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今週のお知らせ カルシウムサプリは心血管疾患および死亡リスクを増加させる

カルシウムの取りすぎには注意が必要というお知らせです。

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ドクターシミズのひとりごと

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カルシウムサプリは心血管疾患および死亡リスクを増加させる

2025年10月9日Dr.Shimizu

カルシウムのサプリメントは有害であるにも関わらず、いまだに骨を強くすると思われていて、ときどきカルシウムサプリを飲んでいる人がいます。

以前の記事「カルシウムサプリメントと心血管疾患および死亡リスクとの関連性」「カルシウムサプリメントによる大動脈弁の石灰化」「カルシウムサプリメントは心筋梗塞の危険性を高めるかもしれない」などで書いたように、無防備にカルシウムサプリを飲んでいると、心血管疾患や死亡リスクを増加させてしまいます。

今回の研究では、カルシウムサプリを飲んでいる人と飲んでいない人を比較して、心血管疾患との関連性を調べています。新たにカルシウムサプリメントを処方された補給群8,271人、カルシウムサプリメントの処方を受けていない対照群82,103人が対象です。(図は原文より、表は原文より改変)

上の図は、カルシウムサプリメント処方後の急性心筋梗塞(A)、虚血性脳卒中(B)、死亡事象(C )の累積発生率です。

補給群の心筋梗塞および脳卒中の発症リスクはそれぞれ1.14倍、1.12倍でした。死亡イベント発生リスクは1.40倍でした。

食事由来のカルシウムでは、血中のカルシウム濃度の急激な上昇は起きないでしょうが、カルシウムサプリによって血中カルシウム濃度が急激に上昇する可能性があります。循環カルシウム濃度が断続的に急激に上昇し、それが長期間維持されると、最終的にはアテローム性動脈硬化症の重要なマーカーである血管石灰化が促進されます。さらに、血中カルシウム濃度の上昇は血圧を上昇させますが、これはおそらく細胞外および細胞内のカルシウム変化を介してレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系を変化させ、血管平滑筋の収縮を調節すると考えられます。さらにカルシウムサプリは凝固系にも影響を与え、凝固系の亢進、血栓のリスクを増加させてしまう可能性があります。

骨粗しょう症は整形外科では、頻繁に検査され、骨の健康のためにカルシウムが必要だという一般的な通説を信じて、サプリを飲んでしまう人もいるでしょう。カルシウムサプリメントは骨粗しょう症の予防または治療にほとんど効果がありません。

カルシウムサプリは危険です。カルシウムは食事で摂るようにしましょう。

「Calcium Supplementation, Risk of Cardiovascular Diseases, and Mortality: A Real-World Study of the Korean National Health Insurance Service Data」

「カルシウム補給、心血管疾患リスク、死亡率:韓国国民健康保険サービスデータの実世界研究」(原文はここ

以上引用終わり

次にカルシウム過多の害を消すにはどうしたらよいか?藤川徳美先生「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。

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マグネシウムが不足するとカルシウムを溶かせない!

2025-05-09 08:06:45

テーマ:

マグネシウム Mg

マグネシウムが不足するとカルシウムを溶かせない!

「天才ごはん」より

子どもの成長に大切な栄養として盛んに呼びかけられているのが、カルシウムです。大人も骨の健康、メンタルの健康を維持するためにカルシウムを摂りなさいと促されます。

一方で、マグネシウムの重要度は認識されていません。私はマグネシウムについて探求と実践の結果、「現在の日本人はマグネシウム不足で、カルシウム過多が起きている」と考えています。

マーク・サーカス博士の『経皮マグネシウム』という本に、簡単な実験の話が書いてあります。粉々にしたカルシウム錠剤を水で溶かし、溶けきれないで余った状態のところにマグネシウムの粉を混ぜると、残ったカルシウムがきれいに水に溶けます。

これは実験のコップの中だけでなく、体の中でも起こることです。カルシウムとマグネシウムは拮抗していますので、片方ばかりが多すぎると、ほかのミネラルの働きを阻害して、吸収効率を下げてしまうのです。

溶けきれなかったカルシウムは、血管、心臓、脳、腎臓、体内あらゆるところに、くっついてしまいます。

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異所性Ca沈着=長年のCa過多+Mg不足。

元記事はこちら

https://www.facebook.com/share/19HYUpCFhJ/

以上引用終わり

今週のお知らせ 亜鉛の重要性

年を取るとトイレが近くなりますが、亜鉛を十分にとると前立せん肥大が改善され、トイレの近いのが良くなります。また、新型コロナのかかった人が味覚障害になる例が沢山報告されていますが、ウィルス感染に亜鉛が大活躍していることを示しています。

亜鉛のサプリメントもありますので不足しないように注意しましょう。それでは、亜鉛についてのニュースを転載します。

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きょうの健康

ニュース「食欲不振 だるい かぜがなかなか治らない 亜鉛不足が原因?」

初回放送日:2025年9月4日

亜鉛は人体にとって欠かせない、必須ミネラルの1つ。成長・発達や 皮膚の代謝、生殖機能 免疫機能 味覚の維持など 人体の大切なさまざまな働きに関わっている。

最近の研究で、亜鉛が欠乏するとさまざまな症状が出るだけでなく、心筋梗塞や感染症のリスクが高まり、命にかかわることも明らかになってきた。しかも日本人の10~30%が亜鉛欠乏状態と推定されるという。亜鉛欠乏のサイン、対処法について、専門家が解説する。

放送内容

目次

  • 亜鉛欠乏症とは
  • 亜鉛の役割
  • 亜鉛が不足すると?
  • 亜鉛欠乏は命に関わる病気のリスクにも
  • 亜鉛欠乏症の診断
  • 亜鉛が欠乏するさまざまな要因
  • 亜鉛家欠乏症の治療
  • 亜鉛を多く含む食材
  • 保険適用の亜鉛製剤(ヒスチジン亜鉛・酢酸亜鉛)について
  • 亜鉛のサプリメントの使用について

亜鉛欠乏症とは

2025年1月、「亜鉛欠乏症の診療指針2024」が発行されました。いままさに亜鉛欠乏症の重要性が見直されつつあり、医療現場での対応が広がり始めています。

かぜが長引く、だるい、味覚がおかしい、食欲不振。こうした不調に心当たりがある方は、もしかすると「亜鉛欠乏症」かもしれません。亜鉛は健康のために必要な必須ミネラル。ところが日本人の10%~30%が必要量を満たせていないといわれています。特に高齢者では、加齢に伴って食が細くなり、さらに消化吸収の力も低下するため、亜鉛が不足しやすくなります。また、成長期の子どもは、体づくりに多くの亜鉛を必要とするため、不足すると成長や発達に影響が及ぶ可能性があります。

最近の研究では、亜鉛が不足すると、心筋梗塞や感染症など、命に関わる病気のリスクが高まることもわかってきました。これまで医療現場では、亜鉛欠乏の重要性はあまり認識されていませんでした。しかし最近では、「なんとなく不調」の背景に亜鉛不足が隠れている可能性があると考えられるようになってきています。

亜鉛の役割

亜鉛は、からだに欠かせない微量ミネラルのひとつです。体内でつくることができないため、食事から摂取する必要があります。日本では食事摂取基準が定められており、成人男性で9~9.5mg、女性で7~8mgが1日の推奨量とされています。

亜鉛が必須とされる理由は、わたしたちのからだの中で「300種類以上の“酵素”の働きに関係」しているからです。酵素は、体の中で化学反応をスムーズに進める“助っ人”のような存在で、DNAの複製やたんぱく質の合成、古い細胞の修復などに関わります。こうした多くの酵素が亜鉛を必要としているのです。

亜鉛が不足すると?

亜鉛が欠乏すると、体のさまざまな機能に影響が出ます。成長・発達の面では、子どもの低身長や発達の遅れがみられることがあります。皮膚では、傷が治りにくくなったり、脱毛が起こることがあります。生殖機能では、亜鉛は男性の前立腺に多く含まれているので、欠乏すると性腺機能障害や男性不妊の原因になることがあります。免疫機能への影響として、かぜが長引くことがあります。味覚では、舌の上皮細胞には亜鉛が多く含まれており、亜鉛が不足すると、味がわからなくなって、味覚障害が起こることがあります。味覚障害によって味がわからなくなると、食べる気がしなくなり、食欲不振になります。また、亜鉛は脳の食欲中枢の機能に直接関わっているとも考えられているので、それも食欲不振につながります。

亜鉛欠乏は命に関わる病気のリスクにも

最新の研究で、亜鉛が不足すると、心筋梗塞や感染症といった命に関わる病気のリスクが高まることがわかってきました。例えば心筋梗塞では、患者の血清亜鉛値が健康な人より低いことが複数の研究で示されており、特にアジア人でその傾向が強いとされています(※1)。感染症に関しても、新型コロナウイルスに感染した患者では亜鉛値が低く、亡くなった方はさらに低いことが報告されています(※2)。また、日本で行われた慢性腎臓病患者の追跡研究では、血清亜鉛濃度が少ない人は感染症で入院するリスクが約2倍に高まることが明らかになりました(※3)。このように、亜鉛不足は「だるい」「食欲がない」といった軽い症状にとどまらず、命に関わる病気のリスクを高める可能性があるのです。

※1 Liu B, Cai ZQ, Zhou YM: Deficient zinc levels and myocardial infarction : association between deficient zinc levels and myocardial infarction: a meta-analysis. Biol Trace Elem Res, 165:41-50 (2015)

※2 Yasui Y, Yasui H, Suzuki K, et al. Analysis of the predictive factors for a critical illness of COVID-19 during treatment—relationship between serum zinc level and critical illness of COVID-19. Int J Infect Dis 2020;100:230–236

※3 Saka Y,Naruse T,Matsumoto J,et al.:Low Serum Zinc Concentration Is Associated With Infection Particularly in Patients With Stage 5 Chronic Kidney Disease Medicated with Proton Pump Inhibitors.J Ren Nutr,31:579-85(2021)

亜鉛欠乏症の診断

血清亜鉛値が基準より低く、さらに味覚障害や皮膚の症状、食欲不振などの症状がある場合は、「亜鉛欠乏症」と診断され、治療の対象となります。血液検査で亜鉛の値が低く出ても、症状がなければ、治療の必要がないこともありますが、症状を伴う場合には、積極的に治療が行われます。

亜鉛欠乏症と診断されるのは、以下の条件がそろった場合です。

症状:だるさ、味覚障害、皮膚の異常などがあり、ほかに原因となる病気がない場合

血清亜鉛値:血液検査で60µg/dL未満と低い場合

さらに、血清亜鉛値が60~80µg/dLの「潜在性」の範囲でも、症状があれば治療を検討します。ただし、この範囲には症状のない人も多く含まれるため注意が必要です。なお、血清亜鉛値は、一般的な健康診断の項目には含まれておらず、医師が必要と判断した場合に個別に行う検査です。また、2024年の亜鉛欠乏症の診療指針の改訂で、「診断・治療したほうがよい病気」と位置づけられたことで、医師の意識も変わりつつあります。検査を受けるには、総合診療科やかかりつけ医を受診する際に「気になる症状がある」と一言伝えることが大切です。

亜鉛が欠乏するさまざまな要因

亜鉛は食事から摂取する必要がありますが、食事量の減少や偏った食事によって不足しやすくなります。特に高齢になると食事量が減りやすく、亜鉛の摂取量も少なくなります。さらに、動物性食品を避け、野菜や穀物中心の食生活を続けていると、不足につながります。近年は、農作物を育てる土壌中の亜鉛が減少していますので、農作物中の亜鉛の量も減っていますし、加工食品が多い食生活も亜鉛の摂取量を減らすことにつながります。

食べ合わせで亜鉛が欠乏することもあります。小麦や豆類に含まれるフィチン酸、食物繊維、乳製品のカルシウムなどは、亜鉛の吸収を妨げる要因になります。ただし、過度に気にしすぎると栄養バランスが崩れてしまいます。結局のところ「さまざまな食材をバランスよく食べる」ことが最も大切です。健常な方であれば、多少基準を下回っても体内の貯蔵分でやりくりできるため大きな問題にならないことが多いです。

腸の病気、肝臓病や腎臓病、糖尿病などによって、亜鉛の吸収や利用が阻害されることでも亜鉛不足になります。降圧薬やステロイドといった薬も影響します。慢性腎臓病や糖尿病、透析を受けている人などは不足しやすく、むしろ基準以上を意識してとることが勧められます。

このように「食事の量と内容」「病気や薬の影響」「環境の変化」などが重なり合い、亜鉛不足が起こりやすい状況になっていると考えられます。

亜鉛家欠乏症の治療

亜鉛欠乏症の治療は主に2つです。

  • 亜鉛を多く含むものを食事で補う
  • 保険適用の亜鉛製剤(ヒスチジン亜鉛・酢酸亜鉛)を使う

亜鉛を多く含む食材

亜鉛を補うために最も代表的な食材は牡蠣(かき)。非常に効率よく亜鉛をとれる食材です。生でも焼きでも問題なく、1個あたりおよそ5mg前後の亜鉛が含まれており、吸収率の問題を抜きに考えれば、2個で1日の推奨量をカバーできる計算になります。ただし、牡蠣だけに頼る必要はなく、あくまで食事全体のバランスが大切です。そのほかの亜鉛を多く含む食材としては、煮干し・赤身肉・ビーフジャーキー・豚レバー・パルメザンチーズ・抹茶・カシューナッツ・いりごまなどが挙げられます。普段の食事に取り入れやすいものも多いため、意識して組み合わせるとよいでしょう。

保険適用の亜鉛製剤(ヒスチジン亜鉛・酢酸亜鉛)について

亜鉛製剤は、最初は少なめの量から始めて、医師が効果や副作用の様子をみながら薬の量を調節します。診療指針では、学童以降から成人に対しては1日あたり50~150mg、幼児では25~50mgの服用が推奨されており、これは通常の1日の推奨量の5倍以上にあたります。食事で少しずつ増やすのとは異なり、血中の亜鉛濃度を早く正常化するために、治療目的でしっかり補充していく、というわけです。

ただし、亜鉛を過剰にとりすぎると、鉄や銅の吸収が妨げられてしまい、副作用につながる恐れがあるため注意が必要です。このため、治療中は2~3か月ごとに採血を行い、血液中の亜鉛・鉄・銅の値を確認しながら投与量を調整していきます。亜鉛製剤は原則として毎日服用しますが、ずっと続ける必要があるわけではなく、通常は3か月から半年ほど続けて、症状が改善すれば徐々に減量し、最終的には休薬を目指します。ただし、糖尿病や透析を受けている人のように、亜鉛不足になりやすい状態が続く場合には、長期的な服用が必要になることもあります。

亜鉛のサプリメントの使用について

サプリメントも、品質管理が適切に行われている製品を補助としてお使いいただくことは差し支えありません。ただし、サプリメントは医薬品ではないため、血清亜鉛値を血液検査で確認せずにのみ続けてしまう場合が少なくありません。その結果、気づかないうちに「過剰摂取」となり、鉄や銅が不足してしまうといった副作用のリスクが生じる可能性があります。サプリメントを利用する場合は安易に長期的に続けるのではなく、できるだけ医師と相談のうえで使用すると安心です。

以上引用終わり

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 76541|67 欠損

60代 女性

完成したミラクルデンチャーと作業用模型

装着の手順です。まず大まかに合わせます。

初めに合わせる部分をキーと言います。キーは左の1234番です。

最後に合わせる部分をロックと言います。ロックは右3番です。

ロックを合わせて装着したところです。残っている歯と一体化するので、異物感が非常に少なく、残っている歯が長持ちします。

正面観です。従来の入れ歯にある金属バネがないので入れ歯のように見えません。

今週のお知らせ

肉好きの方に朗報です。カナダ・マクマスター大学は栄養に関する研究・調査で有名ですが、これまで肉好きだと言えばがんになり易いのではないか?コレステロールが溜まって動脈硬化や高血圧になるのではないか?と言われてきましたが、どうやらそうでもないようです。

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Yoga  LIFESTYLE

1万6千人の米追跡調査で判明|『肉を食べても寿命は縮まらない!がん死亡率はむしろわずかに減少』

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山口華恵2025-09-04

肉や卵、乳製品といった動物性たんぱく質は、私たちの体づくりに欠かせない重要な栄養素である。しかし、これまで「食べすぎると寿命が縮む」「心臓病やがんのリスクが高まる」といった懸念が語られ、特に健康や美容を意識する女性の間では、肉を控える食生活が広まっていた。ところが、最新の大規模研究は、この常識を完全に覆した。

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「自分を好きになる」 がコンセプト 美筋ヨガの秘密とは?

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カナダのマクマスター大学の研究チームは、米国の「全国健康・栄養調査(NHANES III)」に参加した19歳以上の男女約1万6000人のデータを解析した。対象者が日常的に摂取していた動物性・植物性たんぱく質の量と、心臓病やがん、その他の原因による死亡リスクを長期にわたり追跡した。その結果、動物性たんぱく質を多く摂取する人でも死亡リスクは上昇せず、むしろがんによる死亡率はわずかに低下した。

肉や卵はがん死亡率をわずかに低下させる

解析では、総たんぱく質量や植物性たんぱく質の摂取量と死亡リスクには明確な関連は見られなかった。一方で、動物性たんぱく質の摂取量が多い上位25%の群は、下位25%と比べてがんによる死亡率が約5%低下した。統計的にも有意であり、動物性たんぱく質はがんによる死亡からわずかに守ることが示された。研究では、米国国立がん研究所(NCI)の手法や多変量マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)などの高度な統計モデルを使用した。年齢、性別、BMI、喫煙習慣などの交絡因子も補正し、日々の食事量の変動を考慮して長期的な食習慣と死亡リスクの関係を正確に評価した。

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動物性・植物性たんぱく質、いずれも健康を支える

「たんぱく質はどれくらい、どんな種類を摂るのが健康に良いのか、これまで混乱や議論が絶えなかった」とマクマスター大学のスチュアート・フィリップス教授は述べる。研究の筆頭著者、ヤンニ・パパニコラオ氏も、「観察研究と臨床試験の結果を総合すると、動物性・植物性のどちらのたんぱく質も健康と長寿に寄与する」と断言する。これまで「肉の食べすぎは寿命を縮める」と信じられてきたが、今回の結果はその認識を覆した。動物性たんぱく質を適量摂ることで、死亡リスクは上がらず、がんによる死亡もわずかに減少する。

女性にとって肉のメリットは特に大きい

たんぱく質は筋肉や肌、髪、ホルモンの材料となる重要な栄養素である。特に40代以降は筋肉量や基礎代謝が低下するため、十分な摂取が欠かせない。筋肉量の維持は転倒防止や代謝維持につながり、肌や髪の健康も支える。更年期以降は女性ホルモンの減少により、骨や筋肉、肌の変化が加速するが、良質なたんぱく質を適切に摂取することで、こうした変化を緩やかにする効果がある。「肉を食べると太る」「肌に悪い」という誤解から避けることは、健康や美容にマイナスである。

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適量を守れば、健康的な食生活の味方となる

今回の研究は「肉=がんリスク」という誤解を完全に覆した。動物性たんぱく質を適量摂ることで、死亡リスクは上がらず、がん死亡率もわずかに減少する。もちろん食べすぎは避ける必要があるが、肉や魚、卵、乳製品をバランスよく食卓に取り入れることは、健康で長寿を支える大きな一歩である。筋肉や肌の健康、代謝維持を意識する女性にとって、肉や卵、乳製品を適度に取り入れることは、美容と健康を両立させる食生活の基本と言えるだろう。

以上引用終わり

今週のお知らせ 鉄瓶のすすめ

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 ニュース

日常の中で簡単に鉄分が摂れる「鉄瓶」のすすめ。使い始めて感じた体調や生活リズムの変化とは?

na-na2/10(月)11:03

聞いてください。突然ですが、わたし朝が苦手です。夜はなぜか元気で何をするでもないのですが、完全なる夜型。寒い冬の朝は、余計なかなか布団から出られないんですよね…

一緒に暮らしている猫2匹と寝ていると、よく夫に「猫が3匹いるみたい」と言われるほど、とんでもなく不機嫌で自堕落な朝を迎えていました。そんなわたしが鉄瓶と出会い、日の出前に起きるようになるまでの話です。

鉄瓶とは?

最近では大谷翔平選手が地元岩手の南部鉄器をインスタグラムで紹介したことが話題になりましたよね。そんな南部鉄器は100年使えると言います。鉄瓶に使われる鉄は、身体に吸収されやすい「二価鉄」というもの。そのため、鉄瓶で白湯を作ると、溶けだした鉄分を摂取できるんです。

鉄分が不足するとどうなる?

鉄分が不足すると、貧血・疲れやすい・めまい・動悸・息切れ・立ちくらみ・頭痛などの症状が現れます。貧血対策には鉄分というのはよく耳にしますが、女性は特に欠かせない栄養素ですよね。

さらにわたしはこれまで頭痛や疲れやすさを感じるたびに鎮痛剤を飲んでいました。するとだんだん効かなくなってくるんですよね….(※服用は用法容量をお守りください)

鉄瓶を使い始めたきっかけ

むずかしい話はさておき、そもそものきっかけは母の勧めでした。

「コーヒーを鉄瓶で沸かしたお湯で淹れると美味しいよ」と聞き、どれどれと飲んでみると、まろやかになり、なんだか飲みやすかったんです。

ここから毎日のルーティンとして鉄瓶で沸かしたお湯でコーヒーを飲み始めます。

メリット、デメリット

白湯を飲む生活が身についてきました。なんだかパリコレモデルのようになった気分です。個人的に気になっていた鉄のような味や匂いも今の所はありません。

鉄瓶を始めてから10日ほど経ちますが、驚くほど日の出と共に起きられています。日の出前に目が覚めることだってあります。

鉄瓶の良さをまとめると
・日常に無理なく鉄分を取り入れることが出来る
・朝スッキリと目覚める
・鉄瓶で沸かして白湯生活
・さらにコーヒーを淹れると美味しい
・意外にもお手入れ簡単
・保温性が高い
・長く使うことで愛着が湧く

ただ、鉄はどうしても錆びやすいです。まだ使い始めて日が浅いですが、やはり何年も放置していた鉄瓶は内部が錆びます。ところが鉄錆は水に溶けだすことがないので、体に影響はないそう。じゃあ良いことしかないじゃん。おい、凄いな鉄瓶。

まとめ

「わざわざ鉄瓶いらんわ」という方は、鉄玉子でも大丈夫。こちらは手軽に鉄分を補給出来るそう。1,000円前後で売っていますよ。皆さんもぜひ日常に鉄を取り入れてみてはいかがですか?

著者:楠木杏

以上引用終わり

私は鉄卵を入れてお湯を沸かして飲んでいます。女性は特に鉄不足になるので、鉄瓶や鉄分のサプリメントが必要です。

タンパク質と鉄により改善すると思われる症状、病気

  • 感覚異常―痛み、違和感。私の患者さんでソーメン、砂、釘、金冠などが歯肉から出てくると来られた人が何人かいますが、本当に驚きました。その時は何も分からなかったのですが、今だったら鉄とプロテインを勧めます。病名は「口腔セネストパチー」と言います。
  • 喉の違和感、詰まり感―患者さんでこのような症状を訴えられた人がいますが、鉄とプロテインを勧めた所治りました。
  • 非定型歯痛―正常な歯が痛んで部位がころころ変わる。正常な歯なのに抜歯してほしいと希望する。このような患者さんを一人診ましたが、その時は何も判らず、只々抜かないように説得しました。
  • 舌痛症―異常は無いが舌に痛みを感じる
  • うつ・パニック 藤川徳美先生著「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」

鉄の働き 主なもの

  • 赤血球のヘモグロビン合成
  • 神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン作成
  • 有毒の活性酸素から身を守るスカベンジャー(抗酸化物質)であるカタラーゼに必要
  • ミトコンドリア膜にある電子伝達系に必要

鉄欠乏の臨床症状

  • 神経過敏、些細なことが気になる
  • 立ちくらみ、めまい、耳鳴り
  • 片頭痛
  • 疲れ、節々の痛み、腰痛
  • 喉の違和感(喉が詰まる)
  • 冷え性
  • 朝なかなか起きられない
  • 出血(アザ)
  • コラーゲン劣化(肌、髪、爪、シミ)ニキビ、肌荒れ
  • 不妊
  • レストレスレッグス症候群(むずむず足症候群)
  • 氷を食べる(これは非常に多い)―口の中が火照る
  • 土を食べる

皆さん、鉄、タンパク質不足にならないようにしましょう。

今週のお知らせ 糖質制限食と逆流性食道炎

今週のお知らせは京都高雄病院の江部康二先生の「糖尿病徒然日記」から逆流性食道炎のお話です。江部先生はは糖質制限の第一人者で、私も12年前から先生の本を読んで糖質制限をしています。

きっかけは週3回テニスで走り回っているのに太ってきて、糖尿病になりかかってきたからです。食事を作ってくれるのはうちのカミさんなので、糖質制限の本を読んでもらって納得してもらったので家族で糖質制限を始めました。それまでは時々、胃液が逆流してきて口の中が酸っぱくなったりしていましたが、今では全くそのような事はありません。続けるうちに1年も経たないで体重は6~7kg落ちて、糖尿病の初期である低血糖症状がなくなりました。今は快調そのものです。

以下引用始め

「糖尿病徒然日記」

【25/08/29 西井逆流性食道炎
すいません どこでお聞きしたらいいのかわからず、ここに書かせてもらいます。糖質制限は、もう10年ほど続けており、5.7ぐらいうろうろと、いい感じなのですが、先日胃もたれ 食欲不振になり胃カメラをしたところ、逆流性食道炎がわかりました。

糖質制限で食べているものと、逆流性食道炎では、食べない方がいいものが、かぶってしまい、すごく悩んでいます。牛乳 ヨーグルト チーズ 豚肉 ナッツ コーヒー 等です。急な相談をお許しください。】

おはようございます。西井さんから、糖質制限食と逆流性食道炎について、コメント・質問を頂きました。

結論から言いますと、逆流性食道炎は、糖質制限食で治ります。気にせずに、今まで通り、糖質制限食を続けましょう。そして、HbA1c:5.7%を維持しましょう。胃もたれや食欲不振は、逆流性食道炎とは関係なくて、夏バテとかのせいかもしれません。逆流性食道炎の症状で、胃もたれや食欲不振は、少ないと思います。

AI による概要
逆流性食道炎の主な症状は、胸焼けや** みぞおちから胸にかけての熱感**、そして**口の中に酸っぱいものや苦いものがこみ上げてくる(呑酸)**です。その他にも、喉の違和感、声のかすれ、慢性的な咳、胸の痛み、食事がつかえる感じ、喉のイガイガ感などが現れることがあります

逆流性食道炎は、酸性の胃液やそれと混ざった食物が、食道に逆流して食道が炎症を起こし、
胸やけや胸の痛みなどを生じる病気です。健康な人でも胃酸の逆流がみられることはありますが、時間が短いため問題になることはありません。逆流の時間が長くなると、食道の粘膜は胃酸に対し弱いため食道に炎症を起こすようになります。

この病気は成人の10〜20%がかかっていると推定されており、中でも中高年、特に高齢者に多くみられます。適切な治療を受けなかった場合には、症状が持続することにより生活に支障を来すことも知られています。

逆流性食道炎の症状を訴える患者さんのほとんどが、糖質制限食開始後、リアルタイムに改善します。(^^)当初、私自身が信じられなかったのですが、もう400人以上に試してみて、脂っこいものより炭水化物が胸やけを起こす真犯人と確信しました。

ここまでくると、逆流性食道炎は、炭水化物の過剰摂取が根本要因である可能性が極めて高いと思います。700万年の人類の歴史のなかで、特に精製炭水化物を大量に常食し始めたここ200~300年に発症した特殊な病気の一つが逆流性食道炎です。

一番印象的だったのは、中学校の頃から、20年間以上、毎日昼食後1時間と夕食後1時間に、必ず胸やけがあった30代の男性患者さんです。胸やけ以外は、何の病気も症状もありません。特に、カレーライスの日は最悪で、夕食後1時間に加えて、夜中の1時にも胸やけがあって苦しんだそうです。

この患者さんに、ブログ読者の皆さんでの成功経験があったので、「騙されたと思って兎に角スーパー糖質制限食を試してごらん?」と奨めてみました。

2週間後の外来診察で、糖質制限食開始当日から、20年来の胸やけが一切消失したという
驚きの報告をしていただきました。ヾ(゜▽゜)カレーライスというのは、<ご飯+カレールーの小麦粉>で二重の糖質なので、寿司飯(ご飯+砂糖)と共に最も血糖値を上げやすい食材です。σ(=_=;)ヾ

「饅頭1個だと胸やけなしだけど、2個だと胸やけ必発」という人もあり、個人の糖質摂取許容量の限界を超えると、胃酸が出過ぎて胸やけを生じるような気もします。逆流性食道炎を生じる限界の糖質摂取許容量には個人差があるようです。

逆流性食道炎の症状は、糖質制限食でリアルタイムに改善する例がほとんどです。言い換えれば、糖質の過剰摂取が逆流性食道炎の原因の可能性が高いです。それでは、そのメカニズムについて考察してみましょう。

まず血糖値が上昇すると、視床下部が感知し副交感神経(迷走神経)を介して膵臓のランゲルハンス島のβ細胞に伝えられます。このとき副交感神経が優位だと幽門が収縮し、噴門は弛緩しますので、胃の内容物は食道へ逆流しやすくなります。つまり糖質を摂取すると逆流性食道炎を起こしやすくなる理屈です。

この仮説は、岩手県久慈市の関上こどもクリニック、関上勇先生からご教示頂きました。
私もこの仮説に賛成です。関上先生、ありがとうございます。

江部康二

以上引用終わり

 

今週のお知らせ なぜ、医師は栄養のことを知らないのか?ミネラル研究は無視されるのか?(2025年版)

私が歯学部に入学したのは52年前です。栄養学の授業は無かったと思います。栄養失調と言うとよほどの偏食か食べ物が満足に買えない困窮者がなるものだと思っていました。普通の生活をしていれば栄養は十分だと思っていました。

しかし、今や栄養の偏りによって生活習慣病が蔓延する時代になりました。最近になって藤川徳美先生の本を読んで栄養学の勉強を始めて、自分はマグネシウムがたくさん必要な体質だと判り、サプリメントを飲んで、入浴時マグネシウム液(にがり液)をあちこち擦り込んでいます(経皮吸収)。

それでは、「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載させていただきます。

以下引用始め

なぜ、医師は栄養のことを知らないのか?ミネラル研究は無視されるのか?(2025年版)

なぜマグネシウムは取りざたされないのか

大多数の人が学校で栄養の教育を受けていない。それでは医師はどうであろうか?信じられないかもしれないが、医師も通常は医学校で栄養とか栄養補給について学ぶことはない。医師は病気を勉強しているのであって、健康について勉強しているのではないからだ。

医師を訪れるのは、健康改善か病気予防のためだと誰もが考える。ところが、医師には患者に対してどうすれば健康でいられるかについての教育を受けていない。しかも、患者は医師の指示がなければ、生活習慣を変える気を起こさないことが多い。

患者は、もしビタミンがそんなに重要なら、医師からビタミン剤を飲むよう指示が出るはずだと考えるからである。ところが、栄養学は医学的学問分野ですらない。筆者が1970年代に医学校に通っていた頃もそうだったし、さらに現在でもなお、変わっていない。栄養学は医師の専門外なのである。

製薬会社の投資対象は医薬研究、ミネラル研究は無視

医学は1度に1つずつの症例を個別に研究する。さらにその症例について病因を1つ、それを処置する医薬を1つ求めようと試みる。医学研究が抱える偏りが、特許の取れる薬品研究を行わせることになる。特許薬なら市販に漕ぎ着けるのに金のかかる研究であっても最終的には採算が取れるからである。

誰にも異論がないところであるが、マグネシウムは健康保持・疾病予防を始め、あらゆる生命活動に不可欠である。それにも関わらず、無視されてきたのは、一般栄養剤として販売したのでは利益が得られないためである。マグネシウムは特許の対象とならないから、製薬会社がマグネシウム研究に取り組むことはない。マグネシウムに広告費が割かれることはない。これに対して、何億ドルもが処方薬の広告に費やされている。栄養素がメディアの注目を浴びることはない。

さらに事態を悪くしているのが、過去20年にわたり、大学への資金拠出の大部分が製薬業界によってなされていることである。製薬業界の主たる投資対象は医薬の研究なのである。科学的医業は医薬を優先していて、栄養素への資金投入を考慮することはない。

医師もまた昔の研究を無視している。何年か前には、医師もマグネシウムが心臓病に有望である可能性について聞いていたかも知れないが、それ以降は新たな研究を全く見聞きしないから、マグネシウムによる治療には成果がみられないのだろうと推測してるのである。

(奇蹟のマグネシウム、より)

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医学部では栄養学の授業は全くない。”先進国では栄養失調はあり得ない”ことが前提になっている。その前提で、鑑別診断、対症療法(薬物治療)と話が進んでいく。

  • 優秀な教授=研究費を沢山獲得できる人=製薬会社からの資金供給。
  • 医薬研究にばかりバイアスがかかっている最新研究。
  • 最新研究が良い研究と信じて疑わない石頭。
  • 昔の研究を持ち出すと”古っ”と脊髄反射して拒絶してしまう。
  • 習ったことが正しいと信じて疑わない愚か者。

実際はほとんどの慢性疾患は、質的栄養失調が原因。質的栄養失調=糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足。マグネシウムは、高血圧、便秘、不整脈、チック、筋肉痙攣、尿路結石、などにはしばしば著効を示す。

以上引用終わり

今週のお知らせ これが不足すると骨がボロボロに…「日本人に足りない3つの栄養素」を一度に摂れる”和の伝統食” 

以下引用始め

健康を維持するためには何が必要なのか。医師の満尾正さんは「ビタミンD、マグネシウム、亜鉛は免疫力にも関係する重要な栄養素だが、多くの日本人に不足している。これらが不足すると骨粗しょう症や筋力低下、男性機能の低下、心疾患、不眠などにつながる」という――。

「足がつる、肩こりがひどい、男性機能が弱っている、イライラするといった心身の不調は、3つの栄養素が不足していることに原因があるかもしれません」 こう指摘するのは、満尾クリニックの院長・満尾正氏だ。  3つの栄養素とは、日本人に不足しているといわれている「ビタミンD」「マグネシウム」「亜鉛」だという。

「健康状態が良く見える人でも、この3つの栄養素が維持されていることはほぼまれです。健康診断で即時に病気につながることがないため、これらの数値は測定されない。その結果、栄養素不足に陥っていてもなかなか気づきにくいのです」  ビタミン群の「ビタミンD」、ミネラルの「マグネシウム」と「亜鉛」は毎日外部から摂取しなければならない必須栄養素だ。

骨を作るために欠かせないビタミンD  ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を作るために欠かせない栄養素ということは一般的に知られている。それ以外にも、免疫力の増強、うつ病など精神疾患の予防、筋力低下の予防、アンチエイジング効果などの働きがある。

亜鉛は、性ホルモンの分泌・維持だけでなく、骨や皮膚、肝臓、腎臓、インスリンを作るすい臓、精子を作っている睾丸など、新しい細胞がつくられる組織や器官では必須のミネラルになる。

マグネシウムは、エネルギーの産生や貯蔵のほか、カルシウムと拮抗して筋収縮を制御したり、血管を拡張させて血圧を下げたり、血小板の凝集を抑え血栓を作りにくくしたりする作用がある。

「3つの栄養素に共通の働きは、免疫力を高める効果があることです。感染症対策として注目されている栄養素ですが、普段の食事で意識されることはほぼありません。健康診断で測定されないので、不足しているかどうか気づきにくいと先ほど言いましたが、不足しているかどうか判断する手がかりはあります」

■3つの栄養素が不足している“サイン”

「数値でわからなくても、体に栄養素不足の疑いを示す兆候が現れます。ビタミンDが不足すると、気分が落ち込み、やる気が出ないといった、うつの初期症状のようになる。また、イライラしやすくなる。女性の場合は骨密度が下がり、骨粗しょう症のリスクが高まります。

亜鉛不足は、男性の場合は前立腺のトラブル、男性機能が弱くなる。また、皮膚のトラブルやシミ・しわができやすい。マグネシウム不足は足の筋肉がつる、肩こりがひどくなるなど筋肉や関節に不調が現れる。また、不眠になりやすくなります」

ほかにも、亜鉛不足の場合、味を感じにくくなる味覚障害、慢性下痢、免疫機能障害、性腺発育障害などのさまざまな症状が現れる。 マグネシウムは、欠乏すると炎症、高脂血症、心疾患、神経異常、メタボリックシンドローム、肝臓障害を引き起こすとされている。

———- 栄養素不足による体の不調 ●ビタミンD:気分の落ち込み、イライラ、活力が湧かない、骨粗しょう症、筋力低下など ●亜鉛:男性機能の低下、皮膚炎、味覚障害、高血圧、胃潰瘍など ●マグネシウム:足のこむら返り、肩こり、不眠、食欲不振、疲れやすい、メタボリック症候群、心疾患など

———- ■過剰な日焼け対策でビタミンD不足に  「男性機能や性欲が弱くなったと体感している人は、亜鉛だけでなく、ビタミンD不足も考えられます。ビタミンDは男性ホルモン(テストステロン)を生成・維持する役割がある。男性ホルモンは加齢とともに減少していくのですが、健康な40〜50代の男性が60歳以上と比べ男性ホルモンの数値が低いという報告もあります(帝国大学病院による唾液テストステロン検査)。

男女問わず、男性ホルモンは筋肉を作る、活力を生み出す源として不可欠なのですが、男性ホルモン値の低い人は、血中のビタミンD濃度が低い傾向になる。ビタミンDは日光に当たることで生成されるため、日常的に屋外に出ていれば不足することは少ないのですが、さまざまな調査の結果、日本人はかなりの割合でビタミン不足になっている。

日焼け対策をして日光に当たらず、魚をあまり食べない生活をしているとどうしても数値が低くなりやすい。日本人のビタミンD不足はかなり問題です」 満尾クリニックを訪れた男女1700人のデータを見ても、約8割が血中濃度の理想値40〜80ng/ml以下だったという。また、慈恵医科大学が東京都内で健康診断を受けた5518人を対象にした調査(2019年4月〜2020年3月)によると、98%がビタミンD不足に該当していたという報告もある。

「若返りホルモン」不足で気力も性欲も減退  男性ホルモンに不可欠なビタミンDだが、満尾氏はこのホルモンをつくる源になる、体内ホルモン「DHEA」(デヒドロエピアンドロステロンというヒトの体内に存在するホルモンの略称)の数値も非常に重要だと説明する。

「DHEAは『マザーホルモン』と呼ばれ、男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン)などあらゆる性ホルモンをつくる源です。免疫力の向上や筋肉の維持、骨密度の維持など、多岐にわたる生理機能に関与し、別名『若返りのホルモン』とも呼ばれている。

DHEAが不足すれば、当然男性ホルモン値も低下し、男女問わず体力や気力が失われ、性機能も減退する。ビタミンDと併せて、DHEAも補う必要があるのです。DHEA不足の人には、粘り気のあるヤム芋、自然薯、山芋、大和芋、里芋、菊芋などのイモ類を食べるのをおすすめしています」

■大事な栄養素が気軽・安価に摂れる納豆  「食事の大半をコンビニで調達する、お菓子をご飯代わりに食べる、清涼飲料水を一日1リットル飲む、仕事が忙しくて食べる時間がないなど、現代的な生活を送っている人は、3つの栄養素が不足しているはずです。食生活の乱れも原因としてはありますが、これらの栄養素は体内に貯蔵しにくいなどの特性があるために不足しやすいのです」

たとえば、マグネシウムは過度な持続的運動、飲み過ぎ、ストレスによって体内の細胞内に留まることができず、体外へ排出されてしまう性質がある。また、寒冷地にいるといった肉体的なストレスがかかることでも、尿からマグネシウムが排出されるということがわかっているという。

亜鉛も体内に貯蔵できない栄養素の一つ。また、お酒を大量に飲む人は、アルコール代謝に亜鉛を使うため、亜鉛不足になりやすい。消化器系疾患を患っている場合、血圧の薬やペニシリンを服用している場合、妊娠中は亜鉛が吸収されにくいので、不足分を補うことを意識してほしいという。

「私は毎日納豆を1パック食べているのですが、納豆は気軽にしかも安価に3つの栄養素が摂れるので、常食しない手はありません。さらにとろろをかけるとDHEAも摂れます。納豆のほかには、小魚や青魚、タコや牡蠣もビタミンDや亜鉛を多く含有しているので、おすすめです。大ぶりの牡蠣を4、5個食べるだけで、1日の亜鉛摂取推奨量を補充できます」

いまの食生活が10年後を左右する  3つの栄養素不足は、こうした食材を意識して摂ることで解決できる。ただし、摂りすぎは体の不調につながるので要注意。食事で摂るのがむずかしいという人はサプリメントで補うほか、ウォーキングやガーデニング、ゴルフなど屋外に出て活動することでビタミンDを生成することができる。

「健康診断の結果でも異常値はなく、今は大きな不調も感じていないかもしれません。このまま加齢とともにしわが増え、筋力が落ち、緩やかに老いていくだろうと多くの人は考えているはずです。それは、健康な体を維持できればの話です。 40代、50代で健康診断の結果がほぼ同じでも、食生活に気をつけている人とそうでない人は、10年後に差が現れてくる。体の中の変化は見えないですが、確実に変化しています。今のうちに食生活や生活習慣を見直したほうがいいと思います」

■3つの栄養素を効率的に摂取するなら…  ・ビタミンD  鮭、サンマ、イワシなどの青魚、鰻、牡蠣、卵など  ・亜鉛  牡蠣、豚レバー、しらす干し、アーモンド、いりごまなど  ・マグネシウム 海藻類、青魚、タコ、牡蠣、大豆製品、葉物野菜など

———- 満尾 正(みつお・ただし) 米国先端医療学会理事、医学博士 1957年横浜生まれ。北海道大学医学部卒業後、内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング専門病院「満尾クリニック」を開設。米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。キレーション治療の経験は延べ5万件を超える。著書に『ハーバードが教える 最高の長寿食』(朝日新書)、『医者が教える「最高の栄養」 ビタミンDが病気にならない体をつくる』(KADOKAWA)、『世界最新の医療データが示す 最強の食事術』(小学館)など多数。 ———-

以上引用終わり

私は、現在健康ですが病気になりたくない思いからプロテイン、ビタミン、ミネラルを摂っています。ビタミンDはサプリメントを摂っていませんが、マグネシウムと亜鉛はサプリメントを摂っています。ビタミンDは週2日テニスをするので、この暑い中いやと言うほど日光を浴びています。また食べ物ではキノコ類、しらす干し、魚、納豆、乳製品をよく食べるし、卵は毎日欠かしません。従って十分だと思います。

マグネシウムは、私はよく足がつるので不足する体質だと思って、最近3~4年はサプリメントを摂り、痙攣しやすい部位にはマグネシウムスプレーを使って擦り込んでいます。お陰で最近はあまり攣らなくなりました。

亜鉛は、コロナにかかった友人が、味がしなくなったと言うので亜鉛、牡蠣を摂るといいですよと教えてあげました。男性は前立せん肥大になるとトイレが近くなると聞いたので、調べてみると亜鉛が良いとのことで亜鉛のサプリメントを摂っています。そのお蔭かトイレに行く間隔が長くなり、夜中にトイレに行くことが少なくなっています。

今週のお知らせ <たんぱく質>不足の日本人、その割合はなんと…不足すれば老化や肥満はもちろん体にさまざまな影響が。4つのリスクを消化器専門医が解説

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると「1日あたりのたんぱく質摂取量・平均推移」は、1995年をピークに減少傾向にあるそう。

そのようななか「たんぱく質不足は、本来吸収されるはずの栄養素ではなく不要なものを吸収してしまう<腸漏れ(リーキーガット症候群)>を引き起こし、さまざまな不調の原因になる」と語るのは、消化器内視鏡専門医平島徹朗先生と秋山祖久先生です。

そこで今回は、お二人の著書『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』から一部引用、再編集してお届けします。* * * * * * *

◆老化・万病・肥満のもと!? たんぱく質不足のリスク 老化・不調・冷えを改善! たんぱく質が体を変える! 「三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質で最も重要なものは?」 と聞かれたら、私たち消化器専門医は口をそろえて「たんぱく質」と答えます。たんぱく質は全身の細胞の材料になる、体にとても影響がある栄養素なのです。このたんぱく質が不足すると、体にどのような影響を与えるか、4つの例を挙げて説明していきます。

1つ目のリスクとして挙げられるのは、細胞の老化です。体の細胞は、つねにターンオーバー(新陳代謝)、すなわち生まれ変わっています。たんぱく質が不足すると新しい細胞がつくれないのでターンオーバーがうまくいかず、細胞がどんどん老化してしまいます。

 2つ目は、さまざまな体の機能の低下が挙げられます。たんぱく質は、ホルモンや酵素、抗体の材料になります。そのため不足すると、消化吸収力、神経伝達機能、免疫力などが低下してしまうのです。

『胃と腸のプロが図解で徹底解説腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(著:平島徹朗、秋山祖久/扶桑社)

◆心の健康、代謝にも影響

 3つ目は、心の健康が保てなくなる可能性があります。いわゆる幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは神経伝達物質のひとつであり、たんぱく質からつくられます。たんぱく質が不足するとセロトニンも減少し、イライラや意欲の低下などをまねきます。

最後に、4つ目は、たんぱく質は分解されて、消化吸収されるときに熱エネルギーを生み出します。つまり、たんぱく質をきちんと摂っていれば熱を発生するので体温が上がり、代謝も良くなります。 反対に不足すると熱が生まれず体が冷えて、代謝が悪くなり、冷えやすく太りやすい体になってしまうのです。 たんぱく質は英語で「protein(プロテイン)」。ギリシャ語の「最も大切」「第一」が語源といわれています。現代のように医学などが発展する前から、人間にはたんぱく質が必要だということを感じていたんですね。

あなたは大丈夫? 日本人にたんぱく質が足りない現実! 日本人の8割が不足 摂取量の認識を正す!

私たちのクリニックで血液検査による栄養解析を行うと、ほとんどの人がたんぱく質不足です。その割合、なんと8割以上! クリニックで血液検査を受けるくらい健康に気を使っている人でも8割なので、日本人全体で考えるともっと多いのかもしれません。つまり、日本人の大多数は「たんぱく質を摂取しているつもりだけど、十分な量は摂取できていない」のです。

実は、驚くべきデータがあります。厚生労働省が行っている「国民健康・栄養調査」によると「1日あたりのたんぱく質摂取量・平均推移」は1995年をピークに減少傾向にあるのです。2019年には摂取量の平均値が約70gとなり、これは戦後間もない1950〜60年代と同水準です。

また、厚生労働省が発表している「食事の摂取量」、「健康・栄養調査」のデータをもとにつくったたんぱく質の「平均摂取量」と「目標量」と「推奨量」を表した図(図2参照)の数値だけを見ると、男女ともに推奨量はクリアしていますが、「目標量」は男女ともにほぼすべての年代で、まったく足りていないのがわかるかと思います。この目標量に達することが重要です。

さらにいえば、今までお話しした数字はすべて「体内に摂り入れる量」の話です。「摂取したたんぱく質がちゃんと吸収され、栄養として働いているか」は、また別の話になります。その辺も含め、「たんぱく質を摂っているつもりでも摂れていない」ことに多くの人が気づいていないのが現実です。

◆推奨量と目標量の違い 厚生労働省は「日本人の食事摂取基準2020 年版」の中で以下のように定義付けています。 推奨量:母集団に属するほとんどの者(97〜98%)が充足している量 目標量:生活習慣病の発症予防を目的として(中略)現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量 推奨量を満たしているのは当たり前で、本来は目標量を目指して摂取するのが好ましいのです。

※本稿は、『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

以上引用終わり

私は、2022年11月終わりごろ、藤川徳美先生の「すべての不調は自分で治せる」と言う本を読んで理屈はあっていると思ったので、プロテインを1日40g(朝晩20gずつ)飲み始めました。1か月経って年末になり毛布を出してもらい使ったのですがとても暑くて結局使いませんでした。

ホットカーペットも使っていましたがやはり使わず、秋布団1枚で過ごしました。冬は大嫌いだったのですが、体質が変わったのか寒さに強くなりました。4回冬を越しましたが、結局毛布もホットカーペットも出番はありませんでした。

その後、藤川徳美先生の真似をしてビタミンB、C、E、ミネラルのマグネシウム、亜鉛、セレン及びオメガ3を摂っています。ビタミンAは飲み過ぎて肌荒れを起こしたのでごく少量にしています。

変わったこと

  • 寒さに強くなった
  • 風邪を引かなくなった(以前は時々風邪薬を飲むことがあった)
  • 髪の毛が太くなったような感じがする
  • 飛蚊症が治った(眼科医によれば自然に治ることがあるそうです)
  • 足がつりにくくなった(以前はよく足がつって夜中に飛び起きていました)
  • トイレが近いのがよくなった

今週の症例 ミラクルデンチャー 右下76左下5欠損

60代 女性

作製用模型と作製されたミラクルデンチャー

最初に付ける部位(キーと言います)は左下5です。左下5は少し内側に倒れていますが、ミラクルデンチャーはこのような難しい歯を逆にうまく利用してピッタリ適合のいい入れ歯を作るのが得意です。

キーを合わせました。

最後に合わせる部位(ロックと言います)は右下4です。

ロックを合わせました。

装着しました。残存歯と一体化するように作られているので、噛む力を全体で負担するので残存歯も入れ歯も長持ちします。

正面観です。

実際に装着したところです。金属バネがないので入れ歯を入れているようには見えません。噛み合わせ(これが一番大事)を調整して、歯肉にぴったり合うように裏層・調整しました。約1時間かかりました。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 前歯21|12 臼歯7|67欠損

60代 女性

作製用模型と作製されたミラクルデンチャー

最初に合わせる所をキーと言います。右上34口蓋がキーとなります。

ロックは最後に合わせる部分です。前歯を合わせて最後に左上5がロックになります。

ロックを合わせました。

ミラクルデンチャーが装着されました。

正面観です。黙っていれば入れ歯とは判りません。

実際の装着状態です。黙っていれば入れ歯とは判りません。噛み合わせの調整(これが一番大事)をして、歯肉にぴったり合う処置(裏層)をしたので約1時間かかりました。

今週の症例 ミラクルデンチャー修理 左上4567から右上54欠損、増歯修理

70代 女性

作製されたミラクルデンチャーです。

まず左を合わせます。(キーと言います)

次に右を合わせます。(ロックと言います)

右を合わせました。

装着しました。

前から見た所、入れ歯とは判りません。

右が2本無くなりました。

人工歯を追加して修理しました。

修理されたミラクルデンチャー。

修理前のミラクルデンチャー。

高価なミラクルデンチャーですが、このように修理することで長期にわたって使用することが出来ます。

今週のお知らせ 毎日の献立から「炭水化物」を抜くと、脳の血流量が増加

糖質制限食に関する新しい知見が発表されました。デンマーク・オーフス大学病院の最新研究よると炭水化物を控えること(糖質制限)で「脳の血流が劇的に改善する」ことが明らかになりました。

私は13年前から糖質制限を始めました。そのころ、食べる量と飲む量は変わらないのに少しずつ太ってきました。今思うと糖尿病になりかかっていたようです。糖質制限食は主食であるコメのご飯、パン、うどん、ラーメン、スパゲッティなどのめん類を減らして、減らした分量だけ肉類、魚介類、卵、チーズを増やす食事です。

実は、糖質、タンパク質、脂質の中で一番太るのは糖質だそうです。糖質はエネルギー源ですが食べ過ぎて使われなかった糖質はホルモンの働きによって脂肪に替えられ身につきます。タンパク質は体の重要な構成要素です。

脳みそを除いて体のほとんどがタンパク質で出来ています。爪、髪の毛、ホルモン、神経伝達物質などもタンパク質で出来ているので一番大事な栄養素です。脂質は脳みそや細胞膜に必要で、食べすぎると便の中に排出されるそうです。糖質制限を始めて半年もしないうちに体重は6~7kg減少し、ズボンも1サイズ細めのものがはけるようになり現在に続いています。

以下引用始め

糖質制限と聞くと、「ダイエットの一種」と思う人が多いかもしれません。

しかしデンマーク・オーフス大学病院(AUH)の最新研究では、炭水化物を控えることで「脳の血流が劇的に改善する」ことが明らかになりました。日々の献立から「炭水化物」を減らすだけで、脳のパフォーマンスが高まり、神経の働きを助ける重要なタンパク質まで増えるというのです。                      これはもはや減量テクニックではなく、脳の健康を守る“戦略的食事法”と呼べるかもしれません。                                         では、その仕組みとは一体どのようなものなのでしょうか?

研究の詳細は2025年4月2日付で医学雑誌『The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism』に掲載されています。

Ketogenic diet raises brain blood flow by 22% and BDNF by 47% in new studyhttps://www.psypost.org/ketogenic-diet-raises-brain-blood-flow-by-22-and-bdnf-by-47-in-new-study/

A 3-Week Ketogenic Diet Increases Global Cerebral Blood Flow and Brain-Derived Neurotrophic Factorhttps://doi.org/10.1210/clinem/dgaf207

生物学に興味のあるWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。

ナゾロジー 編集部Nazology Editor

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目次

炭水化物を減らす「ケトジェニック食」とは?

通常の食事では、脳は主にブドウ糖(グルコース)をエネルギー源としています。しかし炭水化物の摂取量が大幅に減ると、身体は「ケトーシス」と呼ばれる代謝状態に入り、肝臓が脂肪を分解して「ケトン体」という物質を生成します。

これらのケトン体は血液脳関門を通過し、代替エネルギー源として脳に供給されます。こうした食事を「ケトジェニック食」と呼びます。ケトジェニック食は具体的に、炭水化物の摂取を大幅に減らし、代わりに脂肪を多く摂取するという食事法です。

これにより、体が糖の代わりに脂肪を燃やし、ケトン体という物質をつくって、これがブドウ糖の代わりに脳のエネルギー源として働くのです。ケトーシス状態になることで、体は効率よく脂肪を分解し続け、血糖値の急上昇や急降下を避けることができます。それにより、集中力や精神的な安定感が高まるともいわれています。

Credit: canva

では、どんなものを食べればケトーシスに入れるのでしょうか?一般的に、ケトジェニック食のカロリー比は、脂肪が70~75%、タンパク質が20%、炭水化物が5~10%程度となっています。このような食事によって、脂肪の酸化とケトン体の産生を促すことが狙いです。

例えば、ご飯やパン、麺類などの炭水化物は抜いてしまって、代わりに肉・魚・野菜、ナッツ類、チーズ、卵などを増やします。またケトジェニック食では、砂糖を含むスナックやパン菓子なども完全に抜きます。研究チームは今回、ケトジェニック食が脳の血流にどのような作用を与えるかを実験しました。

次ページたった3週間のケト食で脳血流が22%アップ

たった3週間のケト食で脳血流が22%アップ

対象となったのは、50〜70歳の認知機能に問題のない健康な成人11人。彼らは3週間ずつ、通常のバランス食とケトジェニック食を体験し、その効果を比べられました。各食事期間の終了時には、脳の血流をPETスキャンで測定し、同時に血液検査も実施されました。研究結果は驚きの連続でした。

まず、ケトジェニック食を3週間続けた被験者は、血液中のケトン体の濃度が、通常食に比べて12倍以上に増加しました。これはしっかりとケトーシスに入った証拠です。そして、最も注目すべきは脳の血流量。なんとケトジェニック食の期間中は、脳全体の血流が平均で22%も増加していたのです。

これは脳への酸素や栄養の供給がそれだけスムーズになっていたことを意味します。さらに神経細胞の成長や可塑性(柔軟性)を促すタンパク質「BDNF(脳由来神経栄養因子)」の血中濃度も47%増加していました。このタンパク質は、記憶力や学習能力を支える「脳の肥料」とも言われており、認知症の予防にも関係しています。

健康な人にも脳機能改善の可能性

これまで、ケトジェニック食はアルツハイマー病や軽度認知障害の人に効果があるとされてきました。

しかし今回の研究では、まったく認知機能に問題のない健康な人においても、脳血流とBDNFが明確に増加することが確認されました。つまり、ケトジェニック食は「病気の治療食」ではなく、むしろ「脳を最適化する食事法」としての可能性を秘めているのです。この研究はまだ少人数で短期間の結果ですが、それでも「食事が脳にこれほど強く作用する」ことを改めて示した重要な報告です。

炭水化物を控え、脂質を主なエネルギー源とすることで、脳はより多くの血液を受け取り、より強く活性化される可能性があるのです。

もちろん、ケトジェニック食は万人向けではありません。医師の監修なく無理に実施することで何らかの問題が起きる可能性もあり、持病や体質によっては合わない人もいます。しかし脳の健康維持や集中力の向上を目指す人にとっては、選択肢の一つとして注目に値する食事法といえるでしょう。

以上引用終わり

今週のお知らせ コロナ後遺症の味覚・嗅覚障害 ほとんどの患者が「亜鉛不足」

私の仲間の一人はコロナの後遺症で味覚がなくなりました。私やほかの仲間から、亜鉛の話や具体的にカキ(牡蠣)がいいとか色んなアドバイスがラインでなされました。

2年半前、孫たちと食事をしてゲームなどで遊びました。そのあと孫がコロナにかかっていると連絡がありました。程なくして、熱は無いのですがなんとなく違和感を感じたので検査キットを買ってきて調べたところ、見事に陽性でした。

体調的には仕事は出来そうだったのですが、法律にのっとって4日ほど休診しました。2類から5類に変わって少し落ち着いてきても、まだ時々流行しているようです。最近やはり仲間の一人がコロナで入院したと報告がありまだまだ収束していないことを実感しました。

ちなみに、私はワクチンを打っていません。mRNAは役目を終えたら溶けてなくなると言われていましたが、人間の体は複雑で必ずそうなるとは限らないだろうと思っていました。(その後、2年経ってもmRNAが残っている症例報告などがありました。)しかもまだ完成品ではなく、本来なされるべき治験がなされていないのがどうしても納得できませんでした。自分はモルモットにはなりたくないと言う気持ちでした。

政府はワクチンを2回打ったら集団免疫を獲得してコロナは収束すると言っておきながら、前言を翻して3回目4回目と進むことになりました。当院のスタッフは真面目に打って副反応に耐えていましたが、3回目の時あるスタッフが「死ぬかと思った、もう2度と打たない」と言って、スタッフ全員それ以後打ちませんでした。今回のコロナについてはぜひとも検証をして同じような事態が起きた時に備える必要があると思っています。

亜鉛ですが、私はサプリメントで取っています。3~4年前に藤川徳美先生の栄養学に出会ってからプロテインをはじめとして数種類のサプリメントを取っています。それによって私の体調はビックリするほど良い状態に変わりました。

それでは、京都高雄病院の江部先生の「糖尿病徒然日記」の記事を転載します。

以下引用始め
因みにコロナ後遺症の味覚・嗅覚障害 ほとんどの患者が「亜鉛不足」

2025年02月07日 (金)

こんばんは。

2025年1月20日~26日 新型コロナの感染状況
(1医療機関あたり)
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、2023年5月8日(月)に「5類」に移行したことに伴い、新型コロナの感染状況を示すデータは、これまでの「全数把握」から、全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の5000の医療機関の平均1日当たり入院患者数
2025年1月13日〜1月19日 5.62人
2025年1月20日〜1月26日 6.06人

新型コロナの流行は大分下火になっていたのですが、2024年~2025年の年末年始とまた少し増え始めていますので油断は禁物です。また、感染時の症状は軽くても、後遺症が長引くことがあるので要注意なのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac4dd792a3f0f263b3948817fb4789f9686c1340
コロナ後遺症の味覚・嗅覚障害 ほとんどの患者が「亜鉛不足」
2/9(火) 16:05配信

2021年2月9日、ヤフーニュースに上記の記事が掲載されました。この味覚障害と嗅覚障害、若い世代を中心に長く続くようです。ハンドボール元日本代表の宮崎大輔氏は、昨年12月25日に呼吸困難となり、2時間ほど意識を失っていたそうです。39歳ですから、まだまだお若いですが、かなりの重症です。熱が出てすぐに味覚と嗅覚がなくなって、1ヶ月半経過してもまだ完全には治らないとのことです。

ヒラハタクリニック院長の平畑光一医師は 「血液検査をすると、ほとんどの後遺症患者で亜鉛が不足しています。亜鉛不足は以前から味覚・嗅覚障害の原因として知られており、コロナ後遺症でもそれが原因の可能性がある。実際に亜鉛のサプリメントを服用することで症状が改善する例も多く見られます。・・・」と述べておられます。

亜鉛は発育や成長を助けたり、インスリンを合成する際にも不可欠な微量ミネラルで、皮膚代謝や糖代謝、免疫にもかかわっています。高雄病院や江部診療所で、血中亜鉛の検査をすることがありますが、糖尿病では、過半数の人が亜鉛不足です。

特に、50代~60代以上の糖尿人は、ほとんどの人が亜鉛不足です。20代や30代の人は、亜鉛不足はまず見られませんので、年齢とともに、亜鉛の吸収障害が出てくるものと思われます。

亜鉛が不足すると免疫にも影響して、易感染性となります。風邪をひきやすい人は一度亜鉛不足をチェックするとよいでしょう。ファーストフードや加工食品を多く摂取する人は、亜鉛不足になりやすいので注意が必要です。また、アルコールを多く呑む人も亜鉛不足になりやすいです。

若くて新型コロナに感染して発病する場合、もしかしたら亜鉛不足が背景に隠れているかもしれません。つまり、コロナ後遺症の人に亜鉛不足が多いということですが、元々亜鉛不足がある人が免疫力低下のため若くして、新型コロナを発症したという可能性があります。

亜鉛は牡蠣(かき)に豊富に含まれているほか、肉類や魚介類、豆類、種実類など多くの食品に含まれています。

糖質制限食の立場で、魚介類や肉類など動物性蛋白質をしっかり摂取すれば、血糖値も上昇しないし、亜鉛も補充できるし、筋力低下予防にもなるし、一石三鳥です。

江部康二

以上引用終わり

今週のお知らせ 手紙を頂きました~産後うつ病からの回復~

今週のお知らせは藤川徳美先生への患者さんからの手紙です。非常に感動的な手紙でしたので、私が文字起こしをしました。是非読んでください。

以下引用始め

NEW!2025-06-13 07:53:21

テーマ:

うつ 鬱

手紙を頂きました~産後うつ病からの回復~

菜食を10年、→最重度タンパク不足で、プロテインを上手く消化できない、→5g*4など少量頻回服用、→数ヶ月継続すると消化能力が上がり、10g*4が飲めるようになる、→ナイアシンアミド、Mg等の効果を実感できる。

以下文字起こしの手紙の文章です。

藤川徳美先生

はじめまして。○○に住んでおります。○○と申します。元看護士・保健師です。今回藤川先生にお礼とお伝えしたいことがあり、お手紙を書かせていただきました。私自身、長年のうつ病を抱えておりましたが、藤川先生のお陰で克服しております。そして、現在は自身のうつ病経験と栄養の知識を踏まえて、メンタル不調の方の支援を行っております。

先生のお時間を頂戴してしまい大変恐縮ですが、私の回復までの経過と、私が支援させていただいた方々のうれしい変化をお伝えさせていただきたいと思います。

私は大学卒業後、○○の大学病院の集中治療室に勤務しましたが、社会人2年目の2010年に職場のハラスメントをきっかけにうつ病を発症しました。その職場は退職し、1年ほどの無職の期間を経て別の大学病院の集中治療室に就職できたのですが、その後もよくなったり悪くなったりを繰り返しておりました。

「なんで私はこんなに生きずらいんだろう・・・。私は何がおかしいのだろう・・・。」

常にこのような思いを抱えていた中で出会ったのが、夫がたまたま本屋で買ってきた「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」でした。この本に出合ってから、メンタルと栄養の関係性について意識するようになりました。うつ病を発症してから8年経過した、2018年です。

ただ、実は私はうつ病になった2010年に分子栄養学に出会っています。うつ病になって最初に通った心療内科が、当時珍しかった栄養療法を行っていたのです。休職して実家に戻ってきた際、私は母に「向精神薬は怖い」と話していたそうで、母が薬に頼らない病院を探して通わせてくれました。

先生もご存じの通り、栄養療法をやっている病院は高額な医療用サプリを患者さんに出していることが多く、この病院でも同じく医療用サプリが出されていたのですが、両親は私が良くなるのであればと、高額サプリの費用もすべて出してくれていました。

しかし、サプリを飲み続けることが出来ず、一向に良くなりませんでした。今となってよくならなかった理由がはっきりと分かります。藤川先生が仰っている通り、ベースに重度の低タンパクがあったことにより、体がサプリを受け付けず、また、サプリの十分な効果が得られなかったのだと。

藤川先生の本と出合った同時期に、元から興味のあった栄養学について本格的に学びたいと言う思いから、溝口徹先生が代表理事をされているオーソモレキュラーの団体で学ぶようになり、資格を取りました。

栄養と心身の健康の関係性について学び、食を改善していったことでだいぶ元気になり、もう大丈夫だと思っていたのですが、元気になった1年後の妊娠・出産を経て、今度は産後うつ状態になってしまいました。

赤ちゃんの息子は火が付いたように1日中激しく泣き、私も余裕が全くなく、とにかく「消えたい」「楽になりたい」と毎日思っていました。泣きながら地域の子どもセンターへ助けを求めたこともあります。

でも、助けを求めた子どもセンターでかけられた言葉は「お母さんがどんと構えていればいいのよ」と言われるだけで、”自分が悪い“という偏った思考がどんどん強くなっていく一方でした。苦しいが故に夫に当たり散らし、息子にも愛着が持てず、そんな自分を責め・・。必死に心理カウンセリングを受け続けても状況は変わらず、絶望して命を絶とうとしたことは何度もあります。

もちろん、栄養も必死に取り組んでいましたが、状態は全く改善しませんでした。ただ、それは藤川先生の理論通りに実践していなかったから、また、焦り過ぎていたことが原因だったと思います。日本のオーソモレキュラーではタンパク質の重要性は伝えていても、プロテインを勧めてはいません。そのため、私は食事でタンパク質をかなり増やしていましたが、プロテインは飲んでいませんでした。また、私は学生時代から10年ほど菜食をしており、常にダイエットを意識していたので、最重度の栄養失調があったと言えます。そして、出産で大量出血もしたので、栄養療法に取り組んだからと言って、すぐにはよくならなかったのは当然だったのだと思います。

私も先生の患者さんと同じく「こんなに頑張っているのに良くならない」「変わらない」と、ツイッターで得た情報から様々なサプリに手を出したりしていました。

プロテインも徐々に増やすのではなく、お腹の不調があるのに無理して多く飲んでいたり、腸の炎症があるからと言う理由で鉄サプリを飲まず、別のサプリを摂っていたり、先生が仰っている「焦りまくって治らない」パターンでした。

「治らない」負のループから抜け出せたのは、改めてプロテインの量を少量から始めて、鉄とナイアシンアミドを継続して飲んでしばらく経ってからです。とにかく続けることだけを考え、私だけでなく、夫と息子、家族3人で取り組みました。先生の理論通りに始めてから3ヶ月経過したころ、当時3歳だった息子はひどい癇癪が落ち着きました。それまでは癇癪がひどくて遠出も難しかったのですが、3人で楽しく外出するようになりました。近所に住む義母も「気質が変わったよね」と驚いていたほどです。

私の場合は中学生の頃から腸の状態が非常に悪く、鉄も1日1カプセルからなかなか増やせなかったので、精神的に落ち着くまでに1年以上かかりましたが、希死念慮や家族にイライラをぶつけることがだんだんと減って言った感じです。

やはり先生がおっしゃるとおり、年齢が若いと改善が早く、長年の重度の栄養失調がある場合は改善までに時間がかかると言うことを強く感じました。そして、栄養不足があると焦り過ぎて回復が遠ざかって阿しまう傾向があること、プロテインでベースを作ることがいかに重要かを実感しました。

私は失敗を繰り返していたので、栄養療法に取り組んでからも完全な回復までに数年かかりましたが、私が支援させていただいた方々は藤川先生の理論通りに行っていただき、半年かからず治っている方が多いです。うつ病で失意のどん底であった方が、依然楽しんでいたスポーツが出来るようになり、人生が大きく変わったとおっしゃっていました。

うつ病で休職されていた方が、ワンオペ育児をしながら復職でき、家族との関係性が良くなったと言う方もおられます。また、癇癪のひどい、偏食があるお子さんは1~2ヶ月くらいで改善していますし、1年間引きこもりだった学生が3ヶ月ほどで遠出が出来るようになり、アルバイトも自ら始めて青春を楽しんでいるとのご報告もいただきました。

その他、ご年齢が60~70代の方でも数カ月で長年の不調が改善されています。私の78歳の母も3年前に脳梗塞を発症し、右半身麻痺がありましたが、退院後から食事改善をしてプロテインを飲み続けていることで、全く動かなかった右手が年々動くようになっています。

リハビリでの回復のピークは発症から3ヵ月と言われますが、母は3カ月過ぎてからの方が動くようになっています。(発症当時はコロナの真っ最中で、3カ月の入院中はプロテインの持ち込みなど一切禁止されていました。)字を書くなどの細かい作業はまだ出来ないものの、麻痺がある右手で重いものも持てるほどに回復しています。

このように、私を含め、多くの方々が藤川先生に救われています。藤川先生と三石先生には感謝が尽きません。本当にありがとうございます。先生方への敬意をこめて、今、私は先生の理論を広める活動をしています。それは、この根本的に治す方法で日本人が心身ともに元気になり、日本が変わっていくと確信しているからです。

大げさと思われる子も知れませんが、日本人が本来持っている素晴らしい精神を取り戻していけば、世の中が変わると本気で思っています。先生がご指摘されているように、現在の日本は人口が減る一方で、心身の不調をきたす人は増え続け、子どもの発達の問題も深刻です。国は発達障害が増加している原因を社会の認知や理解が広がったためなどと言っていますが、そうではありません。

長年子どもたちと関わってきた幼稚園や保育園、小学校の先生方に昔と今の子供たちについてお聞きしたことがあるのですが、全員「明らかに昔と子どもが違う」とおっしゃっていました。栄養を満たしていくと子供たちは明らかに良い状態に変化していますから、藤川先生がおっしゃっている通り、栄養不足の影響は非常に大きいと言えます。

これをもっと教育現場で知ってもらう必要があると思いますし、日本社会全体がこの質的栄養失調の問題に取り組むことで、日本が明るく元気になっていくと思うのです。今の日本は不平・不満に満ちていますが、世の中を変えるのは政治ではなく、日本人一人一人の意識と行動。私はこのように思っています。

一人一人が自分で考え、行動できるようになれば、必ず日本は良い方向に変わっていく。そう信じて、地道な方法ではありますが、藤川先生の理論を知ってもらえるような活動を試行錯誤しながら続けていきます。

最後となりますが、いつか、藤川先生にお目にかかりたいと思っております。直接お礼をお伝えするとともに、うれしいご報告が出来ればと。藤川先生と三石先生に敬意をこめて。

○○○○

以上引用終わり

今週の症例 ミラクルデンチャー 下顎76542|34567 10歯欠損

ミラクルデンチャーは大阪の中川先生が開発され特許取得された新しい部分入れ歯です。大阪のミルクルラボで作られます。非常に適合性が良く、違和感の少ない入れ歯です。一見すると入れ歯を入れているように見えません。

70代 男性

作業用模型

まず左を合わせます(キーと言います)

次に右を合わせます(ロックと言います)

キーとロックを合わせて装着しました

正面観です。違和感はありますが従来の入れ歯とは違います。

作業用模型とミラクルデンチャー

今週のお知らせ 骨粗しょう症には「牛乳」より「豆腐とワカメのみそ汁」

今週のお知らせはまたまた栄養の話です。最近本を何冊か買いましたが、ついつい栄養の本を読んでしまい、歴史や経済の本が後回しになります。

骨粗しょう症はホルモンの関係で中年以降の女性に多く、当院でも大変多いです。骨粗しょう症の薬は炎症や抜歯が引き金になって、あごの骨が腐ることがあるので歯科医は難しい対応を迫られることがあります。

私の母も晩年自分の部屋の電気コードに足を取られ転倒し大腿骨を骨折しました。手術をしましたが正座が出来なくなったり、歩くスピードが遅くなって人と合わせるのが大変だとこぼしていました。

薬もいろんな種類がありますが副作用のことを考えると、出来れば薬を飲まないで食事で対応出来たらそれが一番いいです。

以下引用始め

牛乳はむしろ骨折リスクを上げる…管理栄養士が「丈夫な骨のためにはコレ」と断言する日本人が大好きな食べ物牛乳瓶1本分には角砂糖2個分の乳糖が入っている

PRESIDENT Online

大柳 珠美管理栄養士

60歳から丈夫な骨のために、摂取すべき食材は何か。管理栄養士の大柳珠美さんは「60歳以降の食事や運動、生活習慣によって骨粗鬆症のリスクが上がる。立ち上がるときなどに背中や腰が痛む際は要注意だ」という――。

骨のなかでは古くなった骨が吸収される「骨吸収」と、新しい骨が形成される「骨形成」が繰り返されています。骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨吸収が進んでしまうと骨量が減って骨がスカスカになる「骨粗鬆症」となり、転倒などで骨折しやすくなってしまいます。

骨折しやすいのは背骨、手首、大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)(太ももの付け根)。大腿骨頸部の骨折は入院手術が必要になり、寝たきりや認知症につながるおそれもあります。

自覚症状がないまま静かに進行し、骨折してはじめて気がつくケースがほとんどですが、軽度から重度では次のような症状が見られます。

骨粗鬆症の症状(軽度→重度)
□立ち上がるときなどに背中や腰が痛む。→背中や腰が激しく痛み寝込む。
□重いものを持つと背中や腰が痛む。→転んだだけで骨折する。
□背中や腰が曲がってくる。→背中や腰の曲がり方がひどくなる。
□身長が縮んでくる。→身長の縮みがかなり目立つようになる。

骨量は20歳前後をピークにどんどん低下していきます。女性ホルモンのエストロゲンは骨形成を促し骨吸収を抑える働きがあるため、閉経後の50代から女性は骨量が減少して骨粗鬆症のリスクが上がります。

男性は女性に比べて骨が太く丈夫なため骨量もみっしりとあり、女性のようにホルモンの急激な変化にさらされることはありませんが、60歳以降の食事や運動、生活習慣によってそのリスクが上昇します。

男女ともに栄養面ではタンパク質、カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKの不足が原因となります。

「骨の栄養=牛乳」の落とし穴

さて、骨粗鬆症といえば「カルシウム」、カルシウムといえば「牛乳」とばかりに、骨粗鬆症対策で牛乳を常飲している方は多いと思いますが、気になる研究報告もあります。アメリカのメリーランド大学の調査では、牛乳の摂取量が多いほど骨折率が高いという結果が出たそうです。

1946年から2021年までの観察データを解析したところ、牛乳の摂取と大腿骨骨折には関連が見られませんでした。牛乳をまったく飲まない人と比較したところ、骨折リスクが最も高かったのは1日400gを摂取する人で、リスクは15%も高かったそうです。もう少し詳しく見てみましょう。

・牛乳の摂取量が1日400gまでの場合
→骨折リスクは200g上昇するごとに7%上昇。

・牛乳の摂取量が1日400gを超えた場合
→まったく飲まない群と比較すると700gに達するまでリスクは上昇する。

ただし、ヨーグルトと発酵乳、チーズについては逆の結果になっています。

・ヨーグルトと発酵乳の1日の摂取量が250g増加するごとに
→骨折リスクは15%低下。

・チーズの1日の摂取量が43g増加するごとに
→骨折リスクは19%低下。

乳製品を何代にもわたって摂取し続けてきたアメリカでの調査結果ですから日本人にピッタリ重なるとは限りませんが、そもそも日本人は牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素を持たない人が多いのです。

カルシウム摂取に最適な食材の種類

牛乳を飲む歴史が浅い日本では乳糖分解酵素という仕事人が必要ありませんでした。仕事人なしに牛乳を飲んでも有効活用は難しく、お腹がゴロゴロするだけの牛乳に健康効果があるのかというと疑問符がつくところ。

「お腹がゴロゴロしないなら、カルシウム補給のために牛乳を飲んだほうがいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、ここにも問題があります。

牛乳だけを飲んでもマグネシウムがないことには骨を構成することはできず、カルシウムしかない牛乳を体に入れ続けると、マグネシウムが足りなくなってしまいます。

筋肉の働きに関わるマグネシウムの不足で筋肉がつる(こむらがえり)などはまだマシで、不整脈や心筋梗塞を起こし、極端な状態では心臓が止まることさえありうるのです。

では、骨を丈夫にするためのカルシウムは何から摂ればいいのか? イワシの丸干しや出汁(だし)をとる煮干しなどの骨ごと食べられる魚、また、海藻や大豆製品もよいでしょう。これらはカルシウムとマグネシウムが両方入っているからです。

これらの食材は、いずれも和食ではお馴染(なじ)みのものばかりです。やはり、日本人の健康のためには何世代にもわたって食べられてきた伝統的な和食が最適といえます。

さて、カルシウムとマグネシウムのように、ペアとなって働くミネラル同士を「ブラザーイオン」といいます。銅と亜鉛、カリウムとナトリウムなどもブラザーイオンです。

ミネラルには体にマイナスとなる「有害ミネラル」も存在し、体のなかの必須ミネラルは有害ミネラルの排出にも作用します。共に協力する「ブラザーイオン」だけでなく、有害ミネラルとそれらを排出するミネラルも、ある意味、「セットで働く(反応する)」といえるでしょう。

共に働く仲間があぶれることのないよう、また有害ミネラルの排出のためにも、ミネラルという仕事人をバランスよく多数そろえておくことは重要なのです。

骨の材料となる栄養素

丈夫な骨をつくるために牛乳がプラスにならないのは、骨をつくるために必要な栄養素がそろっていないからです。栄養素は単体で働くのではなく互いに作用しながら力を発揮します。骨をつくるために必要な栄養素には次のようなものがあります。

○タンパク質

摂取したタンパク質は分解合成されてコラーゲンとなり、血管、臓器、皮膚、そして骨とあらゆるところで利用されます。骨の主成分はコラーゲンであり、その材料のタンパク質は丈夫な骨をつくるために必須です。

○マグネシウム

前述のようにカルシウムのブラザーイオンとして、カルシウムとともに骨や歯の構成成分となり、骨の代謝を正常に保つ働きがあります。ストレスが多いと尿となって排泄されてしまうので、大豆製品、海藻、小豆(あずき)などで補充しましょう。

○リン

リンはカルシウムの次に体内に多く存在するミネラルで、カルシウムやマグネシウムと結びついて骨や歯をつくっています。一般的な食生活を送っていれば不足することはありませんが、ビタミンDの不足、栄養不良、薬剤の使用などの影響で利用率が低下することがあります。

○亜鉛

骨はコラーゲンを主成分として、カルシウムとリン酸、そしてマグネシウムでできています。亜鉛はビタミンCとともにコラーゲンの生成に必要です。

○コンドロイチン硫酸

タンパク質と結びついて各臓器に存在し、カルシウムの代謝・骨の成長に関わり、関節の軟骨を守る効果も期待されています。鶏皮、鶏の軟骨、牛、豚のほか、納豆やオクラといったネバネバ食品に多く含まれます。真皮のコラーゲン層を丈夫にすることから肌にもプラスになると考えられています。

○ビタミンC

骨の主成分となるコラーゲンの合成に働きます。骨のほか、血管、皮膚、粘膜のコラーゲン形成にも関わっています。白血球を活性化させるので、風邪や感染症の際には免疫力を上げるためビタミンCを積極的に補給しましょう。

○ビタミンD

カルシウムやリンの吸収を促進して骨量を保ち、折れにくい骨をつくります。補充に最適なのは「魚」です。

○ビタミンK

骨へのカルシウムの取り込みを助けて石灰化を促すほか、骨からのカルシウムの流出を抑制してしっかりした骨づくりをサポート。納豆、海苔、ワカメに多く含まれます。抗生物質の長期服用でビタミンKを活性化させる酵素の働きが低下することがあります。

○ビタミンB12、葉酸

コラーゲン繊維を規則正しく配列して適度な弾力を保ちます。

骨密度が高いのに骨折する人が多い理由

骨粗鬆症のリスクを計る指標のひとつに「骨密度」があります。骨密度検査とは骨を構成するカルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラル成分がどれだけ骨に詰まっているかを調べるものです。

骨密度が高いほどミネラルが詰まっているので丈夫な骨のようですが、それでも骨折するケースがあります。実は、骨の強度を決めるのは骨密度と「骨質」です。では、骨質とはなんでしょうか?

それがコラーゲンです。

骨を鉄筋コンクリートの建物だと考えてみましょう。鉄筋はコラーゲン、コンクリートはカルシウムなどのミネラルにあたり、鉄筋とコンクリートがしっかりしていないと建物の強度は保てません。

骨密度(コンクリート)が詰まっていても、鉄筋であるコラーゲンの質が悪ければ骨折だって起こります。骨の強度は骨密度70%、骨質30%で決まるといわれているのです。

鉄筋であるコラーゲンはタンパク質なので、体内の糖と結びつくと糖化を起こし弱体化します。ミネラルが詰まって骨密度が高くても、コラーゲンが糖化してしまうと骨の強度は低下し、骨折リスクを負うことになるのです。

体内の糖化を進めるおそれも

さて、ここで牛乳の話に戻りましょう。牛乳はカルシウムは豊富でも、カルシウムと結合するマグネシウムを含んでいないため、骨密度を上げず骨粗鬆症予防にはならないと説明しました。

もうひとつの牛乳のデメリットが乳糖です。牛乳瓶1本分の乳糖は角砂糖2個分にあたります。つまり、体内の糖化を進めるおそれがあるのです。「骨粗鬆症予防に牛乳」と信じて常飲していると骨の劣化をもたらしかねません。

反対に、乳糖も含めた糖質を制限することはコラーゲンの糖化を抑え、骨粗鬆症予防にもつながるといえます。

【まとめ】60歳から丈夫な骨のために「牛乳」よりも「豆腐とワカメのみそ汁」を
□牛乳は骨をカルシウムとともに働くマグネシウムがない。
□カルシウムなどのミネラルを増やしながら、コラーゲンをしっかりつくって骨質を上げることも大事。
□骨を強くする栄養素が豊富な和の食材を活用。出汁に使った煮干しも一緒に摂れる「豆腐とワカメのみそ汁」はおすすめ。

以上引用終わり

今週のお知らせ “果物はなんでも健康に良い”は思い込み? 整形外科医が提言する「高齢者の骨折を予防す るために食べてもいい果物」

人の体は複雑で不思議です。まだまだ判らない事だらけです。

以前読んだ本では、小脳変性症の女性が病気を克服するために辿り着いた食事が「青汁」だったと言うので驚いたことがありました。人の一番大事なタンパク質をどうやってとっているのか不思議でしたが、彼女の腸内細菌を調べたら「草食動物」のような腸内細菌だったそうです。腸内細菌がタンパク質を作ってくれている牛や馬と同じです。

また、マツコ・デラックスの番組で10年近く果物だけを食べている男性が出演して、血液検査でも問題は無く骨も丈夫だったそうです。私は十数年前「糖質制限」に出会い何冊も本を読んで実行に移し現在の健康に辿り着きました。健康への道は行く筋もあるようです。

今回は果物についてのお話です。

以下引用始め

5/19(月) 10:02配信

高齢者が突然の骨折により、歩けなくなったり寝たきりになってしまう――このような危険な骨折は「骨卒中」と呼ばれています。食事を変えて骨を強くするにはどうすればいいのか、『栄養整形外科医の 一生折れない骨をつくる「強骨みそ汁」』より一部抜粋・再構成のうえお届けします。

■骨折した高齢者の骨に起きていること

骨折を予防するうえで控えていただきたいものがあります。それが「糖質」です。改めて説明すると、三大エネルギーであるたんぱく質、脂質、炭水化物のうち、炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質です。

糖質の問題点については、ここ数年で多くの人に理解されるようになりました。糖質の摂りすぎは、糖尿病だけでなく、肥満や老化を招きます。さらには、骨の質を低下させることもわかってきたのです。骨の原料としてはコラーゲン(たんぱく質+鉄+ビタミンC)が重要ですが、そのコラーゲンを変質させてしまうのが「糖化(グリケーション)」という現象です。糖化は、糖質(ブドウ糖、果糖)の摂りすぎによって起こります。食事を通して体内に取り込まれた糖質は、消化・吸収を経て、血糖となって血液中に出てきます。これを測ったものが血糖値です。

食事を摂れば血糖値は上がるものですが、体にとっては血糖値の変動が少ないほうがいいのです。そのため、体にはインスリンというホルモンを出して、血糖値を下げる働きが備わっています。しかし、糖質を摂りすぎていると、この血糖値の調節がうまくいかず、高血糖状態が続いてしまうのです。それが常態化したのが糖尿病ですが、糖尿病でない人でも、糖質の摂りすぎで体のなかで糖を余らせてしまっている人は少なくありません。

この体内の余った糖質がたんぱく質と結びつくと、AGEs(エイジズ)(糖化最終産物)という老化物質をつくり出してしまいます。AGEsは分解されにくく、体の組織に蓄積されて、さまざまな悪さをします。例えば、血管にくっつけば動脈硬化の引き金になり、皮膚にたまればシワやたるみの原因となります。もちろん、骨も例外ではありません。糖化が起きた骨は黄褐色(おうかっしょく)に変色し、脆くなります。正常な骨は白い色をしていますが、それが黄褐色になってしまうのです。

かつて手術をした際には、そんな糖化した骨をよく見たものです。高齢者の背骨の手術で、肋骨を取って移植したことがありました。その肋骨が黄褐色に変色していたのです。今なら明らかに糖化の影響だとわかりますが、栄養療法を知らなかった当時は、その問題点を意識することはありませんでした。腱にも糖化による変色が起こります。指の腱鞘炎が進むと「ばね指」といって、曲げた指を伸ばそうとしたときに、バネのようにピンと跳ね上がるようになります。その手術をしたとき、やはり、高齢者の腱が黄褐色を帯びていました。

先ほど筋肉や骨の原料を確保することの重要性を述べましたが、もう1つ重要なのは、同時にこの糖化を防ぐ手立てを講じることです。つまり、食生活を見直し、糖質の摂りすぎをやめる。この2つが、「骨卒中」を防ぎ、元気で長生きするポイントなのです。

■果物の糖でも油断は大敵

食に関心が高い高齢者のなかにはご飯やパン、麺類などの糖質を控えているという人がいます。もちろん、好ましい食生活といえますが、それにもかかわらず数値に改善が見られないケースがあります。

クリニックの患者さんにも糖質を控えているのに、中性脂肪の数値が高い人がいました。中性脂肪の材料となるのが余分な糖質ですから、ほかにも何か糖質をたくさん摂っていることが疑われました。しかし、食事内容を聞いても、ご飯、パン、麺類は食べていないし、お酒も飲んでいないという答え。そこで最後にこう聞いてみました。「じゃあ、果物は食べてない?」患者さんは意外そうな表情を浮かべました。「えっ、果物はダメなんですか?」

どうやら果物は制限の埒外に置かれていたようです。実は、このような患者さんはかなり多い。糖質制限をしていても、果物は別物だと思って、健康のためにせっせと食べてしまっているのです。日本では季節ごとにおいしい果物が店頭に並びますから、食欲をそそられるのもわかります。ただ、日本で栽培される果物のなかには、品種改良によって糖度を高めているものがたくさんあります。甘い果物は、もはやお菓子を食べているといっても過言ではありません。この患者さんも毎日トマトジュースを飲み、ご主人ともどもリンゴを朝と晩に食べていました。果糖をどんどん取り込んでいたわけです。

果物や野菜に多く含まれる果糖には、実は血糖値を上げる作用はありません。しかし、その糖化の作用はブドウ糖の何倍もある“曲者”なのです。ちなみに、トマトジュースの場合、メーカーによって差がありますが、1缶に含まれる糖質量は角砂糖2個〜4個半分にも相当します。

■クマは冬眠する前に果物を好んで食べる

この患者さんの中性脂肪を上げたのは、果物の“常食”だったと思われます。最近ではトマトやニンジンなど、野菜のなかにも糖度の高いものがあります。中性脂肪が高い患者さんのなかには、果物も減らしたのになかなか中性脂肪が下がらない方がいますが、問診したところトマトをたくさん食べていた、というケースもありました。

私は患者さんに果物の話をするとき、しばしばクマを引き合いに出します。クマは冬眠する前におなかにたっぷり食べ物を詰め込みます。果物も大好物です。なぜ、そうするのか。冬眠に備えて皮下脂肪(中性脂肪)をつけるためです。果物の果糖はそのうえで大きな役割を担っています。クマは必要にかられてそうしているわけですが、冬眠をしない私たちにその必要はありませんよね。糖質を減らすという観点からいえば、果物は注意すべき食品といえます。とくに甘い(おいしい)果物はできるだけ控えるべきでしょう。果物を食べるなら、びわ、キウイ、グレープフルーツ、はっさくなどの柑橘類、つまり、甘さが“物足りない”もの、酸味が強いものがおすすめです。

「果物=健康食」という刷り込みもあって、果物に含まれる果糖の問題点(糖化や中性脂肪の増加)は、案外盲点になっているのかもしれません。甘くておいしい果物の摂りすぎには十分注意するようにしてください。

大友 通明 :医療法人社団二柚会理事長、大友外科整形外科院長

以上引用終わり

 

今週のお知らせ 知覚過敏とナイアシンアミド(ビタミンB3)

むし歯は無いのに歯がしみることがあります。歯冠は通常エナメル質でおおわれています。エナメル質は神経とつながっていないので感覚が無く物を噛んでも痛くありません。歯磨きを力いっぱいしていると、歯肉が下がって歯根が露出してきます。歯根は象牙質と言って神経とつながっている組織なので触るとピリッと痛んだり冷水がしみたりします。これを知覚過敏と言います。シミ止めを塗ったり知覚過敏用の歯磨剤を使用していると改善します。

しかしながら、食いしばりや歯ぎしりなどで歯の神経が過敏になってしみている場合は別の治療法が必要になってきます。例えばマウスピース装着やビタミンB3(ナイアシンアミド)のサプリメントを摂ることになります。

今回はナイアシンアミドに焦点を当てることにします。

まず、分子栄養学、オーソモレキュラー栄養学を研究している藤川徳美先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。

以下引用始め

ビタミンB3服用の際の注意点

ビタミンB3には、

1)(フラッシュタイプ)ナイアシン、

2)フラッシュフリーナイアシン(ノンフラッシュナイアシン)、

3)ナイアシンアミド、の3種類がある。

統合失調症、躁うつ病、自閉症や知的障害の情緒障害、うつ病、パニック障害、リウマチなどを改善させる効果がある。用量は6歳までは1500mg程度、7歳以上は3000mg程度。

効果の強さは、1)>2)>3)だが、いきなり(フラッシュタイプ)ナイアシンを服用すると激しいナイアシンフラッシュが出るため、必ずナイアシンアミドで開始する。

*ナイアシンフラッシュとは、服用1時間後に末梢血管拡張作用、ヒスタミン放出作用により発赤、痒みが出る。正常な生理反応で危険なものではない。継続服用することによりフラッシュは徐々に軽くなり、出なくなる。

1)ナイアシンアミド

フラッシュは出ないので、500mg*3(朝昼夕それぞれ1,1,1)で開始して、一週間後500mg*6(2,2,2)に増量する。吐き気、眠気が出たら減量する。カプセルが飲めないお子さんは、カプセルの中身を出して他のものに混ぜて飲ませる。ただし、かなり苦いので元々苦いココア、チョコアイス、チョコプロテイン、ミロなどに混ぜる。

2)フラッシュフリーナイアシン(ノンフラッシュナイアシン)

1錠640mgのフラッシュフリーナイアシン+160mgのイノシトールを含有している。6歳以下なら2カプセル(朝1+夕1)、7歳以上は4カプセル(朝2+夕2)程度。カプセルが飲めないお子さんは、カプセルの中身を出して他のものに混ぜて飲ませる。無味なのでヨーグルトなどに混ぜる。フラッシュフリーでも、人によればフラッシュが出ることがある。継続服用することによりフラッシュは徐々に軽くなり、出なくなる。

3)(フラッシュタイプ)ナイアシン

3ヶ月間ナイアシンアミド、もしくはフラッシュフリーナイアシンを継続しても効果が不十分な場合、ナイアシンに変更してゆく。

*ただしこのものは、統合失調症、躁うつ病以外の患者には推奨していない。

*ナイアシン類はネットで購入可能。

「iHerb」https://jp.iherb.com/

紹介コード「JZD352」を利用すると5%引きになる。

以下引用終わり

調べてみると、知覚過敏に対してナイアシンアミドを一日三回、食後に飲んで2~3日で改善する場合もあるようです。

ナイアシンは血糖値を安定化させ、筋肉や過緊張を緩和します。酸化ストレス(シミ・しわ・白髪などの老化原因の一つ)を軽減させます。血糖が上がるとアドレナリンが分泌され筋肉が緊張することによってブラキシズム(夜間のくいしばり、歯ぎしり)が起こると言われています。

この他にもナイアシンは、神経の働きを安定化させるため、寝つきが良くなったり、皮膚や粘膜を正常化させるため、メラニンの生成も抑え、シミ・そばかすを減らす効果もあります。

アルコールの代謝も助けるため、アルコールを飲んだ後に飲むと二日酔いが軽減されます!是非試してみて下さい。

今週のお知らせ カルシウムが蓄積して起こる痛み

藤川徳美先生の「若さを保つ栄養メソッド」 より

以下引用始め

NEW!2025-02-15 07:21:42

テーマ:

マグネシウム Mg

カルシウムが蓄積して起こる痛み

「若さを保つ栄養メソッド」 より

カルシウムとマグネシウムのバランスが悪くなると、さまざまな症状が出てきます。尿路結石、腎結石は耐えがたいほどの痛みをともなう病気ですが、これもカルシウム過剰かつマグネシウム不足が原因です。

結石はシュウ酸とカルシウムが結合してつくられます。マグネシウムは結石の生成を抑制する働きを持っているのですが、これが不足すると結石の生成が進んでしまうのです。そのため結石の予防や治療薬として、マグネシウム製剤が使われています。

結石については、かつてビタミンCの摂り過ぎが原因などといわれていました。ビタミンCを摂ると代謝産物の一部であるシュウ酸が尿中に増えることから、勘違いが起きていました。実際は尿中のカルシウムはビタミンCと結合しますので、シュウ酸と結合するカルシウムの量は減少することとなります。ビタミンCはむしろ結石生成のリスクを減らしていたのです。

肩関節石灰沈着症 またカルシウム過剰によって痛みが起きる、肩関節石灰沈着症という症状があります。中高年の方に多い症状で、肩などに急激な痛みを感じて、「肩こりか、五十肩か」と整形外科を受診されます。病院では痛み止めの注射、鎮痛剤や湿布をもらうだけで、なかなか改善しません。あるいは病院で首を伸ばすストレッチをしたり、患部を温めたりしても、なかなか治らないのが現状でしょう。こうした痛みもマグネシウム不足が原因です。

骨の中では必要なカルシウムを維持するため、血中にもカルシウム濃度を保とうとする働きがあります。不要なカルシウムは尿とともに排出されるのですが、年齢とともに尿から排出しきれなかったカルシウムが、血管壁や関節内の腱、靭帯などに蓄積してしまうのです。

蓄積されるだけなら痛みはありませんが、些細なことをきっかけに異物反応が発生すると、体の防衛機能でカルシウムを一挙に攻撃し、関節内では炎症による激痛が発生してしまいます。

サプリメントでマグネシウムをしっかり摂り、痛い部分に塩化マグネシウムを擦り込んでみてください。とくに経皮から吸収されたマグネシウムは沈着したカルシウムを取り去ってくれるため、痛みが和らいていきます。患部に直接擦り込むことで、即効性も期待できます。痛み止めを飲んでやり過ごしていても、何の改善もしませんし、鎮痛剤の種類によっては胃腸を悪くします。

高血圧や動脈硬化 カルシウムの沈着が血管壁で起こるとどうなるでしょうか。血管が固くなり、高血圧や動脈硬化の原因になります。マグネシウムは高血圧や動脈硬化の予防にもなるのです。

偏頭痛 また、偏頭痛もカルシウムイオンが血管の収縮を強くしていることが原因のひとつです。偏頭痛の予防と治療にはマグネシウムが有効です。もし偏頭痛の発作が起きたら、早めにマグネシウムのサプリメントを摂取し、痛い部分を冷やしながら安静にすることで痛みが治まります。

こむら返り そして、ふくらはぎの筋肉が激しく収縮を起こす、こむら返り。あの激痛は耐えがたいものですが、こむら返りの原因もミネラルバランスが関係しています。血管と同じく筋肉においても、カルシウムは収縮、マグネシウムはその調整と弛緩の役割を担っています。

双方のバランスが取れてはじめて、筋肉をスムーズに動かすことができます。しかし体内に蓄えられている量は、カルシウムがマグネシウムより圧倒的に多いため、発汗などによってミネラルが失われると、すぐにマグネシウムが不足することになり、筋肉が収縮から回復できず「足がつる」状態になってしまうのです。

スポーツ好きでよく汗をかく人、汗かきの人、ミネラルの消化吸収が低下している高齢者は、マグネシウムが不足しがちです。

カルシウムが蓄積されるからといって、何もカルシウムの摂取を極端に制限する必要はありません。本書ではあえて強調していませんが、必要なミネラルです。日本ではカルシウムの重要性は十分に認識されていると思いますし、習慣として意識されている人も多いでしょう。実際に十分摂れている人は、少なくありません。ただしカルシウムだけを摂るのではなく、マグネシウムとのバランスを考えて摂取してください。

また、カルシウム過剰は摂り過ぎから起きるのではなく、カルシウム摂取が少なすぎるために起きることもあります。これは「カルシウムパラドックス」といわれる現象で、カルシウム摂取が少ないと、骨からカルシウムが溶け出して血中のカルシウムが過剰になってしまうのです。

カルシウムを丈夫な骨に役立てるためには、まずはマグネシウムです。そして、マンガン、ビタミンDも摂取できれば御の字です。

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Mg不足があるとCaを溶解状態に維持できない。つまり、異所性Ca沈着を生じる。動脈硬化、弁膜症、脊柱管狭窄症、白内障など、Ca沈着をする疾患は全てこれが原因。

真夏のJリーグ、Jリーガーが後半になると足が攣るのも、Mg不足が原因。汗からMgが排出され、体内がCa過多となっている。ハーフタイムに、下肢にMgスプレー、もしくは塩化Mg飽和液を塗布すれば、予防できる。

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以上引用終わり

上記の他にも、藤川徳美先生は歯磨きに「にがり磨き」を提唱しています。私も歯石が付きやすい患者さんにおすすめしています。実際に歯石は減っています。

私は小さいころから水泳などですぐに足がつっていました。また学生時代に心電図を取った時、正常な心電図とは少し違っていました。その時の主任教授の説明では特に問題ではないと言われました。今考えるとMgをたくさん必要とする体質だったのかも知れません。現在、Mgのサプリメントと塩化マグネシウム(にがり液)スプレーを使用して全身に擦り込んでいます。スポーツあとの痛んだ部位には特に入念に擦り込んでいます。

私は、昨年夏ごろ、歯医者の備後地区同窓会で分子栄養学、オーソモレキュラー栄養学の講演をさせてもらいました。こむら返りに悩まされている後輩歯科医が2名いました。その後、マグネシウムのサプリメントを飲んで、ふくらはぎに塩化マグネシウムをすり込んだら、こむら返りが起きなくなったと喜んでくれました。

二十歳の男性患者さんにニガリの話をしていたところ「私は野球をやっていて足がつった時にはにがりを使っていました」と言われて、すでに活用していることに驚きました。

塩化マグネシウムは「にがり」のことで、福山ではハローズの食塩売り場に100ml入って¥300弱で売っています。困っている方、ぜひやってみて下さい。

ニチガと言う会社では粉末やフレーク状の塩化マグネシウムを売っています。これを水に溶かして使うのがお得ですが、余り量の多いものを買うと全部使いきるまでに湿気を吸ってカチンカチンになって使うときに難儀しますので注意が必要です。

こむら返りには漢方薬の「芍薬甘草湯」服用も効果がありますが、私が試したところ、にがりをすり込む方が効果と即効性で優れていました。

酸化マグネシウムは便秘の時に使います。緩下剤です。多すぎると下痢になりますから量の調節が必要です。マグネシウムのサプリメントでは、下痢になりにくいクエン酸マグネシウム、グリシン酸マグネシウムを摂取します。それでもたくさん飲み過ぎると下痢するのでその一歩手前がその人の上限量になります。

私の知人に肩の手術をされた方がいますが、不整脈もあったので、Ca過多Mg不足であった可能性が高いです。この記事を読んでいる方にはMg摂取をお勧めします。