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今週の症例 ミラクルデンチャー 下顎 左下6番欠損

歯が1本なくなった時の治療法はいろいろあります。

 

この方は、これからは自分の歯をもっと大事にしたい、健康な歯を削りたくないということで、取り外しの入れ歯、その中でミラクルデンチャーを選ばれました。ミラクルデンチャーの設計図です。私の設計も悪くはなかったと思いますが、今回は会長の設計変更が入りました。

これまでほとんど設計変更はありませんが、たまに変更されます。オーソドックスな設計でナイスです。

ミラクルデンチャーにはキーとロックの言う概念があります。キーは初めに合わせる部位、ロックは最後に合わせる部位。この症例では7番がキー、5番がロックです。

キーを合わせたところです。

ロックを合わせて装着したところです。

従来の取り外し入れ歯です。ミラクルデンチャーと見た目がずいぶん違います。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 21|1欠損

作成用模型とミラクルデンチャー。ミラクルデンチャーを装着します

初めに合わせる所をキーと言います。今回の症例では左の2345がキーになります。キーをぴったり合わせます。

次にロックを合わせます。最後に合わせる所をロックと言います。

ロックは右の6番です。ぴったり合わせたところです。

装着したところです。

実際の見た目は金属はほとんど見えないので、入れ歯を入れているようには見えません。また従来の入れ歯と比較して、違和感がほとんどなくなります。

今週のお知らせ 知覚過敏 冷たいものがしみる

むし歯になるといろんな症状が出てきます。

初めに冷たいものがしみるようになります。次に温かいものもしみるようになります。さらに進行すると冷たいものはしみなくなり、熱いもので激しい痛みを感じるようになり冷水で冷やすと痛みが軽くなります。最後は何もしなくてもズキズキ痛みます、痛み止めも効かなくなります。

これを我慢していると神経が死んで痛みは無くなりますが、細菌は骨に入り込み骨を溶かしていきます。さて、むし歯がないのに冷たいものがしみる場合、これを知覚過敏と言います。

原因:歯磨剤のつけすぎ(研磨剤)により歯頚部のエナメル質がすり減って象牙質が露出するため。(下の図を参照)

エナメル質は神経とはつながっておらず知覚はありません。だから何を噛んでも痛くありません。象牙質は神経とつながっているため知覚があります。冷たいものがしみたり、触るとピリッとした痛みがあります。

治療:軽い場合は、シミ止めを塗ります。フッ素塗布やシミ止めの入った歯磨剤もあります。下の図のようにすり減っている部分はコンポジットレジン(プラスチック)充填をします。

歯肉炎による噛み合わせの変化によるもの:以下は患者さんに渡しているパンフレットです。

歯肉炎について

  • 「虫歯はない」のにどうして歯が痛くなるの?

虫歯は無いのに噛むと痛い、運動したり飛んだり跳ねたりした時、ツンとしたあるいはズキンとした痛みがある、何となく鈍痛がある、これは一体何でしょうか?歯の病気は大きく分けて二つあります。

  1. 虫歯
  2. 歯周病(歯槽膿漏)―歯肉炎は歯周病の初期症状です。

どちらも原因は歯垢です。ここでは歯周病(歯槽膿漏)について詳しく見ていきましょう。

  • 歯肉炎の痛みについて

痛む理由―歯肉の腫れで歯が少し移動します。動いた歯は他の歯より強くぶつかり神経や歯根膜の充血を起こします。充血がひどくなると刺激に対して大変敏感になり(知覚過敏)、いろんな痛みが起きてきます。

  • 歯肉炎について(まとめ)

  • 歯周病による歯肉退縮

歯周病が進行してくると、歯を支える歯槽骨が溶けて歯肉が下がってきます。歯根露出が始まり象牙質知覚過敏になります。以前にも書きましたが歯肉炎、歯周炎になるのは食べ物がヤワになったからです。よく噛んで食べるものを食べ、歯ブラシで歯肉をマッサージする必要があります。

  • 歯のひび割れ

これは私の歯です。

左の写真:しみて、硬いものを噛むと痛いのでレントゲン撮影したり写真を撮り調べたのですが判りませんでした。出来るだけこの歯で噛まないようにしていました。

右の写真:2年後に歯の一部が欠けました。症状は2年間持続していましたが、どうやらひびが入っていたようです。

原因がわからずしみる症状がいつまでも続く場合、ひび割れであることが結構あります。

治療は軽い場合はコンポジットレジンレジン充填。中程度の場合は、ヒビが進行しないように冠を被せます。痛みが取れない場合は神経を取ります。最終的には冠を被せます。

  • 食べ物による知覚過敏

40代の男性患者さん、前歯が冷たいものでしみると言って来院されました。全くむし歯も歯周病もありません。象牙質の露出もありません。それでいろいろ質問しましたが、食べ物はどんなものを食べているのか聞いたところ、家庭の事情で自分がご飯を作っていて、作るのが面倒なのでラーメンばかり食べているとのことでした。

どうやら、熱いものばかり食べて歯の神経が充血して過敏になっているのではないか?と説明して納得していただき、食事を変えていただくことになりました。

今週のお知らせ 感染対策について

イータック(EtakR)を使って抗菌・抗ウィルス対策を施行しています。イータック(EtakR)は持続型抗菌・抗ウィルス剤で8日間効果があります。

現在、新型コロナウィルス(武漢肺炎)により世界的に感染が拡大して患者が激増しています。日本でもピークを越えたとは言え、第2波などの危険性がまだまだあります。感染することも怖いけれど、経済の停滞で生活も厳しくなっています。

当院では持続型抗菌・抗ウィルス剤のイータック(EtakR)を使って抗菌・抗ウィルス対策を施行しています。

さて、これまでの消毒液(抗菌・抗ウィルス剤)は使用した時に効果を発揮しますが、その効果は一時的で、消毒後に新たに触れた菌やウィルスはその表面で生きています。そのため一日に何度も消毒剤を使用しなければなりませんでした。

イータックを使って消毒をした場合、イータックが定着した表面では、後から付着する菌やウィルスを接触的に除菌、不活化し、8日間にわたって効果が持続することが確認されています。

つまり、一度塗布すれば約1週間効果が持続するので、1週間に一度塗布すればよいのです。

現在、当院では我々歯科医療スタッフと患者さんが接触するドア周辺、スウィッチ類、椅子、スリッパなどを1週間に一度イータック(EtakR)を使って抗菌・抗ウィルス対策を施行しています。

イータック(EtakR)は若干高価ですがインターネットで購入することが出来ます。エーザイからウェットシートやスプレーが販売されています。

最後に少し自慢ですが、わが母校・広島大学歯学部の二川教授が開発しました。また、二川教授はL8020乳酸菌を発見され、L8020乳酸菌飲料などを開発されています。

L8020乳酸菌とは歯周病、むし歯になったことのない健康な子どもの口の中から発見されたヒト由来の乳酸菌です。歯周病菌・むし歯菌の発育を阻止する、制菌効果のある乳酸菌の一種で、ヒトの口腔内から5種類の歯周病菌とむし歯菌・カンジダ菌を効果的に抑制し、口腔内環境を健康に保ちます。

そんなL8020乳酸菌ですが、正式名称は「ラクトバチルスラムノーザスKO3株」という菌種。L8020乳酸菌は満80歳で自分の歯を20本以上保ってほしいという思いを込めて、L8020乳酸菌と名付けられました。

今週のお知らせ 非歯原性疼痛について 歯が原因ではないのに歯が痛いのは? 患者さん「歯茎からソーメンが出てきます」私「えっ、、、」

本当は歯が痛くないけれど、歯に痛みを感じる例がまれにあります。私が経験した歯が原因ではない歯の痛みや歯肉の症状についてお知らせします。

  1. 感覚異常症
  2. 非定形歯痛
  3. 三叉神経痛
  4. 急性上顎洞炎
  5. 帯状疱疹
  6. 舌痛症

1.感覚異常症(口腔内セネストパチー)

これまで数名の口腔内セネストパチー患者さんを診たことがあります。初めての患者さんには、本当にたまげました。

私「今日はどうされましたか?」

患者さん「上の歯の歯ぐきからソーメンが出てきたんです。」

私「えっ、、、、」

もう一万人近くの患者さんを診てきましたが、こんなに驚いたことはありません。

今度はソーメンが出ている最中に来院していただくことにしました。

患者さん「今、ソーメンが出ています。」

私「では見せてください。ん、何もないぞ。」

私「現在、何も出ていませんが、患者さんの感覚では出ているのだと思います。調べてみます。」

学術誌を調べたりしましたが、判りません。インターネットでやっとたどり着きました。東京医科歯科大学の教授が立ち上げたホームページ「踊る歯科心身症のホームページ」で同じような症状の症例が載っていました。

それからは、「砂が出てきた、」「釘が出てきた、」中には「金冠が出てきた」と言う患者さんを診ました。患者さんたちには、「踊る歯科心身症のホームページ」のコピーを見せて納得してもらいました。

原因:判っていません。私の感じでは、やはりどこかの神経伝達物質のが作動ではないかと疑っています。

治療:抗うつ薬が有効と言われています。心療内科、脳外科受診を勧めます。

 

2.非定形歯痛

この患者さんは歯が痛いとはっきり言われてこられました。その歯を診ると全く正常な歯です。そのような場合はいろんな検査をします。レントゲン検査、歯髄検査(弱い電流を流して痛みを感じるか?神経が生きていれば痛みを感じます。感じなければ神経は死んでいる。)麻酔診断などです。しかし判りませんでした。

日を代えて調べてもわかりません。すでに何本かの歯が抜かれていました。患者さんは抜歯を希望されましたが、ヒビが入っているのかもしれないと神経を取りました。それでも痛みは治まりません。その間、同時進行で他の歯を治療しました。すると、痛みが軽くなってくると、今度はまた別の歯が痛いと言われました。

さすがにこれはおかしいと思い、レーザーを当てたりマウスピースを試したりして様子を見ることにしました。

その後、「口腔がん面疼痛を知る」と言う講演会があり参加して、講師の先生に質問したところ、「非定型歯痛で間違いないでしょう。歯を抜かなくてよかったですね、」と言われました。

患者さんはその後来院されていないのでわかりませんが、他の歯科医院で歯を抜いてもらっているかもしれません。同じような患者さんが来た時には、脳外科を紹介して薬を出してもらったこともあります。

原因:まだよく判っていませんが、神経伝達物質の誤作動ではないかと言われています。

治療:抗うつ薬の服用でよくなる事があります。

 

3.三叉神経痛

歯が痛いと言ってもいろんな痛みがあります。一番多いのはむし歯によるものです。初期段階では冷水通です。放置して進行すると冷水痛と温水通の両方が出ます。さらに進行すると温水通が強くなり冷水で冷やすと楽になります。最後は痛みが激しくなり夜も眠れなくなります。

歯周炎の場合は噛むと痛い、腫れてきて痛いなどがあります。

三叉神経痛の場合は 電流が走るような痛みを感じます。顔を洗ったりしたときに痛んだり、冷たい風に吹かれた時などに痛みます。

治療:神経痛の薬を服用します。

 

4.急性上顎洞炎

症状は上顎の歯が焼けつくような痛みを感じることが多いです。歯に問題がない場合は鼻の病気を考えます。

風邪をひいている、鼻汁が出る、鼻の横を軽くノックして痛みがあるなどの症状があれば急性上顎洞炎の可能性が高いです。むし歯がない場合はレントゲン撮影して左右の濃度が違っていれば耳鼻科受診を勧めます。

治療:抗生剤を服用します。耳鼻科受診を勧めます。

 

5.帯状疱疹

帯状疱疹は、体内の水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。
主に子どもの頃に、このウイルスにはじめて感染すると、水ぼうそうを発症します。そして、水ぼうそうが治った後も、ウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいます。

普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありませんが、免疫力が低下するとウイルスは再び活動、増殖しはじめます。そして、ウイルスは神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹(ほっしん)が出る帯状疱疹を発症します。

初期段階では歯が痛いと訴えられますが、しばらく経過を見ていると発疹が出来ると診断がつきます。

治療:抗ウィルス剤の服用

 

6.舌痛症

これも原因は不明で舌に痛みを感じる症状です。

私も何人か舌痛症の患者さんを診ましたが、何も問題がないことをお知らせすると徐々に安心されて治ることが多いです。

なかなか治らない患者さんもいました。大変敏感になって舌が触れる歯がとがっているとのこと

で、その部分をツルツルにして徐々に良くなっていました。1週間に1回治療して何カ月たった時に「もうだいぶん良くなられたので、そろそろおしまいにしてもいいかも知れませんね」と言ったところ、次回に来られた時に患者さんが「この1週間眠れませんでした」と言われました。まだ治っていないのに終わりにされると思われたようで、不安になって眠れなくなったそうです。それからネガティブなことは一切言わないようにして2~3ヶ月後に患者さんから「長い間ありがとうございました。すっかり良くなりました」と言われ終了しました。

原因:判っていません。

私の感じでは、やはりどこかの神経伝達物質の誤作動ではないかと疑っています。

 

以上のようにまだまだ判っていないことがたくさんあります。

一つの考えとして糖質の食べ過ぎではないかとの説があります。

糖尿病の治療は薬とカロリー制限などでなされていますが、昔、まだ糖尿病の薬がなかったころは、糖質制限食が治療法でした。てんかんの治療法も、現在では薬で治療されていますが、厳格なケトン食(糖質制限食)が治療食です。

うつ病も、鉄分不足があるということで、糖質制限食で治療している医師もいます。肉やレバーは鉄分豊富なのです。

今週の症例 ミラクルデンチャー 下顎765|467

作成されたミラクルデンチャー

作成用模型とミラクルデンチャー

右下4番がキーで、まずキーを合わせます。
ミラクルデンチャーでは初めにつける部分をキーと言います。

ロックは左下5番です。リングになっています。
ミラクルデンチャーでは最後につける部分をロックと言います。

ロックがきちんと装着されたところです。
ミラクルデンチャーを外すときはロックから外します。キーからは外せません。

装着されたミラクルデンチャー

見た目、入れ歯とはわかりません。

前から見たところです

実際の見た目は、ほとんど入れ歯とは判りません。異物感が少なく、従来の入れ歯から作り直される患者さんはビックリされます。上顎は前回の1歯残存症例のミラクルデンチャーです。噛み合わせの調整(これが1番大事)をして、内面の調整をして、近日中に経過観察をします。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎1歯残存、13歯欠損

右上3番(犬歯)が1本残っています。

装着前の模型とミラクルデンチャーです。

ミラクルデンチャーでは最初に入れる所をキー、最後に入れる所をロックと言いますが、この症例ではキーとロックは同じになります。ロックを合わせます。

ロックを合わせて装着したところです。

装着されたミラクルデンチャー。口蓋に骨隆起があります。以前の義歯は骨隆起も覆ってありましたが、今回はくりぬいてあるので異物感が大変少なくなっています。

今週のお知らせ 口が渇く時にはダシ昆布 ドライマウス対策

  • 朝起きるといつも口が苦い
  • 舌がヒリヒリして痛い
  • 口の中がベタベタする
  • 物が飲み込みづらい
  • 味が分からない

ドライマウスとは、上記のような症状が出る、唾液の分泌量が減って、口の中が乾燥する病気です。日本人の4人に1人がドライマウスと言われています。高齢者、更年期の女性に多く、高齢者の場合原因の多くは薬の副作用です。更年期の女性の場合はホルモンバランスの変化、ストレスが強くかかった人が成りやすいと言われています。

ドライマウスの影響、以下のような病気や症状を起こすと言われています。

  • 歯周病、糖尿病、掌蹠膿疱症、味覚障害

対策としては

  • 味覚刺激
  • 唾液腺マッサージ

などです。

以下に関連記事を載せます。

唾液腺マッサージドライマウスを改善する身近な食品とは?

query_builder2018/02/13

あなたの健康百科

目次

口の中が「ヒリヒリと灼けるように痛い」「ベタベタ、ネバネバする」-そんな症状が現れれば、ドライマウスの可能性がある。ドライマウスは食べ物の味を感じにくくなる味覚障害などの原因となる恐れもあり、治療が必要だ。東北大学大学院歯学研究科口腔診断学分野教授の笹野高嗣氏は、ドライマウスの改善に有効な、身近な食品を使った独自の治療法を見いだした。

「口が渇く」より「ヒリヒリ」「ネバネバ」の訴え

ドライマウスとは、唾液分泌量が低下し、口内が乾燥した状態になること。加齢や薬の副作用、ストレスなどが原因で、口内のヒリヒリと灼けるような痛みやねばつき、口臭、味覚障害などを引き起こす。

笹野氏によると、ドライマウス患者が言葉通り「口が乾く」と訴えることは少なく、痛みやねばつきを訴える方が多いという。心当たりのある場合、口に水を含んで痛みなどの症状が消えればドライマウスである可能性が高い。

「うま味」に唾液分泌促進作用

唾液を分泌する唾液腺には、耳下腺、顎下腺、舌下腺を含む大唾液腺のほか、歯肉以外の口腔粘膜全体に存在する小唾液腺があるが、笹野氏はこの小唾液腺に着目している。小唾液腺は口腔粘膜の直接的な保護や保湿、再生の役割を担っており、ドライマウスの改善には小唾液腺からの唾液分泌量が重要だという。

さらに、小唾液腺からの唾液分泌には味を感じる味蕾細胞を保護する働きもある。そこで、笹野氏が小唾液腺における唾液分泌と味覚の関係について検討したところ、5基本味(甘味、酸味、苦み、塩味、うま味)のうち、酸味とうま味が唾液分泌量を大幅に増加させ、酸味による効果は一時的だが、うま味の効果は持続性があることが分かった。

図. 小唾液腺からの唾液分泌に対する5基本味の刺激効果

昆布だしのうま味を活用

この結果を踏まえ、笹野氏は「うま味」を活用した独自のドライマウス治療法を発案した。使用するのは、我々日本人に身近な食品でありうま味成分を含む「昆布」で、水500mLに昆布40gを1晩浸してだしを取るだけ。お湯ではなく水を使うことでだしにとろみがつき、保湿効果が生まれる。使い方は、口の乾燥を感じたときなどに1日約10回、30秒間口をすすぎ、そのまま飲んでもよい。訓練を重ねることで、2週間ほどで唾液分泌の改善を実感できるという。

ドライマウスに関して、また新しい報告がなされました。

がん治療で放射線治療をすると唾液が出にくくなることがありますが、この症状にもダシ昆布が有効だということです。

今週のお知らせ 「産科医が教える 赤ちゃんのための妊婦食」

今週は最近読んだ上記の本についてお知らせします。

著者の宗田先生は千葉県市原市で産婦人科医院を開設されている医師です。宗田先生は、2008年に2型糖尿病を発症しましたが、糖質制限で劇的に改善、5カ月で15kg減量することにも成功、その経験から、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠の患者にも糖質制限の指導をスタート。

2013年、世界で初めて妊婦、胎児、新生児にケトン体(※)が高値で現れることを発表。さらに2017年には糖質制限食による妊娠糖尿病の改善率約9割と言う実績を発表。全国の妊娠糖尿病患者の駆け込み寺となっています。

(※)ケトン体とは?

人のエネルギー源は2種類あると言われています。一つは糖質(炭水化物)由来のブドウ糖。二つ目は脂質由来のケトン体です。

これまでは人のエネルギー源はブドウ糖だけと思われていました。しかし、最近の研究では、ブドウ糖は比較的早く枯渇してしまうので、その後のエネルギーはケトン体が受け持っていることが分かっています。たとえば、人が遭難にあって食べ物にありつけない時でも動き回れるのは皮下脂肪などからケトン体を作りエネルギーとしているためです。

また、100年前のアラスカエスキモーの食事は、カリブー、アザラシ、くじら、サケなどの魚を主としており、野菜や果物は少なく、ケトン体を主なエネルギー源として生活をしていました。今週は妊娠中の方、妊娠を希望されている方が対象になりますが、男女問わず、すべての年代の方にとっても大変有益な情報となっています。最近の若い女性は新型栄養失調。

宗田先生推奨の、「赤ちゃんのための妊婦食」は一言で言えば「たんぱくリッチ食」だそうです。肉、魚、卵、チーズなどの乳製品をよく食べて残りを炭水化物にしましょうと言うものです。4900人の妊産婦へ指導しました。この指導によってお母さんは、

  1. 無駄に太らない
  2. 血糖値安定
  3. 産後うつにならない。

赤ちゃんは、

  1. グズリと夜泣きが無い
  2. いつもご機嫌
  3. 体と知能の発達良好になりました。

水分を除くと、タンパク質42%、脂質40%、ミネラル15%、糖質3%未満です。このことで分かることは、タンパク質、脂質、ミネラルはしっかり摂ることが必要です。必要以上に体が太ってきた場合は糖質過剰と言うことになります。つまりこれがたんぱくリッチ食と言うことになります。

たんぱくリッチ食にすると

  1. 妊娠しやすい体になる
  2. 妊婦も胎児も栄養状態が良くなる
  3. 妊娠糖尿病の予防、改善効果が高い
  4. 産後うつになりにくい
  5. 赤ちゃんの発育が良くなる

糖質過剰の問題点は

  1. エネルギーとして生活活動で消費できなくて余った糖質はインシュリンホルモンにより脂肪に変換され太ってしまう。
  2. 血糖値の乱高下により血管が障害を受ける。また、気分や体調が悪くなる。
  3. 糖尿病になる危険性が高い。血管の弱体化を招き、糖尿病合併症を起こす。糖尿病合併症は3大合併症があります。

目の網膜が弱くなり最悪の場合、失明する。腎不全を起こし最悪の場合、人工透析が必要になる。足の血管が循環不全となり最悪の場合、足の切断が必要となる。最近ではもう一つ加えられることがあり、それは歯周病です。

4.ガンになりやすくなる。

糖尿病になるとガンになりやすくなります。ガンのエネルギー源はブドウ糖です。がん検診であるPET健診はこのことを利用してがんを発見する方法です。

もっとお知らせしたいことが一杯あります。興味のある方は是非とも一読をお勧めします。

今週の症例 ミラクルデンチャー 下顎76543|2欠損

作成されたミラクルデンチャーです。

まずキーを合わせます。ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。初めに合わせる部位がキー、最後に合わせる部位がロックと言います。この症例の場合、21|1の3本の歯の部位がキーとなります。

合わせ方は内から外に向かって横方向(水平方向)に入れて合わせます。入れると上には外れなくなります。従来の入れ歯は上下方向に入れます。

次にロックを合わせます。今回のロックはフックです。上下方向の着脱です。

ロックを合わせたところです。

装着された状態です。外すときは爪でロックを外して、キーは外から内に向かって横方向(水平方向)に外します。

この症例は右下3番を模型上で除去して作ってあります。装着当日に右下3番を抜歯して装着しています。この方法を即時義歯と言います。

たとえば、今現在、前歯はあるけれど抜く予定である場合、普通は抜いてから2~3ヶ月後に抜いたところが治ってから入れ歯を作ります。治るまで前歯が無くて格好が悪いし、しゃべりづらいです。気になる方はマスクをしてその間過ごします。

即時義歯では、前歯を抜かないで歯型を取ります。石膏模型が出来たら模型上で抜く予定の歯を削り取り入れ歯を作ります。入れ歯が出来たら、装着の日に前歯を抜いて入れ歯(即時義歯)を装着します。患者さんは抜いたその日に入れ歯が入るので喜ばれます。調整が少々大変です。また2~3ヶ月すると抜いたところが治り引き締まってスキマが出来るので裏打ち(裏層)をします。

今週の症例 ミラクルデンチャー上顎 6|4567欠損

完成したミラクルデンチャー

まずキーを合わせます。左上3番目がキーとなります。(初めに合わせる部位がキーと言います)

次にロックを合わせます。(最後に合わせる部位をロックと言います)
この症例ではロックはフックになります。フックは右上4本目と5本目の間を通ります。

ロックを付けたところです。外すときはロックから外します。フックの先端に爪をかけて外します。

装着した状態です。

実際の治療では、一番大事なことは噛み合わせです。装着したところ痛みが無かったので慎重にかみ合わせを調整しました。いくらぴったり合った入れ歯でも、噛み合わせがあっていないと御飯は噛めません、食べられません。

次に内面の検査です。痛みが無くても入れ歯は噛むと少し動きます。歯ぐきの上に乗っかっているので、新しい靴を初めてはいたときに靴ずれを起こすことがあるように、新しい入れ歯は擦れて痛むことがあります。それをできるだけ無くすための検査です。

最後に入れ歯の入れ方、外し方を練習しました。患者さんはほとんど違和感がないようでした。

この方は、午前に装着して、お昼ご飯を食べてきてもらい、午後から調整しましたが全く問題がありませんでした。普通は次の日に来ていただいて、調整することが多いです。

今週のお知らせ 新しい創傷治療のホームページ 2020.3.4

夏井先生は形成外科のお医者さんで、傷やヤケドを乾かさないで治す湿潤療法を広めるため「新しい創傷治療のホームページ」をほぼ毎日更新されています。

もう10年くらいになると思いますが、どういう経緯でこのホームページを訪れたかはもう記憶にありません。 夏井先生の著書「傷は絶対消毒するな」光文社発行、も購入して、湿潤療法を私の診療に取り入れました。

歯を打って、口の周りのけがをしてきた子供などにハイドロコロイドなどの湿潤治療剤を使うと2~3日で治ってしまいます。お母さんに大変喜んでもらっています。 口の中の傷は、唾液で湿潤状態にあるので、カサブタを作ることなく早く治ってしまいます。 皮膚の傷も乾かさないで湿潤状態を保つことで早く治ります。一番簡単な湿潤療法は、傷にたっぷりワセリンを塗りラップで覆う方法です。乾かしてカサブタを作って治す従来の方法だと1~2週間かかります。 夏井先生は湿潤療法の講演もなさっており、京都の高雄病院でも講演されました。講演が終わった後、今度は高雄病院の理事長・江部先生から糖質制限食で糖尿病を治していることを教わりました。 夏井先生は糖尿病があったので、早速糖質制限を実行され治癒しています。

この経緯から私は江部先生のホームページ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」も見るようになりました。 7~8年前ごろ、少しずつ太ってきてズボンがきつくなっては買い替えたりしていました。食べる量は同じで、週2~3回はテニスで汗を流していたにもかかわらずです。

そこで思い切って江部先生の本を何冊か買ってきて読みました。納得がいきました。しかし、料理を作るのは私ではなくカミさんです。その中の1冊をカミさんに渡して「納得出来たら糖質制限食を作ってくれないか?」と頼んだところ献立の本を買ってきて作ってくれるようになりました。

というわけで我が家は中程度の糖質制限食を食べています。 私は糖尿病ではなく肥満解消が糖質制限の目的でした。 体重は8kg減少、2サイズ太くなったズボンは1サイズ細くなりました。ただし、この年になると、お腹周りは簡単に細くはなりませんね。 なぜ中年になったら中年太りになるのかも理解できました。

基礎代謝量(じっとして動かないときに内臓や脳みそを働かせ、体温を保つために熱を作る)は若い時に比べて減少します。また運動量も減ってきます。買い物は近距離でも車に乗ります。それなのに食べる量は減るどころか美味しいものを食べすぎる。 糖質、タンパク質、脂質のうちタンパク質と脂質は体の構成要素とエネルギー源ですが(タンパク質は骨格筋、内臓の主要構成要素、脂質は脳みその主要構成要素)、糖質は主にエネルギー源です。余った糖質はインシュリンと言うホルモンによって脂肪に変えられ太るのです。

皆さん、脂質を食べたから太るのではありません。脂っこいものを食べたから太るのではありません。脂質は食べすぎると排泄されます。 糖質は余った時、ゴミ屋敷のように大事に脂肪に変換されて皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられるのです。 ただし、糖質制限食がすべての人に適しているわけではありません。たとえば、痩せの大食いのように食事効率の悪い人がいる一方で、少し食べただけで太る食事効率のいい人もいます。

また、中年になっても体形が変わらない健康な人などは必要ないでしょう。 私が糖質制限して変わったこと

●体重が8kg減少
●ズボンが1サイズ細くなった
●低血糖症状がなくなった(以前は夕方5時ごろになると強烈な空腹感が現れ、我慢していると指が細かく震えることもあった。その時はチョコレートを食べて空腹感をいやした。)
●空腹感が少なくなった(お母さん、おなかが減った、なんかない?と言うことがなくなった。何だったら1食ぐらい抜いて断食してもいい感じ) 糖質をたくさん食べると血糖値が急上昇します。すると、インシュリンと言うホルモンがしゃしゃり出て、これは一大事とばかり血糖値を急降下させます。これが空腹感になり、強く出ると低血糖症状になります。糖尿病の患者さんで薬が効きすぎて低血糖になると、気分不良、悪くすると意識障害で命が危なくなります。

以下に新しい創傷治療のホームページから転載します

子供の糖質制限の一例(2020年3月4日掲載) 【児童館が休みなので遊べるところがありません】

昨日,ある女性が皮膚科疾患で当院を受診されました。お子さん二人(当院の常連患者さんで,当院のことを[おもちゃで遊べる病院]と認識している幼い兄妹)を連れての受診です。聞くと,児童館がどこも閉鎖されていて,子どもが遊べるところがなくて大変です,ということでした。

そこで,「キッズスペースで遊んでいっていいですよ」と提案。30分くらい,遊んでから帰られました。他の患者さんには事情を説明しましたが,「うちの孫より静かよ」と言ってくださいました。 この兄妹,以前は待合室で走り回ったり騒いだりしていたのですが,今回は大騒ぎをしません。

お母さんに聞いてみたところ,「食事を糖質制限にして,ご飯を食べず,お肉と魚を食べさせるようになってから,騒がなくなって,一つのおもちゃで集中して遊ぶようになったの」とのことでした。また,兄妹の妹さんは,昨年の冬はダウンコートを着ていたのに,この冬はコートを着せると「暑い」と脱いでしまうため,ずっと半袖シャツ姿だったそうです。「これも糖質制限の効果でしょうか」とお母さんは話されていました。

今週のお知らせ 書籍「食生活と身体の退化」を紹介します 第7章 メラネシア人

ウェストン・A・プライス著、1938年出版
片山恒夫翻訳、恒志会出版
シエン社にて¥4.400

医療に関係する方、栄養に関係する方、健康に興味がある方に、絶対おすすめの本です。少々高いですが絶対損はないです。初めに出版されたものはハードカバーで、私が買った時の値段は¥11.000でした。私は絶版になるのを恐れて、結局3冊買いました。

現在はソフトカバーで出版されています。ソフトカバーも1冊買ってばらしてスキャンスナップで取り込み、パソコンとiPadに保存して、いつでも読めるようにしています。

シエン社で注文すると¥4.400です。

今週は、先週のイヌイットに続き私が患者さんに説明するときによく使うメラネシア人の章についてみていきましょう。

目次

序論
第1章 なぜ先住民から学ぶのか
第2章 衰退の一途をたどる近代文明
第3章 スイス -孤立集団と近代化集団-
第4章 ゲール族 -孤立集団と近代化集団-
第5章 イヌイット -孤立集団と近代化集団-
第6章 北アメリカ先住民 -孤立集団と近代化集団-
第7章 メラネシア人 -孤立集団と近代化集団-
第8章 ポリネシア人 -孤立集団と近代化集団-
第9章 アフリカ諸種族 -孤立集団と近代化集団-
第10章 オーストラリア先住民 -孤立集団と近代化集団-
第11章 トレス海峡諸島 -孤立集団と近代化集団-
第12章 ニュージーランド・マオリ族 -孤立集団と近代化集団-
第13章 ペルーの古代文明人
第14章 ペルー・インディオ -孤立集団と近代化集団-
第15章 伝統食と近代食の特徴
第16章 先住民の虫歯予防法
第17章 身体的変形の原因
第18章 胎児の栄養的欠陥とさまざまな病気
第19章 肉体,精神と道徳の退廃
第20章 土壌の消耗と動植物の退化
第21章 先住民の知恵の実際的応用
第22章 ビタミンに類似した新賦活成分
第23章 食物は土壌の肥沃度に支えられる
第24章 動植物の成育とフッ素
第25章 母なる自然はいかにして我々を造り給うたか
第26章 近代における退化の諸段階
第27章 人類の復興をはかる食事計画
第28章 教育による社会改革
第29章 ウェストン・プライス博士の教材写真集
第30章 食事の酸とアルカリ・バランス
第31章 交換書簡集
結び 我々のもつ対立する二つの大問題は解決されるだろうか

メラネシア人(南太平洋諸島)の顔は発達しており、むし歯、歯周病は無く、歯並びもきれいで調査に対しても自信に満ち溢れてあふれる笑顔である。

食べ物は野生の豚、ヤシガニ、淡水魚、海産物(貝、魚など)果物(我々が食べている柔らかくて甘いものではありません。結構硬くて甘味も少ないものです)などです。

歯磨きはしません。と言うか歯ブラシがありません。

この人たちは歯列矯正をしているわけではありません。日本では歯並びがいい人は歯列矯正をしている可能性が高いです。

近代的な食事を始めると大人達は虫歯に悩まされることになる。虫歯の痛みが自殺につながることもある。食べ物は精白小麦を使ったパンなどの食品、砂糖、甘味食品、缶詰、精白米などです。

 

近代的な食事を始めて、子供たちは虫歯を多発して、顔面の発達が悪くなり歯並びの乱れが多くなる。この小さな子供は虫歯がひどくなり顔面がはれ上がっている。歯医者がいないと死に至ることもある。

 

まとめ

未開の人たちの食べ物は肉、魚介、海草、果実、野菜などです。加工は少なく、精製されていないので硬いものが多く、よく噛まなければなりません。タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルが豊富です。

現代人の食べ物とは大きな違いがあります。

現代人は炭水化物である穀物精製加工品(米、パン、めん類などの糖質)と砂糖をよく食べ、特に軟食を好んで食べていることです。噛まずに食べられるので顎・顔面の発育が貧弱です。

また、ビタミン、ミネラルは精白・加工で失われ、タンパク質、脂質も不足しがちです。日本人は昔、肉や魚介をたくさん食べていたようです。貝塚がたくさん残っています。

しかし、年貢として米を納めさせるため、西暦675年ごろから天武天皇が「肉食禁止令」を公布しています。その後数回公布されています。

徳川綱吉も「肉食禁止令」を公布しています。その為、糖質(炭水化物から食物繊維を引いたもの)に偏った食事になり幕末、明治初期の日本人の身長は大変低かったそうです。

病気になる要因は食生活、空気などの環境、ストレス、適度な運動そしてむし歯菌、歯周病菌が血管に入って引き起こす歯原性菌血症などが大きく係わっていると言われています。

プライス博士は1920年代に根管治療をした歯を抜歯することで体の病気を治癒させることを見出し、その歯の切片をウサギに接種することで同じ症状が出ることを報告しましたが、周囲の賛同を得ることができませんでした。プライス博士の説が正しかったことはこの20年間で遺伝子の解析精度が飛躍的に高まったことで実証されました。

体の病気の原因菌が口腔細菌(むし歯菌、歯周病菌)の遺伝子と一致する症例がたくさん出てきたのです。

むし歯菌、歯周病菌が引き起こす体の病気

―歯原性菌血症が血管の慢性炎症を引き起こし持続することで、10年後20年後に病気となって現れます。

 

動脈硬化  肥満  高血圧  糖尿病

心筋梗塞―感染性心内膜炎の原因菌のほとんどが口腔内細菌

脳卒中(脳梗塞、脳出血)  肺炎

早産  低体重児出産

関節リウマチ  骨粗しょう症  皮膚アレルギー

インフルエンザー口腔細菌がウィルスをサポート

今週のお知らせ 書籍「食生活と身体の退化」を紹介します 第5章 イヌイット

ウェストン・A・プライス著(アメリカの歯科医師)1938年出版
片山恒夫翻訳(歯周病の大家)恒志会出版
シエン社にて¥4.400

新しく出版されたソフトカバー版

初めに出版されたハードカバー製本

医療に関係する方、栄養に関係する方、食に関係する方、健康に興味がある方に、絶対おすすめの本です。少々高いですが絶対損はないです。

初めに出版されたものはハードカバーで、私が買った時の値段は¥11.000でした。現在はソフトカバーで出版されています。シエン社で注文すると¥4.400です。今週は私が患者さんに説明するときによく使うイヌイットの章についてみていきましょう。

目次

序論
第1章 なぜ先住民から学ぶのか
第2章 衰退の一途をたどる近代文明
第3章 スイス -孤立集団と近代化集団-
第4章 ゲール族 -孤立集団と近代化集団-
第5章 イヌイット -孤立集団と近代化集団-
第6章 北アメリカ先住民 -孤立集団と近代化集団-
第7章 メラネシア人 -孤立集団と近代化集団-
第8章 ポリネシア人 -孤立集団と近代化集団-
第9章 アフリカ諸種族 -孤立集団と近代化集団-
第10章 オーストラリア先住民 -孤立集団と近代化集団-
第11章 トレス海峡諸島 -孤立集団と近代化集団-
第12章 ニュージーランド・マオリ族 -孤立集団と近代化集団-
第13章 ペルーの古代文明人
第14章 ペルー・インディオ -孤立集団と近代化集団-
第15章 伝統食と近代食の特徴
第16章 先住民の虫歯予防法
第17章 身体的変形の原因
第18章 胎児の栄養的欠陥とさまざまな病気
第19章 肉体,精神と道徳の退廃
第20章 土壌の消耗と動植物の退化
第21章 先住民の知恵の実際的応用
第22章 ビタミンに類似した新賦活成分
第23章 食物は土壌の肥沃度に支えられる
第24章 動植物の成育とフッ素
第25章 母なる自然はいかにして我々を造り給うたか
第26章 近代における退化の諸段階
第27章 人類の復興をはかる食事計画
第28章 教育による社会改革
第29章 ウェストン・プライス博士の教材写真集
第30章 食事の酸とアルカリ・バランス
第31章 交換書簡集
結び 我々のもつ対立する二つの大問題は解決されるだろうか

1933年調査。未開の地に住むアラスカエスキモーの人たち。

歯ブラシも歯磨剤もありませんが、全員、むし歯はなく歯並びも大変きれいです。歯は年齢とともにすり減っていくようです。左上の写真、歯が1本欠けた女性は、なんと子供を26人出産しています。ものすごい生命力です。そして、その子供達にはむし歯が1本もなかったのです。

食べ物は、アザラシ、鮭などの魚類、鯨、カリブー(トナカイの1種)、落花生、ケルプ(大きな海藻類)、ツルコケモモの実、アザラシの油に漬けた果実花やスイバの草などです。

アラスカエスキモーの親子、健康状態は大変良い

エスキモーの集落の中には交通が発達して様々な物資が日常的に輸入できるようになった集落があります。文明に接触して近代的食品を食べているアラスカエスキモー。虫歯に悩まされ、結核痛風などが蔓延している。

近代的食品とは、精白パン、野菜シチュー、缶詰の野菜、市販植物油、ジャム、マーマレード、甘味食品、シロップ、菓子類など。

文明に接触した後に生まれた子供、虫歯が多発して歯並びが乱れている。口呼吸になる。

結核関節炎にかかっている子どもが多い。近代的食品は軟らかくて噛まずに食べられ、栄養もバランスが偏っている。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎右765(3歯)欠損

作成されたミラクルデンチャー

ミラクルデンチャーは特許製品です。ミラクルデンチャーは研究会の会員だけが作成できます。ミラクルデンチャーは大阪にあるミラクルラボだけで作成されます。

装着前のミラクルデンチャーです。

ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。キーは初めに合わせる部位です(この症例では、向かって左の4本目5本目です)。ロックは最後に合わせる部位です(この症例では向かって右の4本目です)。外すときは逆で、ロックから外します。(キーからは外せません)

初めにキーを合わせます。

ロックを合わせようとしている所です。

ロックを合わせたところです。

装着されたミラクルデンチャーです。

実際の見た目は入れ歯とはわかりません。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎76521|1234 上顎右5歯左4歯欠損

完成したミラクルデンチャー

ミラクルデンチャーは特許製品です。ミラクルデンチャー会員のみが作成出来ます。ミラクルデンチャーは大阪にある歯科技工所・ミラクルラボでのみ作ることが出来ます。

装着前のミラクルデンチャー

まず右を合わせます。初めに合わせる部位をキーと言います。

ついで左一番奥の歯を合わせます。最後に合わせる部位、写真では金属線がある部位をロックと言います

左が装着されました。ロックを合わせたところです。

装着状態です。違和感がなく、他人が見て入れ歯とはわかりません。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎76521|1234 上顎右5歯左4歯欠損

完成したミラクルデンチャー

ミラクルデンチャーは特許製品です。
大阪にある歯科技工所・ミラクルラボでのみ作ることが出来ます。

装着前のミラクルデンチャー

まず右を合わせます

ついで左一番奥の歯を合わせます

左が装着されました

装着状態です

金属バネが無いので入れ歯とは見えません

今週のお知らせ 間違いだらけの栄養学

間違いーその七 血糖値を上げるのは糖質のみではなくタンパク質、脂質も上昇させる

以前は糖質、タンパク質、脂質ともに血糖値を上昇させると言われてきました。しかし現在は、血糖値を上昇させるのは糖質だけであると判っています。この最近分かった知見はまだ周知徹底されていないので多くの栄養士、医師は知りません。

血糖値を急激に上昇させると(これをグルコース・スパイクと言います)血管の内皮細胞を傷つけ、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの危険性が高まります。

特に怖いのが、砂糖がたっぷり入ったコーラ、スポーツドリンク、ジュース、缶コーヒー、などの多飲、白米、めん類、パンなどの多食は血糖値を急激に上昇させるため大変危険です。血糖値が上がると糖尿病になります。糖尿病は血管が傷ついて弱くなる病気なので合併症に気を付ける必要があります。

目の毛細血管が弱くなると失明します。腎臓の毛細血管が弱くなると人工透析が必要になります。足の毛細血管が弱ると足が腐って(壊疽)足を切らないといけません。

糖尿病は近年大変増えており、日本では約1000万人の患者数で、予備軍が1000万人と言われています。年々増加しており、まさに国民病の様相です。糖尿病は合併症が深刻です。

糖尿病腎症からの人工透析が、毎年16000人(約44%)
糖尿病網膜症からの失明が、毎年3000人(約18%)
糖尿病足病変からの足切断が、毎年3000人(40~45%)

間違いーその八 肉より糖質の方が消化が良い

胃はタンパク質を分解しますが、炭水化物は分解できません。つまり、お肉は消化が良く、お米や小麦は消化が悪いと言う訳です。「お腹を壊したら、おかゆ、うどんがいい」などとよく言われますが、全くの間違いであって、本当は肉類の方が消化がよいのです。

内視鏡検査でも、肉類のタンパク質は早く消化され、糖質はいつまでも胃や腸に残っていることが観察されています。最近の産婦人科や小児科では離乳食として肉を軟らかく煮た料理を推奨しています。

宗田産婦人科では、肉食の子供たちはすごく固太りで重くて健康そのものです。とても元気で、ぐずらないし夜泣きもないそうです。欧米ではこれが常識になっています。例えば、バルト海に面したリトアニアでは、子牛の肉やレバーなどをすりつぶした缶詰や瓶詰めが離乳食用に売られていて、生後4ヶ月から食べさせるそうです。

新しい創傷治療から参照します

「私のクリニックでは大腸内視鏡検査前日の食事は(も)MECを勧めています。大腸だけではなく胃の検査前もMECがいいと思います。添付した大腸の写真は別人ですが二人とも前日に沖縄そばを摂取しています。前日夕食から15時間ほど時間をおいてから前処置の下剤を飲んでもらっていま すが麺類はこのように原型をとどめています。ちなみにゴーヤーが写っている写真は胃の中ですが食事摂取から約14時間経過してもこの通りです。ゆでたまご、チーズ、サバ缶は私的にはOKです。お好きでしたらビーフジャーキーもいいと思います。」

 

※MEC食とは糖質制限食で、Mは肉、Eは卵、Cはチーズのことで、これらをよく食べる食事法です。

以上のようにタンパク質は残っていなくて炭水化物が残っています。タンパク質は胃液で溶かされて消化されます。炭水化物はよくよく噛まないと消化吸収に時間がかかるということです。

今週のお知らせー間違いだらけの栄養学ー

間違いーその五 脂肪は体にとって悪い

世界で最も権威を認められている医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル』に2006年11月に掲載された論文では、脂質の少ない食事と多い食事とを比べても冠動脈疾患の発生率に変わりがなく、糖質をとる量が多いと冠動脈疾患のリスクが中程度増加したという結果が出ました。

さらに、炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇、と言う論文がランセットという超一流の世界的な医学学術誌に、2017年8月掲載されました。カナダ・マックマスター大学の研究です。

18カ国の13万5千例以上を約7年半追跡して次のような結論を出した。

1.炭水化物が多いと死亡率が高くなる
2.脂質が多いと死亡率が低くなる
3.総脂質および脂質の種類は、心血管疾患、心筋梗塞、心血管疾患による死亡と関連がない
4.飽和脂質は脳卒中になる確率が低くなる

著者は「今回の結果を踏まえ、世界的な食事ガイドラインを再検討すべきである」と提言している。糖質制限食が世界的に認められたのです。

日本の糖尿病学会は治療食としてカロリー制限食を採用しており、糖質制限食を認めていません。その中で、東京大学病院では独自に糖質を40%に減らしたゆるやかな糖質制限食・糖尿病治療食を提供しています。しかし、アメリカの糖尿病学会は既に糖質制限食を認めており、エビデンス(証拠能力または信頼性)の高い論文は糖質制限食に係るものが一番多いと認めています。

体の組成は、水分55~65%、たんぱく質14~18%、脂肪=15~30%、ミネラル5~6%、
そして糖質は1%以下です。私の学んだ考えでは、タンパク質、脂肪、ミネラルは体を持続させるために十分とることが必要です。しかし、糖質はエネルギー源なので運動量に合わせて増減する必要があります。

何故ならエネルギーとして使われなかった糖質はインスリンと言うホルモンによって脂肪に変えられ蓄えられるからです。つまり太るのです。

例えば、運動量の多いスポーツ選手や肉体労働の人はそれなりに食べてもいいと思います。デスクワークの会社員や日頃体を動かさない人は糖質少なめにしたほうが無難です。食べる量は変わらないのに少しずつ太る人は、基礎代謝量が減少(若い時は多く、年とともに減少)するのに合わせて食べる量(全体量)を減らすか、全体量は変えずに糖質を減らしてタンパク質と脂質を増やすか、運動を増やす必要があります。

実は私も食べる量は変わらないのに、少しずつ太る状態になっていました。脂肪が太る原因だと思っていたので食事の脂肪には気を付けて、運動はテニスを週2~3回のペースでこなし、年間10試合以上出場していました。それでも体重が増えていくのです。これでも運動が足りないのかと徒歩通勤にしたりしました。

決定的だったのは、数年前、糖尿病を糖質制限食で治している江部康二先生(京都、高雄病院理事長)を知ったことでした。江部先生自身も糖尿病になり、糖質制限食で治しています。江部先生の本を何冊も読んで、太るのは脂肪ではなく糖質であることを知った時は本当に驚きました。

理論的に生化学的に正しいと思ったので、1冊カミさんに渡して、この内容に納得がいったら食事を変えてもらえないかとお願いしたら、献立の本を買ってきて糖質制限食を作ってくれるようになりました。

糖質制限で変わったことは、強烈な空腹感を感じなくなったこと。夕方お腹がすいて指がふるえて慌ててチョコレートを食べたりすることが全くなくなりました。体調はほとんど変わりませんでした。体重は約8kg減少。ズボンを買い替える必要がなくなったこと。以前のサイズの古いズボンがはけるようになったこと。

脂肪は悪くありません。

 

間違いーその六 糖質は体に必須の栄養素である

糖質は必ず取らないといけないものではありません。赤血球はブドウ糖のみをエネルギーにしますが、その分は肝臓で作られます。これを糖新生といいます。

その他の体組織はケトン体をエネルギー源にできるので糖質が必須ではありません。タンパク質には必須アミノ酸、脂質には必須脂肪酸があり、これらは体内で作ることができないため、必ず摂らなければなりません。

ウェストン・A・プライス博士(アメリカの歯科医師)は探検隊を組んで未開のアラスカエスキモーを調査しています。

未開のアラスカエスキモーはカリブー(トナカイ)、アザラシ、鮭などの魚、くじらなどの肉類が主で、他に落花生、海藻、果実(日本で食べる改良されて甘くて柔らかいものではありません)などを食べていました。全身の健康状態も大変良い。よく噛んで食べていたので顔の発達が良く歯並びもキレイです。

交通が良くなったアラスカエスキモーの集落では缶詰や砂糖などの文明食を食べていて結核などが蔓延して、むし歯が多発して子供たちは歯並びが悪くなっています。

カナダ人探検家、ヴィルヤルマー・ステファンソンはアラスカエスキモーの食事が、人が生き抜くための原点であると信じて1918年から1923年まで肉と魚中心の食生活を送りビタミンⅭ不足になることもなく健康な生活を送ったということです。

また、脂肪の少ない肉ばかり食べると体調が悪化したそうです。糖質は必ず取らないといけないものではありません。

間違いだらけの栄養学 ―これまでの常識が嘘だったー

我々が常識だと思って信じていた栄養学ですが、最近になって間違っていたことがたくさん判ってきました。

間違いーその三 太るのは脂肪が原因なので脂肪は控えよう

これまで、肥満の原因は脂肪の取りすぎといわれてきました。太るのは、筋肉が増大するボディビルを除いて(ボディビルで体が大きくなっても太ったとは言いませんね)皮下脂肪や内臓脂肪がたくさんついたことによります。

私も脂肪が増える(太る)のは脂肪の食べ過ぎが原因だと思っていました。

しかし、現在では肥満の原因は糖質の取りすぎであることが分かっています。エネルギーとして使われなかった過剰の糖質はインシュリンというホルモンによって脂肪に変えられ蓄えられるのです。糖質制限食によって肥満が解消されるのはそのためです。食事で摂った脂質は小腸から体内に吸収されますが、ある程度以上は吸収されず、それ以外は便として体外に排出されます。

一方、食事で摂った糖質は脂質のように体外に排出されることはなく、ほとんど体内にとどまり、エネルギーとして消費されない分が脂肪として体内に蓄えられてしまうのです。

太るのは糖質の食べすぎです。

 

糖質が多い食品―穀類(ごはん、パン、めん類、パスタ、コーンフレーク、パン粉など)

イモ類(ジャガイモ、サツマイモなど)かぼちゃ、

お砂糖たっぷりのお菓子類、清涼飲料水

 

糖質が少ない食品―肉類、魚介類(魚、貝、イカ、タコ、エビ、他)

海藻類(わかめ、もずく、ところてんなど)、

卵、チーズ、キノコ類

ナッツ類(アーモンド、くるみ、ヘーゼルナッツ、マカダミアナッツ)

豆類(枝豆、大豆、豆腐、納豆、油揚げ、がんもどきなど)

葉物野菜(ほうれん草、小松菜、チンゲン菜など)

ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、きゅうり、春菊、こんにゃく、しらたき、もやし、その他。

 

糖質が多い食品を腹いっぱい食べると太ります。また、糖尿病になることもあります。砂糖が多いお菓子はむし歯の原因でもあります。糖質が少ない食品を腹いっぱい食べても太りません。うまく組み合わせて楽しく食事をすることが健康につながります。

糖尿病は近年大変増えており、日本では約1000万人の患者数で、予備軍が1000万人と言われています。年々増加しており、まさに国民病の様相です。糖尿病は合併症が深刻です。

糖尿病腎症からの人工透析が、毎年16000人(約44%)
糖尿病網膜症からの失明が、毎年3000人(約18%)
糖尿病足病変からの足切断が、毎年3000人(40~45%)

気を付けましょう。

間違い その四 脳のエネルギーはブドウ糖だけなので砂糖が必要

ブドウ糖だけが脳のエネルギーなので糖質や砂糖を食べないとだめだと言われてきました。しかし最近の研究では脳のエネルギー源は糖質由来のブドウ糖と脂質由来のケトン体の二つであることが分かりました。断食した時や遭難して食料がなくなった時でも脳が働けるのは体脂肪から作られたケトン体のおかげです。

産婦人科医の宗田先生の研究で、胎児、新生児、乳児はケトン体を主なエネルギー源にしていることが発見されました。これは世界的な発見です。

書籍「ケトン体が人類を救う」光文社新書

三島塾の三島先生は、自身が糖尿病になり糖質制限食で克服しました。

それを見ていた塾生の高校生が三島先生と同じ食事をしたいと申し出、塾内でおやつと食事を出すことになりました。塾生は眠気がなくなり集中力が持続して志望校に合格することが出来ました。

糖質をたくさんとると食後眠くなります。

(私はこのことを知ってから、勉強会では昼の食事を食べなかったり、空揚げなどのおかずだけ食べたり、お弁当が出る場合には白米は食べないようにして、眠気に対応しています。

昼休み後の講義で周りを見るとこっくりこっくりしている受講生でいっぱいです。何万円も払って参加しているのにもったいないなあと思います。)これをきっかけにして、他の塾生も糖質制限のおやつと食事で志望校合格率がアップしたそうです。

書籍「糖質制限で頭がいい子になる三島塾のすごい子育て」かんき出版

また、ケトン体は脳や神経の組織に対して保護作用や、抗炎症作用を持っていることが分かってきました。我々の祖先はブドウ糖よりケトン体優位で活動してきたようです。(特に穀物栽培以前の時代)現在の糖質まみれの食生活は間違っているのかもしれません。

2016年、厚労省は重症てんかんの治療食としてケトン食(厳しい糖質制限食です)を保険適応食として認めました。

「てんかん」はてんかん発作を繰り返す脳の病気で、年齢、性別、人種の関係なく発病します。健康を維持する目的で設立された世界保健機関(WHO)では、てんかんは「脳の慢性疾患」で、脳の神経細胞(「ニューロン」と呼びます)に突然発生する激しい電気的な興奮(「過剰な発射」と表現されています)により繰り返す発作(てんかん発作)を特徴とし、それに様々な臨床症状や検査の異常が伴う、と定義されています。

「てんかん発作」の時の症状は、大脳の電気的な興奮が発生する場所によって様々です。たとえば、いわゆる「けいれん」と呼ばれる手足をガクガクと一定のリズムで曲げ延ばしする間代発作や、手足が突っ張り体を硬くする硬直発作、あるいは非常に短時間の意識消失が突然起こる欠神発作、全身や手足が一瞬ピクッとするミオクロニー発作、感覚や感情の変化、特殊な行動などいろいろな症状があらわれる複雑部分発作など、その症状は極めて多彩です。
ただし、発作の症状は患者さんごとにほぼ一定で、同じ発作が繰り返し起こることが、てんかんの特徴です。また、発作を起こしている最中は脳の中の電流が乱れているため、脳波を測定すると異常な波(きょくは)があらわれ、てんかんの診断に用いられます。

テニスのトッププレーヤー、ジョコビッチ選手は小麦のグルテンアレルギーでなかなか上位に上がれませんでしたが、糖質制限することで、長時間の試合も疲れ知らずで、トップに君臨することが出来ています。

書籍「ジョコビッチの生まれ変わる食事」

また、サッカーの日本代表・長友選手は専属のシェフを雇い食事の糖質と脂質を管理して、現在の体調が最高で怪我もしなくなったそうです。

書籍「長友佑都のファットアダプト食事法」

脂質由来のケトン体を活用しましょう