60代 男性
1|1はかなり動揺しているので維持装置は使えません。34に維持装置を使う設計になりました。
装着するところです。
装着しました。
全体像です。
従来の義歯にはバネが見えますがこのミラクルデンチャーには見当たりません。入れ歯を入れているようには見えません。ぴったりした入れ歯になっています。

最近多い症例ですが、ひび割れです。全くむし歯がない場合や、初期の小さいむし歯や詰め物で治療済の場合があります。ひび割れがエナメル質にとどまっている場合全く痛みはありません。
ひび割れが象牙質に達すると噛んだ時などにズキッとした痛みを感じるようになります。普段痛みは無いので放置していると、ひび割れは神経に達して、冷たいものや熱いものに痛みを感じるようになります。それでも歯医者は苦手だからと放置していると、夜中などに痛みで一晩苦しむことになります。
ひび割れが起きる人にはある傾向があるようです。若い人は少なく、中年以降に多くなるようです。
などです。
年齢を重ねたら硬いものは控えたほうがいいでしょう。歯ぎしりや食いしばりには自己暗示やそれでもするようであればマウスピース装着がお勧めです。
80代 女性
主訴:昨日から噛むと痛い。噛まないときは多少の違和感があり、冷温痛は無い。
小さいむし歯があります。なんとなく横に筋が見えます。
ひび割れを確信したので、これ以上進行しない様に冠・クラウンを装着することになり形を整えました。この後、ひび割れとむし歯の部分を薄く削って接着剤とプラスティックで埋めました。これで歯型を取り次回冠・クラウン装着となります。
この患者さんは16年前に右下6番と6年前に左下7番も同じようにひび割れで冠・クラウンを装着しています。
今週のお知らせは過敏性腸症候群について廿日市市で藤川心療内科クリニックを開業されている藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。
体調は食事によってずいぶん変わるのは私も経験しています。
子供時代はまだ貧乏な世の中で、車は少なく、まだ馬車が荷物を運搬していました。小学校の低学年の頃、近くの川でアメリカザリガニを沢山捕まえて、母親に自慢したら「夕食のおかずにもらうね」と言って美味しいエビ料理を作ってくれました。おやつはイリコが多く、ほとんどの場合おやつを食べるのも惜しんで遊びまくっていました。饅頭やケーキなどはお客さん用でほとんど食べたことは無く、高校卒業までむし歯なし。ご飯は白米ではなく7分付き米に麦が入っていた。
大学入学後は食事が白米になりガラッと変わった。便秘がひどく時には痔出血で悩んだ。中年になりスポーツは週3回やり、食べ物も変わらないのに徐々に太り始め、夕方には低血糖症の前触れ(糖尿病になりかけていたと思います)で異常に腹が減り、眠気、集中力低下、手指の震えが起きるようになりその都度チョコレートを食べていました。
そんな時期に出会ったのが、江部康二先生の「糖質制限食」(高タンパク低糖質食)でした。低血糖症の前触れは全くなくなり、体重は6~7kg落とすことが出来、糖尿病にならずに済んだと思っています。さらに、3年ほど前に藤川徳美先生の「分子栄養学」「オーソモレキュラー栄養学」に出会い体質が変わり、真冬でもそれまで必需品であった毛布とホットカーペットを使わなくなりました。
健康への道はいくつもあると思いますが、私には「糖質制限食」「分子栄養学」「オーソモレキュラー栄養学」が合っていたようです。それでは藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。
以下引用始め
20年の経過を持つ過敏性腸症候群(IBS)の女性
症例;50代後半、女性。
20年前から、腹痛、下痢があり、IBSと診断されている。通院して薬をもらったが、改善しないので薬は中断した。食欲がなく、太れない。体力もない。
R6.10
知り合いから勧められ、R6.10当院受診。158cm、36kg。→プロテイン10g*2+高タンパク/低糖質食。ドグマチール50mg*2+プロマック*2処方。
1週後再診、
初診時のBUN9.6、フェリチン72。プロテイン10g*2飲めている。→フェロミア*1追加処方。
R6.11、
腹痛、下痢は時々になった。食欲に波がある。→しっかり糖質を減らすように。
R6.12、
糖質を減らし、食欲が出てきた。
R7.1、
お腹の調子が良くなった。食欲が出てきて+2kg。BUN10.7、フェリチン87。
R7.2、
腹痛、下痢はなくなった。食欲が出てきて40kg(+4kg)。すこし元気になった。今まで大好きだった菓子パンを食べなくなった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
IBSは糖質過多+タンパク不足により引き起こされる。従って治療は、プロテイン+低糖質食。食欲を増すドグマチール+プロマック。逆流性食道炎、憩室炎も作用機序、治療は同じ。
以上引用終わり
ドグマチール:抗不安薬、十二指腸潰瘍治療薬
プロマック:胃潰瘍治療薬
フェロミア:鉄欠乏性貧血治療薬、鉄剤
70代 男性
主訴:歌が歌いにくくならない義歯希望
製作用模型
口蓋部分を舌の活舌が悪くならないように薄い金属で作ってあります。強度があるので口蓋をくりぬくことが出来ます。プラスチックだと口蓋が分厚くなり、歌が歌いにくくなります。
初めにつける部分をキーと言います。今回のキーは右上2番です。
最後に合わせる部分をロックと言います。今回のロックは左上3番です。
装着した状態です。
正面から見た状態です。左にほんの少し金蔵が見えますが、実際の状態ではほとんど見えません。ミラクルデンチャーはピッタリフィットして見た目も入れ歯のようには見えません。取り外しの練習をしました。入れ歯が初めてだったので、また鏡を見ると逆になるので少し手間取りましたが着脱できるようになりました。
始業式や入学式が終わっていよいよ新学期が始まりました。中学受験を志す小学6年生にとって重要な1年となります。
三島塾の塾長は自身の体調不良を糖質制限食(高タンパク低糖質食)で克服しました。それを見ていた熟生が、そんなに元気になるんだったら自分たちも食べたいと言うようになり、塾生に糖質制限食を提供することになりました。糖質制限食を食べるようになった塾生たちは、食後の眠気がなくなり勉強がはかどるようになり、受験もうまくいく塾生が増えました。三島塾長はこの経過を書籍にしています。
また、勉強するときに必要な脳みその活性化をしてくれる神経伝達物質はタンパク質で出来ているので理にかなっています。その上で、藤川徳美先生の提唱する栄養学に基づいたサプリメントを補えば、鬼に金棒と言うものです。
それでは、藤川徳美先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載させていただきます。
引用始め
小児科で、BUN、フェリチン測定。健康保険ではなく、自費で頼むと採血してもらいやすい。BUN11点(110円)、フェリチン102点(1020円)。BUN20、フェリチン150が目標。
1)プロテイン5~10gを1日2回
ムカムカしたり、下すようなら量を減らす。母親も必ず2回飲む。親子で朝晩、必ずプロテインを飲むことを日課にする。
2)鉄
処方薬インクレミン10mlはFe60mg含有。サプリのFe27を1日2回、もしくはFe36を1日2回。服用開始後3ヶ月後、以後6ヶ月毎にフェリチンを測定。フェリチン150mgに達したらFeの量を半分に減らす。*Feを止めてしまうと、成長に伴いフェリチンが下がる。成長=コラーゲン合成=タンパク質+Fe+C。
3)ナイアシンアミド(ビタミンB群のひとつ)
6歳までは500mg×3(分三)。7歳以上は500mg×6(分三)。*カプセルが飲めない場合、中身を出して他のものに混ぜる。かなり苦いので、元々苦いココア、チョコプロテイン、ミロなどに混ぜる。
4)Mg
Mg100×2(分二)で開始。お腹が緩くなるようなら、減量、もしくは中止。便秘があるのなら、毎日排便があるようになるまで増量。小学生でも100×10飲める人もいる。
5)C
C1000×2~3(分二、もしくは分三)。
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栄養不足で塾に行っても、頭が回らないので無駄になる。栄養を補給し、頭が回るようになった後に、塾に行くのが効率的。3~6ヶ月継続することで、驚くほど集中力、根気が改善する。
以上引用終わり
私も始める時には、何冊かの関連本を読みました。理にかなっていると思ったので、そのうちの1冊をカミさんに渡して読んでもらいました。カミさんはさっそく献立の本を買ってきて糖質制限食を作ってくれました。大変だったと思います。白米のご飯を減らして、パンやめん類、甘いお菓子を減らすのですから。献立もおかずの量を増やして、何だったらタンパク質の豊富なメニューを1皿多く作ることになるからです。
糖質制限で失敗する人はここでつまずいているのです。本を読むことなく始めるので、いくつかの注意点をすっかり抜かして体調不良になります。1番の失敗は、それまでの食事に比べて量が少なくなっていくことです。エネルギー不足になりふらつきが出たりめまいが出たりして挫折します。食事の量は減らさないこと、何だったら増やしてもいいくらいです。それでも体調は良くなり体重は減少してきます。
私の知人が糖尿病になり、食事療法を始めました。日本の標準の食事療法はカロリー制限食なので小食になります。(糖質制限食は日本でも東京大学病院、北里大学病院、京都高雄病院などで提供されていますが、まだまだ少数派です)一緒にテニスをやっていたのですが、みるみるうちに体力がなくなってテニスが出来なくなりました。
私は彼に糖質制限の本を渡したのですが、全く気力がなくなって本も満足に読めなかったのです。真面目にカロリー制限をしたのでしょう、そのうちにテニスに来なくなり、風の便りにうつ病になったと聞きました。早く良くなることを望むばかりです。
私は、糖質制限もうまくいったし、藤川徳美先生の栄養学もうまくいっているので非常に喜んでいます。時々患者さんにこの話をして、患者さんから体調が良くなったと喜ばれています。
書籍の紹介
「すべての不調は自分で治せる」藤川徳美著
「糖質制限で頭がいい子になる三島塾のすごい子育て」三島学著
「ケトン体こそ人類史上最強の薬である」宗田哲男著
宗田先生は世界で初めて、胎児や赤ちゃんがタンパク質由来のエネルギー源であるケトン体で生きていること発見した。糖質由来のブドウ糖ではなかった。
「糖質制限の大百科」江部康二著
昔は糖尿病と言えば贅沢病と言われていました。白米はお金持ちか位の高い人が食べるもので庶民は雑穀(アワ、ヒエ、キビ、ソバなど)が中心でしたが、この雑穀が体に良かったようです。
明治時代の陸軍では白米を腹いっぱい食わせてやると募集していましたが、ビタミンB1不足で脚気が大流行しました。白い米と書いて粕(かす)と書き、健康な米と書いて糠(ぬか)と書きます。玄米を白米にするときに出る糠にはビタミンB1などの栄養分が含まれていたのです。美味しいので我々は粕を食べているのですが、今は、おかずからビタミンB1を補給しているので脚気にならないのです。しかし、今でもコンビニ弁当ばかり食べていると脚気になる人がいます。
江戸時代に「江戸患い」が流行りました。大名が江戸で暮らすと白米を食べるので脚気になり、領地に帰って玄米を食べると健康になるものです。
では、庶民はこれだけ糖質まみれだったのになぜ病気にならなかったのでしょうか?タンパク質が少なかったので体は小さかったのですが、ものすごい運動量で糖質を全て使っていた為、肥満や糖尿病などとは無縁だったわけです。
現在は、車はあるし家庭電化製品のお陰であまりエネルギーを使いません。余ったエネルギー(糖質)はホルモンによって脂肪に替えられて蓄積され、内臓脂肪と皮下脂肪になります。肥満になったり糖尿病になるのは必然です。
頭痛に悩まされる人は結構多いですね。特に女性に多いように思います。私はあまり頭痛になったことは無くて、二日酔いの時になるくらいです。うちのカミさんは若い時から頭痛持ちで、2~3年に一度は片頭痛の強い発作で吐き気がして一歩も動けなくなります。これが一日続きます。
私は太りだしたのをきっかけに、13年前から食事を変えました。と言うか、カミさんに頼んで本を読んでもらい納得の上食事を変えてもらいました。糖質を減らして(白米の御飯、パン、めん類、砂糖などを減らす)、タンパク質を増やす(糖質を減らした分量だけ、肉、魚介類、卵、チーズなどを増やす)食事にしたところ、6~7kgやせて現在もその体重を維持しています。カミさんはそれ以来片頭痛の強い発作は起きなくなりました。
私のテニスコーチは私と同じような食事にしたところ、20年来の花粉症が起きなくなったそうです。糖質の取り過ぎは糖尿病をはじめとして、体調不良を起こしやすいようです。それでは、廿日市市で開業しておられる藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載させていただきます。
以下引用始め
NEW!2025-02-14 07:17:16
テーマ:
頭痛
頭痛の原因は酸欠。
ブドウ糖入りの点滴が、漏れて手に付くとネチャネチャするため、一刻も早く手を洗いたくなる。食後高血糖は、血管内で同じことが起きて、血流が悪くなる。糖質を減らすだけで、頭痛が改善される人が多い。
プロテイン*2+高タンパク/低糖質食。
低フェリチンの人は、鉄剤投与で頭痛は改善する。加えて、C1000*6(分三)+E400*5(分一)で血流が改善する。
ナイアシンアミド、Mg(経口+経皮)も血流を改善させる。ただし、痩せ型の女性ではMg経口で、低血圧を生じ易いので、要注意。OD(起立性調節障害)では、経口Mgは症状を悪化させるため、使用禁忌。
以上引用終わり
藤川徳美先生の著書 「すべての不調は自分で治せる」「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」「薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法」など多数
3週、ひび割れの症例が続きました。今週は治療を一切していない健全な生活歯の症例です。
60代 男性
主訴:硬いスルメイカを食べると痛い。
歯の真ん中が少しオレンジ色をしているのは、硬い物をよく噛むので、エナメル質がすり減って中の象牙質が透き通って見えているからです。
普通の食事では痛みを感じませんが、カチンカチンの硬いスルメを噛むと痛みがあります。見たところ着色はありますが、むし歯のない健全歯で、生活歯です。(神経が生きている歯を生活歯、神経を取った歯を失活歯と言います。)しばらく様子を見ることになりました。
2年半後に、歯が大きく欠けました。幸い真っ二つにはなっていません。硬いものを噛んで痛かった時点で、目に見えないひび割れがあったと思われます。硬いものを噛んだ時に、ひび割れの断層に微細なずれが生じ痛みを感じたものと思われます。処置としては、部分的な詰め物だとまたひび割れが出来かねないと思い、全体を冠で被せることにしました。
この欠けた状態で硬いスルメイカを嚙んでも痛くありません。
今回、ひび割れた原因は硬いものの食べ過ぎです。歯は加齢とともに、食事の回数が増えるとともに、細かいヒビが入ったりするので、中年過ぎたら硬いものは少し控え目にしたほうが良さそうです。
今週も、先々週、先週に続いて、ひび割れの症例です。
50代 女性
主訴:ごはんを噛むと痛い(右下⑦6⑤)
レントゲン写真です。7番と5番が支台歯で6番は抜いて人工歯になっています。3本分の力がかかりますが、2本で支えるのでそれぞれの支台歯は1.5倍の力がかかります。
今回の症例では7番の根が割れました。むし歯が大きかったのでしょう、神経を取って根管治療がしてあります。矢印の根が割れています。根管治療した歯は弱く、割れやすいのです。残念ながら抜歯になります。
6番と5番の間でブリッジを切断、7番を抜歯しました。歯根は真っ二つに割れていました。神経を取って根管治療した歯は割れやすいのでこのようになることが良くあります。
歯肉が治ったら取り外しの入れ歯を作る予定です。
そうこうしている内に、今度は5番が痛くなってきました。唇側(外側)の歯肉が赤くなっています。
舌側(内側)の歯肉から膿が出ています。歯根破折の疑いが濃厚です。
レントゲン写真です。むし歯が大きかったのでしょう、神経を取って根管治療がしてあります。前回のレントゲン写真と比べると歯根と骨の境界線が黒くはっきりと出ているのは歯根破折の特徴です。
残念ながら抜歯しました。歯根にひびが入っているのが見えます(矢印)。神経を取った歯の残念な結末となりました。
先週に引き続き歯牙破折症例です。
60代 男性
主訴:右上6番の違和感
銀アマルガムとコンポジットレジン修復でしてあります。
コンポジットレジンを除去してみるとヒビが入っていました。ヒビがどこまで入っているのか調べるため、銀アマルガムも除去します。
銀アマルガムを除去したら、ヒビは歯を横断していました。
症状が軽く、新しいヒビなので殺菌剤を入れて歯科用ボンドで接着しました。形態を整えて歯型を取りました。次回痛みがなければ、銀合金のクラウンを装着します。痛みが出たら根管治療又は抜歯になります。
痛みがなかったのでクラウンを装着しました。大変幸運な症例です。
試適はよく合っています。ぽっちり(ノブ)は削合、研磨して装着します。
50代、男性
主訴:数日前から噛むと少し痛い
見た所金属インレーが充填されていますが、むし歯はありません。
レントゲンでは、金属インレーは白く写っていますがむし歯はありません。ただ、2根の内奥側の歯根すなわち左の歯根と骨との境界が、他の歯根との境界が微妙に違います。このように映る場合、ひび割れがある事があります。
金属インレーを外すとひび割れが見つかりました。細菌にとっては大きな道路で神経(歯髄)の中まで入り込み炎症を起こします。
歯髄は一般的に神経と称しますが、血管、リンパ管、神経の複合組織です。
神経の一部分は壊死していました。麻酔をして残りの神経をきれいに除去します。
麻酔をして残りの神経もキレイに除去しました。根管は4根あり難しい症例でした。
根管は細いので、根管充填しやすくするため拡大、消毒薬にて化学的清掃しました。症状がなくなったので防腐剤で根管充填しました。
レントゲンです。根管充填は3根のように見えますが一部分重なっているので4根です。
歯冠をコンポジットレジンで埋めて形を整えてから歯型を取ります。
ひび割れが拡大しないように金属冠を装着しました。これで長持ちする人、将来、割れて抜く人、どうなるか分かりませんが、硬いものは避けることになります。長持ちすることを祈るばかりです。
ひび割れは若い人は少なくて、高齢になってくると多くなるようです。また硬いものをよく噛む人にも起きます。健全歯は少なく、詰め物をした歯は多くなります。虫歯にならないようにしましょう。
私は硬いものが好きで、既に6本ほどひび割れを経験しました。むし歯で治療していた歯が1本、健全歯が5本です。内3本は抜歯になりました。今は硬いものを噛まないようにしています。
今週のお知らせは、糖尿病の治療に糖質制限食(高タンパク低糖質食)を取り入れて好成績を収めている京都高雄病院の理事長、江部康二先生のブログ「糖尿病徒然日記」からの記事です。
私は肥満と糖尿病一歩手前の状態から、江部康二先生の本を夫婦で読んで糖質制限を開始して体重は6~7Kg減少、低血糖症状(手指の震え、強烈な空腹感、眠気)も全くなくなりました。
人のエネルギー源は糖質由来のブドウ糖と脂質由来のケトン体です。一刻も休むことが許されない臓器(心臓など)はケトン体で動いています。糖質制限食はこのブドウ糖よりケトン体を優位なエネルギー源とするものです。
日本人は昔からコメを食ってきた人種だからと糖質制限に反対の立場の人がいますが、白米をたらふく食べれるようになったのは戦後です。私が白米を食べられるようになったのは大学に入ってからです。高校まで実家にいた時は、7分付きの米に麦が混ざっていました。白米は運動会などの時しか食べていません。また明治時代の陸軍は軍隊募集の時、白米をたらふく食べられるとの触れ込みでした。
江戸時代は、普通は雑穀や玄米が主食で白米が食べられるのは江戸住まいの大名などで、領地に帰ると玄米です。この頃の大名は江戸にいる時は白米を食べて脚気になり、領地に帰ると玄米を食べて健康になっていました。だから脚気のことを「江戸患い」と言っていました。
昔と今は生活スタイルが全く異なります。その生活に合わせた食事が必要になってきます。体を動かさなくても生活できる現代に、白米や小麦(ラーメン、うどん、パスタなど)などの糖質をたらふく食べていたら、余った糖質がインスリンによって脂肪に替えられて太ってしまい、場合によっては糖尿病になります。タンパク質や脂質は太らないと言うことが栄養学で分かってきているのです。さあ、やっと脂質由来のケトン体の出番です。
以下引用始め
こんにちは。
「ケトン産生食は心血管関連死亡を増やすことなく全死亡を減少させるポテンシャルを持っている(The ketogenic diet has the potential to decrease all-cause mortality without a concomitant increase in cardiovascular-related mortality)」
https://www.nature.com/articles/s41598-024-73384-x
というタイトルの論文がScientific reports誌に掲載されました。
(Sci Rep 2024; 14: 22805)。
以前から、私達糖質セイゲニストの医師達(江部、夏井医師、宗田医師、清水医師など)は「血中ケトン体が高値でも、インスリン作用が保たれている限り、それは生理的ケトーシスであり、安全である」と主張してきました。
例えば「断食(絶食療法)」「小児ケトン食」「スーパー糖質制限食」などがそれに相当します。」高雄病院では、1999年からスーパー糖質制限食を導入しています。
一方、特に日本では、「糖尿病ケトアシドーシス」というICU管理が必要な病態があることを理由に、ケトン体そのものはが悪であるように考えている医師が多いのです。しかし糖尿病ケトアシドーシスは、インスリン作用が保たれていないときだけに発症する特殊な病理的状態であり、安全な「生理的ケトーシス」とは全く異なる状態です。
欧米では、近年、ケトン体に肯定的な論文が多数発表されています。まとめれば「心・腎・脳保護作用」があり「慢性炎症予防効果」もあるということになります。これらを受けて、日本でもケトン体に対して肯定的な立場を取る医師が少しずつ増えていますが、残念ながらまだ少数派です。
今回、記事に取り上げた論文は、2001~18年にかけて実施された9回の米国民健康・栄養調査(NHANES)のデータを使用して、中国・上海交通大学の研究者らが解析したものです。
計9万1,351人のデータから、年齢、食事記録欠損、心血管疾患記録欠損などを除外して4万3,776人(49.4±18.1歳、女性48.3%)のデータを解析に使用しました。平均フォローアップ期間9.1年の間に、6,054人(13.8%)が死亡し、うち心血管疾患関連死亡は1,533人(3.5%)でした。結論としては「ケトン比が高い人ほど全死亡リスクが低い」であり、ケトン体高値が、おおいに有益であることを示しました。私達、糖質セイゲニストにとって、とても嬉しい結論の論文でした。
江部康二
以上引用終わり
プロテイン+メガビタミンで故障しなくなる
私は体を動かすのが好きで、若い時は水泳、バスケットボール、空手などをやり、中年になってからはもっぱらテニスが趣味になりました。故障も結構あり、足指の脱臼、足首の捻挫、膝の裂傷、両腕の20cmに渡る挫傷、あとは足底、アキレス腱、膝、腰、手首、テニス肘、肩関節、頸椎などいろんな場所を痛めました。
3年ほど前から分子栄養学の人体実験と称して、プロテイン+メガビタミン+ミネラルを始めてから体調がガラッと変わりました。真冬でもそれまで使っていた毛布やホットカーペットは使わなくなり、手放せなかったダウンジャケットもほとんど着なくなり、時々出ていた鼻血も出なくなりました。また飛蚊症がなくなりました。
テニスは週2日やりますが、最近は故障で休むことがなくなりました。勿論、痛くなることはありますが、にがり液(塩化マグネシウム)をすり込むことで早期に痛みが消失します。足がつりそうな時もにがり液をすり込むとすぐに収まります。
それでは、私が勉強させていただいている藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。
以下引用始め
NEW!2024-12-17 07:52:07
テーマ:
プロテイン+メガビタミンで故障しなくなる
全国大会レベルの中学校サッカー男子生徒や、高校長距離陸上男子生徒が何人か通院している。当院では全員に、プロテイン+メガビタミン+鉄を継続させている。全国を目指すレベルなので、練習はとてもハード。長距離を走るので、フェリチンがなかなか100を超えない。”赤血球が足の裏で壊される”と言う話は本当だと感じる。
しかし、普通の食生活の多くの生徒は、故障者がとても多いと聞いた。つまり、才能があってもその才能を十分発揮できていない生徒が多い。しかし、プロテイン+メガビタミンを1年以上継続していると、全く故障しなくなり、練習メニューをこなせるようになる。
全員がプロテイン+メガビタミンをすれば良いと思う。
以上引用終わり
マグネシウムの働きについては以前に何回かお知らせしています。
簡単ですが少し復習しましょう。マグネシウムは、ブロッコリーやほうれん草などの葉物野菜や、アボカド、ナッツ、シード、豆類、全粒穀物、豆腐、サケやサバなどの魚に多く含まれています。
①心臓の健康を守る マグネシウムには心拍リズムを調整したり、血圧を健康に維持する働きがある。
②生理痛を和らげる マグネシウムをビタミンB12と組み合わせて摂取することでPMSの症状を軽減できる可能性が示唆されている。
③ワークアウトの質が向上する 筋痙攣の予防
④骨の健康を支える マグネシウムは骨の形成に不可欠で、骨密度の維持に役立ちます
⑤炎症を抑える 体内の炎症を抑える
⑥不安やうつを軽減する マグネシウムは気分を調節する神経伝達物質の生成に関わっている。マグネシウムを補うことで不安やうつ病の症状を改善することが示されている。
⑦血糖値を調節する インスリンをより効率的に使えるようにサポート
⑧睡眠の質を改善する 副交感神経系を活性化させて心を落ち着かせ、筋肉の弛緩や神経機能にも作用するため、睡眠の質が向上し、不眠症の症状を軽減する。
⑨胃酸の逆流や胸焼けを緩和する 水酸化イオンや炭酸イオンとマグネシウムを組み合わせると、胃の酸を中和するのに役立ち、胃酸逆流や胸焼けの症状が緩和される。
それでは、藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から引用します。
以下引用始め
NEW!2025-01-29 07:42:51
テーマ:
マグネシウムの種類
「若さを保つ栄養メソッド」 より
マグネシウムを摂る際、最も吸収がいいのは、硫酸マグネシウム入りの点滴です。2週間ごとにおこなえば、体内マグネシウムのレベルを高く維持できます。
次に吸収がいいのは、経皮です。皮膚に擦り込むことで、マグネシウムは吸収できます。
3番目としては経口で摂るマグネシウムです。サプリメントとしては、グリシン酸マグネシウム、タウリン酸マグネシウム、オロチン酸マグネシウム、クエン酸マグネシウムなどいくつかの種類があります。
ご自身でマグネシウムを摂る際は、経皮と経口から摂取することになります。経皮(擦り込んで摂取)は後述しますので、まず経口(サプリメントを飲む)摂取について述べます。
マグネシウム(1日量)は、400~800mgが必要です。ご自分で試してみて、お腹がゆるくならない最大量を飲んでください。ただしお腹がゆるくなったら、減量が必要です。
最も安価なサプリメントは、クエン酸マグネシウムです。お腹がゆるくなりにくいグリシン酸マグネシウムもいいでしょう。1日400~1200mgを2~3回に分けて服用します。ちなみに私がよく紹介しているSolaray社(ソラレー)のグリシン酸マグネシウムのボトルには「400mg」と大きく表示してあるので勘違いしがちですが、1カプセルで400mgではなく、4カプセルで400mgです。
<サプリメントの紹介>
・Doctor’s Best、100%キレート化高吸収性マグネシウム
アミノ酸、L-リジン、L-グリジンでキレート化。1錠100mg。
・Solaray、グリシン酸マグネシウム
私も使っていますが体感が良いです。1錠100mg。
・LifeExtension, Neuro-Mag(ニューロマグ)
Neuro-Mag(ニューロマグ)L-トレオン酸マグネシウムは、脳に吸収されやすいということがわかっている形態のマグネシウム。
3錠で144mg。
眠くなるので夜服用します。
その他の酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウムは、口から摂っても体内に微量しか吸収されません。主に緩下剤として作用するため、吸収できるマグネシウムはほとんど残らないのです。
それでも、ゆるやかな作用の便秘薬としては非常に優秀です。副作用がほとんどないので、妊娠中でも安心して使用できます。便秘が気になる人は、量の加減を調節しながら上手に利用しましょう。ちなみに、ビタミンCも吸収できる上限を超えると、マグネシウムと同じくお腹がゆるくなります。組み合わせて飲む際は気をつけてください。お腹がゆるくなった際は、Cもマグネシウムも減量が必要です。
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現在当院で販売しているのは、
・Life Extension, マグネシウム(クエン酸)、100mg
・Source Naturals, Ultra-Mag(アミノ酸キレート)、200mg
それぞれ、1錠が100mg、200mgとわかりやすい。3錠で400mgなどの商品は、”1錠が400mgだ”と患者が往々にして勘違いするので、シンプルな商品を選択した。
まず、Mg100*4(分二)で開始。お腹が緩くなれば減量する。100*1でも緩くなる人は、Mgは満ち足りているので、中止。お腹が緩くならない人は、Mgはかなり不足しているので、緩くなる直前まで増量。多い人は、1200~2400mg必要な人もいる。そのような人は、Mg200*6~12で服用。
半年~1年継続すると、体内のMgが満たされてきて、お腹が緩くなり、Mgの量が飲めなくなるので減量する。
処方薬として下剤として用いられている酸化Mg(マグミット、カマグ)は、ほとんど吸収されないので、永遠に体内のMg不足が解消されない。つまり、永遠に便秘が治らない。吸収されるMgを使い、処方薬の下剤が必要ない状態を目指します。
以上引用終わり
豆腐は凝固剤としてにがり(塩化マグネシウム)を使いますので大変マグネシウムが豊富です。しかし、最近では安く作るためにがり以外の凝固剤を使うことがあるようです。裏の製品情報を見て出来るだけ「国産大豆、にがり使用」のものを選ぶといいでしょう。
以下引用始め
もこ日記
トイプールドルのもこちゃんが、我が家にきて1年5か月。大きく変わったのは、もこの身体の色。
最初にきたときには、それほど濃いレッドだと感じたことはなかった。それどころか、初めてのトリミングに行く前には、毛並みが悪くて、なんか野良犬のような感じに….。
しかし、それが今では上記のアイキャチ画像のように綺麗なレッドになってます。
とにかく、静かにしているのは寝ている時と、悪さをしている時。
静かにカリカリと音がしている時には、何か破壊活動をしている(^^;ただ、身体の色については、最初にあった時の頃と比べるとあきらかに色が濃くなった。これについては、食事が大きく関係していると思われる。
もこママ談
「昨年7月家族になったもこちゃん。ペットショップから連れて帰る時に、3~4か月したら色が段々薄くなりますよ、と伝えられました。その時は、あ~そうなんだと納得したのですが。
よくよく考えて勤務している病院で実践して健康効果を上げている低糖質高タンパク(糖質制限)をしたら退色するのを阻止できるのではないかと思いつきました。
そこで、ドックフードをグルテンフリーのたんぱく質37%以上のものにして、おやつもカボチャとかサツモイモとか、ボーローなどの炭水化物が入っていないないものを選ぶことに。鹿肉、馬肉、マグロ、チーズなど、蛋白質のオヤツにしてみました。
結果は、毛色は濃くなりカールはクリンクリン。艶々になりました。患者さんの家族の子で、うちも子もレッドだったんだけど、3歳でベージュに。10歳の子はホワイトになっていると。食べ物で、身体は出来ていると実感します。食生活はバランスではなく、高蛋白、低糖質にすることが大切。」
食事の内容
主食はこちら。一日に24g食べるので1か月ちょっと持つ。Amazonでは1.8kg用しか売っていない。うちは楽天で900gのを買ってます。
ノーブランド品
リガロ (RIGALO) ハイプロテインレシピ フィッシュ 子犬 成犬用 【 Star Ride ウェットティッシュ オリジナルセット】 (子犬 成犬用 1.8kg)
避妊手術をしているので、食事量は8割に抑えている。ただ、朝にゆで卵をグラム数を測らずにやっていたら、3か月で体重が600gも増えてしまった。結局、体重は今2.6kgくらいに~。ティーカップのはずが、普通のトイプードルに。まあ、元気だからいいか。大型犬にワンプロを仕掛けるので、少しは大きくないと。
以上引用終わり
ブログ「ロードバイクは止められない」」から転載しました。
犬はもともと狼から作られたと聞きますので、当然肉食です。たくさんのたんぱく質を必要とする動物なので普通のドッグフードではタンパク質不足です。毛はタンパク質で出来ているので、タンパク質が足りることによって 色つやが良くなりました。
人間も本来は狩猟採集時代から肉食です。穀物栽培が始まって炭水化物が増えましたが、本来は肉食なのです。
私も12年前(2013年)に食事を一般的な家庭の食事から「糖質制限食(低糖質高タンパク食)」に替えました。きっかけは、肥満です。運動は週3回テニスをして、食事の量、ビールの量も変わらないのに少しずつ肥満になり、そろそろズボンの買い替えも考えていました。
そんな時に、毎日チェックしていた「新しい創傷治療のホームページ」の夏井先生が江部康二先生(ブログ「糖尿病徒然日記」)の「糖質制限食(低糖質高タンパク食)」を実行したところ、1週間で3kgやせたと書かれていたので、すぐに江部康二先生の本を買い、カミさんにも読んでもらって「糖質制限食(低糖質高タンパク食)」を開始しました。
お陰で健康状態は変わらず、体重は6~7kg減少してズボンの買い替えを回避することが出来、きつくてきれなくなったズボンもはけるようになりました。また、今考えると糖尿病になりかけていたのではないかと思っています。昼ごはんのあと高血糖になり、夕方5時ごろになると眠くなったり、お腹がすきすぎて手の指が振るえたりと低血糖症状を起こしていました(血糖値スパイク)。「糖質制限食(低糖質高タンパク食)」に切り替えてからそのような症状は全くなくなりました。
糖質制限食(低糖質高タンパク食)とは、
減らすもの:白米、パン、めん類、糖質の多いイモ類、カボチャ、ニンジンなどの根菜、砂糖やお菓子
増やすもの:肉、魚介類、卵、チーズ、大豆製品、葉物野菜、海藻類、キノコ類
量としては少量にはしません。糖質を減らした分だけタンパク質を増やして同じ量にします。毛髪、肌つや、化粧のノリが良くなり、体が元気になります。高血圧や糖尿病などの生活習慣病が良くなります。
口内炎は、歯ブラシや硬い食べ物などの刺激でなる事が多いのですが、栄養不足でも多発します。また、歯磨剤をたくさん使うと、粘膜や歯肉を保護していた唾液が流されて口内炎になりやすくなります。
それでは、藤川徳美先生の「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載します。
以下引用始め
NEW!2024-12-14 07:12:55
テーマ:
亜鉛が肌トラブルや味覚障害を改善
「若さを保つ栄養メソッド」 より
亜鉛は、古代エジプトの時代にはすでに薬として用いられてきたミネラルです。日本においても、皮膚軟膏や湿布薬の主成分として活躍してきました。牡蠣や肉類、魚といった動物性食品、全粒粉などに多く含まれており、アミノ酸からのタンパク質の再合成、DNAの合成、ホルモンの合成など数多くの代謝に関わっています。
体内には数千の酵素があり、さまざまな化学反応を円滑におこなうために必要ですが、亜鉛を必要とする酵素は300種類以上もあるといわれています。細胞分裂によって新しい細胞をつくるときも亜鉛は必要です。骨の成長や肝臓、腎臓、すい臓、精巣など、次々と新しい細胞がつくられる組織や器官では、必須のミネラルなのです。
たとえば、味を感じる味蕾(みらい)細胞は新陳代謝が高く、次々と新しい細胞をつくる必要があります。この細胞分裂に不可欠なミネラルである亜鉛が不足すると、細胞が上手く再生できずに味覚障害になるのです。また、精巣でも同様に精子の形成に必要不可欠であるため、男性機能を維持する上でも重要です。鉄が女性にとって欠かせないように、亜鉛はとくに男性には欠かせないミネラルだといえます。もちろん、女性にも亜鉛は大切です。アミノ酸とともに働くことで「髪や肌の健康維持」つまり若さを保つ高い効果が期待できます。
また、がん予防にも重要です。細胞分裂の際にはDNAもコピーされますが、亜鉛が足りないと遺伝子情報が正しく複製されず、DNAの組み換えを失敗してしまう細胞が発生します。このような突然変異の細胞から、がん化のリスクが高まってしまうのです。
若さを維持するという意味では、活性酸素を強力に除去する働きも見逃せません。亜鉛にはスーパーオキシドという活性酸素を無害化する働きがあります。スーパーオキシドは、エネルギー代謝の際に発生する活性酸素で、老化を促進するとされています。
そこで体内はスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)という酵素で、スーパーオキシドを酸素と過酸化水素に変換して、無害化しているのです。そのSODの働きを活性化させるのが亜鉛の役割であることがわかっています。
また、近年は糖尿病の治療にも亜鉛が用いられています。亜鉛によって糖尿病患者のグルコース値(血糖コントロール)は改善することが明らかになっています。また亜鉛には抗酸化作用、抗炎症作用があり、皮膚や爪、網膜、粘膜の健康維持を助ける効果もあります。
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・亜鉛が不足すると、粘膜や肌トラブルになる。
・コロナ後の味覚障害には、プロマック2Tが効果がある。約1~2ヶ月で改善する。(プロマック:亜鉛含有胃潰瘍治療剤)
・口内炎には、プロマック(亜鉛)+ビタミンB50+ビタミンC1000が効果がある。
以上引用終わり
50代 男性
主訴:数日前から噛むと痛い
右側6番(第一大臼歯)をノックすると痛みがあります。銀歯の詰め物(インレー)で治療済です。視診では虫歯は見つかりません。
レントゲン写真でも問題は見つかりません。
インレーを取ってみたところ、ひび割れが見つかりました。このひび割れはばい菌にとっては福山駅前の大通りのようなものです。ばい菌はひび割れに沿って歯の深部に侵入します。
ひび割れは神経の中まで到達していたので、残念ながら根管治療になります。
歯の内部の根管の入り口です。
治療途中のレントゲン写真です。根管の少し白い部分が薬剤です。物理的清掃と化学的清掃が済んだら防腐剤を充填します。その後ひび割れがこれ以上進行しないように、冠を被せます。ひび割れの進行を食い止めることが出来れば長持ちしますが、不幸にも進行すると割れて痛みますので抜歯になります。長持ちすると言いなと願っています。
以下は患者さんに渡しているパンフレットです。
『「鉄の力」で吹き飛ばす「病い・絶不調」改善マニュアル』と言う本を読みました。。情報量が大変多いので読みにくかったですが、大変勉強になりました。
人は精密な電気化学工場の塊です。無数の工程(代謝)を経て筋肉、骨、臓器を作り、ATPと言うエネルギーを産み出し、人は健康な生活を送ります。その中で、鉄は多くの代謝の過程に関与しており絶対に欠かすことが出来ないミネラルのひとつです。以下に要約を載せますので、ぜひご覧ください。良ければ実際の本で読むと面白いです。
以下要約はじめ
『「鉄の力」で吹き飛ばす「病い・絶不調」改善マニュアル』
野中鉄也 一般社団法人 鉄ミネラル代表講師(京都大学修士課程卒業 元は機械理工学の学者)
・松果体にも鉄が必要。(睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌する脳器官)
・鉄緑茶(緑茶に鉄を入れると鉄が溶けだしてタンニン鉄が出来る) 農業用 鉄緑茶をまくと美味しい野菜が出来る。
・蜂蜜の中に鉄がある。
・キャラブキ 鉄とタンニンの組み合わせを作るのは、実は灰汁抜きの効果があった。
・伝統的な乾燥ひじきの鉄は、ヒジキそのものではなくて、鉄の調理器具から来ている。
・鉄瓶でお湯を作る抹茶の席では、ほんのちょっと鉄が溶けたお湯で抹茶を立てることになるので、それが抹茶のとんがった苦みや渋みを和らげてくれる。茶道では必ず鉄瓶や茶釜で沸かしたお湯を使う。
・常滑焼では、陶土の中の鉄がタンニンと反応してお茶がまろやかになる。
・今の日本人の鉄不足の大きな原因の一つに、鉄の調理器具を使わなくなったと言うことがある。
・禅寺で茶粥を作っているが、鉄なべで茶粥を炊いているので、茶粥が真っ黒。
・鉄火みそ タンニンを多く含むゴボウとレンコン、それにニンジンとショウガ最後にお味噌を入れて、鉄分とタンパク質が摂れる食材を作る。
・タンパク質不足で胃腸が弱っている場合は、タンパク質ではなく、アミノ酸を摂ることによって回復する。
・OD(起立性調節障害)は鉄不足。
・血液検査には2種類あり、血液の中の鉄分と、貯蔵鉄と言って肝臓にためられている鉄がある。
鉄欠乏性貧血は、血液の中の赤血球が少なくて、鉄不足が進むことが原因。潜在性鉄欠乏性貧血は、体内の鉄は不足している。けれども、ヘモグロビンは正常値の鉄欠乏で、通常の血液検査ではわかりません。潜在性鉄欠乏、タンパク質不足が原因で起きる貧血。タンパク質不足だと鉄剤を飲んでも貧血が治らない。
・人体の鉄の流れは復数あります。1つは赤血球の形で血液の中を流れています。もう1つは血清鉄と言って、赤血球とは別の形の鉄です。体中の一つ一つの細胞にもたくさん鉄が必要で、その鉄を届けるため循環しています。この鉄は予備として肝臓に蓄えることもできます。これが貯蔵鉄で貯金に例えられます。
・腸で作られるセロトニンは、蠕動運動と言う腸を動かすためのホルモンです。トリプトファンと言うアミノ酸を材料にして鉄を使う酵素が働いてセロトニンが作られます。アミノ酸不足の人、鉄不足の人はセロトニンを作る力が弱くなるので、腸が動かなくなって便秘になります。
・甲状腺ホルモンもセロトニンと同じように、フェニルアラニンと言うアミノ酸に鉄を使う酵素が働いて作られる。実は鉄不足が原因で甲状腺ホルモンが不足することがある。皮膚のメラニン色素もその流れの中で出てくるので、栄養不足になると白皮症になる。
・体の中のホルモンは3種類ぐらいあって、①小さなタンパク質のようなアミノ酸が何個かつながったペプチド、⓶コレステロールを出発点にして作られるステロイドホルモン(性ホルモンは全てステロイド系)③アミノ酸誘導体型のホルモン(セロトニン、メラトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン系)です。ホルモンは仕事が終わったら消える。
・筋肉が固くなっているのは、ATPが不足しているからなので、鉄をしっかり摂り始めると腰痛が消えることがある。
・体温が35度しかない学生に南部鉄器をプレゼントして、使い方を教えたら2日後に体温が1度あがった。
・ミトコンドリアを大きな酵素に見立てると、ビタミンB6とかB12などのビタミンB群が必要です。そしてもう一つ、1番必要な栄養素が鉄です。だから、ビタミンB群と鉄が不足している人は、ミトコンドリアの働きが悪くなる。
・糖質制限を始めるよりは、まずビタミンB群と鉄をしっかり摂ることで、実は自然に糖質依存が
消える事が多い。
・糖尿病で辛いのは、インスリン抵抗性と言う現象です。食べ物を食べて血糖値が上がると、血糖値を下げるためにインスリンと言うホルモンが分泌されるけど、「君はもう十分栄養が取れているから、摂らなくていい」と言って、糖質が細胞に取り込まれなくなるから、いつまでたっても血糖値が下がらなくなる。でも、体の仕組みとしては頑張って、インスリンを分泌して血糖値を下げようとしているので、そのうち膵臓が「俺、もう嫌だ」と疲れて、2型の糖尿病が発症して悪循環になってしまう。糖尿病にもダイエットにも、鉄とビタミンB群が必要。よく豚肉を摂ると疲労回復が早いと言うのは、ビタミンB群が揃っているからです。
・コラーゲンは分子量が38万あるので、本当は塗っても食べても吸収できるはずがないのです。コラーゲンを摂ると、確かに肌がきれいになります。吸収されないのに、なぜなのか?ここで誘発と言う考え方があります。
・ペプチドでタンパク質が消化された状態で摂るとアミノ酸よりも吸収が早い。腸にはペプチドの受容体があって、アミノ酸なら1個ずつしか入らないけれど、ペプチドだったら、1個入ったら後は自然にずるッと入るので、吸収にエネルギーが全く要りません。
・たんぱく質と鉄は絶対的に重要な栄養素ですが、この2つが一番吸収されにくい。その吸収されにくさを克服したのが「だし&栄養スープ」です。吸収するのに一切エネルギーが要らないので、病弱な方にも適しています。
タンパク質不足がきつい人は鉄に対して拒否反応が起こる。タンパク質は消化分解されて、アミノ酸として吸収されるので、アミノ酸をたんぱく源として使えばアミノ酸は本来吸収されるはずの形の成分なので、炎症を起こすことなくたんぱく源が取れる筈です。
腎臓を患った方のご家庭から、タンパク質の過剰摂取にならないかと言う問い合わせがあるのですが、ハーバード大学の医学部と、その附属病院で分かった事として、すべてのたんぱく質が悪いのではなく、腎臓に負担が来るのは、牛の赤身と豚の赤身で、魚とか植物性のたんぱく質は負担がほとんどないのだそうです。そういう意味では「ダシ&栄養スープ」の材料はシイタケ、昆布、魚なので、最も負担のないものだと思います。実際、腎臓関係の病院でも使っていただいています。
・アスリートは鉄不足になりやすい。特に足裏に衝撃を受けると赤血球が壊れるので、運動が原因で貧血が起こる。あと、アスリートは代謝が高くないと運動できないので、代謝を上げるためにも鉄が必要です。
・生理痛のひどい人が「だし&栄養スープ」を1日50g飲んだら嘘みたいに改善したと言う報告があります。女性ホルモンも鉄がないと作れないので、鉄不足の人は女性系のトラブルが起きやすい。タンパク質不足も組み合わさっているので、鉄タンパク不足の人は鉄とタンパク質をしっかり摂っていくとピタッと改善することがある。
・今は添加物で味覚もダメになっています。理屈で勉強して添加物をやめられるかと言うと、やめられない。味覚が狂っているので、添加物で作った味を美味しいと思ってしまう。ところが、「だし&栄養スープ」を摂っていると、ある日、突然、添加物で作った味を受け付けなくなります。味覚が戻ってくるので、体に合うものを美味しいと感じ始める。
・発達障害にも味覚が絡んでいます。栄養不足になると偏食がきつくなります。発達障害も根本は栄養不足が原因だと考えられているので、栄養不足になると偏食がきつくなって味覚がだいぶん狂ってくる。
・母親が人工甘味料で味覚が狂っていると、胎児が糖尿病になる。
以上要約終わり
鉄とタンパク質が不足している方は結構多いと思います。特に女性は多いです。外国では小麦粉などに鉄を添加しているので鉄不足が少ないようです。
以下に当院の症例を載せます。
①50代 女性 主訴:左耳周囲の顔面がピリピリしたり、痛みが出る。
耳鼻科や市民病院受診したが治らなかった。当院で歯肉を見てほしいと言われたが問題なかった。6ヵ月経っても治らないと愚痴をこぼされたので栄養不足を疑い「騙されたと思ってプロテインと鉄を摂ってみたら」と勧めた所、8日後「先生治りました」とニコニコしながら診察室に入ってこられました。
②70代 女性 主訴:抜歯後7年の不定愁訴(ピリピリしたりズキズキする)
7年前抜歯後まだおかしいとの訴えがあり、診察、レントゲン検査で異常は認められなかった。栄養不足かもと、プロテインと鉄の摂取を勧めた。1週間後治癒。1ヶ月後に再度尋ねたところ「何のことですか?」と言われた。完治していた。
③70代 女性 主訴:喉の違和感、ピリピリした痛み
むし歯の治療で来院、その時、喉の違和感とピリピリした痛みがあり市民病院で診てもらったが、良くならないので一度見て下さいと言われた。特に問題はなかった。栄養不足を疑いプロテインと鉄を勧めた。3か月後、義歯調整で来られた時、喉の違和感、ピリピリした痛みはプロテインと鉄を摂って治りましたと言われた。
④中学生 男子 主訴:硬いものを食べてから歯が動く 既往歴:ADHD
審査した所、むし歯もなく歯並びもキレイで歯も動揺は見られなかった。プロテインと鉄不足を疑い、母親に話したところ、ADHDであり偏食があるとのことであった。サプリメントの摂取を勧めた。藤川徳美先生によると、ADHDも鉄不足が関係していると言われている。
⑤50代 女性
歯肉からソーメンが出てくる。
⑥70代 女性
歯肉から金冠が出てくる。
⑦60代 女性
歯肉から砂利が出てくる。
⑧60代 女性
歯肉から釘が出てくる。
5~8の症例は感覚異常症(セネストパチー)で、まだ栄養の勉強をしていなかったので適切な対応が出来なかった。今なら、プロテインと鉄の摂取を勧めたでしょう。カフカの著作に、虫に変身する小説「変身」と言うのがあるが、あれはプロテインと鉄が不足していたのではないかと思っている。
タンパク質と鉄により改善すると思われる症状、病気
鉄の働き 主なもの
鉄欠乏の臨床症状
皆さん、鉄、タンパク質不足にならないようにしましょう。