Author Archives: wpmaster

今週の症例 むし歯と糖尿病 スポーツドリンクに気を付けよう

以前、むし歯と脚気について書きました。少し話が変わりますが、むし歯と糖尿病の患者さんの症例も経験しています。この患者さんは50代男性、ドライバーです。むし歯がたくさんあり、約半年をかけてすべてのむし歯を治療しました。

それから1年経ってからまた受診されました。診察して驚きました。むし歯が多発して、歯周病になり歯が動揺していました。驚いて食事について変わったことがないかを質問しましたが、特に何も出てきませんでした。5分くらいあれこれ尋ねましたが特に問題のある食事ではありませんでした。しかし、最後に

「ポカリスウェットは体にいいのでよく飲んでいます」と言われたのです。「それですよ原因は、どれくらい飲みますか?」と質問すると「1日5本は飲みます。」と言われました。後日、この患者さんは糖尿病にかかっていることが分かりました。

またある時、1才の赤ちゃんを連れてお母さんが来院されました。赤ちゃんの歯がいつまでたっても生えてこないとの相談でした。診察すると歯は2本あるのですが根っこ(歯根)だけになっていたのです。

「飲み物は何をあげていますか?」と質問しますと「ポカリスウェットを哺乳瓶で飲ませています。」と答えられました。そこで「歯は生えてきているのですが、ポカリスウェットのせいで歯が出てくるそばから溶けて根っこだけになっています。」と説明しました。

また、昔お世話になった方ですが、あるスポーツマンは缶コーヒーが好きで毎日何本も飲んでいました。むし歯が多発したそうです。数年前、脳梗塞になり少し後遺症が残り、スポーツは無理になったそうです。

スポーツをすると、のどが渇くので、缶コーヒーやスポーツドリンクを飲む方が多いですが、たまに飲むのはいいですが、出来たら控えたほうがいいです。砂糖の取り過ぎは病気の始まりです。

栄養学者の川島先生(故人)は軍隊の行軍で実験したところ、0.5%の食塩水が一番体に良かったと発表されています。水1リットルに海の塩5グラムを溶かしたものです。私はこれを飲んでいますが、少し塩辛いのでもう少し薄めてもいいと思います。

以下は当院で患者さんに渡しているパンフレットです。

ジュース・スポーツドリンクに注意しよう

皆さんは喉が乾いたとき何を飲みますか?水ですか?お茶?それとも…・・スポーツドリンク、ジュース、缶コーヒー、コーラなどの清涼飲料を飲みすぎていませんか?これら清涼飲料にはどのような特徴があるのでしょうか?

① 問題点

酸性度―歯質は、pH5.4以下になると表面のカルシウム分が溶け出します。砂糖分―清涼飲料を飲むと上の前歯に砂糖分が粘りつき、これを細菌が餌にして歯垢を多量に作ります。歯垢は酸をつくって歯の表面を溶かし虫歯を作ります。

② 結論

酸性分と砂糖分のダブルパンチで上の前歯が集中的に虫歯になります。上の前歯が虫歯になるとおしゃべりしたり笑ったとき大変目立ちます。

③ 対策

1)清涼飲料(スポーツドリンク、ジュース、缶コーヒー、コーラ、ヤクルト等)は週2回くらいに減らす。(できれば水、麦茶、牛乳、0,5%食塩水等にしましょう。)
2)必死に歯磨きをする。(歯科医院で歯磨きのこつを教えてもらいましょう。これは重要です。ただし大変難しいです。)
3)ながら磨きのあと使う歯磨剤をフッ素とキシリトール入りのものにする。(フッ素は酸に溶けにくい歯を造ります。キシリトールは歯垢を少なくします。)

15代将軍・慶喜(よしのぶ)と寝相と歯並び

慶応2年12月5日(1867年1月10日) ‐ 慶応3年12月9日(1868年1月3日))。江戸幕府最後の将軍かつ日本史上最後の征夷大将軍です。

徳川 慶喜(とくがわ よしのぶ)は、江戸幕府第15代征夷大将軍(在職:徳川将軍の中で、在任中に江戸入城を果たさなかった唯一の将軍であり、また家康を上回って最も長命だった将軍でです。 御三卿一橋徳川家の第9代当主時に将軍後見職・禁裏御守衛総督など要職を務めました。徳川宗家を相続した約4ヶ月後に第15代将軍に就任。大政奉還や新政府軍への江戸開城を行なった。

明治維新後に従一位勲一等公爵、貴族院議員。武芸や学問を学ぶことに関しては最高の環境で生まれ育ち、様々な武術の中から手裏剣術に熱心で、手裏剣の達人でした。大政奉還後も、毎日額に汗して手裏剣術の修練を行ない、手裏剣術の達人たちの中で最も有名な人物に数えられます。

寝相

寝相が悪く、躾に厳しかった父の斉昭が、寝相を矯正するために寝る際には枕の両側に剃刀の刃を立てさせました。本人は眠った時を見計らって剃刀は取り外すだろうと察知していたが、寝心地は悪く、これを繰り返していくうちに寝相の悪さを克服できた。このことは、側近であった澁澤榮一の残す『昔夢会筆記』にも記述がある。慶応2年、29歳で将軍に就任したのちも、緊張感を保つためにこの習慣を続けていたといいます。

一方、成人してからは寝る際に暗殺対策として、妻妾二人とYの字になるよう三人で同衾していたという逸話も伝えられます。また、利き手である右腕を守れるよう、右肩を下にして寝ていたともいわれます 将軍慶喜の歯並びについてはよく判っていません。見たところ、出っ歯でもなく受け口でもなく、特に問題はなさそうです。

寝相について調べてみました。

昔の北米インディアンは、寝相が悪い子供は毛布でくるんで仰向け寝にしていました。しつけなのか、歯並びが悪くなるのを防いでいるのか、その両方なのか?わかりません。

いずれにしても屈強な子孫を育てるためでしょう。 ほとんどの動物は横向き寝です。ライオン、馬、牛、パンダなど枕なしで横向き寝です。人は基本仰向け寝です。横向き寝だと首がつらいので枕が必要です。どうやら骨格に違いがあるようです。高等な類人猿は木の上で仰向け寝をしているのだそうです。 うつぶせ寝を推奨する人もいます。病人など痰が絡んだり、嘔吐を催したりしている時などはうつぶせ寝で顔は少し横にします。ただし、赤ちゃんが窒息する事故も起きているのでその点は要注意です。

歯並びのことを考えると、小さい時はうつぶせ寝や横向け寝より仰向け寝がいいです。

歯科では仰向け寝をおすすめします。うつぶせ寝や横向き寝では顎の関節によくないし、歯並びが悪くなります。歯並びをよくしたかったら仰向け寝がいいです。

仰向け寝が理想的

歯並びを直したいとき大事なことは寝相です。いい寝相は仰向け寝です。

横向き寝、うつぶせ寝は歯列に異常な力が持続的にかかります。

頬杖や舌をもてあそぶ癖、指しゃぶりなども歯並びに悪影響があります。

お口ぽかん(口呼吸)にならないようにお鼻で息(鼻呼吸)をします。

今週の症例 むし歯と脚気

現在でも白米と砂糖いっぱいのお菓子とドリンクは危険

徳川14代将軍家茂がむし歯と脚気(ビタミンB1欠乏症)で若くして亡くなったのはすでにお知らせで書いた通りです。

実は私もこの患者さんは脚気に違いないという症例に出くわしたことがあります。もう30年以上前になりますが、20代の男性患者さんで独身です。たくさんむし歯があり治療していました。

予約時間には必ず来院され治療も順調に進んでいましたが、ある時、無断で来られませんでした。携帯電話がまだなかったころです。どうしたんだろうと思っていましたら、しばらくして来院されました。

真面目に来院されていた患者さんだったので気になり「何かあったんですか?」と聞きますと、「実は足がしびれて歩けなくなり1週間入院していました。点滴して治ったのですが原因はわからないそうです。」そのころ私は「現代によみがえる江戸患い」と言う本を読んでいたので間違いなく脚気だと思いました。

そこで、ご飯はどんなものを食べているか聞いたところ「ご飯は毎食セブンイレブンのお弁当、飲み物はコーラが一番おいしい」とのことでした。

まさに、むし歯と脚気になる食生活です。コーラは強い酸性の飲み物なので歯の表面を溶かします。また砂糖がたっぷりなので虫歯菌がたくさん繁殖します。飲むときに上顎の前歯を通ってのどに流れ込むので、上顎の前歯がむし歯になる人は飲み物が原因であることが多いです。甘い飲み物は(コーラ、スポーツドリンク、ジュース、黒酢ドリンクなど)上顎の前歯がむし歯になります。

 

 

玄米にはビタミンB1、その他ビタミン、ミネラルを含んでいますが、精製して白米にするとそれらはほとんど無くなってしまいます。精製すると白米と糠に分かれます。糠にはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。糠と言う漢字は米に健康の康と書きます。昔の人は知っていたんでしょうか?

また、コーラに入っている砂糖は量も多く、エネルギーに代わるときにビタミンB1などを消費します。 これではビタミンB1が不足するのは仕方がありません。 患者さんには食事について説明しましたが、人の食生活はなかなか簡単に変わるものではありません。 ビタミン剤を飲むように勧めました。

以下はWIKIPEDIAからの参照です

脚気(かっけ、英: beriberi)は、ビタミン欠乏症の一つであり、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患である。心不全によって足のむくみ、神経障害によって足のしびれが起きることから脚気と呼ばれる。心臓機能の低下・不全(衝心、しょうしん)を併発したときは、脚気衝心と呼ばれる。最悪の場合には死亡に至る。

日本では、白米が流行した江戸において疾患が流行したため「江戸患い」と呼ばれた。大正時代には、結核と並ぶ二大国民亡国病と言われた。1910年代にビタミンの不足が原因と判明し治療可能となったが、死者が1千人を下回ったのは1950年代である。その後も1970年代にジャンクフードの偏食によるビタミン欠乏、1990年代に点滴輸液中のビタミン欠乏によって、脚気患者が発生し問題となった。

第二次世界大戦以前

『日本書紀』にすでに脚気の症状を呈する病の記述がある。元禄年間には、コメを精製する習慣が広まり、特に江戸で多く発生して「江戸患い」と呼ばれ、経験的に他の精白されていない穀物を食べた。明治時代に入り1870年(明治3年)から翌年にかけて脚気が流行。明治末までに、毎年最小6,500人から最大15,085人死亡したとみられる。大正以降、ビタミンB1(チアミン)を含まない精米された白米が普及するとともに安価な移入米が増加し、副食を十分に摂らなかったため、脚気の原因が解明されビタミンB1の純粋単離に成功した後も、多くの患者と死亡者を出した。

統計上の脚気死亡者数は、1923年(大正12年)の26,796人がピークであり、戦後まで年間1万人~2万人で推移した。また幼児の脚気による死者が非常に多く、大正時代末期は0–4歳の幼児死亡原因の約半数が脚気によるものであった。ようやく死者が1千人を下回ったのは、アリナミンとその類似品が社会に浸透する1950年代後半のことであった。

大日本帝国海軍で軍医の高木兼寛は、イギリスの根拠に基づく医療に依拠して、タンパク質が原因だと仮定して、洋食、麦飯を試み、1884年(明治17年)の導入により、1883年の23.1%の発症率を2年で1%未満に激減させた。理論こそ誤っていたものの、疫学の科学的根拠を得ていたということである。だが、当時医学の主流派は、理論を優先するドイツ医学を模範としていたことから高木は批判され、また予防成績も次第に落ち様々な原因が言われ、胚芽米も導入された。

これに対抗して、大日本帝国陸軍は白米を規則とする日本食を採用、『明治二十七八年役陸軍衛生事蹟』によれば、死者総計の約2割、約4千人の死因が脚気であり、陸軍はその後も脚気の惨害に見舞われた。農学者の鈴木梅太郎は、1910年(明治43年)に動物を白米で飼育すると、脚気様の症状が出るが、米糠・麦・玄米を与えると、快復することを報告。これを基に翌年、糠中の有効成分を濃縮し「オリザニン」として販売したが、医界においては伝染病説と中毒説が支配的であり、また医学界の外にあった鈴木が提唱したこともあって栄養欠乏説を受け入れなかった。1912年にポーランドのカジミェシュ・フンクがビタミンという概念を提唱したが、なおも国内提唱の栄養説を俗説とさげすみ、外来の栄養説を後追いした。陸軍主導の調査会には、真因を追及する能力はなかったとも指摘される。陸軍が白米を止め、麦3割の麦飯を採用したのは、海軍から遅れること30年の大正2年だった。

第二次世界大戦以後

1975年(昭和50年)頃からジャンクフードの普及による栄養の偏りから脚気が再発した。また、高カロリー輸液の点滴にビタミンB1を欠いたことから死亡を含む脚気の重症例が相次ぎ、1997年(平成9年)に厚生省は輸液に際してビタミンB1を投与するという通達を出した。アルコール依存症患者にも多い。2014年にも、高齢者が食品購入の不自由さから、副食を食べず白米のみを食す食生活でビタミンを摂取できず発症する例が報告されている。現代のジャンクフードは、例えばインスタントラーメンなどにビタミンB1が添加されているため脚気の心配は少なくなった。

今週の症例 大人の歯列矯正 20代女性 アライナーによる前歯矯正

大人の矯正は歯の表面に器具(ブラケットと言います)を張り付けてそれに針金を通す方法が一般的ですが、アライナーと言う薄くて透明なマウスピースをはめる方法があります。

アライナー矯正は針金の見た目が気になる、部分的に治したい人におすすめです。

アライナー矯正(マウスピース矯正)は食事の時間は食べにくいので外しますが、それ以外の時間は付けっぱなしです。薄くて透明なので他人には装置をしているとは思われません。

オーストラリア人の俳優メル・ギブソンは歯をきれいに見せるためアライナーを付けて演技をしているそうです。

アライナーはワンステップで薄くて柔らかいもの、厚くて硬いもの、その中間のものの3枚を使います。柔らかいものから、大体1週間毎で硬いものに変えていきます。そして、少しづつ歯が動いていきます。

この患者さんは6ステップかかっています。合計18枚のアライナーを使いました。大人の矯正は必ず後戻りがあります。後戻りを防ぐために最後のアライナーを寝る時つけて寝ます。

今週の症例・ミラクルデンチャー 上顎543|234567 9歯欠損

この患者さんは全体的に歯周病があり、前医で、悪化した歯は抜歯して取り外し式の入れ歯を作られましたが、異物感が強く、この度ミラクルデンチャーを希望して当院に来院されました。

作成用模型とミラクルデンチャー

ミラクルデンチャーは特許製品で保険はききません。大阪にあるミラクルラボだけが作ることが出来ます。

作成用の石膏模型

作成されたミラクルデンチャー

口腔内に装着されたミラクルデンチャー(上から見たところ)

前から見たところ。
金属のバネがありません。

装着して微調整が済んで全く痛みが無い状態で帰っていただきます。2回目の調整は全く痛みが無くても、次の日、または出来るだけ早く調整します。

新しい義歯は、新しい靴と同じように靴ずれを起こすことがあります。それを未然に防ぐための調整です。残っている歯が少ない場合、入れ歯を外して寝ると歯に異常な力がかかり、歯周病が悪化することがあります。ミラクルデンチャーは従来の入れ歯より異物感が少ないので就寝中も装着したほうがいいです。また、残っている歯と一体化するので、噛めなかった歯が噛めるようになることがあります。

歯周病(歯槽膿漏)を予防するコツ

歯周病になる原因は柔らかいものばかり食べることです。

やわな食物⇒やわな歯肉⇒歯周病菌の爆発⇒歯周病

歯周病を防ぐ、歯周病を治す方法は歯肉を鍛えること。

主役は歯ブラシ

ヤワになった食べ物を卑弥呼の時代のような硬い食べ物に戻すのはもう無理です。サバの頭をガジガジかじれる人もまれでしょう。シャキシャキの野菜やきんぴらごぼう、リンゴを皮つきで食べるなどできるだけよく噛んで食べるようにします。

あとは歯ブラシで鍛えるのみです。

歯ブラシの毛先が当たった歯肉だけが鍛えられます。毛先を的確に当てるのは大変難しいです。意識するのは歯と歯の間、歯肉の三角地帯です。手鏡で確認します。また、舌先で触って歯がツルツルになって歯と歯の間がくっきりはっきりした感じになっていれば、歯垢が取れて歯肉も鍛えられています。歯周病が進行した部分は長時間鍛えます。目安は1日3回各15分。歯磨剤は最後に。歯ブラシは少し柔らかめから始めてください。痛くなくなったら普通の硬さに変えます。片目は歯と歯の間に入りにくいので使いません。洗面所ではムリ、居間やお風呂で!

初めの数日は寝かせ気味に

次の数日は直角に当てます

最後の数日葉45度立てて

 

究極のむし歯・歯周病予防

3DS・むし歯菌、歯周病菌の除菌療法(ental rug elivery ystem)

歯に付着するむし歯菌・歯周病菌を除去することで

  • むし歯・歯周病の予防をします。
  • 口臭を予防します
  • むし歯菌・歯周病菌による歯原性菌血症を予防します
  • 血管を守ります。血管の慢性炎症を
  • 防ぎます。
  • 全身疾患(高血圧、糖尿病、心疾患、脳卒中など)を予防します

方法

上下顎の歯型取り
マウスピース作成

——————————————————-

クリニック除菌(クリニック3DS)1回目

歯全体をクリーニングしてマウスピースに除菌薬剤を塗布、歯に装着して5分間除菌。むし歯菌・歯周病菌は限りなく0に近づきましたが複雑に並んだ歯の周りでは残念ながら0ではありません。1匹の菌が30分で1回分裂して増殖し14時間で10万匹になります。このまま放っておくと元の木阿弥です。効果を持続させる為にホーム除菌(家庭での除菌)が必要となります。

ホーム除菌(ホーム3DS)

1日の歯みがきのうち1回、ていねいに歯みがきをした後マウスピースに除菌薬剤を塗布、歯に装着して5分間除菌します。これを7~10日間続けます。

クリニック除菌(クリニック3DS)2回目

経過観察、再度歯全体をクリーニングしてマウスピースに除菌薬剤を塗布、歯に装着して5分間除菌

——————————————————-

上記を1クールとします。

1クールで効果は2カ月から12カ月(1年)続きます。むし歯を予防でき、歯周病を予防、進行した歯周病では進行を止めることが出来ます。また改善もできます。歯原性菌血症による病気も予防できます。毎日継続することをお勧めします。

歯原性菌血症とは

むし歯が進行して象牙質に達するとむし歯菌が歯髄(神経)の血管に侵入します、また歯周病が進行して弱った歯肉の血管に侵入します。このようにむし歯菌や歯周病菌が血管に侵入して全身に運ばれることを歯原性菌血症と言います。歯原性菌血症が続くと細菌の害と細菌が産生する毒素によって次のような病気になると考えられています。

ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、高血圧、関節リウマチ、脳脊髄膜炎、心内膜炎、血行性肺炎、急性虫垂炎、肝臓膿瘍、脾臓膿瘍、早産、低体重児出産、アルツハイマー型認知症

出来れば毎日1回はホーム除菌(ホーム3DS)を継続します。また良好な結果を維持していく為には日常の生活習慣を変える必要があります。炭水化物の食べすぎを改善(糖質制限食をお勧めします)砂糖の摂り過ぎに注意(WHO勧告1日25g、調味料を引くと20g)

歯みがき・歯肉マッサージを丁寧に(場合により音波ブラシの活用)
費用:¥32.400(税込み)

今週の症例? 徳川第14代将軍家茂の悲劇 むし歯と脚気に命を取られた青年将軍

徳川 家茂(とくがわ いえもち)は、江戸幕府第14代征夷大将軍。

(1846~1866年) 13歳で第14代将軍となった。 文久2年(1862年)に和宮親子内親王と結婚した。和宮は有栖川宮熾仁親王と婚約していたが、幕府の公武合体構想からの要請により熾仁親王との婚約を破棄し、和宮は家茂に降嫁した。

慶応2年(1866年)、金の馬印を掲げ、大軍を率いて上洛した第2次長州征伐の途上、家茂は大坂城で病に倒れた。この知らせを聞いた天皇は、典薬寮の医師である高階経由と福井登の2人を大坂へ派遣し、その治療に当たらせた。江戸城からは、天璋院や和宮の侍医として留守を守っていた大膳亮弘玄院、多紀養春院(多紀安琢)、遠田澄庵、高島祐庵、浅田宗伯らが大坂へ急派された。しかしその甲斐なく、同年7月20日に薨去した。享年21(満20歳没)。遺体はイギリスから8月に購入した長鯨丸にて江戸に運ばれた。9月2日に大坂を出航し、6日に江戸に到着している。

 

昭和33年(1958年)から35年(1960年)に増上寺の徳川将軍家墓地改葬の際、徳川家の人々の遺骨の調査を行った鈴木尚の著書『骨は語る 徳川将軍・大名家の人びと』によれば、家茂は月代を剃っておらず、若々しく豊富な髪の持ち主であったという。また家茂の歯の虫歯の度合いはひどく、残存する31本の歯のうち30本が虫歯にかかっていた。

記録などから総合するに、家茂は元々、歯のエナメル質が極端に薄い体質であった上に大の甘党でもあった。その虫歯が家茂の体力を弱め、脚気衝心、さらには医師間の診断内容の相違(高階ら漢方の典医は脚気との診断を下したが、西洋医の幕府奥医師達はこれをリウマチだとして譲らなかった)も加わり、家茂の命を奪ったのではないか、と指摘している。

また墓地改葬の際に、和宮の墓の中から家茂と思われる男性の肖像写真が発見された。それまで、家茂は義兄の孝明天皇に倣って写真は撮影していなかったと思われていた。この写真は死の直前に大坂で撮影され、江戸にいる和宮に贈られたものとみられる。しかし写真は湿板写真だったため、発見の翌日に検証しようとしたところ、日光のためか画像は失われてしまっていた。発掘した歴史学者の山辺知行によると、写真の男性は「長袴の直垂に烏帽子をかぶった若い男性」で「豊頬でまだ童顔を残していた」という。写真はその後和宮の墓に戻された。

• 『増上寺徳川将軍墓とその遺品・遺体』によると、四肢骨からの推算で身長は156.6cm、血液型はA型であった。 • 遺骨から、面長で極めて鼻が高く、歯は反り歯であったことが分かっている。肖像画の顔はそうした特長をよく表している。 • 羊羹、氷砂糖、金平糖、カステラ、懐中もなか、三色菓子など甘いものを好んだ。

• 勝海舟は「若さゆえに時代に翻弄されたが、もう少し長く生きていれば、英邁な君主として名を残したかもしれぬ。武勇にも優れていた人物であった」と賞賛し、訃報に接した際は悲嘆のあまり、日記に「徳川家、今日滅ぶ」と記したほどであった。晩年は家茂の名を聞いただけで、激動の時代に重責を背負わされた家茂の生涯に「お気の毒の人なりし」と言って目に涙を浮かべたという。

• 幼少の頃は風流を好み、池の魚や籠の鳥を可愛がるのを楽しみとしていたが、13歳で将軍として元服してからは、文武両道を修めるように努めた。ささやかな楽しみすら捨て、良い将軍であろうと心がけていた姿は、幕臣たちを没後も感激させたという。

• 文久3年(1863年)4月、家茂は朝廷に命じられた攘夷実行への準備として、幕府の軍艦「順動丸」に乗って大坂視察を行っており、艦を指揮していた勝から軍艦の機能の説明を受け、非常に優れた理解力を示した。その折に勝から軍艦を動かせる人材の育成を直訴されると、即座に神戸海軍操練所の設置を命令した。さらに同年12月に上洛の際、勝の進言を容れて順動丸を使うことを決断した。その理由として、前回の上洛において往路だった陸行では22日を要したのに対し、帰路順動丸を使った際にはわずか3日で江戸に帰れた事実がある。そのことが勝への信頼感につながったとする説がある。さらに航海の途中で海が荒れて船に酔う者が続出したため、側近から陸行への変更を奨められたが、「海上のことは軍艦奉行に任せよ」と厳命し、勝への変わらぬ信頼を表した。これらの信任に勝は感激し、家茂に対する生涯の忠誠を心中深く誓ったという。

• 和宮とは政略結婚ではあったが、2人の関係は良好であったという。家茂は和宮以外の女性を傍に置こうとしなかったため、側室は1人もいなかった。家茂は和宮を心から愛していたのもあって、少しでも時間ができれば和宮と雑談を交わし、かんざしや金魚などを贈った。和宮も家茂が好きな茶菓子をよく差し入れたりと細やかな気配りを欠かさなかった。その夫婦関係の良さは、和宮の側近が仲睦まじい2人のことを日記に記していたほどであった。

• 書の達人として知られていた幕臣・戸川安清は70歳を過ぎた老人ながら、推されて家茂の習字の先生を務めていた。ある時教えていた最中に、突然家茂が安清の頭の上から墨を摺るための水をかけ、手を打って笑い、「あとは明日にしよう」と言ってその場を出て行ってしまった。同席していた側近たちがいつもの家茂らしくないことをすると嘆いていると、当の安清が泣いていた。将軍の振る舞いを情けなく思ってのことかと尋ねると、実は老齢のため、ふとした弾みで失禁してしまっていたことを告げた。その頃の慣例として、将軍に教えている真っ最中に粗相をしたとなると厳罰は免れないので、それを察した家茂はわざと水をかけて隠し、「明日も出仕するように」と発言することで不問に処することを表明したのである。泣いたのはその細やかな配慮に感激してのことだと答えたという(安清の親戚である戸川残花が『幕末小史』の中に記している)。

• 欧州における絹の産地として知られたフランスやイタリアでは、1850年代にノゼマと呼ばれる原生動物が原因とする蚕の伝染病が流行し、両国の養蚕業は壊滅状態になった。これを知った家茂は、蚕の卵を農家から集めてナポレオン3世に寄贈した。フランスではルイ・パスツールがジャン・アンリ・ファーブルの助言を元に、贈られた蚕を研究して病気の原因を突き止めるとともに、生き残った蚕同士をかけあわせて品種改良を行った。ナポレオン3世は謝礼として慶応3年(1867年)に、幕府に対して軍馬の品種改良のためのアラビア馬26頭を贈呈した。飼育の伝習も同時に行われ、小金牧(現千葉県松戸市)で大切に飼育される予定だったが、戊辰戦争の混乱で散逸した。

今週の症例 抜くか?抜かざるか?

ミラクルデンチャーについて話が聞きたいとの主訴で来院されました。

他院にて左下5番(前から5本目、第2小臼歯)の歯根周囲の歯槽骨が炎症を起こして溶けているので抜いてインプラントにしたらどうですか、と勧められたそうです。家族から、抜いた後にミラクルデンチャーにする方法もあるよ、と教えられ説明を希望してこられました。

診察してみると全体的にきれいな状態でむし歯はなく1歯が治療済みで、左下5番は根管治療の途中で放置してありました。

レントゲン検査では確かに歯根周囲に陰影がありました。しかし根管治療をすれば直ると思われましたので、患者さんには詳しく説明して、第1選択として、歯は抜かないで根管治療をすることになりました。

(根管治療とは、歯の中心にある歯髄=神経が細菌感染した場合、根管を消毒して、症状が無くなったら根管を防腐剤で緊密に充填すること)

患者さんは抜くものだとばかり思っていたため大変喜んでくださいました。

 

全体のレントゲンを見ると虫歯はありません。にもかかわらず、右下5番が根管治療してあります。左下5番は根管治療が済んでおらず根管先端の周囲に影があり歯槽骨が少し溶けています。これは中心結節と言う突起が折れて神経が死んだものと思われます。下顎左右5番が中心結節だったと思われます。

中心結節―青い矢印の部分が中心結節で、硬いものを噛んだ時などに折れてしまうことがあります。この突起には歯髄(いわゆる神経)が伸びていて、折れると神経が露出して細菌感染を起こし、患者さんが分からないうちに炎症を起こすのです。

右の写真は根管治療途中で放置してあった状態。このような歯を見つけた場合には、突起の周りを白いプラスティックで覆い富士山のような形にすれば、折れるのを防ぐことが出来ます。

 

 

1回目の根管治療後のレントゲン

根管治療は軟化した歯質を削り取ります。薬剤で殺菌し、症状が治まったら防腐剤で根管を緊密に充填するものです。

 

2回目根管充填後のレントゲン

根管充填が済んで、冠を作るため歯の形を整えて歯型を取ります。歯髄を取った歯は、木に例えると枯れ木です。詰めるだけでは折れたりヒビが入ったりする事が多くなるので、割れ難くするため冠をかぶせます。

白い冠を被せてひとまず終了しました。歯を抜いてインプラントにすることなく治療が終わったので、患者さんには大変喜ばれました。

歯周病(歯槽膿漏)を予防するコツ その2

歯周病になる原因は柔らかいものばかり食べることです。

グルメ番組の第一声は「柔らかい」

テレビやインターネットでは、グルメ番組が花盛り、旅番組でもおいしそうな食事が並び、果てはスイーツ男子なる人物まで現れ、ケーキなどを頬張っています。

タレントたちが、食レポと言う食べた感想を言うのですが、第一声はほとんどが「柔らかーい」です。私はそれを横目で見ながら「そんなもの毎日食っていたら病気になるぞ、歯周病になるぞ」とつぶやいています。

歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)は正常で1~2㎜、ギリギリ3mm。4mm以上は病的歯周ポケットです。ポケットが深くなると内部で歯周病菌が爆発的に繁殖して骨が溶けます。

 

歯周病は全身に悪影響を及ぼす 歯周病はこれまで歯が抜ける病気として恐れられてきましたが、最近のDNA検査が正確になって、全身の病気にも悪影響を及ぼしていることが段々判ってきました。 歯肉を鍛えることで危険性を少なくすることが出来ます。

歯周病(歯槽膿漏)を予防するコツ

歯周病になる原因は柔らかいものばかり食べることです。

やわな食物⇒やわな歯肉⇒歯周病菌の爆発⇒歯周病

人が野性の頃は、満足な包丁もなく製粉機もないミンチを作る機械もない、ジューサーもない、フードプロセッサーもないため、ほとんどの食べ物は歯で食いちぎって食べていました。歯肉には大きな力がかかり、鍛えられて引き締まった歯肉でした。精製された砂糖もないためむし歯もありません。

パンダがかわいいと言ってもニンジンやジャガイモを生のままかじります。成長するにつれて笹や竹をバリバリと食べます。歯肉は鍛え上げられています。肉食のライオンは草食動物をエサにしていますが、硬い毛皮を食いちぎって食べます。そのため歯肉は大変鍛えられています。

骨まで食べる患者さん

私は30年前、40代の男性患者を診察した時、歯肉は引きしまってピンク色で、歯肉炎も歯周炎もない素晴らしい状態でした。この患者さんは若い頃は甘いものを食べていたのでしょう、金属冠が数本ありましたが、そのうちの1本がすり減って穴が開いたのでやり直してほしいとの訴えでした。「すごく引き締まって素晴らしい歯肉ですが、一体どういうものを食べているのですか?」と質問しました。

患者さん曰く「私は魚が大好きで、サケは無理だけどサバまでの大きさの魚は頭からしっぽ、骨をすべて食べます。猫に魚の残りをあげられないのです。」なるほど金属冠に穴が開いたり、歯肉が引き締まっていたのはそういうことだったのか!と納得がいきました。

私はいい話を聞くと一度は挑戦してみます。しかし、サバの頭は固くて負けました。それに歯肉にあたって痛いのです。この患者さん、本当に恐るべし。

上の写真はサルの実験です。サルに同じ組成のエサを、硬さを変えて与えたものです。硬いエサでは問題ないですが、柔らかいエサでは歯肉が赤くなり腫れてきます。同じ食べ物でもあまり調理しないで食べるのと、ただひたすら美味しくするため過剰な調理をする今の日本も同じ状況です。歯周病が多発するのも仕方がありません。

続く

今週の症例・ミラクルデンチャー 下顎3歯中間欠損

作成用模型とミラクルデンチャー

ミラクルデンチャーは特許製品で保険はききません。
ミラクルデンチャーは大阪の中川先生が開発されました。
大変ユニークな取り外し式の入れ歯です。
作れるのは大阪のミラクルラボだけです。

作成されたミラクルデンチャー(上から見たところ)
従来の入れ歯にある金属バネがありません。
見た目、入れ歯を入れているとは分かりません。

横から見たところ金属のバネが見えません。

装着して微調整が済んで全く痛みが無い状態で帰っていただきます。
この時、ほとんどの患者さんが「ぴったりしていて、入れているようには感じない」と言われます。

2回目の調整は全く痛みが無くても、次の日、または出来るだけ早く調整します。
新しい義歯は、新しい靴と同じように靴ずれを起こすことがあります。
それを未然に防ぐための調整です。

 

孫正義が3カ月に1度”歯医者”に行く理由

ソフトバンクの孫正義氏が3か月に一度歯医者に行く」というニュースがありました。
いかに記事を抜粋引用します。

———-

孫正義が3カ月に1度”歯医者”に行く理由

時価総額約9兆円、最近は中国の大手IT企業アリババに投資した20億円が含み益8兆円を超えるとも言われるソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義氏。彼が健康面で人一倍気を使っているのは、歯。世界中を飛び回り、VIPとの商談が続く多忙な中でも、定期的に3カ月に1度の歯科検診は長年続けているという。

元ソフトバンク社長室長で、現在は英語教育事業TORAIZを運営する三木雄信氏がウェブメディアにその背景を次のように語っていた。

孫氏がそこまで歯のチェックにこだわっているのは「米国などでは歯並びと白い歯がその人の健康のバロメーターという考え方があるからです。彼はサプリメントでバランスよくビタミンを摂取していたし、好んで飲んでいたのもフランス製のミネラルウォーター・ペリエでした」(ウェブメディア「マネー現代」より引用)

ちなみに、酒を一滴も飲めず、食にはこだわらないことで有名な孫氏だが、定期的な運動など、自己のメンテナンスには多大な注意を払っていたようである。

健康法というと、病気にならないための運動や食事がすぐに思い浮かぶが、孫氏のエピソードを受け、精神科医の樺沢氏は「予防医療で重要なのは自己の健康状態をまず知ること」と話す。

「定期健診に足を運ぶ社長は、自身の体調におかしなところがあれば、すぐに病院に行って診てもらうフットワークの軽さを持っています。対して、定期健診に行かない人は調子が悪くてもすぐには病院に行かないため、結果的に体が蝕まれてしまう危険性があります」

孫氏が3カ月に1度通う歯医者についても「常識」と樺沢氏は言う。

「私も孫さんと同じく、3カ月に1度は歯医者で歯石を除去してもらっています。歯石はどうしてもたまるもの。たまり続けると歯周病が悪化します。また、残存歯数が少ないほど認知症になりやすい。歯周病がアルツハイマーの原因として関与しているという研究も出ています」

アンケート調査でも、「毎月、歯のクリーニングに行っている」(えむずう・渡部真澄氏)、「年に4回歯科検診に通っている(ぺあのしすてむ・伊藤昭浩氏)」といった歯に関する回答が相次いだ今や、経営者ならずとも定期的な検診は常識。自分の歯の寿命が、自分の仕事での“活躍寿命”を決めると言っても過言ではないのだ。

———- 鈴木 俊之(すずき・としゆき) 編集者・ライター

以上記事引用終わり

 

蛇足ですが、私のむし歯体験を書きます。

私は団塊の世代で、小さなときの日本は貧しい時代でした。甘いお菓子はめったに食べられません。歯磨きは1週間に1度くらい。高校生までむし歯なしです。

大学生になってアルバイトするようになり、給料をもらうと「浅野42万石」と言うお菓子屋さんで、シュークリームを10個と、ピーチネクターを買い一度に平らげていました。

友人たちが歯磨きするのを見て、毎日歯磨きするようになりましたが、学生時代に2本虫歯になりました。歯医者になってから、むし歯はありません。

私の経験では、砂糖が少なければ歯磨きはさぼっても問題が無く、砂糖が多ければ歯磨きを毎日してもむし歯になるということです。あとは、孫正義さんのように3カ月に1度健診を受けて歯医者の意見を聞くことでしょう。

もう一つ蛇足です。

きれいに歯を磨くことは実に難しいです。学生の時、授業で90分の歯磨き実習がありました。私も他の学生もつまらん授業やなあと、ぶつくさ言いながら実習をしました。

方法は以下の通りです。

まず、いつも通り歯を磨きます。その後、歯垢を染める液を塗ってどれくらい歯垢が落とせているかを調べます。虫歯になりやすい部分が完全に落とせていれば100点、80%落とせていれば80点でまず虫歯にならないレベル。60%ならまずまずで60点合格です。40人の学生が誰も合格しなかったのです。

恥ずかしながら私19%、ショックで今でも覚えています。

その後ブラシの選び方、動かし方、当てる強さなど勉強して、いい実習だったなあと一同感激して終わりました。この実習、歯磨剤は一切使っていません。歯は舌ざわりでつるつる、歯垢が落とせるとつるつるになることを体感しました。

今週の症例 上顎3歯欠損

作成用模型

作成されたミラクルデンチャー
ミラクルデンチャーに使われている装置は特許取得済みのものです。

装着時正面観
金属のバネが見えないので入れ歯のようには見えません。

装着して微調整が済んで全く痛みが無い状態で帰っていただきます。

2回目の調整は全く痛みが無くても、次の日、または出来るだけ早く調整します。
新しい義歯は、新しい靴と同じように靴ずれを起こすことがあります。それを未然に防ぐための調整です。

患者さんは次の日に来院されました。傷はありませんでしたが、ややきつい部分を調整して終了しました。3回目の調整は大体1週間後です。これで終了になることが多いです。

今週の症例 歯根破折=入れ歯になる原因の一つ

むし歯を放置していると痛みが出て神経を取る治療を行います。
神経を取った歯は木に例えると枯れ木と同じ状態になります。
欠けたり、割れたりするのを防ぐため冠を装着します。

それでも10年20年経つと歯根破折を起こすことが多く、
中年になると抜歯に至り入れ歯になる方が多いのです。

 

症例1

ご飯を食べていて、バキッと音がして痛みが出て動くようになりました。
診察の結果、抜歯になりました。歯根が真っ二つに割れています。

 

レントゲン画像
向かって一番右が歯根破折の歯です。

症例2

歯根にひびが入り、破折しています。

抜歯した歯はこのように割れています。

 

症例3

レントゲン画像で歯根破折を確認しましたので抜歯しました。 

今週の症例 隣接面う蝕

歯と歯の間、色が変わっている部分の下が虫歯になっています。

歯の噛む面を削ると虫歯になった横穴が現れました。

むし歯を削ったところ神経に近づいてきました。

神経を保護する殺菌セメントを塗布しました。

プラスティック(コンポジットレジン)で修復しました。
何とか神経を取らずに済みました。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎10歯欠損

作成用模型

作成されたミラクルデンチャー
ミラクルデンチャーに使われている装置は特許取得済みのものです。

装着時正面観
金属のバネが見えないので入れ歯のようには見えません。

装着して微調整が済んで全く痛みが無い状態で帰っていただきます。

2回目の調整は全く痛みが無くても、次の日、または出来るだけ早く調整します。
新しい義歯は、新しい靴と同じように靴ずれを起こすことがあります。それを未然に防ぐための調整です。患者さんからは「ばっちりです」とのお言葉をいただきました。

3回目の調整は大体1週間後です。これで終了になることが多いです。

今週の症例 左上1番欠損

昔、ぶつかって神経が死んで、段々ぐらぐらになった歯を何とか持たせてきましたが、
残念ながら抜歯になりました。 治療方法は、主に次の3つです。

① 両隣の歯を削って固定式のブリッジ
② 両隣の歯は削らないで、取り外し式の入れ歯
③ インプラント(人工歯根)を埋入して冠にする

説明の結果、隣の健康な歯を削りたくない。インプラントは初めから考えていない。とのことで、まず保険の金属バネのついた入れ歯を作り、抜いた部分の歯肉が治ってからミラクルデンチャーを作ることになりました。

患者さんは大変喜んでくださいました。

① 入れ歯とはわからない。実際に家族や友人に聞いて確かめたそうです。
② よく噛める
③ しゃべるのも難しくない
④ 取りはずしも簡単

との事でした。欠点は、小さいので紛失しやすい。

ティッシュペーパーに包んで置いていると間違いなくごみ箱行きです。
実際に紛失された患者さんがいます。外した時は必ず入れ歯保管箱に入れておきます。

ミラクルデンチャーに関するメールについてのお願い

2月16日(土)付でミラクルデンチャーに関するメールをいただきました。

18日(月)に3回メールにて返信を差し上げましたが、いずれも届かなくて戻ってきました。

お名前も電話番号も書いてなかったので、今回記事にさせていただきました。

心当たりの方がおられましたら、お電話いただけましたら幸いです。

ミラクルデンチャーに関する詳しい説明をさせていただきます。

よろしくお願いします。

院長 稲田修三

ミラクルデンチャーの総会に参加

先週の日曜日、大阪の千里ライフサイエンスセンターで開催されたミラクルデンチャーの総会に参加しました。ミラクルデンチャーと出会って5年になります。若干調整の難しいところがありますがそれにも慣れて患者さんに喜んでもらっています。最近では新しい装置が開発され、より単純化できるようになり我々にも患者さんにも素晴らしいものになっています。中川先生(広島大学歯学部卒、私の後輩です)は、日夜ミラクルデンチャーの改善に取り組み、すでに10件以上の特許を取得して、海外でも申請取得しています。

今回の総会では新しい装置の開発について説明があり、またこれまでの13年間を振り返る様々なミラクルデンチャーを総合的に勉強させていただきました。

ミラクルデンチャーの素晴らしさを再確認した1日でした。

写真はミラクルデンチャーと、会員とミラクルラボの歯科技工士の面々です。ミラクルデンチャーは特許の関係があり差しさわりのない範囲でしか乗せられませんが明らかにこれまでの義歯と違います。歯科技工士は若いですが大変頼りになる方たちです。

IMG_2579

IMG_2604

download

ウェルデンツ義歯についてメールでのお尋ねの件

223日にM様からウェルデンツ義歯についてのお尋ねがありましたので返信させていただきましたが着信の設定の関係か、何度やっても戻ってきました。

そこで

この場でお答えさせていただきます。

ご質問の件ですが、ウェルデンツ義歯は一度作ったことがありますが思ったほどではなく又素材の関係で後々の修理が難しいので現在はやっておりません。

現在力を入れているのはミラクルデンチャーです。

やはり見た目で入れ歯とはわからないもので、異物感が少なくよく噛めます。

たくさんの方にご好評をいただいております。
当院に実物がありますのでお出でいただければ説明させていただきます。
よろしくお願いします。