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今週のお知らせ 人体のエネルギー源、「脂肪酸-ケトン体」「ブドウ糖-グリコーゲン」。

2023年03月25日 (土)

おはようございます。今回は復習を兼ねて、人体のエネルギー源について考察してみます。

まず、知っておきたい重要なことは、全ての人類において、糖質摂取の有無にかかわらず、空腹時や睡眠時は、「脂肪酸-ケトン体」が主要なエネルギー源であるということです。つまり、「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムは、特殊なものではなく全人類で日常的に利用されているエネルギーシステムなのです。

繰り返しますが、普通にパンやご飯を食べている人においても(糖質カットしていなくても)空腹時や睡眠時は「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムが主たるエネルギーシステムとして働いているのです。

糖質を摂取している場合は、食事開始から2時間までは食事由来の糖質をエネルギー源として利用し、その後肝臓のグリコーゲン分解で血糖値を維持し、数時間後(空腹時)には、肝臓の糖新生で血糖値を維持するようになります。この数時間後(空腹時)には、前述の如く「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムが身体の主たるエネルギーシステムとなります。

糖質制限食の場合は、食事を開始したあとも、血糖値の上昇が最小限なので「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムが稼働しています。つまり、ステーキを食べている最中にも脂肪が燃えています。それで、糖質セイゲニストは減量しやすいのです。

さて、人体のエネルギー源のお話しを続けます。細胞が生きていくには、エネルギー源が必要です。今日のお話しは基本的に論争の余地のない、生理学的事実が中心です。少し面倒くさいですが、この人体のエネルギーシステムのことがあるていどわかったら、糖質制限食のことも含めて、常識の壁を越えるきっかけとなると思います。糖新生のことも説明したいと思います。

人体にはエネルギー源として、

1)「脂肪酸-ケトン体のシステム」

と、

2)「ブドウ糖-グリコーゲンのシステム」

があります。

<人体のエネルギー源Ⅰ:脂肪酸-ケトン体システム>

脳はケトン体(脂肪酸の代謝産物)をいつでも利用できる。
②心筋・骨格筋など多くの体細胞は日常生活では脂肪酸-ケトン体が主エネルギー源であり、人体を自動車に例えるならガソリンの代わりは脂質である。
③赤血球を除く全ての細胞はミトコンドリアを持っているので、脂肪酸-ケトン体エネルギーシステムを利用できる。
④糖質制限食実践中や絶食中の血中ケトン体上昇は、インスリン作用が保たれており生理的なもので病的ではない。農耕開始前の人類は皆そうであった。
⑤備蓄の体脂肪は大量にあるエネルギー源で、体重50kg、体脂肪率20%の成人なら
10kgで90000キロカロリーあり、水だけで2ヶ月生存できる。
⑥肝臓はケトン体を、脂肪酸から生成するが、自分では利用せずに、他の組織に供給する。


<人体のエネルギー源Ⅱ:ブドウ糖-グリコーゲンシステム>

人体で赤血球だけはミトコンドリアがないのでブドウ糖しか利用できない。
②日常生活でブドウ糖を主エネルギー源として利用しているのは赤血球・脳・網膜など。
③ブドウ糖-グリコーゲンエネルギーシステムの本質は
「常に赤血球の、唯一のエネルギー源」
「筋肉が収縮したときのエネルギー源」→緊急時のターボエンジン
「血糖値が上昇しインスリンが追加分泌された時、筋肉・脂肪細胞のエネルギー源」
「日常生活では脳・網膜・生殖腺胚上皮など特殊部位の主エネルギー源」
④備蓄グリコーゲンは極めて少量で、成人で約250gていどである。
約1000キロカロリーしかなく、強度の高い運動なら1~2時間で枯渇してしまう。

ここで大切なことは、日常生活では、骨格筋・心筋を始めほとんどの体細胞は、主エネルギー源として、備蓄がたっぷりある「脂肪酸-ケトン体システム」を利用しているということです。即ち、人体を自動車に例えれば、ガソリンの代わりは脂肪酸-ケトン体であり、決してブドウ糖-グリコーゲンではありません。

例えば、心筋がブドウ糖を主たるエネルギー源として利用したりしたら、グリコーゲンの備蓄は約250gしかないので、いつ枯渇して止まる(心停止する)かもしれませんね。

日常生活で、ブドウ糖をエネルギー源としているのは、「赤血球・脳・網膜・生殖腺胚上皮」といった特殊な細胞だけです。

糖質制限食実践中は脂肪酸-ケトン体を主たるエネルギー源として、しっかり利用しているので、エネルギー不足には決してなりません。人類700万年の歴史の内、農耕開始前は人類皆糖質制限食だったことをお忘れなく。

糖質を摂取したときは、血糖値が上昇し追加分泌のインスリンが出て、筋肉でブドウ糖を利用させます。食物吸収が終了した直後には、肝臓のグリコーゲン分解が、循環血液中に入るブドウ糖の主要な供給源です。食後数時間が経過し、絶食状態が持続すると、ブドウ糖の供給源は、肝のグリコーゲン分解から糖新生に切り替わります。食後この時間帯になると筋肉や体細胞のほとんどは、「脂肪酸-ケトン体のシステム」をエネルギー源として利用するようになります。

<糖新生>
肝臓の糖新生は、ブドウ糖しか利用できない「赤血球」などのために、最低限の血糖値を確保するために日常的に行われています。ですから、人類の700万年の歴史において、ごく普通に日常的に毎日、肝臓の糖新生は行われてきたわけで、珍しいことでも何でもありません。

肝臓の糖新生は、脂肪酸の代謝産物のグリセロール、筋肉から供給されるアミノ酸(アラニン、グルタニン)、ブドウ糖代謝の産物の乳酸などから行われます。肝臓は筋肉由来のアミノ酸などから日常的に糖新生を行っていますが、筋肉ではタンパク質の分解と合成が毎日行われています。

脂肪組織→グリセロール(脂肪酸の分解物)や脂肪酸→肝臓→糖新生→脂肪組織・筋肉
②筋肉→アミノ酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織
③ブドウ糖代謝→乳酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織

①②③はごく日常的に人体で行われており、肝臓、筋肉、脂肪組織の間で行ったり来たりしながら、日々糖新生の調節が行われているわけです

700万年間の人類の歴史の中で農耕前の狩猟・採集時代は、糖質制限食を摂取しているか、空腹や絶食や飢餓が日常的でしたので、肝臓は毎日、今以上に糖新生を行い、よく働いてきたしそれだけのキャパシティーを持っているということですね。

糖質制限食実践中は、脂肪酸-ケトン体エネルギー源がたっぷり利用できますので、決してエネルギー不足にはなりません。糖質制限食の場合は、食事からのブドウ糖供給が極めて少ないので、食事中でも、肝臓の糖新生は行われています。肝臓の糖新生は脂肪を燃やして賄われて結構エネルギーを消費するので痩せやすいのです。

なお肝臓の糖新生は、人体全体のエネルギー源を確保しているのではありません。ブドウ糖しか利用できない「赤血球」という特殊な細胞と、日常的にブドウ糖を利用している脳や網膜などのために、最低限の血糖値を確保しているのです。

<タンパク質>

次に三大栄養素のうちタンパク質は、エネルギー源として使われることはありえますが、基本的に少ないです。タンパク質は、主として人体の組織の材料として使われています。

適切なエネルギー源が確保されていれば、食事から摂取したタンパク質(アミノ酸)は、人体に吸収されて組織のタンパク質合成に使われます。タンパク質を主たるエネルギー源として使われざるを得ないときは、例えば「飢餓→絶食」が続いたときなどです。体内の糖質、脂質をエネルギー源として使い果たした後は、やむを得ず筋肉細胞のタンパク質を主たるエネルギー源として使いますが、これは死の一歩手前です。

江部康二

稲田追記

血液、骨、筋肉、内臓諸器官、皮膚、髪、爪はタンパク質で出来ています。生体の代謝を握る酵素がすべてタンパク質です。感染に対抗する抗体やインターフェロンもタンパク質です。高タンパク低糖質食が健康の基本です。

今週のお知らせ 病気を改善する分子栄養学 高血圧

塩分の摂り過ぎで高血圧になる人は高血圧患者の1~2%だと思われ、塩分高血圧説ははっきりとした根拠がありません。リンゴ農家などリンゴをたくさん食べている人は高血圧になりにくいことは、栄養学的にも裏付けられています。

リンゴはカリウムが豊富であり、従って、高血圧の一つの原因は、食塩の過剰摂取ではなく、カリウムの不足と言ったほうが正しいのです。高血圧は血管の弾力性の問題も絡んでいるから、血管を作る材料として良質タンパクを摂取しなければなりません。動脈の収縮にカルシウム、弛緩にマグネシウムがかかわっています。

マグネシウムは、ナトリウムやカルシウムを細胞の外へ出したり、縮んだ筋肉を緩める働きがあり、高血圧や不整脈を予防することがわかっています。マグネシウムは海藻、日本そば、ゴマや豆類、ココア、豆腐、納豆などに豊富に含まれています。

結論、何よりもまず良質なタンパク質を十分に摂取すること、マグネシウムやカリウムを摂取すること。魚の脂肪のエイコサペンタエン酸も効果があります。タンパク質を有効に使うためにビタミンも大量に必要です。

薬の副作用

血圧降下剤は血栓を引き起こしやすい。血液の量を減らす利尿剤は、血液の粘り気が増していくからです。交感神経ブロッカー剤は、交感神経の働きが鈍ることによって、うつ病を起こすことがあります。カルシウム拮抗剤は無気力を引き起こすことがあります。

参考図書

三石巌著 「医学常識はウソだらけ」 祥伝社黄金文庫

今週のお知らせ 神経は取らないほうが歯は長持ちする

むし歯を放置していると

  • 冷たいものがしみるようになります
  • 冷たいものと同時に、温かいものにもしみるようになります
  • 暖かいものがしみていたくなり、冷やすと痛みが治まる
  • ずきずき痛むようになる。特に夜間にひどくなる。

上記のようにだんだん痛みがひどくなります。痛みがひどい場合は残念ながら神経(歯髄)を取る治療を行います。(抜髄、根管治療、根管充填)歯髄は神経、毛細血管などを含む結合組織で、歯に対して水分や栄養分を補給しています。

と言うことで、神経を取った歯は木に例えると枯れ木と同じ状態になります。歯が弱くなるため、欠けたり、割れたりするのを防ぐ処置として冠を装着します。それでも10年20年経つと歯根破折を起こすことが多く、中年になると抜歯に至り入れ歯になる方が多いのです。神経を取らない為にも、何もなくても定期的に検診を受けることが大変大事です。

症例1:ご飯を食べていて、バキッと音がして痛みが出て動くようになりました。レントゲン画像、向かって一番右が歯根破折の歯です。

抜いてみると、歯根が真っ二つに割れていました。

症例2:歯根にひびが入り、破折しています。

抜歯した歯はこのように割れています。

症例3:レントゲン画像です。右から2本目の歯です。

歯根が真っ二つに割れています。

今週のお知らせ メガビタミン

藤川徳美先生の症例、「精神科医こてつ名誉院長のブログ」からです。

今回の症例は驚くべきものです。自閉症、広汎性発達障害、精神遅滞の二人の子供が3年後に優等生になったというものです。子供の時の栄養不足の影響と栄養補給が十分であるとこんなにも発達を遂げると言う素晴らしい症例です。

以下引用始め

3年間メガビタミンを継続してこうなった

NEW!2023-03-09 12:10:57

テーマ:

自閉症

3年間メガビタミンを継続してこうなった。3年前に、長女は、自閉症+広汎性発達障害と診断されていた。3年前に、次女は、精神遅滞で幼稚園入園は困難と言われていた。3年間のメガビタミンで2人とも優等生になった。姉は、科学研究で2年連続で優秀賞を受賞。妹は、小学校受験を合格。先日薬を取りに来られた父親は、”自分も10歳若返ったような”と言われていた。

元記事はこちら

藤川 徳美3年間メガビタミンを継続してこうなった。3年前に、長女は、自閉症+広汎性発達障害と診断されていた。3年前に、次女は、精神遅滞で幼稚園入園は困難と言われていた。3年間のメガビタミンで2人とも優等生になった。姉は、科学研究で2年連続で優秀賞を受賞。妹は、小学校受験を合格。先日薬を取りに来られた父親は、”自分も10歳若返ったような”と言われてい… www.facebook.com

以上引用終わり

栄養学を理論的に構築されたの学問が分子栄養学、提唱されたのは物理学者の故三石巌先生です。分子栄養学とオーソモレキュラー栄養学を駆使して治療されているのが藤川徳美先生です。

私はこの先生方の著書を読んで、理論的に間違いないと思ったので、この1年少々、プロテイン、ビタミン、ミネラルを摂取しています。というか人体実験のつもりでやっています。1年経って変化したことは次の通りです。

  • 真冬に寝る時毛布が要らなくなった。-寒さに強くなった。毛布を使うと暑いのです。
  • 鼻血が出なくなった。-強く鼻をかむとタラーと鼻血が出ていましたが、出なくなった。血管が強くなった?
  • 足のけいれんが起きなくなった。テニス大会に出て3回戦になると足がつってきて負けていました。寝ている夜中に足がつって痛みで飛び起きてストレッチをすることも良くありました。それらはもう無くなりました。
  • 飛蚊症がなくなった。-眼科で診てもらいましたが、進行するようだったらまた来てねと言うこ

とで、特に治療はありませんでした。それが出なくなりました。全く健康な人はいいですが、何か気になる方は藤川徳美先生の著書を読まれることをお勧めします。

今週の症例 左上2番の内歯瘻 歯根端切除術

60代 女性

主訴は歯肉が腫れている。左上2番の歯肉から膿が出ています。歯肉に出来るものを内歯瘻と言います。顔の皮膚に出来ると外歯瘻と言います。歯根端の周りの骨が炎症を起こして少しずつ膿が出て、トンネルを作って歯肉に膿が出ています。痛みはほとんどありません。

レントゲン写真です。神経が取ってある歯で、歯根の先端部分(歯根端)の骨が溶けています。

考えられることは、①根管治療の不備による細菌の増殖。②神経を取った歯は木に例えると枯れ木で割れやすいのでひび割れが入った。治療としては、再度根管治療をする。もう一つは外科手術の歯根端切除術があります。この症例では、金属の心棒が深く装着され除去が大変困難なので歯根端切除術を選択しました。

術後のレントゲン写真です。

歯根端周囲は骨が溶けていたのできれいに掃除をして、歯根端を2mm切断して、根端を充填しました。肉眼ではひび割れは見つかりませんでした。歯根は少し短くなりますが、十分噛むことが出来ます。

―周術期と抜歯には高たんぱく食を― 術後の合併症をなくし、回復が大変早い

分子栄養学は物理学者の三石巌先生が提唱された学問で、体の不調は栄養素の不足によって起きると言う考え方が元になっています。三石巌先生自身、白内障や、鉛公害により1型糖尿病にかかりましたが、医者に頼ることなく克服して95歳までスキーを楽しんだ稀有なる学者です。

外国ではオーソモレキュラー栄養学が同じ考えの栄養学です。

分子栄養学から見た周術期の栄養摂取

ストレスに対抗するためにはタンパク質、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムが必要。ストレスには精神的ストレスと物理的ストレスがあります。精神的ストレスは例えば人間関係の悪化、大切な人の喪失、離婚、転勤、病気など、物理的ストレスには引っ越し、外傷、手術などいろいろありますが、そのどちらも、体の中ではタンパク質、カルシウム、ビタミンC、ビタミンEが大量に消費されます。我々は、様々なストレスを抱えています。

全身の病気の手術を予定されている方は術前と術後に上記栄養素を補充しておくと治りがいいです。具体的には、病院食+ホエイプロテイン(1日20~40g)

ストレスに負けぬ栄養作戦

第1条件は高タンパク食です。

そして第2条件は、ビタミンCの摂取である。副腎皮質がホルモンを合成するとき、補酵素としてビタミンCが要求されるのだ。そしてまた、第3の条件は、ビタミンEの補給である。ビタミンCほど大量ではないが、ビタミンEも要求されます。

「食品栄養学」(1975年)の中で小柳達夫氏は、たんぱく質の損失が、大腿骨骨折の場合は800グラム、大やけどの場合は1キログラムから1.25キログラムに上るという。

標準状態においてタンパク質を必要なだけ摂っていた人が大腿骨を骨折した時、たんぱく質を従来よりも余計に摂らなくてはならなくなる。大ざっぱな試算であるが、1日量を20グラム増やしたとすれば800グラムのたんぱく質の補給に40日かかる。1日量を40グラム増やせば、20日でこれが賄える。要するに、たんぱく質の摂取量を多くすれば、回復までの日数が短縮される。この時、ビタミンC、ビタミンEについても特別な配慮がいるわけです。

ビタミンCに殺菌作用と制菌作用のある事は発見後まもなく突き止められた。ブドウ球菌の静菌作用は濃度20PPMで現れる。溶連菌(溶血性連鎖連鎖球菌)に対するビタミンCの静菌作用は濃度50PPMで現れる。

殺菌にビタミンCが有効です

ビタミンCの菌毒不活化作用は、ジフテリア菌、破傷風菌、ボツリヌス菌のほか、ブドウ球菌、赤痢菌等についても確認されている。

細菌が出す菌毒にもビタミンCが有効です。

ビタミンCの殺菌作用は肺炎双球菌、肺炎桿菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、マイコプラズマ、百日咳菌、赤痢菌、結核菌などに効果を表す。

まとめータンパク質、カルシウム、ビタミンC、ビタミンEを十分にとりましょう

ビタミンCを多く含む食品

レモン、イチゴ、ミカン、柿、パセリ、トマト、ブロッコリー、ピーマン、サツマイモ、番茶

ビタミンEを多く含む食品

アーモンド、小麦胚芽、大豆、落花生、ウナギ、シジミ、カツオ、アユ

タンパク質を多く含む食品

肉(牛、豚、羊、鶏)、魚介類(魚、イカ、タコ、貝)、牛乳、卵、チーズ、大豆、豆腐、納豆、カマボコ、ちくわ

カルシウムを多く含む食品

野菜―小松菜、モロヘイヤ、いりごま、菜の花、チンゲン菜、大根の葉、切り干し大根

魚介類―わかさぎ、干しエビ、オイルサーディン(いわし)、あゆ、ししゃも、ウナギかば焼き

大豆製品―焼き豆腐、生揚げ、がんもどき、木綿豆腐、凍り豆腐

乳製品―牛乳、スキムミルク、アイスクリーム、チーズ、ヨーグルト

サプリメントで簡単に摂取することが出来ます。お勧めします。ドラッグストア、薬局に置いてあります。

ホエイプロテイン、プロテインバー

ビタミンC

ビタミンE

カルシウム

 

 

もう1度書きますが、1日のたんぱく質必要量は体重の1000分の1と言われています。50kgの人は50g、70kgの人は70gが必要です。牛肉だと300~400gになります。足りない場合は本来新陳代謝で古くなった捨てるものを再利用します。それが度重なると体に不調が出てくるのです。

「良質なたんぱく質を取るように心がけましょう。」とよく耳にしませんか?でも、「良質なたんぱく質」って何でしょうか?

たんぱく質とは、私たちの生命を維持するために不可欠なものです。たんぱく質を構成しているのは、わずか20種類のアミノ酸です。たんぱく質の種類によって、そのアミノ酸の量や配列(並び順)、集合体の大きさや形が異なります。その内の9種類のアミノ酸は必須アミノ酸で必ず食べ物から摂らないといけません。

「良質なたんぱく質」というのは、アミノ酸がバランス良く含まれているたんぱく質のことです。アミノ酸の含有バランス(アミノ酸スコアといいます)が良いものは、生体内での利用効率が良く、余分な老廃物となるものが少ないので、「良質なたんぱく質」と呼ばれます。

良質なたんぱく質を含む食品は、肉類、魚介類、牛乳・乳製品、チーズ、卵類や大豆・大豆製品などであり、豆類以外はほとんどが動物性食品です。植物性食品である穀類や野菜類にもたんぱく質は含まれますが、例えば重要なアミノ酸が少ないなど、アミノ酸のバランスがよくありません。このような場合、たんぱく質の利用効率はそのアミノ酸の量に合わせて下がってしまいます。

現在推奨されている食事の栄養バランスは糖質 60% 脂質 25% タンパク質 15% だそうですが、これには特に根拠があるわけではなく、今の日本では調べると平均これぐらいですね、と言うデータです。

しかし、我々が現在食べている「バランスの取れた食事」は分子栄養学的には問題ありと言うことです。1番大事なタンパク質が足りません。

人の体はほとんどがタンパク質で出来ています。筋肉、内臓、髪、爪。骨もタンパク質とカルシウム塩で出来ています。唯一、脳みそは乾燥重量の60%ほどが脂肪です。

糖質はエネルギー源です。現代人は摂り過ぎです。使いきれなかった糖質はインシュリンと言うホルモンによって脂肪に変えられ、皮下脂肪や体脂肪になるのです。

見渡せば糖質まみれ(糖質って美味しいですからね、白米ご飯、パン、メン類、お菓子など)です。

私が小さい頃はどこに行くにも歩きか自転車、馬車もいました。車はお金持ちかお医者さん、運送会社のトラックしか通っていなかった。今は便利になって、自家用車にエスカレーター、エレベーターに自宅配送、運動量は減って余った糖質はインシュリンホルモンによって脂肪に変換され体脂肪、皮下脂肪になります。肥満は消費しきれなかった糖質のせいなんです。

糖尿病は増える一方です。脂質は体の構成要素です。

細胞膜は脂質でできており、脳みその乾燥重量の約60%が脂質です。糖質が多すぎて脂質が少ないと神経伝達物質の誤作動により、例えばてんかんや原因不明の非定型歯痛、感覚異常症などになるのではないかと言われています。パーキンソン病などの神経難病にも関連していると言われています。

脂質には必須脂肪酸がありこれは必ず食事からとらなければいけません。タンパク質は大切な体の構成要素です。骨格筋、臓器、爪、髪など体のほとんどがタンパク質で出来ています。骨もタンパク質とミネラルで出来ています。いろんなホルモン酵素、神経伝達物質もタンパク質から作られます。

大事なことは疲れをためないことです。睡眠を十分とること、疲れないようにする。疲れたら休息を取ること。とても大事なことです。分子栄養学では体の不調は栄養不足から起きると考えています。日本人のほとんどはタンパク質不足と言われています。

今週の症例 ―分子栄養学による体力向上―

藤川徳美先生のブログから引用

以下引用

サッカー部の女子中学生

サッカー部の女子中学生

症例;中学3年生、女性

サッカー部に入っているが、体力がなく、すぐ疲れて動けなくなる。母親が本を読み、R3.4当院受診。他院で採血したデータを持参。BUN14.6、フェリチン1.8、Hgb9.0。165cm、60kg、BP96/50。食欲は旺盛。1週間前からザバスミルクプロテイン15g*2を開始している。→高タンパク/低糖質食+プロテイン20g*2。フェルム処方。B50、C1000、E400開始。

一週後再診、プロテイン20g*2(ベリー味)、フェルムも飲める。B50*2、C1000*3、E400*1。走れるようになった。→Mg100追加。

R3.5、Mg100*4。かなり元気になり、走れるようになった。疲れにくい。凄く効いている。

R3.7、BUN13.1、フェリチン35、Hgb13.1。

R3.10、とても元気になり、体力がついた。修学旅行でプロテインをサボったら、頭が回らなくなった。

R4.1、BUN17.1、フェリチン42。とても元気になり、別人になった。試合も最後まで走れるようになった。

R4.3、すっかり元気。プロテイン、B50、C1000、E400、Mgを継続。

・陸上やサッカーなどの走るスポーツは、足底で赤血球が壊されるので、BUN、フェリチンが増えにくい。

・チーム全員でこれを行えば全国制覇できるだろう。

多少技術が劣っても、体力、ATP量で圧倒できる。

足も攣らなくなるし。

元記事はこちら

https://www.facebook.com/100003189999578/posts/4892404400875845/?sfnsn=mo

以上引用終わり

藤川徳美先生の著書はほとんど読みましたが、その中で初めに出て来るのは、現在一般的に推奨されている「バランスの良い食事」をとっている人は例外なく、質的な栄養不足であると書いてあります。足りているのは糖質ぐらいでしょう。と言うか、糖質は摂り過ぎています。逆にタンパク質は不足しています。ですから、高タンパク低糖質の食事が基本になります。これに必要であればプロテイン、ビタミン、ミネラルを補完します。

今週のお知らせ 側弯症・アレルギー性鼻炎改善

藤川徳美先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載させていただきます。

藤川徳美先生は分子栄養学、オーソモレキュラー栄養学を駆使して治療され、多くの患者さんを治癒に導いています。また書籍も出版されており「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」「薬に頼らずうつを治す方法」「うつ消しご飯」「薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法」「すべての不調は自分で治せる」など多数あります。

以下引用始め

知的障害+てんかん+アレルギー性鼻炎+側湾症の男の子

NEW!2023-02-06 08:00:46

テーマ:

小学・中学生

知的障害+てんかん+アレルギー性鼻炎+側湾症の男の子

症例;小学校5年生、男性

生後2日目に心停止あり、低酸素脳症と診断される。知的障害あり、療育手帳マルA(広島県、最重度)。支援級。てんかんがあり、抗てんかん薬の処方を受けている。

母親が本を読み、R4.5当院受診。他院で採血、BUN10.0、フェリチン33.5。発語がなく、感情表出ができない。R3.8からプロテイン10g*2を既に開始している。重度のアレルギー性鼻炎、聴覚過敏、側湾症がある。→インクレミン10ml処方。ナイアシンアミド、Mg100開始。

R4.6、プロテイン10g*2、インクレミンも飲める。ナイアシンアミド*2、Mg100*2。

R4.7,ナイアシンアミド*4。

R4.8、Mg100*4でお腹が緩くなるため、*2としている。→メグビーミックス(B+C)を推奨。

R4.10、他院で採血、BUN12.0、フェリチン89。プロテイン10g*3飲めるようになった。C1000*2、B501/2T*2を追加した。

R4.11、発語はないが、感情が出せるようになった。お腹が緩くなるためMg*1としている。

R5.1、側湾症が改善したので、写真を撮った整形外科で驚かれた。アレルギーがほぼ完治し、薬が要らなくなった。プロテイン10g*3、インクレミン10ml。、ナイアシンアミド*4、B50*1/2T*2、C1000*2、Mg100*1。→D3&K2開始。骨形成には、タンパク質、Mg、D3、K2。てんかんにはMg、E、レシチンあたり。次回E400追加予定。

#知的障害

#てんかん

#アレルギー性鼻炎

#側湾症

以上引用終わり

今週の症例 ―ミラクルデンチャー右上顎4番欠損―

60代男性

設計です。3番がキー、5番がロックです。キーは最初に合わせる部分、ロックは最後に合わせる部分です。最近よく使われるミラクルリング(輪になった金属バネ)がロックになります。

まず3番にキーを合わせます。

キーを合わせました。

次に5番にロックを合わせます。装着された状態です。

横から見たところです。外すときは、5番にかかっているピンク色の床を上に持ち上げると簡単に外れます。

口の中に装着されると入れ歯とは判りません。大変ぴったりして、違和感が少なく、よく噛めます。

今週のお知らせ 感染症とビタミンC

今週は「分子栄養学のススメ」の記事から転載させていただきます。

以下引用始め

感染症とビタミンC

2022-11-01 09:53:13NEW !

テーマ:スタッフブログ

ビタミンCは多くの代謝に関わっており、コラーゲン合成、副腎皮質ホルモン合成、免疫グロブリン合成、コレステロール分解、グリコーゲン合成、ブドウ糖吸収抑制など多種多様です。

また、慢性関節リウマチ、アレルギー、ガン、心臓発作、脳血管疾患、血栓症、静脈瘤、喘息、床ずれ、ヘルニア、軟骨損耗、脊椎変形、倦怠感、疲労感、心身症、うつ病、統合失調症、糖尿病、 白血病など数えきれないほどの多種多様の病気にもビタミンCが関係していることが知られています。今回は、現在そしてこれからの時期に身近な感染症とビタミンCの関係について記載します。

感染症とは

感染症と言えば、今では新型コロナウイルス感染症と思ってしまうほど、日常生活を脅かされてきましたが、感染症には主に溶連菌感染症などの細菌が感染した細菌感染症とコロナウイルスやインフルエンザウイルスなどのウイルスが感染したウイルス感染症があります。その他にも原虫や蠕虫(アニサキス、蟯虫など)など寄生虫による感染症もあります。

ウイルスも細菌も肉眼で確認することはできないほど小さく、それぞれ何百種類と、とても多く存在します。単細胞生物である細菌は、栄養と水のある適切な環境であれば自分自身で増殖していくことができる微生物です。

一方、タンパク質でできた外殻の内部に遺伝子を持つ単純な構造の微生物であるウイルスは、自己複製能力が無く、生きた細胞内でしか繁殖できません。生きた細胞を宿主にすることでしか増殖することができない為、他の個体へ次々と感染させ続けることはウイルスが生き残る必須条件となります。

細菌感染を起こす、よく知られている細菌は、大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、溶連菌、結核菌などです。また、ウイルス感染を起こすよく知られているウイルスはアデノウイルス、インフルエンザウイルス、RSウイルス、コロナウイルス、ムンプスウイルス(おたふく風邪)、風疹ウイルス、麻疹ウイルス、ヘルペスウイルスなどです。どれも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ビタミンCの抗ウイルス作用

ウイルス感染症にかかった場合にはまず、ビタミンCの摂取をおすすめします。特にビタミンCの抗ウイルス作用はウイルスの種類を問わないと言われています。ビタミンCの抗ウイルス作用は3つあります。

1つ目は、ビタミンCが直接ウイルスを不活性化することです。ビタミンCはウイルスの殻のタンパク質ではなく、核酸(DNAやRNA)を切断することによって、増殖できなくなり、実質的に抗ウイルス作用を示していると考えられます。

2つ目は、白血球の食作用を活性化することです。ビタミンCは白血球、特に好中球、リンパ球、貪食細胞の走化性(ウイルスの侵入部位などに急行し働く作用)、貪食作用(ウイルスなど体内の細胞が不必要なものを取り込み、消化し、分解する作用)などの機能を刺激すると言われています。

3つ目はインターフェロンを作って、間接的にウイルスの活動を阻止することです。インターフェロンはウイルスの感染した細胞で合成されますが、そのためにはビタミンCが必要です。ビタミンCがなければ、十分にインターフェロンの合成が行われないとされています。また、インターフェロンは免疫担当リンパ球のひとつである、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する働きがあります。NK細胞は異物に対して活性酸素を使って攻撃します。

私たちは寒さが風邪をひくきっかけとなることがあります。鼻腔には低温の空気が吸い込まれ、血管が収縮し、血行が悪くなります。それにより、血液によるビタミンCの輸送力が低下し、粘膜のビタミンC濃度が低くなります。その様な状況ではビタミンCの血中濃度が高くても必要な場所では不足が起きているかもしれません。さらに、低温の場合には、インターフェロンの合成も不利になってしまいます。

ビタミンCの殺菌作用

細菌感染症は抗生物質が効くため、病院を受診し細菌感染が分かったら抗生物質が処方されると思います。抗生物質はウイルスには効果がないため、風邪の時に抗生物質が処方されても効果がないことが多く、最近ではほとんど処方されません。

そんな細菌に対しても、ビタミンCが効果があるという研究を今から30年以上前に佐賀大学村田晃教授が行っています。その研究ではビタミンCは枯草菌、大腸菌、肺炎桿菌、シュードモナス菌、サルモネラ菌、セラチア菌、黄色ブドウ球菌などに対し抗菌作用を示すことが分かりました。

この作用はビタミンCに対して感受性がある菌とない菌とがあるため、すべての細菌に対応するわけではありません。また、殺菌作用までは示しませんが制菌作用は示す菌もあります。なお、私達に有用な乳酸菌に対しては作用しないとされています。

感染症対策にはビタミンC

これまで説明したように、細菌やウイルスに感染した場合には、ビタミンCの摂取が有効であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。通常、ビタミンCの摂取量は1日に10gまでとしておりますが、感染症罹患時には、それ以上のビタミンCが必要になることもあります。一時的に摂取量を増やし、細菌やウイルスに立ち向かう免疫機能に加勢してみてはいかがでしょうか。

以上引用終わり