投稿者「wpmaster」のアーカイブ

今週の症例 自身の産後の不調+娘の発達の心配

今週は、分子栄養学、オーソモレキュラー栄養学を勉強され、診療に生かされている藤川徳美先生の症例です。

分子栄養学は、体の不調は栄養不足から起きると考えて、栄養を補完して体調不良を改善します。外国ではオーソモレキュラー栄養学が同じ考えの栄養学です。一般的な医療では薬を投与して症状の改善を図りますが、根本治療ではなく対症療法なので、一生薬とお付き合いする例が少なくありません。

医学部ではほとんど栄養学を学びませんが、独自に分子栄養学やオーソモレキュラー栄養学を学んで診療に取り入れ、薬に頼らない先生が少しずつ増えています。

以下引用

NEW!2022-05-30 07:41:49

テーマ:

オーソモレキュラー(栄養療法)

自身の産後の不調+娘の発達の心配

 

症例;30代後半、女性。

H25に第一子出産後、体調不良が続いている。夜熟睡できない、気分がスッキリせずドンヨリしている。

本を読み、R1.9当院受診。

小学校の頃から立ちくらみあり。今まで野菜ばかり食べていた。少し前から、プロテイン*2を開始し、卵、肉を増やした。6歳の娘も集中力がなく、発達が心配。→Nowアイアン36、B50、C1000開始。

1週後再診、初診時BUN19.5、フェリチン24、ALP(旧基準)166・プロテイン*2で糖質は減らしている。→フェルム、プロマック処方。E400開始。

R1.10、疲れにくくなり、かなり元気になった。

R1.12、体が軽くなった。BUN9.7、フェリチン89。

R2.1~12、体調が良くなり、夏バテもしなくなった。娘もプロテイン+鉄で元気になり、朝起きが良くなり、成績が良くなった。BUN11.1、フェリチン234。→フェルムを隔日服用に減量。

R3.1~12、BUN15.9、フェリチン256。とても体調が良く、問題なし。娘の成績が急上昇したので驚いている。

R4.1~5、体調が良い。娘もとても元気で、何事にも前向きになった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

まず母親が元気になり、母親が娘も治してしまった。発達の心配をしていた娘は単に栄養不足が原因であり、今は優等生になった。

元記事はこちら

https://www.facebook.com/100003189999578/posts/5080390228743927/?sfnsn=mo

今週の症例 ―ミラクルデンチャー右下顎6番欠損―

70代女性

設計です。7番がキー、5番4番がロックです。この症例は7番の形が逆三角形のような形態なので、最近よく使われるミラクルリング(輪になった金属バネ)が使えませんでした。

まず7番にキーを合わせます。

キーを合わせました。

5番4番にロックを合わせます。装着された状態です。

横から見たところです。外すときは、5番にかかっているピンク色の床を上に持ち上げると簡単に外れます。

口の中に装着されると入れ歯とは判りません。大変ぴったりして、違和感が少なく、よく噛めます。

炭水化物が多いとがんのリスクが上昇する可能性が高い

江部康二先生の糖尿病徒然日記にがんに関する記事が掲載されました。大変興味深いのでお知らせします。

以下引用

炭水化物の摂取が多いほどがんのリスク増加の可能性あり。

2022年05月23日 (月)

こんにちは。毎日新聞 2022/5/23朝刊に掲載されたDr.中川のがんのヒミツ子どもの学びに期待によると日本は、男性の3人に2人、女性でも2人に1人が、がんに罹患(りかん)する世界トップクラスの「がん大国」です。そして炭水化物の摂取が多いほどがんのリスク増加の可能性あり。なのです。

A
米国糖尿病学会(ADA)は「炭水化物・タンパク質・脂肪のうち、炭水化物のみが、血糖値に直接影響を及ぼす。」としています。

炭水化物に関して未精製のものと精製されたものを区別していません。<炭水化物=糖質+食物繊維>であり、血糖値を上昇させるのは糖質です。つまりADAによれば、未精製のものだろうと精製されたものだろうと、血糖値を直接上昇させるのは、炭水化物のみであり、タンパク質と脂肪は血糖値に直接影響を及ぼすことはないのです。これらは、エビデンス以前の生理学的事実です。

American Diabetes Association
Life With Diabetes
A Siries of Teaching Outlines 
by the Michigan Diabetes Research and Training
 Center ,
-4th Edition-,2009
57ページ

B
国立がん研究センターがん予防・健診研究センター・予防研究グループの多目的コホート研究(JPHC研究)によれば、肝がんを除外すると、HbA1c値は直線的に全がんリスク上昇と関連していました すなわちB型ウィルス、C型ウィルスというウィルス感染による特殊な発がんリスク(肝がん)を除外すると『血糖値が高いほど、直線的に全がんになりやすい』という、とても簡明な結論です。以下、英文論文として掲載されていますので、すでにエビデンスとなっています。

ヘモグロビンA1cHbA1c)とがん罹患との関連について。多目的コホート研究(JPHC研究)。International Journal of Cancer 201511WEB先行公開)
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3753.html

C
A)により明らかですが、精製炭水化物だろうと未精製炭水化物だろうと炭水化物摂取により血糖値が上昇します。確かに、未精製炭水化物のほうが、精製炭水化物より少しだけ血糖値は上がりにくいです。

しかし例えば糖尿人である江部康二が、1人前の玄米を食べると食後血糖値のピークは220mg/dlくらいで、1人前の白米を食べると食後血糖値のピークは240mg/dlくらいであり、臨床的にはこの差は無意味です。

一方、たんぱく質や脂質を摂取しても、血糖値はほとんど上昇しません。例えばビーフステーキを200g食べてもそれに含まれる糖質は0.6gくらいであり、<0.6mg × 3mg = 1.8mg>と
1.8mgしか血糖値は上昇しません。


D

ABCを合わせて考察すると炭水化物の摂取が多いほど、血糖値が上昇するので必然的に全がんリスクが増加することとなります。スーパー糖質制限食なら、明白ながんリスクである食後血糖値の上昇を最少限に抑えることができます。すなわち、スーパー糖質制限食実践により、がん予防効果が期待できることとなります。

江部康二

引用終わり

今週の症例 ―ミラクルデンチャー左下顎7番(1歯)欠損―

70代男性

設計です。私が設計したもので作ることになりました。

作製用模型とミラクルデンチャー。

装着前です。

装着後です。

外側から見たところです

内側から見たところです。金属は最上級の貴金属を使っています。

口の中に入るとほとんど入れ歯には見えません。

7番1歯欠損に対する治療方法

  • ミラクルデンチャー―違和感、異物感が少なくよく噛める。保険ではできません。
  • インプラント-やってもよいと言う患者さんと、そんな怖いことはしたくない患者さんに分かれます。成功すると自分の歯のようによく噛めます。保険ではできません。
  • 保険の入れ歯-違和感、異物感がかなりあります。バネが見えるので見た目が気になります。
  • 延長ブリッジー保険で出来ます。5番6番を被せるために削るので、歯をできるだけ削りたくない方には不向きです。力がかかる7番の人工歯は半分ぐらいの大きさで作ります。

それぞれ、一長一短があります。今回は、削らずに済んでよく噛めると言う特徴が決め手になりました。

今週の症例 ―ミラクルデンチャー右下顎4567番欠損―

70代男性

設計です。私が設計したもので作ることになりました。

作業用模型と作成されたミラクルデンチャーです。

キーは右下3番です。キーは最初に付ける部位です。

キーを右下3番に合わせたところです。

ロックは左下7番です。合わせる前です。ロックは最後に付ける部位です。

ロックを合わせました。

装着したところです。ミラクルデンチャーと残っている歯が一体化して、異物感が少なくよく噛めます。

口の中に入ると入れ歯とは判りません。

キーは最初に付ける部位、ロックは最後に付ける部位です。外すときはロックを外します。従来の義歯よりも適合性が良く、異物感が少なく、入れ歯のようには見えません。

 

今週のお知らせ 人体のエネルギー源

江部康二先生の「糖尿病徒然日記」に人体のエネルギー源について大変うまくまとめられていたので転載します。

以下引用

人体のエネルギー源、「脂肪酸-ケトン体」「ブドウ糖-グリコーゲン」

2022年05月06日 (金)

こんにちは。
今回は、人体のエネルギー源について考察してみます。
 
まず、知っておきたい重要なことは、全ての人類において、糖質摂取の有無にかかわらず、空腹時や睡眠時は、「脂肪酸-ケトン体」が主要なエネルギー源であるということです。つまり、「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムは、特殊なものではなく全人類で日常的に利用されているエネルギーシステムなのです。
 
繰り返しますが、普通にパンやご飯を食べている人においても(糖質カットしていなくても)空腹時や睡眠時は「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムが主たるエネルギーシステムとして働いているのです。糖質を摂取している場合は、食事開始から2時間までは食事由来の糖質をエネルギー源として利用しその後肝臓のグリコーゲン分解で血糖値を維持し、数時間後(空腹時)には、肝臓の糖新生で血糖値を維持するようになります。この数時間後(空腹時)には、前述の如く「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムが身体の主たるエネルギーシステムとなります。
 
糖質制限食の場合は、食事を開始したあとも、血糖値の上昇が最小限なので「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムが稼働しています。つまり、ステーキを食べている最中にも脂肪が燃えています。それで、糖質セイゲニストは減量しやすいのです。
 
さて、人体のエネルギー源のお話しを続けます。細胞が生きていくには、エネルギー源が必要です。今日のお話しは基本的に論争の余地のない、生理学的事実が中心です。少し面倒くさいですが、この人体のエネルギーシステムのことがあるていどわかったら、糖質制限食のことも含めて、常識の壁を越えるきっかけとなると思います。糖新生のことも説明したいと思います。

人体にはエネルギー源として、

1)「脂肪酸-ケトン体のシステム」
と、2)「ブドウ糖-グリコーゲンのシステム」

があります。

<人体のエネルギー源Ⅰ:脂肪酸-ケトン体システム>

脳はケトン体(脂肪酸の代謝産物)をいつでも利用できる。
②心筋・骨格筋など多くの体細胞は日常生活では脂肪酸-ケトン体が主エネルギー源であり、人体を自動車に例えるならガソリンの代わりは脂質である。
③赤血球を除く全ての細胞はミトコンドリアを持っているので、脂肪酸-ケトン体エネルギーシステムを利用できる。
④糖質制限食実践中や絶食中の血中ケトン体上昇は、インスリン作用が保たれており生理的なもので病的ではない。農耕開始前の人類は皆そうであった。
⑤備蓄の体脂肪は大量にあるエネルギー源で、体重50kg、体脂肪率20%の成人なら
10kgで90000キロカロリーあり、水だけで2ヶ月生存できる。
⑥肝臓はケトン体を、脂肪酸から生成するが、自分では利用せずに、他の組織に供給する。


<人体のエネルギー源Ⅱ:ブドウ糖-グリコーゲンシステム>

人体で赤血球だけはミトコンドリアがないのでブドウ糖しか利用できない。
②日常生活でブドウ糖を主エネルギー源として利用しているのは赤血球・脳・網膜など。
③ブドウ糖-グリコーゲンエネルギーシステムの本質は
「常に赤血球の、唯一のエネルギー源」
「筋肉が収縮したときのエネルギー源」→緊急時のターボエンジン
「血糖値が上昇しインスリンが追加分泌された時、筋肉・脂肪細胞のエネルギー源」
「日常生活では脳・網膜・生殖腺胚上皮など特殊部位の主エネルギー源」
④備蓄グリコーゲンは極めて少量で、成人で約250gていどである。
約1000キロカロリーしかなく、強度の高い運動なら1~2時間で枯渇してしまう。

ここで大切なことは、日常生活では、骨格筋・心筋を始めほとんどの体細胞は、主エネルギー源として、備蓄がたっぷりある「脂肪酸-ケトン体システム」を利用しているということです。即ち、人体を自動車に例えれば、ガソリンの代わりは脂肪酸-ケトン体であり、決してブドウ糖-グリコーゲンではありません。

例えば、心筋がブドウ糖を主たるエネルギー源として利用したりしたら、グリコーゲンの備蓄は約250gしかないので、いつ枯渇して止まるかもしれませんね。日常生活で、ブドウ糖をエネルギー源としているのは、「赤血球・脳・網膜・生殖腺胚上皮」といった特殊な細胞だけです。

糖質制限食実践中は脂肪酸-ケトン体を主たるエネルギー源として、しっかり利用しているので、エネルギー不足には決してなりません。人類700万年の歴史の内、農耕開始前は人類皆糖質制限食だったことをお忘れなく。

糖質を摂取したときは、血糖値が上昇し追加分泌のインスリンが出て、筋肉でブドウ糖を利用させます。食物吸収が終了した直後には、肝臓のグリコーゲン分解が、循環血液中に入るブドウ糖の主要な供給源です。食後数時間が経過し、絶食状態が持続すると、ブドウ糖の供給源は、肝のグリコーゲン分解から糖新生に切り替わります。食後この時間帯になると筋肉や体細胞のほとんどは、「脂肪酸-ケトン体のシステム」をエネルギー源として利用するようになります。

<糖新生>
肝臓の糖新生は、ブドウ糖しか利用できない「赤血球」などのために、最低限の血糖値を確保するために日常的に行われています。ですから、人類の700万年の歴史において、ごく普通に日常的に毎日、肝臓の糖新生は行われてきたわけで、珍しいことでも何でもありません。

肝臓の糖新生は、脂肪酸の代謝産物のグリセロール、筋肉から供給されるアミノ酸(アラニン、グルタニン)、ブドウ糖代謝の産物の乳酸などから行われます。肝臓は筋肉由来のアミノ酸などから日常的に糖新生を行っていますが、筋肉ではタンパク質の分解と合成が毎日行われています。

脂肪組織→グリセロール(脂肪酸の分解物)や脂肪酸→肝臓→糖新生→脂肪組織・筋肉
②筋肉→アミノ酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織
③ブドウ糖代謝→乳酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織

①②③はごく日常的に人体で行われており、肝臓、筋肉、脂肪組織の間で行ったり来たりしながら、日々糖新生の調節が行われているわけです

700万年間の人類の歴史の中で農耕前の狩猟・採集時代は、糖質制限食を摂取しているか、空腹や絶食や飢餓が日常的でしたので、肝臓は毎日、今以上に糖新生を行い、よく働いてきたしそれだけのキャパシティーを持っているということですね。

糖質制限食実践中は、脂肪酸-ケトン体エネルギー源がたっぷり利用できますので、決してエネルギー不足にはなりません。糖質制限食の場合は、食事からのブドウ糖供給が極めて少ないので、食事中でも、肝臓の糖新生は行われています。肝臓の糖新生は脂肪を燃やして賄われて結構エネルギーを消費するので痩せやすいのです。

なお肝臓の糖新生は、人体全体のエネルギー源を確保しているのではありません。ブドウ糖しか利用できない「赤血球」という特殊な細胞と、日常的にブドウ糖を利用している脳や網膜などのために、最低限の血糖値を確保しているのです。

<タンパク質>

次に三大栄養素のうちタンパク質は、エネルギー源として使われることはありえますが、基本的に少ないです。タンパク質は、主として人体の組織の材料として使われています。

適切なエネルギー源が確保されていれば、食事から摂取したタンパク質(アミノ酸)は、人体に吸収されて組織のタンパク質合成に使われます。

タンパク質を主たるエネルギー源として使われざるを得ないときは、例えば「飢餓→絶食」が続いたときなどです。体内の糖質、脂質をエネルギー源として使い果たした後は、やむを得ず筋肉細胞のタンパク質を主たるエネルギー源として使いますが、これは死の一歩手前です。

江部康二

以上引用終わり

今週の症例 ミラクルデンチャー 下顎右6、左67(3歯)欠損

作成用模型と完成したミラクルデンチャー

左下5番が内側に傾いています。従来の入れ歯を作る時では好ましからざるものですが、ミラクルデンチャーでは義歯の安定にとって都合がいいのです。

まず、左5番にキーを合わせます

次に、右7番にロックを合わせます

ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。キーは初めに合わせる部位、ロックは最後に合わせる部位です。外すときはロックを外します。ミラクルデンチャーは従来の義歯よりピッタリフィットして異物感が少なく、見た目も入れ歯を入れているようには見えません。

ロックが合って装着されました。

装着された全体像です。

口の中では入れ歯とは判りません。

装着

実際に患者さんの口に入れて合わせる時は必ず調整が必要になります。模型でぴったりにできていても、実際の口の中ではずれが出てきます。歯型を取って外すときに少しの変形があります。石膏を流して硬化するとき少しの変形があります。義歯を作るとき樹脂が硬化するときに少しの変形があります。

少しの変形も積み重なると、完成した義歯は口の中に装着するとき、噛み合わせが高い又は低い、歯肉に強く当たる又は隙間がある、バネがきつい又は緩いなどを調整します。

この症例は大変安定が良く、取り外しもスムースにできました。次回は実際にご飯を食べて出来るだけ早く(出来たら次の日)調整をします。そして、1週間後にもう一度調整をして終了になることが多いです。

分子栄養学による歯周病予防と治癒

分子栄養学は物理学者の三石巌先生が提唱された学問で、体の不調は栄養素の不足によって起きると言う考え方が元になっています。三石巌先生自身、白内障や、鉛公害により1型糖尿病にかかりましたが、医者に頼ることなく克服して95歳までスキーを楽しんだ稀有なる学者です

歯周病予防と治癒に関して、「分子栄養学から見た栄養摂取」について考えてみたいと思います。今回は治療に関しては割愛させていただきます。結論を先に書きます。

結論―進行した歯周病を治すにはタンパク質を多くとる、糖質は少なめにする。カルシウム、ビタミンC、ビタミンEを十分にとるのが良い。

その理由を以下に書きます。

歯周病改善、分子栄養学による

骨はタンパク質のコラーゲンとカルシウム塩によってできている。骨の補修にはタンパク質とカルシウムとビタミンCが必要。

歯周病は歯周病菌が繁殖して炎症を起こし、歯を支えている歯槽骨を溶かします。これに対抗するため十分なタンパク質とカルシウム及びビタミンCが必要になります。

ストレスに対抗するためにはタンパク質、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムが必要。

ストレスには精神的ストレスと物理的ストレスがあります。

精神的ストレスは例えば人間関係の悪化、大切な人の喪失、離婚、転勤、病気など、物理的ストレスには引っ越し、外傷、手術などいろいろありますが、そのどちらも、体の中ではタンパク質、カルシウム、ビタミンC、ビタミンEが大量に消費されます。我々は、様々なストレスを抱えています。従って、それらの栄養素を十分補充しなければ、いくら歯科治療をしても歯周病は改善されないし、場合によっては悪化してしまいます。歯周病に限らず、全身の病気の手術を予定されている方は術前に上記栄養素を補充しておくと治りがいいです。

創傷の治癒のために必要なものはビタミンCとタンパク質。

歯肉の出血は創傷であり、ビタミンCとタンパク質が充足すれば出血しなくなります。

歯肉は細菌に対する防御の最前線にあたる。したがってコラーゲンが完全でないと細菌の侵入を許すことになる。できものはその前線を突破した細菌の集落なのだ。

コラーゲンはタンパク質です。1日のタンパク質必要量はその人の体重の1000分の1と言われています。体重60kgの人では毎日60gです。意識して取らないと困難な量です。

炎症が起きた時、コラーゲン分解酵素は活性化される。その時ビタミンCを必要とする。

ビタミンCに殺菌作用と制菌作用のある事は発見後まもなく突き止められた。ブドウ球菌の静菌作用は濃度20PPMで現れる。溶連菌(溶血性連鎖連鎖球菌)に対するビタミンCの静菌作用は濃度50PPMで現れる。

殺菌にビタミンCが有効です

ビタミンCの菌毒不活化作用は、ジフテリア菌、破傷風菌、ボツリヌス菌のほか、ブドウ球菌、赤痢菌等についても確認されている。

細菌が出す菌毒にもビタミンCが有効です。

ビタミンCの殺菌作用は肺炎双球菌、肺炎桿菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、マイコプラズマ、百日咳菌、赤痢菌、結核菌などに効果を表す。

歯周病菌にもビタミンCが効果を表すと思われます。

まとめー歯周病には、タンパク質、カルシウム、ビタミンC、ビタミンEを十分にとりましょう

ビタミンCを多く含む食品:レモン、イチゴ、ミカン、柿、パセリ、トマト、ブロッコリー、ピーマン、サツマイモ、番茶

ビタミンEを多く含む食品:アーモンド、小麦胚芽、大豆、落花生、ウナギ、シジミ、カツオ、アユ

タンパク質を多く含む食品:肉(牛、豚、羊、鶏)、魚介類(魚、イカ、タコ、貝)、牛乳、卵、チーズ、大豆、豆腐、納豆、カマボコ、ちくわ

カルシウムを多く含む食品:野菜―小松菜、モロヘイヤ、いりごま、菜の花、チンゲン菜、大根の葉、切り干し大根

魚介類:わかさぎ、干しエビ、オイルサーディン(いわし)、あゆ、ししゃも、ウナギかば焼き

大豆製品:焼き豆腐、生揚げ、がんもどき、木綿豆腐、凍り豆腐

乳製品:牛乳、スキムミルク、アイスクリーム、チーズ、ヨーグルト

サプリメントで簡単に摂取することが出来ます。お勧めします。ドラッグストア、薬局に置いてあります。

ホエイプロテイン、プロテインバー、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム

 

もう1度書きますが、1日のたんぱく質必要量は体重の1000分の1と言われています。50kgの人は50g、70kgの人は70gが必要です。牛肉だと300~400gになります。足りない場合は本来新陳代謝で古くなった捨てるものを再利用します。それが度重なると体に不調が出てくるのです。

「良質なたんぱく質を取るように心がけましょう。」とよく耳にしませんか?でも、「良質なたんぱく質」って何でしょうか?

たんぱく質とは、私たちの生命を維持するために不可欠なものです。たんぱく質を構成しているのは、わずか20種類のアミノ酸です。たんぱく質の種類によって、そのアミノ酸の量や配列(並び順)、集合体の大きさや形が異なります。その内の9種類のアミノ酸は必須アミノ酸で必ず食べ物から摂らないといけません。

「良質なたんぱく質」というのは、アミノ酸がバランス良く含まれているたんぱく質のことです。アミノ酸の含有バランス(アミノ酸スコアといいます)が良いものは、生体内での利用効率が良く、余分な老廃物となるものが少ないので、「良質なたんぱく質」と呼ばれます。

良質なたんぱく質を含む食品は、肉類、魚介類、牛乳・乳製品、チーズ、卵類や大豆・大豆製品などであり、豆類以外はほとんどが動物性食品です。植物性食品である穀類や野菜類にもたんぱく質は含まれますが、例えば重要なアミノ酸が少ないなど、アミノ酸のバランスがよくありません。このような場合、たんぱく質の利用効率はそのアミノ酸の量に合わせて下がってしまいます。

現在推奨されている食事の栄養バランスは、糖質60%、脂質25%、タンパク質15%だそうですが、これには特に根拠があるわけではなく、今の日本では調べると平均これぐらいですね、と言うデータです。

我々が現在食べている「バランスの取れた食事」は分子栄養学的には問題ありと言うことです。1番大事なタンパク質が足りません。

人の体はほとんどがタンパク質で出来ています。筋肉、内臓、髪、爪。骨もタンパク質とカルシウム塩で出来ています。唯一、脳みそは乾燥重量の60%ほどが脂肪です。糖質はエネルギー源です。現代人は摂り過ぎです。使いきれなかった糖質はインシュリンと言うホルモンによって脂肪に変えられ、皮下脂肪や体脂肪になるのです。見渡せば糖質まみれ(糖質って美味しいですからね、白米ご飯、パン、メン類、お菓子など)です。

私が小さい頃はどこに行くにも歩きか自転車、馬車もいました。車はお金持ちかお医者さん、運送会社のトラックしか通っていなかった。今は便利になって、自家用車にエスカレーター、エレベーターに自宅配送、運動量は減って余った糖質はインシュリンホルモンによって脂肪に変換され体脂肪、皮下脂肪になります。肥満は消費しきれなかった糖質のせいなんです。

糖尿病は増える一方です。脂質は体の構成要素です。

細胞膜は脂質でできており、脳みその乾燥重量の約60%が脂質です。糖質が多すぎて脂質が少ないと神経伝達物質の誤作動により、例えばてんかんや原因不明の非定型歯痛、感覚異常症などになるのではないかと言われています。パーキンソン病などの神経難病にも関連していると言われています。

脂質には必須脂肪酸がありこれは必ず食事からとらなければいけません。タンパク質は大切な体の構成要素です。骨格筋、臓器、爪、髪など体のほとんどがタンパク質で出来ています。骨もタンパク質とミネラルで出来ています。いろんなホルモン酵素、神経伝達物質もタンパク質から作られます。糖質制限食では糖質 10% 脂質 60% タンパク質 30% とも言われていますが、なかなか大変ですので、糖質を少し減らして、減らした分タンパク質を増やすことから始めたらいいと思います。

その他、大事なことは疲れをためないことです。睡眠を十分とること、疲れないようにする。疲れたら休息を取ること。とても大事なことです。

分子栄養学では体の不調は栄養不足から起きると考えています。日本人のほとんどはタンパク質不足と言われています。

いなだ歯科医院

今週のお知らせ 『高タンパク質低糖質食十箇条』2022年版。

糖質制限食と言う言葉はかなり市民権を得てきました。高タンパク質低糖質食と同じ意味です。

糖質制限食と言う言葉は一見すると糖質だけ制限すればいいと誤解をされる可能性があるので、今回は糖質制限食を高タンパク質低糖質食に替えさせていただきました。筆者には大変申し訳ありません。

糖尿病は、私が子供の頃は珍しい病気で、贅沢病と言われていました。明治の文豪夏目漱石は糖尿病になり厳重食で治療を受けて「飯がまずい」とこぼしていたと言うエピソードが残っています。

厳重食とは現在の高タンパク質低糖質食です。薬が開発されるまでは高タンパク質低糖質食が糖尿病の治療食だったのです。今では治療食はとても美味しく、まずいと言うことはありません。私が年取った現在、日本国民の1割が糖尿病です。予備軍も1割いますので2割の国民の方には大変重要なお知らせとなります。

今回、京都高雄病院の理事長・江部康二先生のホームページを紹介します。9年前に、私も江部先生の本を読んでブクブクと増えていた体重を7~8kg落とし、現在に至っています。

以下引用

『高タンパク質低糖質食十箇条』2022年版。

2022年04月11日 (月)

こんにちは。私は、2002年、52歳の時に自分が糖尿病と発覚してから、できれば薬を飲まずに済むようにと、徹底的に糖尿病の食事療法を研究しました。その結果、既に糖尿病を患っている人には、『高タンパク質低糖質食』がベストの選択である、との結論に達しました。

糖尿病を発症したら、その時点でもう体内の糖質を処理するシステム(インスリン作用)が破綻していて、糖質を普通に食べることができない身体になっているということなのです。そして糖尿病発症を確実に予防できるのは、高タンパク質低糖質食だけなのです。

もう少し早く、40歳でこのことに気がついていていれば、糖尿病にならずにすんだのにと、今更ながら残念な思いです。父も母も糖尿病ですから、いつか来る道と解ってはいたのですが、結果として油断でした。

糖尿病の人や肥満・メタボリックシンドロームや生活習慣病の人の治療・予防にはスーパー高タンパク質低糖質食がベストの食事療法です。そして 『高タンパク質低糖質食』実践により、糖尿病の人では「食後高血糖(グルコーススパイク)」「血糖変動幅増大」が予防でき、血糖コントロール良好となり、合併症が予防できます。糖尿病の人が、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)を食べれば、必ず「食後高血糖」と「血糖変動幅増大」を生じるので、合併症予防は困難です。

耐糖能正常型の人においても、「グルコースミニスパイク」が予防できるので、生活習慣病の予防・治療が期待できます。生活習慣病の根本要因は、頻回過剰のグルコースミニスパイクとそれに伴う頻回過剰のインスリン追加分泌です。

血糖値に直接影響を与えるのは糖質のみであり、タンパク質・脂質は直接血糖に影響を与えることはありません。従って、糖尿病の人の「食後高血糖(グルコーススパイク)」「血糖変動幅増大」、耐糖能正常型の人の「グルコースミニスパイク」、を予防できるのは、スーパー糖質制限食のみです。このことが食事療法において根源的に大切です。

今回は

『高タンパク質低糖質食十箇条』2022年版

のご紹介です。

『高タンパク質低糖質食十箇条』2022年版
-糖尿病や肥満が気になる人に-

一、 糖質の摂取を減らす。可能なら一回の食事の糖質量は20g以下とする。
二、 糖質制限した分、タンパク質や脂質が主成分の食品は充分量食べる。
三、やむを得ず主食(ご飯、パン、麺類など)を摂るときは少量とする。
四、水、番茶、麦茶、ほうじ茶などゼロカロリー飲料はOK。果汁・清涼飲料水はNG。
五、糖質含有量の少ない野菜・海草・茸類はOK。果物はなしかごく少量にとどめる。
六、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に摂り、リノール酸を減らす。
七、マヨネーズ(砂糖無しのもの)やバターもOK。
八、お酒は蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)、糖質ゼロビールはOK。辛口ワインも適量OK。醸造酒(ビール、日本酒、など)は控える。
九、間食やおつまみはチーズ類やナッツ類を中心に適量摂る。菓子類、ドライフルーツはNG。
十、可能なら化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ。

*糖尿病の人がやむを得ず糖質を摂取するときは、
食直前に、「αGI剤」か「グリニド系薬剤」を内服すると、食後高血糖がある程度防げる。
*牛乳は100mlくらいならOK。成分未調整豆乳は200mlくらいOK。
*肉類と魚貝類の摂取量は<1:1>が目安。

『高タンパク質低糖質食』の3パターン

一、スーパー高タンパク質低糖質食は三食とも主食なし。効果は抜群で早く、一番のお薦め。1回の食事の糖質量は20g以下。
二、スタンダード高タンパク質低糖質食は、一日一回(朝か昼)少量の主食あり。夕食は主食抜き。
三、プチ高タンパク質低糖質食は夕だけ主食抜き。朝と昼は少量の主食あり。
嗜好的にどうしてもデンプンが大好きな人に。

☆抜く必要がある主食とは米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの炭水化物。
☆魚貝・肉・卵・豆腐・納豆・チーズなどタンパク質や脂質が主成分の食品はしっかり食べる。

高タンパク質低糖質食の理論的根拠

1、血糖値を直接上昇させるのは糖質だけで、たんぱく質・脂質は上昇させない。
2、糖質を摂取しなければ血糖値は上昇しない。
3、高タンパク質低糖質食を実践すれば食後血糖値はほとんど上昇せず糖尿病は改善する。
4、食前・食後の血糖値血糖変動幅が少ないので生活習慣病の予防ができる。
5、食後血糖値の上昇が極めて少ないので、追加分泌インスリンも少量ですむ。
6、過剰なインスリンは肥満・がん・アルツハイマー病などのリスクとなるので、
血糖コントロールができる限りで少量であるほど身体にはいい。

ということで、とてもシンプルです。上記6つは、生理学的な事実やエビデンスがあることですので信頼度は高いです。

高タンパク質低糖質食実践前のご注意

診断基準を満たす膵炎がある場合、肝硬変の場合、そして長鎖脂肪酸代謝異常症・尿素サイクル異常症は、高タンパク質低糖質食は適応となりませんのでご注意ください。

慢性腎臓病(IgA腎症など)も、原則として適応となりません。糖尿病腎症は、医師と相談の必要があります。なお本にも書きましたが、 高タンパク質低糖質食によりリアルタイムに血糖値が改善します。このため、既に経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は低血糖の心配がありますので必ず主治医と相談して頂きたいと思います。

一方薬を使用してない糖尿人は、低血糖の心配はないので、以下の本などを参考にされて、
自力で 高タンパク質低糖質食を実践して糖尿病改善を目指していただけば幸いです。

推奨著書

主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ」2005年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」2008年
「我ら糖尿人、元気なのには理由がある。」2009年 宮本輝先生との対談本
「やせる食べ方」2010年
「うちの母は糖尿人」2010年 監修:江部康二 著:伊藤きのと
(東洋経済新報社)
「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」2010年(ナツメ社)
腹いっぱい食べて楽々痩せる『満腹ダイエット』 (ソフトバンク新書)2011年
「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)2011年
「血糖コントロールの新常識! 糖質制限 完全ガイド」 (別冊宝島)2012年
「食品別糖質量ハンドブック」2012年(洋泉社)、
「糖質オフ!健康法」(PHP文庫)2012年
「主食を抜けば糖尿病はよくなる!糖質制限食のすすめ」(文春文庫)2012年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」(文春文庫)2012年
「女性のための糖質制限ダイエットハンドブック」2012年(洋泉社)
「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」2013年(東洋経済新報社)
「医療の巨大転換を加速する」糖質制限食と湿潤療法のインパクト
2013年(東洋経済新報社) 夏井睦先生との対談本
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ 新版」2014年(東洋経済新報社)
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版」2014年(東洋経済新報社)
「炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」2014年(東洋経済新報社)
一生太らない「やせる! 食べ方」2014年 (PHP文庫)
江部先生、「糖質制限は危ない」って本当ですか?2015年(洋泉社)
「なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか」2015年(ナツメ社)
「糖質制限の教科書」2015年(洋泉社)監修
「糖質オフ!健康法」2016年3月(PHP研究所 )
「人類最強の糖質制限論」2016年4月(SB新書)
「ハンディ版糖質制限の教科書」2016年4月(洋泉社)
「増補新版食品別糖質量ハンドブック」2016年6月(洋泉社)
「Dr.江部の健康食の新常識100 」(TJMOOK)2016年11月(宝島社)
マンガでわかる「糖質オフ! 」健康法2016年12月、(PHP研究所 )
外食でやせる! 「糖質オフ」で食べても飲んでも太らない体を手に入れる、2017年4月(毎日新聞出版)
「江部康二の糖質制限革命」2017年4月(東洋経済新報社)
「男・50代からの糖質制限」2018年11月(東洋経済新報社)
「内臓脂肪がストン!とおちる食事術」2019年5月(ダイヤモンド社)
「糖質制限の大百科」2019年7月(洋泉社)
「糖質量&炭水化物量ポケットガイド」電子書籍、2019年8月(SBクリエイティブ)
「名医が考えた認知症にならない最強の食事術」2020年6月(宝島社)
「ダイエット・糖質制限に必携! 食品別糖質量ハンドブック」 2020年9月(宝島社)江部 康二監修
医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート2020年10月(宝島社)
「体が変わる! 最強の糖質制限食-巣ごもり生活でも太らない!」2021年2月(学研プラス)
「増補新版 糖質制限の大百科」 2021年9月(宝島社)
など多数

レシピ

「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」2006年(東洋経済新報社)
「糖質オフ」ごちそうごはん2009年(アスペクト)
dancyuプレジデントムック 「満腹ダイエット 」 2009年(プレジデント社)
「血糖値を上げない!健康おつまみ109」2010年(東洋経済新報社)
「やせる食べ方レシピ集」 2010年(東洋経済新報社)
「糖質オフダイエット 」2011年(レタスクラブ、角川マーケティング)
「誰もがストレスなくやせられる!糖質制限ダイエット」2011年(講談社)
「主食を抜けば糖尿病はよくなる」レシピ集2011年(東洋経済新報社)
高雄病院の「糖質制限」給食2012年(講談社)
糖尿病がどんどんよくなる「糖質制限食」おすすめレシピ集2012年(ナツメ社)
糖質制限の「主食もどき」レシピ2013年(東洋経済新報社)
高雄病院Dr江部が食べている「糖質制限」ダイエット2013年(講談社)
糖質オフのダイエット弁当2013年(家の光協会)
高雄病院「糖質制限給食」朝 昼 夕 14日間完全プログラム
糖尿病・肥満改善が自宅でできる! 2013年(講談社)
2週間チャレンジ! 糖質制限の太らない生活 2014年(洋泉社mook)
電子レンジで糖質オフの作りおき 2016年10月(宝島社)
「やせぐせがつく糖質オフの作りおき 」2017年3月(宝島社)
「高雄病院の糖質制限作りおき 」2017年5月(洋泉社)
「作りおきおかずで簡単! 朝・昼・晩 糖質オフのダイエット献立」2017年10月 (家の光協会)
「いくら食べても太らない! 旨い酒のつまみ 」2018年5月(宝島社)
「決定版! スグやせ! 糖質オフのラクうまレシピ150」2018年6月(ナツメ社)
「女性のためのラクやせ糖質制限ハンドブック」2018年9月(洋泉社)
「男性のための糖質制限最強ダイエットハンドブック」2018年10月(洋泉社)
「レンチン!糖質オフの作りおきおかず」2018年10月(宝島社)
「魔法のダイエットみそ汁 」 2019年2月(日本文芸社)
「決定版! 作りおき&レンチンで簡単! 糖質オフのやせる! ラクうま弁当350 」 2020年2月(ナツメ社)
「決定版! 作りおき&帰ってすぐできる 糖質オフのやせる! ラクうまレシピ350 」 2020年7月(ナツメ社

江部康二

引用終わり

 

今週のお知らせ 15年のうつ病を治した症例(藤川徳美先生)

藤川先生は廿日市市で心療内科を開業、分子栄養学を中心にして診療しておられます。

分子栄養学によれば体調不良は栄養の不足なので、不足分を補完して体調を回復する療法です。食事を見直して、不足しがちな栄養に対してはサプリメントで補完、最終的に薬をやめます。

以下引用

15年の経過を持つ男性のうつ病

NEW!2022-04-14 07:23:59

テーマ:

うつ 鬱

15年の経過を持つ男性のうつ病

 

症例;50代後半、男性。

大手ITメーカー勤務。独身で一人暮らし。15年前にうつ病を発症し、半年間休職した。その後治療を継続し、仕事には出ている。

R1.10、広島に転勤となった。

R2.1、当院受診。181cm、96kg、BP140/86。不安を強く感じることが多々ある。やる気が起きないときが多々ある。薬は、ドグマチール(100)2T、アーテン(2)2T、メイラックス1mg、四逆散、十全大補湯。薬は合っていると言う。食事は外食。→高タンパク/低糖質食+プロテイン20g*2。処方はdoで継続。

一週後再診、初診時のBUN10.9、フェリチン40、ALP(旧基準)144。プロテイン20g*1を開始した。→フェルム、プロマック追加。プロテイン20g*2に増量を。

R2.4、プロテイン20g*2で飲んでいる。体調が良くなり不安感が軽減した。BUN16.7、フェリチン84、ALP(新基準)56。→ナイアシンアミド*6開始。 漢方を減らしてみるように。

R2.8、プロテイン20g*2+ナイアシンアミド*6。BUN15.7、フェリチン121、ALP58。体が軽くなり調子が良い。十全大補湯を中止したが問題ない。

R2.10、四逆散を中止したが問題ない。→ドグマチール100mg、アーテン2mgに減量。

R2.12、落ち着いており、気分の波はない。→アーテン中止。

R3.4、BUN23.8、フェリチン207。→フェルム中止。メイラックスを中止してみるように。

R3.7、メイラックスを止めたが問題ない。

R3.10、フェルムを止めて肩こりが再燃し、睡眠が浅くなった。BUN17.7、フェリチン226。→Nowアイアン36開始。

R3.12。回復し、安定している。

R4.4、プロテイン+ナイアシンアミド+Nowアイアンを継続。全く問題ない、普通に過ごせている。→ドグマチール、プロマックを中止。定期的な通院は終了。

・15年の経過を持つ男性のうつ病も2年で完治。

・一人暮らしの男性は、毎日毎日同じ物ばかり、糖質ばかり食べる。そのため、肥満+鉄タンパク不足によりうつ病を発症する。

・治療はプロテイン+鉄+ナイアシンアミドが最強。

元記事はこちら

https://www.facebook.com/100003189999578/posts/4952369174879367/?sfnsn=mo

引用終わり