投稿者「wpmaster」のアーカイブ

拡大鏡バージョンアップ

私(院長、稲田)は13年前からライト付き3倍拡大鏡を使っています。慣れてくると拡大鏡なしの診療は考えられません。よく見えるのであれば時間も早く効率も良いかと言うと、かえってあれもこれも治療したい思いで時間は余計かかりました。ただし、良い治療はできました。

友達の中には慣れなくて挫折したり、一部の治療だけ使用したりといった状況でしたが、私はすぐに慣れてすべての治療に拡大鏡をつけて診療する事が出来ました。

昨年、私は3倍から8倍へとバージョンアップ、入倉歯科医師は私のおさがりの3倍拡大鏡を使用、歯科衛生士のスタッフは2.5倍拡大鏡を使用して診療を行っています。

今年、私は、拡大鏡としては最高倍率の10倍拡大鏡(約85万円、高い!)にバージョンアップ、入倉歯科医師は私のおさがりの8倍拡大鏡にバージョンアップ、歯科衛生士のスタッフは変わらず2.5倍拡大鏡を使用して診療を行っています。

これだけ拡大していると患者さんとギャップが出てきますが、そこは口腔内デジタルカメラを利用して出来るだけ拡大した画像をお見せして判りやすい説明を心がけています。

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京都で開催されたGDS(Global Dental System)総義歯実習セミナー(4回目)に参加しました

1月から毎月1泊2日の実習セミナーも4回目、いよいよ佳境に入ってきました。
今回は人工歯配列実習と実際に患者さんに来ていただいて蝋義歯の試適と最終の噛み合わせの確認です。

人工歯配列は今から遥か大昔の学生時代にやって何十年ぶりなので、若い技工士さんに教えられ四苦八苦しながら並べました。こんなに時間がかかっていたのでは患者さんに本当に申し訳ないです。

初日の夕食は21時近くになって東横インの目の前にある「つくね屋」で5人で酒盛りです。酔って鋭く突っ込んだり突っ込まれたり楽しく飲んで風呂にも入らず寝てしまいました。2日目は、実際の患者さんへの蝋義歯試適です。まず松本先生のいつも通りの手際のよいデモのあと、受講生の中から代表者が松本先生の真似をして試適及び最終の噛み合わせの確認をしました。受講生の代表者は一生懸命やったのですがなかなかうまくいかず、それが帰って我々の勉強になりました。

代表者の先生、ありがとうございました。

この総入れ歯は本当に素晴らしい入れ歯です(リンゴの丸かじりが出来ます)が、残念ながら保険では絶対無理なのです。なにしろ技工料だけで保険の入れ歯の何倍もかかりますから。広大の後輩の鎌田先生と「上下総義歯で80万円は頂かないと割に合わないね」と話しました。

さて5月はいよいよ総義歯完成です。楽しみ。

終了時間は16時の予定でしたが大きく遅れて17時過ぎに終わりました。車で近鉄線・新祝園駅まで送ってもらい、時計を見ると発車1分前。必死に走って、私はぎりぎり間に合い、他の受講生は2~3秒の差で間に合わず申し訳なく思いながら手を振って別れました。スマートイコカを持っていたので切符を買わずにはいれたので乗れたのです。スマートイコカって本当に便利です。(これは若い人にとっては当たり前のことなんですけれどね。)

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京都で開催された総義歯実習セミナー(3回目)に参加しました

歯がある場合は上下の歯の噛み合わせは普通にできますが、全く歯がない場合はどこで噛んでいいのか分からなくなります。

そこで患者さんの固有の噛み合わせをゴシックアーチ採得と言う術式で咬合器に再現していきます。(ゴシックアーチ採得については専門的になりすぎますので割愛させていただきます。興味のある方はゴシックアーチで検索してみてください)

上顎と下顎の位置関係は上下、前後、左右の3次元で再現しますが、ゴシックアーチ採得では前後、左右を決めることができます。

これがうまく再現できないと出来上がった総義歯はうまく噛み合わせる事が出来ず義歯が転覆したり歯肉に傷が出来たりします。

受講生各人が自分の口の中でゴシックアーチ採得を行い患者さんの立場になりました。

なるほど患者さんはこのような感じなんだなあと体験する事が出来ました。

今回も患者さん二人に来ていただき松本先生が行うデモと受講生が失敗しながら行うデモを見て大変参考になりました。

楽しく、実りある実習でした。

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京都で開催された総義歯実習セミナー(2回目)に参加しました

2月20日、21日京都府相楽郡精華町の技工所サンジョーで松本勝利先生の指導のもと総義歯実習セミナー(2回目)を受講してきました。

この実習セミナーは6月まで毎月1泊2日の合計12日間の実習セミナーです。

1月のセミナーで精密な印象(歯型取り)の実習を受け、今回は咬み合せの実習です。

実は精密な印象(歯型取り)を実際の患者さんに行ってみて早速大きな成果を得ることができました。上顎総義歯(金属床)では全く調整することなくぴたっと収まって患者さんもびっくりです。私もびっくりです。流石に下顎総義歯は若干の調整が必要ですがよく吸い付いています。りんごの丸かじりも夢ではありません。

さて2回目の咬み合せの実習ですが、精密な印象(歯型取り)の実習以上に重要です。いくら良い精密な印象(歯型取り)が出来たとしても咬み合せが狂っていると痛くて噛めません。

総義歯作成の要と言えます。

実際の顎の動きを咬合器(こうごうき)で再現して義歯を作ります。人間のあごは上下、左右、前後の3次元の動きをします。その動き方は個人個人で違います。その動き方を正確に再現することでしっくりと合った補綴物(冠、ブリッジ、入れ歯など)が出来上がるのです。(写真参照)

実際の患者さんに来ていただき実習しました。お二人の患者さんありがとうございます。

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京都で開催された総義歯実習セミナーに参加しました

1月16日(土)17日(日)、京都府相楽郡精華町の技工所サンジョーで松本勝利先生の指導のもと総義歯実習セミナーを受講してきました。

実は私は義歯には結構自信があります。保険の義歯、保険外の金属床義歯、保険外のミラクルデンチャー(奇跡の義歯)などを作っていますが、中でも難しいのが下顎の総義歯です。たまに大変苦労します。患者さんもこの下の総入れ歯では苦労されます。

これまで色んな総義歯のセミナーに行きましたが、これはすごいと言える決定的なものはありませんでした。

では何故、松本先生かと言うと、セミナーの案内に先生の患者さんがリンゴの丸かじりをしている写真が載っていたからです。私は総義歯のセミナーに行ったときは最後に必ず講師の先生に「先生の作った総義歯でリンゴの丸かじりができますか?」と質問します。

これまでいろんな先生のセミナーに参加しましたが、どの先生も「リンゴの丸かじり出来ます」とはっきり言われたことがありません。今回松本先生が初めて「リンゴの丸かじり出来ます」と明瞭に答えていただきました。

16日(土)は午前10時から講義と模型上での実習です。

17日(日)は2名の患者さんに来ていただきデモンストレーションと実習です。

内容の濃い講義、デモと実習で総義歯の達人になったような錯覚を起こしますが、松本先生の領域に達するためにはまだまだ苦難の道が続きます。これから6月までセミナーは続きます。真髄に近づけるように頑張りたいです。

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「プレオルソこども歯並び矯正法セミナー」に参加 1月11日(成人の日)大阪にて開催

昨年11月に開催された説明会に続き本セミナーに参加してきました。

メイン会場は東京で、講師の大塚先生は東京で100名の受講生を相手に講義をされ、大阪と福岡会場は各30名ぐらいの受講生が、東京とインターネットで結びまるで映画を観るように講義が受けられるのです。初体験です。すごい世の中になったものです。

10時始まりなので東京で受講しようとすると前日からホテルに宿泊しないと大遅刻します。大阪なら8時すぎの新幹線で間に合います。

歯列矯正には乳歯が生えている小さい子供が対象のこども矯正(小児矯正)と永久歯が生え揃ってする成人矯正があります。

こども矯正(小児矯正)は基本的に取り外しができる装置を使用します。なので他人にはわかりません。こども矯正(小児矯正)は80点を目指します。ここまでキレイになったらもういいよねという感覚です。

成人矯正は基本的にワイヤーを歯に固定します。なので他人にもはっきりとわかります。100点を目指します。モデルやタレント、俳優を志す人向きです。ただ余りにも整いすぎるため返って不自然だという人もいます。ほとんどの人はここまで望んでいないように私は思います。

プレオルソも取り外しできる装置で3種類あります。タイプ1は上顎前突や叢生(ガタガタの歯並び)、タイプ2は開咬(奥歯で噛んでも前歯が大きく空いている状態、指しゃぶりするとなることが多い)、タイプ3は受け口(下顎が上顎より前に出ている。アントニオ猪木がそうです)に使用します。また、こどもの患者さんの口に合わせてプレオルソ装置を削ったり拡げたりできます。

この点は削ったり拡げたりできないトレーナーシステムのT4Kが種類を多くしているところと違います。

プレオルソはT4Kと同じように口や舌の悪い癖を直したり口呼吸を鼻呼吸に治すことができます。その結果として筋肉や骨の発育を通して本来歯が並ぶべき場所に並んでいくのです。

そのため成人矯正が抱えるジレンマである「後戻り」がこども矯正(小児矯正)では大変少ないのです。

これで当院ではこども矯正(小児矯正)に

①トレーナーシステムT4K 

②ネオキャップシステム 

③プレオルソこども歯並び矯正法

の3種類の装置および考え方を使用して対応できることになりました。

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子供の矯正と成人矯正説明会に参加しました

11月25日(水)19時半から和田精密(技工所)主催の上記説明会に参加しました。

子供の矯正は「プレオルソ」と言う既製品のマウスピース型の患者取り外し式の矯正装置です。
私はトレーナーシステムで子供の矯正をしていますがそれによく似ています。
素材が違って熱湯を使って曲げ伸ばしができます。


これは使えそうです。
早速セミナーに申し込みをしました。

成人矯正は「クリアライナー」と言う透明な厚さ1mmのシートでマウスピースを作り2週間間隔で取っ替え引っ替えして少しずつ歯を動かす装置です。

これも患者取り外し式なのでご飯の時は外して食べます。
あとは基本的に付けたほうがいいです。
付けたまま人に会っても透明なので多分わからないでしょう。

ただ一般的な針金を使った矯正に比べると症例が制限されます。
前歯限定ですね。一度自分の歯で試してみたいと思いました。

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11月14(土)~15(日)日、長野の信州松代ロイヤルホテルで行われた子供の歯並び矯正(小児矯正)セミナーの「ネオキャップシステム講習会」に出席しました。

「ネオキャップシステム講習会」はプレセミナーを含めて8日間になりました。長野は遠いので前日から宿泊して備えます。前日午後からの診療を入倉歯科医師に任せて長野を目指します。

長野では綺麗な紅葉を期待しましたが残念ながら終わっていました。朝はホテルから見る景色が霧深く少し幻想的でした。

今回のセミナーはビムラー装置の調整方法がメインです。ビムラーは全体的にはを動かせますが、十数種類の調整方法を使って個別にも歯を動かせます。なかなか面白い筋機能矯正装置です。他に会員の症例報告があり、非常に興味深い報告がありました。一通りマスターできたので歯並びを気にしている子供たちをどんどん治してあげたいものです

2015年のセミナーはこれで終了です。修了証はなんとガラスの盾です。持ち帰るのが重かった。疲れました。

早朝のホテルから

歯並びは楽に治った

症例写真

ビムラー

2015年修了証のガラス盾

小児矯正セミナー参加

当院の院長・稲田歯科医師が10月11日~12日に東京・品川の東京カンファレンスセンターで開催されたT4Kセミナーに参加しました。

オーストラリアのファレル先生のセミナーは3年前に続き2回目です。小児矯正の患者さんも少しずつ増えてかなり理解できるようになったのでさらに進化する為に参加しました。

トレーナー・システムは①シリコーン製やポリウレタン製のトレーナーと②BWSと呼ばれるワイヤーシステムと③歯の咬合面にプラスティックを付け咬み合わせで歯を動かす方法、この3種類を組み合わせて使って歯を正常な位置に誘導するものです。

トレーナーシステムは歯並びが悪くなる根本の原因を改善することで歯を正常な位置に誘導します。根本の原因は口呼吸、指しゃぶりや爪をかむなどの口元の癖、舌を前に突き出すなどの舌の癖、その他頬杖、うつぶせ寝などいろいろあります。一番の原因は口呼吸です。これらの原因をトレーナーで改善してなおかつ歯や骨を正常の状態に誘導していくのです。そこが無理やりワイヤーで歯を動かしたりスペースを確保する為に歯を抜いたりする成人矯正と違うのです。口呼吸を鼻呼吸に改善すると体が丈夫になり病気になりにくくなります。鼻呼吸を獲得することは一生の宝物です。

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当院の院長、稲田歯科医師が9月13日(日)広島YMCAで開催された株式会社玉井歯科商店主催の「患者様が感動するダイレクトボンディング」講演会を受講しました

これまでは虫歯の治療において治療跡が目立たないようにする為にセラミックの冠をかぶせていました。ダイレクトボンディングでは出来るだけ健全な歯質を残してなおかつ治療したところがほとんど分からないようにコンポジットレジン(プラスチック)を使用して治療するものです。

院長稲田よりずっと若い青島徹児先生の症例は丁寧に時間をかけた芸術作品のようでもあります。スタッフに青島徹児先生の拡大症例写真を見せたところ誰も治療箇所を答えることができませんでした。青島徹児先生は「皆さん出来るようになりますよ。でも明日からすぐということではないですよ」と言われました。きっと何度も何度も何年も修練された事でしょう。今では海外の講演会に招待されています。稲田も頑張らなきゃ。会費は¥5.000でしたがこのような質の高い講演会は最低でも2~3万円はします。玉井さんに厚く御礼申し上げます。

ただ残念なことはこのような芸術作品は保険がききません。それでも全国からたくさんの人がこの芸術作品を求めて来られているのです。

それでは青島作品をご覧下さい。

患者様が感動するダイレクトボンディング 2015.9.13

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青島症例#2 術前

青島症例#2 術後青島症例#1 術前青島症例#1 術後