウム Mg

マグネシウムが不足するとカルシウムを溶かせない!

「天才ごはん」より

子どもの成長に大切な栄養として盛んに呼びかけられているのが、カルシウムです。大人も骨の健康、メンタルの健康を維持するためにカルシウムを摂りなさいと促されます。

一方で、マグネシウムの重要度は認識されていません。私はマグネシウムについて探求と実践の結果、「現在の日本人はマグネシウム不足で、カルシウム過多が起きている」と考えています。

マーク・サーカス博士の『経皮マグネシウム』という本に、簡単な実験の話が書いてあります。粉々にしたカルシウム錠剤を水で溶かし、溶けきれないで余った状態のところにマグネシウムの粉を混ぜると、残ったカルシウムがきれいに水に溶けます。

これは実験のコップの中だけでなく、体の中でも起こることです。カルシウムとマグネシウムは拮抗していますので、片方ばかりが多すぎると、ほかのミネラルの働きを阻害して、吸収効率を下げてしまうのです。

溶けきれなかったカルシウムは、血管、心臓、脳、腎臓、体内あらゆるところに、くっついてしまいます。

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異所性Ca沈着=長年のCa過多+Mg不足。

元記事はこちら

https://www.facebook.com/share/19HYUpCFhJ/

以上引用終わり

今週のお知らせ 亜鉛の重要性

年を取るとトイレが近くなりますが、亜鉛を十分にとると前立せん肥大が改善され、トイレの近いのが良くなります。また、新型コロナのかかった人が味覚障害になる例が沢山報告されていますが、ウィルス感染に亜鉛が大活躍していることを示しています。

亜鉛のサプリメントもありますので不足しないように注意しましょう。それでは、亜鉛についてのニュースを転載します。

以下引用始め

きょうの健康

ニュース「食欲不振 だるい かぜがなかなか治らない 亜鉛不足が原因?」

初回放送日:2025年9月4日

亜鉛は人体にとって欠かせない、必須ミネラルの1つ。成長・発達や 皮膚の代謝、生殖機能 免疫機能 味覚の維持など 人体の大切なさまざまな働きに関わっている。

最近の研究で、亜鉛が欠乏するとさまざまな症状が出るだけでなく、心筋梗塞や感染症のリスクが高まり、命にかかわることも明らかになってきた。しかも日本人の10~30%が亜鉛欠乏状態と推定されるという。亜鉛欠乏のサイン、対処法について、専門家が解説する。

放送内容

目次

  • 亜鉛欠乏症とは
  • 亜鉛の役割
  • 亜鉛が不足すると?
  • 亜鉛欠乏は命に関わる病気のリスクにも
  • 亜鉛欠乏症の診断
  • 亜鉛が欠乏するさまざまな要因
  • 亜鉛家欠乏症の治療
  • 亜鉛を多く含む食材
  • 保険適用の亜鉛製剤(ヒスチジン亜鉛・酢酸亜鉛)について
  • 亜鉛のサプリメントの使用について

亜鉛欠乏症とは

2025年1月、「亜鉛欠乏症の診療指針2024」が発行されました。いままさに亜鉛欠乏症の重要性が見直されつつあり、医療現場での対応が広がり始めています。

かぜが長引く、だるい、味覚がおかしい、食欲不振。こうした不調に心当たりがある方は、もしかすると「亜鉛欠乏症」かもしれません。亜鉛は健康のために必要な必須ミネラル。ところが日本人の10%~30%が必要量を満たせていないといわれています。特に高齢者では、加齢に伴って食が細くなり、さらに消化吸収の力も低下するため、亜鉛が不足しやすくなります。また、成長期の子どもは、体づくりに多くの亜鉛を必要とするため、不足すると成長や発達に影響が及ぶ可能性があります。

最近の研究では、亜鉛が不足すると、心筋梗塞や感染症など、命に関わる病気のリスクが高まることもわかってきました。これまで医療現場では、亜鉛欠乏の重要性はあまり認識されていませんでした。しかし最近では、「なんとなく不調」の背景に亜鉛不足が隠れている可能性があると考えられるようになってきています。

亜鉛の役割

亜鉛は、からだに欠かせない微量ミネラルのひとつです。体内でつくることができないため、食事から摂取する必要があります。日本では食事摂取基準が定められており、成人男性で9~9.5mg、女性で7~8mgが1日の推奨量とされています。

亜鉛が必須とされる理由は、わたしたちのからだの中で「300種類以上の“酵素”の働きに関係」しているからです。酵素は、体の中で化学反応をスムーズに進める“助っ人”のような存在で、DNAの複製やたんぱく質の合成、古い細胞の修復などに関わります。こうした多くの酵素が亜鉛を必要としているのです。

亜鉛が不足すると?

亜鉛が欠乏すると、体のさまざまな機能に影響が出ます。成長・発達の面では、子どもの低身長や発達の遅れがみられることがあります。皮膚では、傷が治りにくくなったり、脱毛が起こることがあります。生殖機能では、亜鉛は男性の前立腺に多く含まれているので、欠乏すると性腺機能障害や男性不妊の原因になることがあります。免疫機能への影響として、かぜが長引くことがあります。味覚では、舌の上皮細胞には亜鉛が多く含まれており、亜鉛が不足すると、味がわからなくなって、味覚障害が起こることがあります。味覚障害によって味がわからなくなると、食べる気がしなくなり、食欲不振になります。また、亜鉛は脳の食欲中枢の機能に直接関わっているとも考えられているので、それも食欲不振につながります。

亜鉛欠乏は命に関わる病気のリスクにも

最新の研究で、亜鉛が不足すると、心筋梗塞や感染症といった命に関わる病気のリスクが高まることがわかってきました。例えば心筋梗塞では、患者の血清亜鉛値が健康な人より低いことが複数の研究で示されており、特にアジア人でその傾向が強いとされています(※1)。感染症に関しても、新型コロナウイルスに感染した患者では亜鉛値が低く、亡くなった方はさらに低いことが報告されています(※2)。また、日本で行われた慢性腎臓病患者の追跡研究では、血清亜鉛濃度が少ない人は感染症で入院するリスクが約2倍に高まることが明らかになりました(※3)。このように、亜鉛不足は「だるい」「食欲がない」といった軽い症状にとどまらず、命に関わる病気のリスクを高める可能性があるのです。

※1 Liu B, Cai ZQ, Zhou YM: Deficient zinc levels and myocardial infarction : association between deficient zinc levels and myocardial infarction: a meta-analysis. Biol Trace Elem Res, 165:41-50 (2015)

※2 Yasui Y, Yasui H, Suzuki K, et al. Analysis of the predictive factors for a critical illness of COVID-19 during treatment—relationship between serum zinc level and critical illness of COVID-19. Int J Infect Dis 2020;100:230–236

※3 Saka Y,Naruse T,Matsumoto J,et al.:Low Serum Zinc Concentration Is Associated With Infection Particularly in Patients With Stage 5 Chronic Kidney Disease Medicated with Proton Pump Inhibitors.J Ren Nutr,31:579-85(2021)

亜鉛欠乏症の診断

血清亜鉛値が基準より低く、さらに味覚障害や皮膚の症状、食欲不振などの症状がある場合は、「亜鉛欠乏症」と診断され、治療の対象となります。血液検査で亜鉛の値が低く出ても、症状がなければ、治療の必要がないこともありますが、症状を伴う場合には、積極的に治療が行われます。

亜鉛欠乏症と診断されるのは、以下の条件がそろった場合です。

症状:だるさ、味覚障害、皮膚の異常などがあり、ほかに原因となる病気がない場合

血清亜鉛値:血液検査で60µg/dL未満と低い場合

さらに、血清亜鉛値が60~80µg/dLの「潜在性」の範囲でも、症状があれば治療を検討します。ただし、この範囲には症状のない人も多く含まれるため注意が必要です。なお、血清亜鉛値は、一般的な健康診断の項目には含まれておらず、医師が必要と判断した場合に個別に行う検査です。また、2024年の亜鉛欠乏症の診療指針の改訂で、「診断・治療したほうがよい病気」と位置づけられたことで、医師の意識も変わりつつあります。検査を受けるには、総合診療科やかかりつけ医を受診する際に「気になる症状がある」と一言伝えることが大切です。

亜鉛が欠乏するさまざまな要因

亜鉛は食事から摂取する必要がありますが、食事量の減少や偏った食事によって不足しやすくなります。特に高齢になると食事量が減りやすく、亜鉛の摂取量も少なくなります。さらに、動物性食品を避け、野菜や穀物中心の食生活を続けていると、不足につながります。近年は、農作物を育てる土壌中の亜鉛が減少していますので、農作物中の亜鉛の量も減っていますし、加工食品が多い食生活も亜鉛の摂取量を減らすことにつながります。

食べ合わせで亜鉛が欠乏することもあります。小麦や豆類に含まれるフィチン酸、食物繊維、乳製品のカルシウムなどは、亜鉛の吸収を妨げる要因になります。ただし、過度に気にしすぎると栄養バランスが崩れてしまいます。結局のところ「さまざまな食材をバランスよく食べる」ことが最も大切です。健常な方であれば、多少基準を下回っても体内の貯蔵分でやりくりできるため大きな問題にならないことが多いです。

腸の病気、肝臓病や腎臓病、糖尿病などによって、亜鉛の吸収や利用が阻害されることでも亜鉛不足になります。降圧薬やステロイドといった薬も影響します。慢性腎臓病や糖尿病、透析を受けている人などは不足しやすく、むしろ基準以上を意識してとることが勧められます。

このように「食事の量と内容」「病気や薬の影響」「環境の変化」などが重なり合い、亜鉛不足が起こりやすい状況になっていると考えられます。

亜鉛家欠乏症の治療

亜鉛欠乏症の治療は主に2つです。

  • 亜鉛を多く含むものを食事で補う
  • 保険適用の亜鉛製剤(ヒスチジン亜鉛・酢酸亜鉛)を使う

亜鉛を多く含む食材

亜鉛を補うために最も代表的な食材は牡蠣(かき)。非常に効率よく亜鉛をとれる食材です。生でも焼きでも問題なく、1個あたりおよそ5mg前後の亜鉛が含まれており、吸収率の問題を抜きに考えれば、2個で1日の推奨量をカバーできる計算になります。ただし、牡蠣だけに頼る必要はなく、あくまで食事全体のバランスが大切です。そのほかの亜鉛を多く含む食材としては、煮干し・赤身肉・ビーフジャーキー・豚レバー・パルメザンチーズ・抹茶・カシューナッツ・いりごまなどが挙げられます。普段の食事に取り入れやすいものも多いため、意識して組み合わせるとよいでしょう。

保険適用の亜鉛製剤(ヒスチジン亜鉛・酢酸亜鉛)について

亜鉛製剤は、最初は少なめの量から始めて、医師が効果や副作用の様子をみながら薬の量を調節します。診療指針では、学童以降から成人に対しては1日あたり50~150mg、幼児では25~50mgの服用が推奨されており、これは通常の1日の推奨量の5倍以上にあたります。食事で少しずつ増やすのとは異なり、血中の亜鉛濃度を早く正常化するために、治療目的でしっかり補充していく、というわけです。

ただし、亜鉛を過剰にとりすぎると、鉄や銅の吸収が妨げられてしまい、副作用につながる恐れがあるため注意が必要です。このため、治療中は2~3か月ごとに採血を行い、血液中の亜鉛・鉄・銅の値を確認しながら投与量を調整していきます。亜鉛製剤は原則として毎日服用しますが、ずっと続ける必要があるわけではなく、通常は3か月から半年ほど続けて、症状が改善すれば徐々に減量し、最終的には休薬を目指します。ただし、糖尿病や透析を受けている人のように、亜鉛不足になりやすい状態が続く場合には、長期的な服用が必要になることもあります。

亜鉛のサプリメントの使用について

サプリメントも、品質管理が適切に行われている製品を補助としてお使いいただくことは差し支えありません。ただし、サプリメントは医薬品ではないため、血清亜鉛値を血液検査で確認せずにのみ続けてしまう場合が少なくありません。その結果、気づかないうちに「過剰摂取」となり、鉄や銅が不足してしまうといった副作用のリスクが生じる可能性があります。サプリメントを利用する場合は安易に長期的に続けるのではなく、できるだけ医師と相談のうえで使用すると安心です。

以上引用終わり

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 76541|67 欠損

60代 女性

完成したミラクルデンチャーと作業用模型

装着の手順です。まず大まかに合わせます。

初めに合わせる部分をキーと言います。キーは左の1234番です。

最後に合わせる部分をロックと言います。ロックは右3番です。

ロックを合わせて装着したところです。残っている歯と一体化するので、異物感が非常に少なく、残っている歯が長持ちします。

正面観です。従来の入れ歯にある金属バネがないので入れ歯のように見えません。

今週のお知らせ

肉好きの方に朗報です。カナダ・マクマスター大学は栄養に関する研究・調査で有名ですが、これまで肉好きだと言えばがんになり易いのではないか?コレステロールが溜まって動脈硬化や高血圧になるのではないか?と言われてきましたが、どうやらそうでもないようです。

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Yoga  LIFESTYLE

1万6千人の米追跡調査で判明|『肉を食べても寿命は縮まらない!がん死亡率はむしろわずかに減少』

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山口華恵2025-09-04

肉や卵、乳製品といった動物性たんぱく質は、私たちの体づくりに欠かせない重要な栄養素である。しかし、これまで「食べすぎると寿命が縮む」「心臓病やがんのリスクが高まる」といった懸念が語られ、特に健康や美容を意識する女性の間では、肉を控える食生活が広まっていた。ところが、最新の大規模研究は、この常識を完全に覆した。

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カナダのマクマスター大学の研究チームは、米国の「全国健康・栄養調査(NHANES III)」に参加した19歳以上の男女約1万6000人のデータを解析した。対象者が日常的に摂取していた動物性・植物性たんぱく質の量と、心臓病やがん、その他の原因による死亡リスクを長期にわたり追跡した。その結果、動物性たんぱく質を多く摂取する人でも死亡リスクは上昇せず、むしろがんによる死亡率はわずかに低下した。

肉や卵はがん死亡率をわずかに低下させる

解析では、総たんぱく質量や植物性たんぱく質の摂取量と死亡リスクには明確な関連は見られなかった。一方で、動物性たんぱく質の摂取量が多い上位25%の群は、下位25%と比べてがんによる死亡率が約5%低下した。統計的にも有意であり、動物性たんぱく質はがんによる死亡からわずかに守ることが示された。研究では、米国国立がん研究所(NCI)の手法や多変量マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)などの高度な統計モデルを使用した。年齢、性別、BMI、喫煙習慣などの交絡因子も補正し、日々の食事量の変動を考慮して長期的な食習慣と死亡リスクの関係を正確に評価した。

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動物性・植物性たんぱく質、いずれも健康を支える

「たんぱく質はどれくらい、どんな種類を摂るのが健康に良いのか、これまで混乱や議論が絶えなかった」とマクマスター大学のスチュアート・フィリップス教授は述べる。研究の筆頭著者、ヤンニ・パパニコラオ氏も、「観察研究と臨床試験の結果を総合すると、動物性・植物性のどちらのたんぱく質も健康と長寿に寄与する」と断言する。これまで「肉の食べすぎは寿命を縮める」と信じられてきたが、今回の結果はその認識を覆した。動物性たんぱく質を適量摂ることで、死亡リスクは上がらず、がんによる死亡もわずかに減少する。

女性にとって肉のメリットは特に大きい

たんぱく質は筋肉や肌、髪、ホルモンの材料となる重要な栄養素である。特に40代以降は筋肉量や基礎代謝が低下するため、十分な摂取が欠かせない。筋肉量の維持は転倒防止や代謝維持につながり、肌や髪の健康も支える。更年期以降は女性ホルモンの減少により、骨や筋肉、肌の変化が加速するが、良質なたんぱく質を適切に摂取することで、こうした変化を緩やかにする効果がある。「肉を食べると太る」「肌に悪い」という誤解から避けることは、健康や美容にマイナスである。

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適量を守れば、健康的な食生活の味方となる

今回の研究は「肉=がんリスク」という誤解を完全に覆した。動物性たんぱく質を適量摂ることで、死亡リスクは上がらず、がん死亡率もわずかに減少する。もちろん食べすぎは避ける必要があるが、肉や魚、卵、乳製品をバランスよく食卓に取り入れることは、健康で長寿を支える大きな一歩である。筋肉や肌の健康、代謝維持を意識する女性にとって、肉や卵、乳製品を適度に取り入れることは、美容と健康を両立させる食生活の基本と言えるだろう。

以上引用終わり

今週のお知らせ 鉄瓶のすすめ

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 ニュース

日常の中で簡単に鉄分が摂れる「鉄瓶」のすすめ。使い始めて感じた体調や生活リズムの変化とは?

na-na2/10(月)11:03

聞いてください。突然ですが、わたし朝が苦手です。夜はなぜか元気で何をするでもないのですが、完全なる夜型。寒い冬の朝は、余計なかなか布団から出られないんですよね…

一緒に暮らしている猫2匹と寝ていると、よく夫に「猫が3匹いるみたい」と言われるほど、とんでもなく不機嫌で自堕落な朝を迎えていました。そんなわたしが鉄瓶と出会い、日の出前に起きるようになるまでの話です。

鉄瓶とは?

最近では大谷翔平選手が地元岩手の南部鉄器をインスタグラムで紹介したことが話題になりましたよね。そんな南部鉄器は100年使えると言います。鉄瓶に使われる鉄は、身体に吸収されやすい「二価鉄」というもの。そのため、鉄瓶で白湯を作ると、溶けだした鉄分を摂取できるんです。

鉄分が不足するとどうなる?

鉄分が不足すると、貧血・疲れやすい・めまい・動悸・息切れ・立ちくらみ・頭痛などの症状が現れます。貧血対策には鉄分というのはよく耳にしますが、女性は特に欠かせない栄養素ですよね。

さらにわたしはこれまで頭痛や疲れやすさを感じるたびに鎮痛剤を飲んでいました。するとだんだん効かなくなってくるんですよね….(※服用は用法容量をお守りください)

鉄瓶を使い始めたきっかけ

むずかしい話はさておき、そもそものきっかけは母の勧めでした。

「コーヒーを鉄瓶で沸かしたお湯で淹れると美味しいよ」と聞き、どれどれと飲んでみると、まろやかになり、なんだか飲みやすかったんです。

ここから毎日のルーティンとして鉄瓶で沸かしたお湯でコーヒーを飲み始めます。

メリット、デメリット

白湯を飲む生活が身についてきました。なんだかパリコレモデルのようになった気分です。個人的に気になっていた鉄のような味や匂いも今の所はありません。

鉄瓶を始めてから10日ほど経ちますが、驚くほど日の出と共に起きられています。日の出前に目が覚めることだってあります。

鉄瓶の良さをまとめると
・日常に無理なく鉄分を取り入れることが出来る
・朝スッキリと目覚める
・鉄瓶で沸かして白湯生活
・さらにコーヒーを淹れると美味しい
・意外にもお手入れ簡単
・保温性が高い
・長く使うことで愛着が湧く

ただ、鉄はどうしても錆びやすいです。まだ使い始めて日が浅いですが、やはり何年も放置していた鉄瓶は内部が錆びます。ところが鉄錆は水に溶けだすことがないので、体に影響はないそう。じゃあ良いことしかないじゃん。おい、凄いな鉄瓶。

まとめ

「わざわざ鉄瓶いらんわ」という方は、鉄玉子でも大丈夫。こちらは手軽に鉄分を補給出来るそう。1,000円前後で売っていますよ。皆さんもぜひ日常に鉄を取り入れてみてはいかがですか?

著者:楠木杏

以上引用終わり

私は鉄卵を入れてお湯を沸かして飲んでいます。女性は特に鉄不足になるので、鉄瓶や鉄分のサプリメントが必要です。

タンパク質と鉄により改善すると思われる症状、病気

  • 感覚異常―痛み、違和感。私の患者さんでソーメン、砂、釘、金冠などが歯肉から出てくると来られた人が何人かいますが、本当に驚きました。その時は何も分からなかったのですが、今だったら鉄とプロテインを勧めます。病名は「口腔セネストパチー」と言います。
  • 喉の違和感、詰まり感―患者さんでこのような症状を訴えられた人がいますが、鉄とプロテインを勧めた所治りました。
  • 非定型歯痛―正常な歯が痛んで部位がころころ変わる。正常な歯なのに抜歯してほしいと希望する。このような患者さんを一人診ましたが、その時は何も判らず、只々抜かないように説得しました。
  • 舌痛症―異常は無いが舌に痛みを感じる
  • うつ・パニック 藤川徳美先生著「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」

鉄の働き 主なもの

  • 赤血球のヘモグロビン合成
  • 神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン作成
  • 有毒の活性酸素から身を守るスカベンジャー(抗酸化物質)であるカタラーゼに必要
  • ミトコンドリア膜にある電子伝達系に必要

鉄欠乏の臨床症状

  • 神経過敏、些細なことが気になる
  • 立ちくらみ、めまい、耳鳴り
  • 片頭痛
  • 疲れ、節々の痛み、腰痛
  • 喉の違和感(喉が詰まる)
  • 冷え性
  • 朝なかなか起きられない
  • 出血(アザ)
  • コラーゲン劣化(肌、髪、爪、シミ)ニキビ、肌荒れ
  • 不妊
  • レストレスレッグス症候群(むずむず足症候群)
  • 氷を食べる(これは非常に多い)―口の中が火照る
  • 土を食べる

皆さん、鉄、タンパク質不足にならないようにしましょう。

今週のお知らせ 糖質制限食と逆流性食道炎

今週のお知らせは京都高雄病院の江部康二先生の「糖尿病徒然日記」から逆流性食道炎のお話です。江部先生はは糖質制限の第一人者で、私も12年前から先生の本を読んで糖質制限をしています。

きっかけは週3回テニスで走り回っているのに太ってきて、糖尿病になりかかってきたからです。食事を作ってくれるのはうちのカミさんなので、糖質制限の本を読んでもらって納得してもらったので家族で糖質制限を始めました。それまでは時々、胃液が逆流してきて口の中が酸っぱくなったりしていましたが、今では全くそのような事はありません。続けるうちに1年も経たないで体重は6~7kg落ちて、糖尿病の初期である低血糖症状がなくなりました。今は快調そのものです。

以下引用始め

「糖尿病徒然日記」

【25/08/29 西井逆流性食道炎
すいません どこでお聞きしたらいいのかわからず、ここに書かせてもらいます。糖質制限は、もう10年ほど続けており、5.7ぐらいうろうろと、いい感じなのですが、先日胃もたれ 食欲不振になり胃カメラをしたところ、逆流性食道炎がわかりました。

糖質制限で食べているものと、逆流性食道炎では、食べない方がいいものが、かぶってしまい、すごく悩んでいます。牛乳 ヨーグルト チーズ 豚肉 ナッツ コーヒー 等です。急な相談をお許しください。】

おはようございます。西井さんから、糖質制限食と逆流性食道炎について、コメント・質問を頂きました。

結論から言いますと、逆流性食道炎は、糖質制限食で治ります。気にせずに、今まで通り、糖質制限食を続けましょう。そして、HbA1c:5.7%を維持しましょう。胃もたれや食欲不振は、逆流性食道炎とは関係なくて、夏バテとかのせいかもしれません。逆流性食道炎の症状で、胃もたれや食欲不振は、少ないと思います。

AI による概要
逆流性食道炎の主な症状は、胸焼けや** みぞおちから胸にかけての熱感**、そして**口の中に酸っぱいものや苦いものがこみ上げてくる(呑酸)**です。その他にも、喉の違和感、声のかすれ、慢性的な咳、胸の痛み、食事がつかえる感じ、喉のイガイガ感などが現れることがあります

逆流性食道炎は、酸性の胃液やそれと混ざった食物が、食道に逆流して食道が炎症を起こし、
胸やけや胸の痛みなどを生じる病気です。健康な人でも胃酸の逆流がみられることはありますが、時間が短いため問題になることはありません。逆流の時間が長くなると、食道の粘膜は胃酸に対し弱いため食道に炎症を起こすようになります。

この病気は成人の10〜20%がかかっていると推定されており、中でも中高年、特に高齢者に多くみられます。適切な治療を受けなかった場合には、症状が持続することにより生活に支障を来すことも知られています。

逆流性食道炎の症状を訴える患者さんのほとんどが、糖質制限食開始後、リアルタイムに改善します。(^^)当初、私自身が信じられなかったのですが、もう400人以上に試してみて、脂っこいものより炭水化物が胸やけを起こす真犯人と確信しました。

ここまでくると、逆流性食道炎は、炭水化物の過剰摂取が根本要因である可能性が極めて高いと思います。700万年の人類の歴史のなかで、特に精製炭水化物を大量に常食し始めたここ200~300年に発症した特殊な病気の一つが逆流性食道炎です。

一番印象的だったのは、中学校の頃から、20年間以上、毎日昼食後1時間と夕食後1時間に、必ず胸やけがあった30代の男性患者さんです。胸やけ以外は、何の病気も症状もありません。特に、カレーライスの日は最悪で、夕食後1時間に加えて、夜中の1時にも胸やけがあって苦しんだそうです。

この患者さんに、ブログ読者の皆さんでの成功経験があったので、「騙されたと思って兎に角スーパー糖質制限食を試してごらん?」と奨めてみました。

2週間後の外来診察で、糖質制限食開始当日から、20年来の胸やけが一切消失したという
驚きの報告をしていただきました。ヾ(゜▽゜)カレーライスというのは、<ご飯+カレールーの小麦粉>で二重の糖質なので、寿司飯(ご飯+砂糖)と共に最も血糖値を上げやすい食材です。σ(=_=;)ヾ

「饅頭1個だと胸やけなしだけど、2個だと胸やけ必発」という人もあり、個人の糖質摂取許容量の限界を超えると、胃酸が出過ぎて胸やけを生じるような気もします。逆流性食道炎を生じる限界の糖質摂取許容量には個人差があるようです。

逆流性食道炎の症状は、糖質制限食でリアルタイムに改善する例がほとんどです。言い換えれば、糖質の過剰摂取が逆流性食道炎の原因の可能性が高いです。それでは、そのメカニズムについて考察してみましょう。

まず血糖値が上昇すると、視床下部が感知し副交感神経(迷走神経)を介して膵臓のランゲルハンス島のβ細胞に伝えられます。このとき副交感神経が優位だと幽門が収縮し、噴門は弛緩しますので、胃の内容物は食道へ逆流しやすくなります。つまり糖質を摂取すると逆流性食道炎を起こしやすくなる理屈です。

この仮説は、岩手県久慈市の関上こどもクリニック、関上勇先生からご教示頂きました。
私もこの仮説に賛成です。関上先生、ありがとうございます。

江部康二

以上引用終わり

 

今週のお知らせ なぜ、医師は栄養のことを知らないのか?ミネラル研究は無視されるのか?(2025年版)

私が歯学部に入学したのは52年前です。栄養学の授業は無かったと思います。栄養失調と言うとよほどの偏食か食べ物が満足に買えない困窮者がなるものだと思っていました。普通の生活をしていれば栄養は十分だと思っていました。

しかし、今や栄養の偏りによって生活習慣病が蔓延する時代になりました。最近になって藤川徳美先生の本を読んで栄養学の勉強を始めて、自分はマグネシウムがたくさん必要な体質だと判り、サプリメントを飲んで、入浴時マグネシウム液(にがり液)をあちこち擦り込んでいます(経皮吸収)。

それでは、「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載させていただきます。

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なぜ、医師は栄養のことを知らないのか?ミネラル研究は無視されるのか?(2025年版)

なぜマグネシウムは取りざたされないのか

大多数の人が学校で栄養の教育を受けていない。それでは医師はどうであろうか?信じられないかもしれないが、医師も通常は医学校で栄養とか栄養補給について学ぶことはない。医師は病気を勉強しているのであって、健康について勉強しているのではないからだ。

医師を訪れるのは、健康改善か病気予防のためだと誰もが考える。ところが、医師には患者に対してどうすれば健康でいられるかについての教育を受けていない。しかも、患者は医師の指示がなければ、生活習慣を変える気を起こさないことが多い。

患者は、もしビタミンがそんなに重要なら、医師からビタミン剤を飲むよう指示が出るはずだと考えるからである。ところが、栄養学は医学的学問分野ですらない。筆者が1970年代に医学校に通っていた頃もそうだったし、さらに現在でもなお、変わっていない。栄養学は医師の専門外なのである。

製薬会社の投資対象は医薬研究、ミネラル研究は無視

医学は1度に1つずつの症例を個別に研究する。さらにその症例について病因を1つ、それを処置する医薬を1つ求めようと試みる。医学研究が抱える偏りが、特許の取れる薬品研究を行わせることになる。特許薬なら市販に漕ぎ着けるのに金のかかる研究であっても最終的には採算が取れるからである。

誰にも異論がないところであるが、マグネシウムは健康保持・疾病予防を始め、あらゆる生命活動に不可欠である。それにも関わらず、無視されてきたのは、一般栄養剤として販売したのでは利益が得られないためである。マグネシウムは特許の対象とならないから、製薬会社がマグネシウム研究に取り組むことはない。マグネシウムに広告費が割かれることはない。これに対して、何億ドルもが処方薬の広告に費やされている。栄養素がメディアの注目を浴びることはない。

さらに事態を悪くしているのが、過去20年にわたり、大学への資金拠出の大部分が製薬業界によってなされていることである。製薬業界の主たる投資対象は医薬の研究なのである。科学的医業は医薬を優先していて、栄養素への資金投入を考慮することはない。

医師もまた昔の研究を無視している。何年か前には、医師もマグネシウムが心臓病に有望である可能性について聞いていたかも知れないが、それ以降は新たな研究を全く見聞きしないから、マグネシウムによる治療には成果がみられないのだろうと推測してるのである。

(奇蹟のマグネシウム、より)

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医学部では栄養学の授業は全くない。”先進国では栄養失調はあり得ない”ことが前提になっている。その前提で、鑑別診断、対症療法(薬物治療)と話が進んでいく。

  • 優秀な教授=研究費を沢山獲得できる人=製薬会社からの資金供給。
  • 医薬研究にばかりバイアスがかかっている最新研究。
  • 最新研究が良い研究と信じて疑わない石頭。
  • 昔の研究を持ち出すと”古っ”と脊髄反射して拒絶してしまう。
  • 習ったことが正しいと信じて疑わない愚か者。

実際はほとんどの慢性疾患は、質的栄養失調が原因。質的栄養失調=糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足。マグネシウムは、高血圧、便秘、不整脈、チック、筋肉痙攣、尿路結石、などにはしばしば著効を示す。

以上引用終わり

今週のお知らせ これが不足すると骨がボロボロに…「日本人に足りない3つの栄養素」を一度に摂れる”和の伝統食” 

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健康を維持するためには何が必要なのか。医師の満尾正さんは「ビタミンD、マグネシウム、亜鉛は免疫力にも関係する重要な栄養素だが、多くの日本人に不足している。これらが不足すると骨粗しょう症や筋力低下、男性機能の低下、心疾患、不眠などにつながる」という――。

「足がつる、肩こりがひどい、男性機能が弱っている、イライラするといった心身の不調は、3つの栄養素が不足していることに原因があるかもしれません」 こう指摘するのは、満尾クリニックの院長・満尾正氏だ。  3つの栄養素とは、日本人に不足しているといわれている「ビタミンD」「マグネシウム」「亜鉛」だという。

「健康状態が良く見える人でも、この3つの栄養素が維持されていることはほぼまれです。健康診断で即時に病気につながることがないため、これらの数値は測定されない。その結果、栄養素不足に陥っていてもなかなか気づきにくいのです」  ビタミン群の「ビタミンD」、ミネラルの「マグネシウム」と「亜鉛」は毎日外部から摂取しなければならない必須栄養素だ。

骨を作るために欠かせないビタミンD  ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を作るために欠かせない栄養素ということは一般的に知られている。それ以外にも、免疫力の増強、うつ病など精神疾患の予防、筋力低下の予防、アンチエイジング効果などの働きがある。

亜鉛は、性ホルモンの分泌・維持だけでなく、骨や皮膚、肝臓、腎臓、インスリンを作るすい臓、精子を作っている睾丸など、新しい細胞がつくられる組織や器官では必須のミネラルになる。

マグネシウムは、エネルギーの産生や貯蔵のほか、カルシウムと拮抗して筋収縮を制御したり、血管を拡張させて血圧を下げたり、血小板の凝集を抑え血栓を作りにくくしたりする作用がある。

「3つの栄養素に共通の働きは、免疫力を高める効果があることです。感染症対策として注目されている栄養素ですが、普段の食事で意識されることはほぼありません。健康診断で測定されないので、不足しているかどうか気づきにくいと先ほど言いましたが、不足しているかどうか判断する手がかりはあります」

■3つの栄養素が不足している“サイン”

「数値でわからなくても、体に栄養素不足の疑いを示す兆候が現れます。ビタミンDが不足すると、気分が落ち込み、やる気が出ないといった、うつの初期症状のようになる。また、イライラしやすくなる。女性の場合は骨密度が下がり、骨粗しょう症のリスクが高まります。

亜鉛不足は、男性の場合は前立腺のトラブル、男性機能が弱くなる。また、皮膚のトラブルやシミ・しわができやすい。マグネシウム不足は足の筋肉がつる、肩こりがひどくなるなど筋肉や関節に不調が現れる。また、不眠になりやすくなります」

ほかにも、亜鉛不足の場合、味を感じにくくなる味覚障害、慢性下痢、免疫機能障害、性腺発育障害などのさまざまな症状が現れる。 マグネシウムは、欠乏すると炎症、高脂血症、心疾患、神経異常、メタボリックシンドローム、肝臓障害を引き起こすとされている。

———- 栄養素不足による体の不調 ●ビタミンD:気分の落ち込み、イライラ、活力が湧かない、骨粗しょう症、筋力低下など ●亜鉛:男性機能の低下、皮膚炎、味覚障害、高血圧、胃潰瘍など ●マグネシウム:足のこむら返り、肩こり、不眠、食欲不振、疲れやすい、メタボリック症候群、心疾患など

———- ■過剰な日焼け対策でビタミンD不足に  「男性機能や性欲が弱くなったと体感している人は、亜鉛だけでなく、ビタミンD不足も考えられます。ビタミンDは男性ホルモン(テストステロン)を生成・維持する役割がある。男性ホルモンは加齢とともに減少していくのですが、健康な40〜50代の男性が60歳以上と比べ男性ホルモンの数値が低いという報告もあります(帝国大学病院による唾液テストステロン検査)。

男女問わず、男性ホルモンは筋肉を作る、活力を生み出す源として不可欠なのですが、男性ホルモン値の低い人は、血中のビタミンD濃度が低い傾向になる。ビタミンDは日光に当たることで生成されるため、日常的に屋外に出ていれば不足することは少ないのですが、さまざまな調査の結果、日本人はかなりの割合でビタミン不足になっている。

日焼け対策をして日光に当たらず、魚をあまり食べない生活をしているとどうしても数値が低くなりやすい。日本人のビタミンD不足はかなり問題です」 満尾クリニックを訪れた男女1700人のデータを見ても、約8割が血中濃度の理想値40〜80ng/ml以下だったという。また、慈恵医科大学が東京都内で健康診断を受けた5518人を対象にした調査(2019年4月〜2020年3月)によると、98%がビタミンD不足に該当していたという報告もある。

「若返りホルモン」不足で気力も性欲も減退  男性ホルモンに不可欠なビタミンDだが、満尾氏はこのホルモンをつくる源になる、体内ホルモン「DHEA」(デヒドロエピアンドロステロンというヒトの体内に存在するホルモンの略称)の数値も非常に重要だと説明する。

「DHEAは『マザーホルモン』と呼ばれ、男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン)などあらゆる性ホルモンをつくる源です。免疫力の向上や筋肉の維持、骨密度の維持など、多岐にわたる生理機能に関与し、別名『若返りのホルモン』とも呼ばれている。

DHEAが不足すれば、当然男性ホルモン値も低下し、男女問わず体力や気力が失われ、性機能も減退する。ビタミンDと併せて、DHEAも補う必要があるのです。DHEA不足の人には、粘り気のあるヤム芋、自然薯、山芋、大和芋、里芋、菊芋などのイモ類を食べるのをおすすめしています」

■大事な栄養素が気軽・安価に摂れる納豆  「食事の大半をコンビニで調達する、お菓子をご飯代わりに食べる、清涼飲料水を一日1リットル飲む、仕事が忙しくて食べる時間がないなど、現代的な生活を送っている人は、3つの栄養素が不足しているはずです。食生活の乱れも原因としてはありますが、これらの栄養素は体内に貯蔵しにくいなどの特性があるために不足しやすいのです」

たとえば、マグネシウムは過度な持続的運動、飲み過ぎ、ストレスによって体内の細胞内に留まることができず、体外へ排出されてしまう性質がある。また、寒冷地にいるといった肉体的なストレスがかかることでも、尿からマグネシウムが排出されるということがわかっているという。

亜鉛も体内に貯蔵できない栄養素の一つ。また、お酒を大量に飲む人は、アルコール代謝に亜鉛を使うため、亜鉛不足になりやすい。消化器系疾患を患っている場合、血圧の薬やペニシリンを服用している場合、妊娠中は亜鉛が吸収されにくいので、不足分を補うことを意識してほしいという。

「私は毎日納豆を1パック食べているのですが、納豆は気軽にしかも安価に3つの栄養素が摂れるので、常食しない手はありません。さらにとろろをかけるとDHEAも摂れます。納豆のほかには、小魚や青魚、タコや牡蠣もビタミンDや亜鉛を多く含有しているので、おすすめです。大ぶりの牡蠣を4、5個食べるだけで、1日の亜鉛摂取推奨量を補充できます」

いまの食生活が10年後を左右する  3つの栄養素不足は、こうした食材を意識して摂ることで解決できる。ただし、摂りすぎは体の不調につながるので要注意。食事で摂るのがむずかしいという人はサプリメントで補うほか、ウォーキングやガーデニング、ゴルフなど屋外に出て活動することでビタミンDを生成することができる。

「健康診断の結果でも異常値はなく、今は大きな不調も感じていないかもしれません。このまま加齢とともにしわが増え、筋力が落ち、緩やかに老いていくだろうと多くの人は考えているはずです。それは、健康な体を維持できればの話です。 40代、50代で健康診断の結果がほぼ同じでも、食生活に気をつけている人とそうでない人は、10年後に差が現れてくる。体の中の変化は見えないですが、確実に変化しています。今のうちに食生活や生活習慣を見直したほうがいいと思います」

■3つの栄養素を効率的に摂取するなら…  ・ビタミンD  鮭、サンマ、イワシなどの青魚、鰻、牡蠣、卵など  ・亜鉛  牡蠣、豚レバー、しらす干し、アーモンド、いりごまなど  ・マグネシウム 海藻類、青魚、タコ、牡蠣、大豆製品、葉物野菜など

———- 満尾 正(みつお・ただし) 米国先端医療学会理事、医学博士 1957年横浜生まれ。北海道大学医学部卒業後、内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング専門病院「満尾クリニック」を開設。米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。キレーション治療の経験は延べ5万件を超える。著書に『ハーバードが教える 最高の長寿食』(朝日新書)、『医者が教える「最高の栄養」 ビタミンDが病気にならない体をつくる』(KADOKAWA)、『世界最新の医療データが示す 最強の食事術』(小学館)など多数。 ———-

以上引用終わり

私は、現在健康ですが病気になりたくない思いからプロテイン、ビタミン、ミネラルを摂っています。ビタミンDはサプリメントを摂っていませんが、マグネシウムと亜鉛はサプリメントを摂っています。ビタミンDは週2日テニスをするので、この暑い中いやと言うほど日光を浴びています。また食べ物ではキノコ類、しらす干し、魚、納豆、乳製品をよく食べるし、卵は毎日欠かしません。従って十分だと思います。

マグネシウムは、私はよく足がつるので不足する体質だと思って、最近3~4年はサプリメントを摂り、痙攣しやすい部位にはマグネシウムスプレーを使って擦り込んでいます。お陰で最近はあまり攣らなくなりました。

亜鉛は、コロナにかかった友人が、味がしなくなったと言うので亜鉛、牡蠣を摂るといいですよと教えてあげました。男性は前立せん肥大になるとトイレが近くなると聞いたので、調べてみると亜鉛が良いとのことで亜鉛のサプリメントを摂っています。そのお蔭かトイレに行く間隔が長くなり、夜中にトイレに行くことが少なくなっています。