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間違いだらけの栄養学 ―これまでの常識が嘘だったー

投稿:2020年2月14日

我々が常識だと思って信じていた栄養学ですが、最近になって間違っていたことがたくさん判ってきました。

間違いーその三 太るのは脂肪が原因なので脂肪は控えよう

これまで、肥満の原因は脂肪の取りすぎといわれてきました。太るのは、筋肉が増大するボディビルを除いて(ボディビルで体が大きくなっても太ったとは言いませんね)皮下脂肪や内臓脂肪がたくさんついたことによります。

私も脂肪が増える(太る)のは脂肪の食べ過ぎが原因だと思っていました。

しかし、現在では肥満の原因は糖質の取りすぎであることが分かっています。エネルギーとして使われなかった過剰の糖質はインシュリンというホルモンによって脂肪に変えられ蓄えられるのです。糖質制限食によって肥満が解消されるのはそのためです。食事で摂った脂質は小腸から体内に吸収されますが、ある程度以上は吸収されず、それ以外は便として体外に排出されます。

一方、食事で摂った糖質は脂質のように体外に排出されることはなく、ほとんど体内にとどまり、エネルギーとして消費されない分が脂肪として体内に蓄えられてしまうのです。

太るのは糖質の食べすぎです。

 

糖質が多い食品―穀類(ごはん、パン、めん類、パスタ、コーンフレーク、パン粉など)

イモ類(ジャガイモ、サツマイモなど)かぼちゃ、

お砂糖たっぷりのお菓子類、清涼飲料水

 

糖質が少ない食品―肉類、魚介類(魚、貝、イカ、タコ、エビ、他)

海藻類(わかめ、もずく、ところてんなど)、

卵、チーズ、キノコ類

ナッツ類(アーモンド、くるみ、ヘーゼルナッツ、マカダミアナッツ)

豆類(枝豆、大豆、豆腐、納豆、油揚げ、がんもどきなど)

葉物野菜(ほうれん草、小松菜、チンゲン菜など)

ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、きゅうり、春菊、こんにゃく、しらたき、もやし、その他。

 

糖質が多い食品を腹いっぱい食べると太ります。また、糖尿病になることもあります。砂糖が多いお菓子はむし歯の原因でもあります。糖質が少ない食品を腹いっぱい食べても太りません。うまく組み合わせて楽しく食事をすることが健康につながります。

糖尿病は近年大変増えており、日本では約1000万人の患者数で、予備軍が1000万人と言われています。年々増加しており、まさに国民病の様相です。糖尿病は合併症が深刻です。

糖尿病腎症からの人工透析が、毎年16000人(約44%)
糖尿病網膜症からの失明が、毎年3000人(約18%)
糖尿病足病変からの足切断が、毎年3000人(40~45%)

気を付けましょう。

間違い その四 脳のエネルギーはブドウ糖だけなので砂糖が必要

ブドウ糖だけが脳のエネルギーなので糖質や砂糖を食べないとだめだと言われてきました。しかし最近の研究では脳のエネルギー源は糖質由来のブドウ糖と脂質由来のケトン体の二つであることが分かりました。断食した時や遭難して食料がなくなった時でも脳が働けるのは体脂肪から作られたケトン体のおかげです。

産婦人科医の宗田先生の研究で、胎児、新生児、乳児はケトン体を主なエネルギー源にしていることが発見されました。これは世界的な発見です。

書籍「ケトン体が人類を救う」光文社新書

三島塾の三島先生は、自身が糖尿病になり糖質制限食で克服しました。

それを見ていた塾生の高校生が三島先生と同じ食事をしたいと申し出、塾内でおやつと食事を出すことになりました。塾生は眠気がなくなり集中力が持続して志望校に合格することが出来ました。

糖質をたくさんとると食後眠くなります。

(私はこのことを知ってから、勉強会では昼の食事を食べなかったり、空揚げなどのおかずだけ食べたり、お弁当が出る場合には白米は食べないようにして、眠気に対応しています。

昼休み後の講義で周りを見るとこっくりこっくりしている受講生でいっぱいです。何万円も払って参加しているのにもったいないなあと思います。)これをきっかけにして、他の塾生も糖質制限のおやつと食事で志望校合格率がアップしたそうです。

書籍「糖質制限で頭がいい子になる三島塾のすごい子育て」かんき出版

また、ケトン体は脳や神経の組織に対して保護作用や、抗炎症作用を持っていることが分かってきました。我々の祖先はブドウ糖よりケトン体優位で活動してきたようです。(特に穀物栽培以前の時代)現在の糖質まみれの食生活は間違っているのかもしれません。

2016年、厚労省は重症てんかんの治療食としてケトン食(厳しい糖質制限食です)を保険適応食として認めました。

「てんかん」はてんかん発作を繰り返す脳の病気で、年齢、性別、人種の関係なく発病します。健康を維持する目的で設立された世界保健機関(WHO)では、てんかんは「脳の慢性疾患」で、脳の神経細胞(「ニューロン」と呼びます)に突然発生する激しい電気的な興奮(「過剰な発射」と表現されています)により繰り返す発作(てんかん発作)を特徴とし、それに様々な臨床症状や検査の異常が伴う、と定義されています。

「てんかん発作」の時の症状は、大脳の電気的な興奮が発生する場所によって様々です。たとえば、いわゆる「けいれん」と呼ばれる手足をガクガクと一定のリズムで曲げ延ばしする間代発作や、手足が突っ張り体を硬くする硬直発作、あるいは非常に短時間の意識消失が突然起こる欠神発作、全身や手足が一瞬ピクッとするミオクロニー発作、感覚や感情の変化、特殊な行動などいろいろな症状があらわれる複雑部分発作など、その症状は極めて多彩です。
ただし、発作の症状は患者さんごとにほぼ一定で、同じ発作が繰り返し起こることが、てんかんの特徴です。また、発作を起こしている最中は脳の中の電流が乱れているため、脳波を測定すると異常な波(きょくは)があらわれ、てんかんの診断に用いられます。

テニスのトッププレーヤー、ジョコビッチ選手は小麦のグルテンアレルギーでなかなか上位に上がれませんでしたが、糖質制限することで、長時間の試合も疲れ知らずで、トップに君臨することが出来ています。

書籍「ジョコビッチの生まれ変わる食事」

また、サッカーの日本代表・長友選手は専属のシェフを雇い食事の糖質と脂質を管理して、現在の体調が最高で怪我もしなくなったそうです。

書籍「長友佑都のファットアダプト食事法」

脂質由来のケトン体を活用しましょう

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