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今週のお知らせ 糖質制限食と逆流性食道炎

今週のお知らせは京都高雄病院の江部康二先生の「糖尿病徒然日記」から逆流性食道炎のお話です。江部先生はは糖質制限の第一人者で、私も12年前から先生の本を読んで糖質制限をしています。

きっかけは週3回テニスで走り回っているのに太ってきて、糖尿病になりかかってきたからです。食事を作ってくれるのはうちのカミさんなので、糖質制限の本を読んでもらって納得してもらったので家族で糖質制限を始めました。それまでは時々、胃液が逆流してきて口の中が酸っぱくなったりしていましたが、今では全くそのような事はありません。続けるうちに1年も経たないで体重は6~7kg落ちて、糖尿病の初期である低血糖症状がなくなりました。今は快調そのものです。

以下引用始め

「糖尿病徒然日記」

【25/08/29 西井逆流性食道炎
すいません どこでお聞きしたらいいのかわからず、ここに書かせてもらいます。糖質制限は、もう10年ほど続けており、5.7ぐらいうろうろと、いい感じなのですが、先日胃もたれ 食欲不振になり胃カメラをしたところ、逆流性食道炎がわかりました。

糖質制限で食べているものと、逆流性食道炎では、食べない方がいいものが、かぶってしまい、すごく悩んでいます。牛乳 ヨーグルト チーズ 豚肉 ナッツ コーヒー 等です。急な相談をお許しください。】

おはようございます。西井さんから、糖質制限食と逆流性食道炎について、コメント・質問を頂きました。

結論から言いますと、逆流性食道炎は、糖質制限食で治ります。気にせずに、今まで通り、糖質制限食を続けましょう。そして、HbA1c:5.7%を維持しましょう。胃もたれや食欲不振は、逆流性食道炎とは関係なくて、夏バテとかのせいかもしれません。逆流性食道炎の症状で、胃もたれや食欲不振は、少ないと思います。

AI による概要
逆流性食道炎の主な症状は、胸焼けや** みぞおちから胸にかけての熱感**、そして**口の中に酸っぱいものや苦いものがこみ上げてくる(呑酸)**です。その他にも、喉の違和感、声のかすれ、慢性的な咳、胸の痛み、食事がつかえる感じ、喉のイガイガ感などが現れることがあります

逆流性食道炎は、酸性の胃液やそれと混ざった食物が、食道に逆流して食道が炎症を起こし、
胸やけや胸の痛みなどを生じる病気です。健康な人でも胃酸の逆流がみられることはありますが、時間が短いため問題になることはありません。逆流の時間が長くなると、食道の粘膜は胃酸に対し弱いため食道に炎症を起こすようになります。

この病気は成人の10〜20%がかかっていると推定されており、中でも中高年、特に高齢者に多くみられます。適切な治療を受けなかった場合には、症状が持続することにより生活に支障を来すことも知られています。

逆流性食道炎の症状を訴える患者さんのほとんどが、糖質制限食開始後、リアルタイムに改善します。(^^)当初、私自身が信じられなかったのですが、もう400人以上に試してみて、脂っこいものより炭水化物が胸やけを起こす真犯人と確信しました。

ここまでくると、逆流性食道炎は、炭水化物の過剰摂取が根本要因である可能性が極めて高いと思います。700万年の人類の歴史のなかで、特に精製炭水化物を大量に常食し始めたここ200~300年に発症した特殊な病気の一つが逆流性食道炎です。

一番印象的だったのは、中学校の頃から、20年間以上、毎日昼食後1時間と夕食後1時間に、必ず胸やけがあった30代の男性患者さんです。胸やけ以外は、何の病気も症状もありません。特に、カレーライスの日は最悪で、夕食後1時間に加えて、夜中の1時にも胸やけがあって苦しんだそうです。

この患者さんに、ブログ読者の皆さんでの成功経験があったので、「騙されたと思って兎に角スーパー糖質制限食を試してごらん?」と奨めてみました。

2週間後の外来診察で、糖質制限食開始当日から、20年来の胸やけが一切消失したという
驚きの報告をしていただきました。ヾ(゜▽゜)カレーライスというのは、<ご飯+カレールーの小麦粉>で二重の糖質なので、寿司飯(ご飯+砂糖)と共に最も血糖値を上げやすい食材です。σ(=_=;)ヾ

「饅頭1個だと胸やけなしだけど、2個だと胸やけ必発」という人もあり、個人の糖質摂取許容量の限界を超えると、胃酸が出過ぎて胸やけを生じるような気もします。逆流性食道炎を生じる限界の糖質摂取許容量には個人差があるようです。

逆流性食道炎の症状は、糖質制限食でリアルタイムに改善する例がほとんどです。言い換えれば、糖質の過剰摂取が逆流性食道炎の原因の可能性が高いです。それでは、そのメカニズムについて考察してみましょう。

まず血糖値が上昇すると、視床下部が感知し副交感神経(迷走神経)を介して膵臓のランゲルハンス島のβ細胞に伝えられます。このとき副交感神経が優位だと幽門が収縮し、噴門は弛緩しますので、胃の内容物は食道へ逆流しやすくなります。つまり糖質を摂取すると逆流性食道炎を起こしやすくなる理屈です。

この仮説は、岩手県久慈市の関上こどもクリニック、関上勇先生からご教示頂きました。
私もこの仮説に賛成です。関上先生、ありがとうございます。

江部康二

以上引用終わり

 

今週のお知らせ なぜ、医師は栄養のことを知らないのか?ミネラル研究は無視されるのか?(2025年版)

私が歯学部に入学したのは52年前です。栄養学の授業は無かったと思います。栄養失調と言うとよほどの偏食か食べ物が満足に買えない困窮者がなるものだと思っていました。普通の生活をしていれば栄養は十分だと思っていました。

しかし、今や栄養の偏りによって生活習慣病が蔓延する時代になりました。最近になって藤川徳美先生の本を読んで栄養学の勉強を始めて、自分はマグネシウムがたくさん必要な体質だと判り、サプリメントを飲んで、入浴時マグネシウム液(にがり液)をあちこち擦り込んでいます(経皮吸収)。

それでは、「精神科医こてつ名誉院長のブログ」から転載させていただきます。

以下引用始め

なぜ、医師は栄養のことを知らないのか?ミネラル研究は無視されるのか?(2025年版)

なぜマグネシウムは取りざたされないのか

大多数の人が学校で栄養の教育を受けていない。それでは医師はどうであろうか?信じられないかもしれないが、医師も通常は医学校で栄養とか栄養補給について学ぶことはない。医師は病気を勉強しているのであって、健康について勉強しているのではないからだ。

医師を訪れるのは、健康改善か病気予防のためだと誰もが考える。ところが、医師には患者に対してどうすれば健康でいられるかについての教育を受けていない。しかも、患者は医師の指示がなければ、生活習慣を変える気を起こさないことが多い。

患者は、もしビタミンがそんなに重要なら、医師からビタミン剤を飲むよう指示が出るはずだと考えるからである。ところが、栄養学は医学的学問分野ですらない。筆者が1970年代に医学校に通っていた頃もそうだったし、さらに現在でもなお、変わっていない。栄養学は医師の専門外なのである。

製薬会社の投資対象は医薬研究、ミネラル研究は無視

医学は1度に1つずつの症例を個別に研究する。さらにその症例について病因を1つ、それを処置する医薬を1つ求めようと試みる。医学研究が抱える偏りが、特許の取れる薬品研究を行わせることになる。特許薬なら市販に漕ぎ着けるのに金のかかる研究であっても最終的には採算が取れるからである。

誰にも異論がないところであるが、マグネシウムは健康保持・疾病予防を始め、あらゆる生命活動に不可欠である。それにも関わらず、無視されてきたのは、一般栄養剤として販売したのでは利益が得られないためである。マグネシウムは特許の対象とならないから、製薬会社がマグネシウム研究に取り組むことはない。マグネシウムに広告費が割かれることはない。これに対して、何億ドルもが処方薬の広告に費やされている。栄養素がメディアの注目を浴びることはない。

さらに事態を悪くしているのが、過去20年にわたり、大学への資金拠出の大部分が製薬業界によってなされていることである。製薬業界の主たる投資対象は医薬の研究なのである。科学的医業は医薬を優先していて、栄養素への資金投入を考慮することはない。

医師もまた昔の研究を無視している。何年か前には、医師もマグネシウムが心臓病に有望である可能性について聞いていたかも知れないが、それ以降は新たな研究を全く見聞きしないから、マグネシウムによる治療には成果がみられないのだろうと推測してるのである。

(奇蹟のマグネシウム、より)

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医学部では栄養学の授業は全くない。”先進国では栄養失調はあり得ない”ことが前提になっている。その前提で、鑑別診断、対症療法(薬物治療)と話が進んでいく。

  • 優秀な教授=研究費を沢山獲得できる人=製薬会社からの資金供給。
  • 医薬研究にばかりバイアスがかかっている最新研究。
  • 最新研究が良い研究と信じて疑わない石頭。
  • 昔の研究を持ち出すと”古っ”と脊髄反射して拒絶してしまう。
  • 習ったことが正しいと信じて疑わない愚か者。

実際はほとんどの慢性疾患は、質的栄養失調が原因。質的栄養失調=糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足。マグネシウムは、高血圧、便秘、不整脈、チック、筋肉痙攣、尿路結石、などにはしばしば著効を示す。

以上引用終わり

今週のお知らせ これが不足すると骨がボロボロに…「日本人に足りない3つの栄養素」を一度に摂れる”和の伝統食” 

以下引用始め

健康を維持するためには何が必要なのか。医師の満尾正さんは「ビタミンD、マグネシウム、亜鉛は免疫力にも関係する重要な栄養素だが、多くの日本人に不足している。これらが不足すると骨粗しょう症や筋力低下、男性機能の低下、心疾患、不眠などにつながる」という――。

「足がつる、肩こりがひどい、男性機能が弱っている、イライラするといった心身の不調は、3つの栄養素が不足していることに原因があるかもしれません」 こう指摘するのは、満尾クリニックの院長・満尾正氏だ。  3つの栄養素とは、日本人に不足しているといわれている「ビタミンD」「マグネシウム」「亜鉛」だという。

「健康状態が良く見える人でも、この3つの栄養素が維持されていることはほぼまれです。健康診断で即時に病気につながることがないため、これらの数値は測定されない。その結果、栄養素不足に陥っていてもなかなか気づきにくいのです」  ビタミン群の「ビタミンD」、ミネラルの「マグネシウム」と「亜鉛」は毎日外部から摂取しなければならない必須栄養素だ。

骨を作るために欠かせないビタミンD  ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を作るために欠かせない栄養素ということは一般的に知られている。それ以外にも、免疫力の増強、うつ病など精神疾患の予防、筋力低下の予防、アンチエイジング効果などの働きがある。

亜鉛は、性ホルモンの分泌・維持だけでなく、骨や皮膚、肝臓、腎臓、インスリンを作るすい臓、精子を作っている睾丸など、新しい細胞がつくられる組織や器官では必須のミネラルになる。

マグネシウムは、エネルギーの産生や貯蔵のほか、カルシウムと拮抗して筋収縮を制御したり、血管を拡張させて血圧を下げたり、血小板の凝集を抑え血栓を作りにくくしたりする作用がある。

「3つの栄養素に共通の働きは、免疫力を高める効果があることです。感染症対策として注目されている栄養素ですが、普段の食事で意識されることはほぼありません。健康診断で測定されないので、不足しているかどうか気づきにくいと先ほど言いましたが、不足しているかどうか判断する手がかりはあります」

■3つの栄養素が不足している“サイン”

「数値でわからなくても、体に栄養素不足の疑いを示す兆候が現れます。ビタミンDが不足すると、気分が落ち込み、やる気が出ないといった、うつの初期症状のようになる。また、イライラしやすくなる。女性の場合は骨密度が下がり、骨粗しょう症のリスクが高まります。

亜鉛不足は、男性の場合は前立腺のトラブル、男性機能が弱くなる。また、皮膚のトラブルやシミ・しわができやすい。マグネシウム不足は足の筋肉がつる、肩こりがひどくなるなど筋肉や関節に不調が現れる。また、不眠になりやすくなります」

ほかにも、亜鉛不足の場合、味を感じにくくなる味覚障害、慢性下痢、免疫機能障害、性腺発育障害などのさまざまな症状が現れる。 マグネシウムは、欠乏すると炎症、高脂血症、心疾患、神経異常、メタボリックシンドローム、肝臓障害を引き起こすとされている。

———- 栄養素不足による体の不調 ●ビタミンD:気分の落ち込み、イライラ、活力が湧かない、骨粗しょう症、筋力低下など ●亜鉛:男性機能の低下、皮膚炎、味覚障害、高血圧、胃潰瘍など ●マグネシウム:足のこむら返り、肩こり、不眠、食欲不振、疲れやすい、メタボリック症候群、心疾患など

———- ■過剰な日焼け対策でビタミンD不足に  「男性機能や性欲が弱くなったと体感している人は、亜鉛だけでなく、ビタミンD不足も考えられます。ビタミンDは男性ホルモン(テストステロン)を生成・維持する役割がある。男性ホルモンは加齢とともに減少していくのですが、健康な40〜50代の男性が60歳以上と比べ男性ホルモンの数値が低いという報告もあります(帝国大学病院による唾液テストステロン検査)。

男女問わず、男性ホルモンは筋肉を作る、活力を生み出す源として不可欠なのですが、男性ホルモン値の低い人は、血中のビタミンD濃度が低い傾向になる。ビタミンDは日光に当たることで生成されるため、日常的に屋外に出ていれば不足することは少ないのですが、さまざまな調査の結果、日本人はかなりの割合でビタミン不足になっている。

日焼け対策をして日光に当たらず、魚をあまり食べない生活をしているとどうしても数値が低くなりやすい。日本人のビタミンD不足はかなり問題です」 満尾クリニックを訪れた男女1700人のデータを見ても、約8割が血中濃度の理想値40〜80ng/ml以下だったという。また、慈恵医科大学が東京都内で健康診断を受けた5518人を対象にした調査(2019年4月〜2020年3月)によると、98%がビタミンD不足に該当していたという報告もある。

「若返りホルモン」不足で気力も性欲も減退  男性ホルモンに不可欠なビタミンDだが、満尾氏はこのホルモンをつくる源になる、体内ホルモン「DHEA」(デヒドロエピアンドロステロンというヒトの体内に存在するホルモンの略称)の数値も非常に重要だと説明する。

「DHEAは『マザーホルモン』と呼ばれ、男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン)などあらゆる性ホルモンをつくる源です。免疫力の向上や筋肉の維持、骨密度の維持など、多岐にわたる生理機能に関与し、別名『若返りのホルモン』とも呼ばれている。

DHEAが不足すれば、当然男性ホルモン値も低下し、男女問わず体力や気力が失われ、性機能も減退する。ビタミンDと併せて、DHEAも補う必要があるのです。DHEA不足の人には、粘り気のあるヤム芋、自然薯、山芋、大和芋、里芋、菊芋などのイモ類を食べるのをおすすめしています」

■大事な栄養素が気軽・安価に摂れる納豆  「食事の大半をコンビニで調達する、お菓子をご飯代わりに食べる、清涼飲料水を一日1リットル飲む、仕事が忙しくて食べる時間がないなど、現代的な生活を送っている人は、3つの栄養素が不足しているはずです。食生活の乱れも原因としてはありますが、これらの栄養素は体内に貯蔵しにくいなどの特性があるために不足しやすいのです」

たとえば、マグネシウムは過度な持続的運動、飲み過ぎ、ストレスによって体内の細胞内に留まることができず、体外へ排出されてしまう性質がある。また、寒冷地にいるといった肉体的なストレスがかかることでも、尿からマグネシウムが排出されるということがわかっているという。

亜鉛も体内に貯蔵できない栄養素の一つ。また、お酒を大量に飲む人は、アルコール代謝に亜鉛を使うため、亜鉛不足になりやすい。消化器系疾患を患っている場合、血圧の薬やペニシリンを服用している場合、妊娠中は亜鉛が吸収されにくいので、不足分を補うことを意識してほしいという。

「私は毎日納豆を1パック食べているのですが、納豆は気軽にしかも安価に3つの栄養素が摂れるので、常食しない手はありません。さらにとろろをかけるとDHEAも摂れます。納豆のほかには、小魚や青魚、タコや牡蠣もビタミンDや亜鉛を多く含有しているので、おすすめです。大ぶりの牡蠣を4、5個食べるだけで、1日の亜鉛摂取推奨量を補充できます」

いまの食生活が10年後を左右する  3つの栄養素不足は、こうした食材を意識して摂ることで解決できる。ただし、摂りすぎは体の不調につながるので要注意。食事で摂るのがむずかしいという人はサプリメントで補うほか、ウォーキングやガーデニング、ゴルフなど屋外に出て活動することでビタミンDを生成することができる。

「健康診断の結果でも異常値はなく、今は大きな不調も感じていないかもしれません。このまま加齢とともにしわが増え、筋力が落ち、緩やかに老いていくだろうと多くの人は考えているはずです。それは、健康な体を維持できればの話です。 40代、50代で健康診断の結果がほぼ同じでも、食生活に気をつけている人とそうでない人は、10年後に差が現れてくる。体の中の変化は見えないですが、確実に変化しています。今のうちに食生活や生活習慣を見直したほうがいいと思います」

■3つの栄養素を効率的に摂取するなら…  ・ビタミンD  鮭、サンマ、イワシなどの青魚、鰻、牡蠣、卵など  ・亜鉛  牡蠣、豚レバー、しらす干し、アーモンド、いりごまなど  ・マグネシウム 海藻類、青魚、タコ、牡蠣、大豆製品、葉物野菜など

———- 満尾 正(みつお・ただし) 米国先端医療学会理事、医学博士 1957年横浜生まれ。北海道大学医学部卒業後、内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング専門病院「満尾クリニック」を開設。米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。キレーション治療の経験は延べ5万件を超える。著書に『ハーバードが教える 最高の長寿食』(朝日新書)、『医者が教える「最高の栄養」 ビタミンDが病気にならない体をつくる』(KADOKAWA)、『世界最新の医療データが示す 最強の食事術』(小学館)など多数。 ———-

以上引用終わり

私は、現在健康ですが病気になりたくない思いからプロテイン、ビタミン、ミネラルを摂っています。ビタミンDはサプリメントを摂っていませんが、マグネシウムと亜鉛はサプリメントを摂っています。ビタミンDは週2日テニスをするので、この暑い中いやと言うほど日光を浴びています。また食べ物ではキノコ類、しらす干し、魚、納豆、乳製品をよく食べるし、卵は毎日欠かしません。従って十分だと思います。

マグネシウムは、私はよく足がつるので不足する体質だと思って、最近3~4年はサプリメントを摂り、痙攣しやすい部位にはマグネシウムスプレーを使って擦り込んでいます。お陰で最近はあまり攣らなくなりました。

亜鉛は、コロナにかかった友人が、味がしなくなったと言うので亜鉛、牡蠣を摂るといいですよと教えてあげました。男性は前立せん肥大になるとトイレが近くなると聞いたので、調べてみると亜鉛が良いとのことで亜鉛のサプリメントを摂っています。そのお蔭かトイレに行く間隔が長くなり、夜中にトイレに行くことが少なくなっています。

今週のお知らせ <たんぱく質>不足の日本人、その割合はなんと…不足すれば老化や肥満はもちろん体にさまざまな影響が。4つのリスクを消化器専門医が解説

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると「1日あたりのたんぱく質摂取量・平均推移」は、1995年をピークに減少傾向にあるそう。

そのようななか「たんぱく質不足は、本来吸収されるはずの栄養素ではなく不要なものを吸収してしまう<腸漏れ(リーキーガット症候群)>を引き起こし、さまざまな不調の原因になる」と語るのは、消化器内視鏡専門医平島徹朗先生と秋山祖久先生です。

そこで今回は、お二人の著書『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』から一部引用、再編集してお届けします。* * * * * * *

◆老化・万病・肥満のもと!? たんぱく質不足のリスク 老化・不調・冷えを改善! たんぱく質が体を変える! 「三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質で最も重要なものは?」 と聞かれたら、私たち消化器専門医は口をそろえて「たんぱく質」と答えます。たんぱく質は全身の細胞の材料になる、体にとても影響がある栄養素なのです。このたんぱく質が不足すると、体にどのような影響を与えるか、4つの例を挙げて説明していきます。

1つ目のリスクとして挙げられるのは、細胞の老化です。体の細胞は、つねにターンオーバー(新陳代謝)、すなわち生まれ変わっています。たんぱく質が不足すると新しい細胞がつくれないのでターンオーバーがうまくいかず、細胞がどんどん老化してしまいます。

 2つ目は、さまざまな体の機能の低下が挙げられます。たんぱく質は、ホルモンや酵素、抗体の材料になります。そのため不足すると、消化吸収力、神経伝達機能、免疫力などが低下してしまうのです。

『胃と腸のプロが図解で徹底解説腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(著:平島徹朗、秋山祖久/扶桑社)

◆心の健康、代謝にも影響

 3つ目は、心の健康が保てなくなる可能性があります。いわゆる幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは神経伝達物質のひとつであり、たんぱく質からつくられます。たんぱく質が不足するとセロトニンも減少し、イライラや意欲の低下などをまねきます。

最後に、4つ目は、たんぱく質は分解されて、消化吸収されるときに熱エネルギーを生み出します。つまり、たんぱく質をきちんと摂っていれば熱を発生するので体温が上がり、代謝も良くなります。 反対に不足すると熱が生まれず体が冷えて、代謝が悪くなり、冷えやすく太りやすい体になってしまうのです。 たんぱく質は英語で「protein(プロテイン)」。ギリシャ語の「最も大切」「第一」が語源といわれています。現代のように医学などが発展する前から、人間にはたんぱく質が必要だということを感じていたんですね。

あなたは大丈夫? 日本人にたんぱく質が足りない現実! 日本人の8割が不足 摂取量の認識を正す!

私たちのクリニックで血液検査による栄養解析を行うと、ほとんどの人がたんぱく質不足です。その割合、なんと8割以上! クリニックで血液検査を受けるくらい健康に気を使っている人でも8割なので、日本人全体で考えるともっと多いのかもしれません。つまり、日本人の大多数は「たんぱく質を摂取しているつもりだけど、十分な量は摂取できていない」のです。

実は、驚くべきデータがあります。厚生労働省が行っている「国民健康・栄養調査」によると「1日あたりのたんぱく質摂取量・平均推移」は1995年をピークに減少傾向にあるのです。2019年には摂取量の平均値が約70gとなり、これは戦後間もない1950〜60年代と同水準です。

また、厚生労働省が発表している「食事の摂取量」、「健康・栄養調査」のデータをもとにつくったたんぱく質の「平均摂取量」と「目標量」と「推奨量」を表した図(図2参照)の数値だけを見ると、男女ともに推奨量はクリアしていますが、「目標量」は男女ともにほぼすべての年代で、まったく足りていないのがわかるかと思います。この目標量に達することが重要です。

さらにいえば、今までお話しした数字はすべて「体内に摂り入れる量」の話です。「摂取したたんぱく質がちゃんと吸収され、栄養として働いているか」は、また別の話になります。その辺も含め、「たんぱく質を摂っているつもりでも摂れていない」ことに多くの人が気づいていないのが現実です。

◆推奨量と目標量の違い 厚生労働省は「日本人の食事摂取基準2020 年版」の中で以下のように定義付けています。 推奨量:母集団に属するほとんどの者(97〜98%)が充足している量 目標量:生活習慣病の発症予防を目的として(中略)現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量 推奨量を満たしているのは当たり前で、本来は目標量を目指して摂取するのが好ましいのです。

※本稿は、『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

以上引用終わり

私は、2022年11月終わりごろ、藤川徳美先生の「すべての不調は自分で治せる」と言う本を読んで理屈はあっていると思ったので、プロテインを1日40g(朝晩20gずつ)飲み始めました。1か月経って年末になり毛布を出してもらい使ったのですがとても暑くて結局使いませんでした。

ホットカーペットも使っていましたがやはり使わず、秋布団1枚で過ごしました。冬は大嫌いだったのですが、体質が変わったのか寒さに強くなりました。4回冬を越しましたが、結局毛布もホットカーペットも出番はありませんでした。

その後、藤川徳美先生の真似をしてビタミンB、C、E、ミネラルのマグネシウム、亜鉛、セレン及びオメガ3を摂っています。ビタミンAは飲み過ぎて肌荒れを起こしたのでごく少量にしています。

変わったこと

  • 寒さに強くなった
  • 風邪を引かなくなった(以前は時々風邪薬を飲むことがあった)
  • 髪の毛が太くなったような感じがする
  • 飛蚊症が治った(眼科医によれば自然に治ることがあるそうです)
  • 足がつりにくくなった(以前はよく足がつって夜中に飛び起きていました)
  • トイレが近いのがよくなった

今週の症例 ミラクルデンチャー 右下76左下5欠損

60代 女性

作製用模型と作製されたミラクルデンチャー

最初に付ける部位(キーと言います)は左下5です。左下5は少し内側に倒れていますが、ミラクルデンチャーはこのような難しい歯を逆にうまく利用してピッタリ適合のいい入れ歯を作るのが得意です。

キーを合わせました。

最後に合わせる部位(ロックと言います)は右下4です。

ロックを合わせました。

装着しました。残存歯と一体化するように作られているので、噛む力を全体で負担するので残存歯も入れ歯も長持ちします。

正面観です。

実際に装着したところです。金属バネがないので入れ歯を入れているようには見えません。噛み合わせ(これが一番大事)を調整して、歯肉にぴったり合うように裏層・調整しました。約1時間かかりました。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 前歯21|12 臼歯7|67欠損

60代 女性

作製用模型と作製されたミラクルデンチャー

最初に合わせる所をキーと言います。右上34口蓋がキーとなります。

ロックは最後に合わせる部分です。前歯を合わせて最後に左上5がロックになります。

ロックを合わせました。

ミラクルデンチャーが装着されました。

正面観です。黙っていれば入れ歯とは判りません。

実際の装着状態です。黙っていれば入れ歯とは判りません。噛み合わせの調整(これが一番大事)をして、歯肉にぴったり合う処置(裏層)をしたので約1時間かかりました。

今週の症例 ミラクルデンチャー修理 左上4567から右上54欠損、増歯修理

70代 女性

作製されたミラクルデンチャーです。

まず左を合わせます。(キーと言います)

次に右を合わせます。(ロックと言います)

右を合わせました。

装着しました。

前から見た所、入れ歯とは判りません。

右が2本無くなりました。

人工歯を追加して修理しました。

修理されたミラクルデンチャー。

修理前のミラクルデンチャー。

高価なミラクルデンチャーですが、このように修理することで長期にわたって使用することが出来ます。

今週のお知らせ 毎日の献立から「炭水化物」を抜くと、脳の血流量が増加

糖質制限食に関する新しい知見が発表されました。デンマーク・オーフス大学病院の最新研究よると炭水化物を控えること(糖質制限)で「脳の血流が劇的に改善する」ことが明らかになりました。

私は13年前から糖質制限を始めました。そのころ、食べる量と飲む量は変わらないのに少しずつ太ってきました。今思うと糖尿病になりかかっていたようです。糖質制限食は主食であるコメのご飯、パン、うどん、ラーメン、スパゲッティなどのめん類を減らして、減らした分量だけ肉類、魚介類、卵、チーズを増やす食事です。

実は、糖質、タンパク質、脂質の中で一番太るのは糖質だそうです。糖質はエネルギー源ですが食べ過ぎて使われなかった糖質はホルモンの働きによって脂肪に替えられ身につきます。タンパク質は体の重要な構成要素です。

脳みそを除いて体のほとんどがタンパク質で出来ています。爪、髪の毛、ホルモン、神経伝達物質などもタンパク質で出来ているので一番大事な栄養素です。脂質は脳みそや細胞膜に必要で、食べすぎると便の中に排出されるそうです。糖質制限を始めて半年もしないうちに体重は6~7kg減少し、ズボンも1サイズ細めのものがはけるようになり現在に続いています。

以下引用始め

糖質制限と聞くと、「ダイエットの一種」と思う人が多いかもしれません。

しかしデンマーク・オーフス大学病院(AUH)の最新研究では、炭水化物を控えることで「脳の血流が劇的に改善する」ことが明らかになりました。日々の献立から「炭水化物」を減らすだけで、脳のパフォーマンスが高まり、神経の働きを助ける重要なタンパク質まで増えるというのです。                      これはもはや減量テクニックではなく、脳の健康を守る“戦略的食事法”と呼べるかもしれません。                                         では、その仕組みとは一体どのようなものなのでしょうか?

研究の詳細は2025年4月2日付で医学雑誌『The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism』に掲載されています。

Ketogenic diet raises brain blood flow by 22% and BDNF by 47% in new studyhttps://www.psypost.org/ketogenic-diet-raises-brain-blood-flow-by-22-and-bdnf-by-47-in-new-study/

A 3-Week Ketogenic Diet Increases Global Cerebral Blood Flow and Brain-Derived Neurotrophic Factorhttps://doi.org/10.1210/clinem/dgaf207

生物学に興味のあるWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。

ナゾロジー 編集部Nazology Editor

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炭水化物を減らす「ケトジェニック食」とは?

通常の食事では、脳は主にブドウ糖(グルコース)をエネルギー源としています。しかし炭水化物の摂取量が大幅に減ると、身体は「ケトーシス」と呼ばれる代謝状態に入り、肝臓が脂肪を分解して「ケトン体」という物質を生成します。

これらのケトン体は血液脳関門を通過し、代替エネルギー源として脳に供給されます。こうした食事を「ケトジェニック食」と呼びます。ケトジェニック食は具体的に、炭水化物の摂取を大幅に減らし、代わりに脂肪を多く摂取するという食事法です。

これにより、体が糖の代わりに脂肪を燃やし、ケトン体という物質をつくって、これがブドウ糖の代わりに脳のエネルギー源として働くのです。ケトーシス状態になることで、体は効率よく脂肪を分解し続け、血糖値の急上昇や急降下を避けることができます。それにより、集中力や精神的な安定感が高まるともいわれています。

Credit: canva

では、どんなものを食べればケトーシスに入れるのでしょうか?一般的に、ケトジェニック食のカロリー比は、脂肪が70~75%、タンパク質が20%、炭水化物が5~10%程度となっています。このような食事によって、脂肪の酸化とケトン体の産生を促すことが狙いです。

例えば、ご飯やパン、麺類などの炭水化物は抜いてしまって、代わりに肉・魚・野菜、ナッツ類、チーズ、卵などを増やします。またケトジェニック食では、砂糖を含むスナックやパン菓子なども完全に抜きます。研究チームは今回、ケトジェニック食が脳の血流にどのような作用を与えるかを実験しました。

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たった3週間のケト食で脳血流が22%アップ

対象となったのは、50〜70歳の認知機能に問題のない健康な成人11人。彼らは3週間ずつ、通常のバランス食とケトジェニック食を体験し、その効果を比べられました。各食事期間の終了時には、脳の血流をPETスキャンで測定し、同時に血液検査も実施されました。研究結果は驚きの連続でした。

まず、ケトジェニック食を3週間続けた被験者は、血液中のケトン体の濃度が、通常食に比べて12倍以上に増加しました。これはしっかりとケトーシスに入った証拠です。そして、最も注目すべきは脳の血流量。なんとケトジェニック食の期間中は、脳全体の血流が平均で22%も増加していたのです。

これは脳への酸素や栄養の供給がそれだけスムーズになっていたことを意味します。さらに神経細胞の成長や可塑性(柔軟性)を促すタンパク質「BDNF(脳由来神経栄養因子)」の血中濃度も47%増加していました。このタンパク質は、記憶力や学習能力を支える「脳の肥料」とも言われており、認知症の予防にも関係しています。

健康な人にも脳機能改善の可能性

これまで、ケトジェニック食はアルツハイマー病や軽度認知障害の人に効果があるとされてきました。

しかし今回の研究では、まったく認知機能に問題のない健康な人においても、脳血流とBDNFが明確に増加することが確認されました。つまり、ケトジェニック食は「病気の治療食」ではなく、むしろ「脳を最適化する食事法」としての可能性を秘めているのです。この研究はまだ少人数で短期間の結果ですが、それでも「食事が脳にこれほど強く作用する」ことを改めて示した重要な報告です。

炭水化物を控え、脂質を主なエネルギー源とすることで、脳はより多くの血液を受け取り、より強く活性化される可能性があるのです。

もちろん、ケトジェニック食は万人向けではありません。医師の監修なく無理に実施することで何らかの問題が起きる可能性もあり、持病や体質によっては合わない人もいます。しかし脳の健康維持や集中力の向上を目指す人にとっては、選択肢の一つとして注目に値する食事法といえるでしょう。

以上引用終わり

今週のお知らせ コロナ後遺症の味覚・嗅覚障害 ほとんどの患者が「亜鉛不足」

私の仲間の一人はコロナの後遺症で味覚がなくなりました。私やほかの仲間から、亜鉛の話や具体的にカキ(牡蠣)がいいとか色んなアドバイスがラインでなされました。

2年半前、孫たちと食事をしてゲームなどで遊びました。そのあと孫がコロナにかかっていると連絡がありました。程なくして、熱は無いのですがなんとなく違和感を感じたので検査キットを買ってきて調べたところ、見事に陽性でした。

体調的には仕事は出来そうだったのですが、法律にのっとって4日ほど休診しました。2類から5類に変わって少し落ち着いてきても、まだ時々流行しているようです。最近やはり仲間の一人がコロナで入院したと報告がありまだまだ収束していないことを実感しました。

ちなみに、私はワクチンを打っていません。mRNAは役目を終えたら溶けてなくなると言われていましたが、人間の体は複雑で必ずそうなるとは限らないだろうと思っていました。(その後、2年経ってもmRNAが残っている症例報告などがありました。)しかもまだ完成品ではなく、本来なされるべき治験がなされていないのがどうしても納得できませんでした。自分はモルモットにはなりたくないと言う気持ちでした。

政府はワクチンを2回打ったら集団免疫を獲得してコロナは収束すると言っておきながら、前言を翻して3回目4回目と進むことになりました。当院のスタッフは真面目に打って副反応に耐えていましたが、3回目の時あるスタッフが「死ぬかと思った、もう2度と打たない」と言って、スタッフ全員それ以後打ちませんでした。今回のコロナについてはぜひとも検証をして同じような事態が起きた時に備える必要があると思っています。

亜鉛ですが、私はサプリメントで取っています。3~4年前に藤川徳美先生の栄養学に出会ってからプロテインをはじめとして数種類のサプリメントを取っています。それによって私の体調はビックリするほど良い状態に変わりました。

それでは、京都高雄病院の江部先生の「糖尿病徒然日記」の記事を転載します。

以下引用始め
因みにコロナ後遺症の味覚・嗅覚障害 ほとんどの患者が「亜鉛不足」

2025年02月07日 (金)

こんばんは。

2025年1月20日~26日 新型コロナの感染状況
(1医療機関あたり)
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、2023年5月8日(月)に「5類」に移行したことに伴い、新型コロナの感染状況を示すデータは、これまでの「全数把握」から、全国5000の医療機関からの報告をもとに公表する「定点把握」に変わりました。

全国の5000の医療機関の平均1日当たり入院患者数
2025年1月13日〜1月19日 5.62人
2025年1月20日〜1月26日 6.06人

新型コロナの流行は大分下火になっていたのですが、2024年~2025年の年末年始とまた少し増え始めていますので油断は禁物です。また、感染時の症状は軽くても、後遺症が長引くことがあるので要注意なのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac4dd792a3f0f263b3948817fb4789f9686c1340
コロナ後遺症の味覚・嗅覚障害 ほとんどの患者が「亜鉛不足」
2/9(火) 16:05配信

2021年2月9日、ヤフーニュースに上記の記事が掲載されました。この味覚障害と嗅覚障害、若い世代を中心に長く続くようです。ハンドボール元日本代表の宮崎大輔氏は、昨年12月25日に呼吸困難となり、2時間ほど意識を失っていたそうです。39歳ですから、まだまだお若いですが、かなりの重症です。熱が出てすぐに味覚と嗅覚がなくなって、1ヶ月半経過してもまだ完全には治らないとのことです。

ヒラハタクリニック院長の平畑光一医師は 「血液検査をすると、ほとんどの後遺症患者で亜鉛が不足しています。亜鉛不足は以前から味覚・嗅覚障害の原因として知られており、コロナ後遺症でもそれが原因の可能性がある。実際に亜鉛のサプリメントを服用することで症状が改善する例も多く見られます。・・・」と述べておられます。

亜鉛は発育や成長を助けたり、インスリンを合成する際にも不可欠な微量ミネラルで、皮膚代謝や糖代謝、免疫にもかかわっています。高雄病院や江部診療所で、血中亜鉛の検査をすることがありますが、糖尿病では、過半数の人が亜鉛不足です。

特に、50代~60代以上の糖尿人は、ほとんどの人が亜鉛不足です。20代や30代の人は、亜鉛不足はまず見られませんので、年齢とともに、亜鉛の吸収障害が出てくるものと思われます。

亜鉛が不足すると免疫にも影響して、易感染性となります。風邪をひきやすい人は一度亜鉛不足をチェックするとよいでしょう。ファーストフードや加工食品を多く摂取する人は、亜鉛不足になりやすいので注意が必要です。また、アルコールを多く呑む人も亜鉛不足になりやすいです。

若くて新型コロナに感染して発病する場合、もしかしたら亜鉛不足が背景に隠れているかもしれません。つまり、コロナ後遺症の人に亜鉛不足が多いということですが、元々亜鉛不足がある人が免疫力低下のため若くして、新型コロナを発症したという可能性があります。

亜鉛は牡蠣(かき)に豊富に含まれているほか、肉類や魚介類、豆類、種実類など多くの食品に含まれています。

糖質制限食の立場で、魚介類や肉類など動物性蛋白質をしっかり摂取すれば、血糖値も上昇しないし、亜鉛も補充できるし、筋力低下予防にもなるし、一石三鳥です。

江部康二

以上引用終わり

今週のお知らせ 手紙を頂きました~産後うつ病からの回復~

今週のお知らせは藤川徳美先生への患者さんからの手紙です。非常に感動的な手紙でしたので、私が文字起こしをしました。是非読んでください。

以下引用始め

NEW!2025-06-13 07:53:21

テーマ:

うつ 鬱

手紙を頂きました~産後うつ病からの回復~

菜食を10年、→最重度タンパク不足で、プロテインを上手く消化できない、→5g*4など少量頻回服用、→数ヶ月継続すると消化能力が上がり、10g*4が飲めるようになる、→ナイアシンアミド、Mg等の効果を実感できる。

以下文字起こしの手紙の文章です。

藤川徳美先生

はじめまして。○○に住んでおります。○○と申します。元看護士・保健師です。今回藤川先生にお礼とお伝えしたいことがあり、お手紙を書かせていただきました。私自身、長年のうつ病を抱えておりましたが、藤川先生のお陰で克服しております。そして、現在は自身のうつ病経験と栄養の知識を踏まえて、メンタル不調の方の支援を行っております。

先生のお時間を頂戴してしまい大変恐縮ですが、私の回復までの経過と、私が支援させていただいた方々のうれしい変化をお伝えさせていただきたいと思います。

私は大学卒業後、○○の大学病院の集中治療室に勤務しましたが、社会人2年目の2010年に職場のハラスメントをきっかけにうつ病を発症しました。その職場は退職し、1年ほどの無職の期間を経て別の大学病院の集中治療室に就職できたのですが、その後もよくなったり悪くなったりを繰り返しておりました。

「なんで私はこんなに生きずらいんだろう・・・。私は何がおかしいのだろう・・・。」

常にこのような思いを抱えていた中で出会ったのが、夫がたまたま本屋で買ってきた「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」でした。この本に出合ってから、メンタルと栄養の関係性について意識するようになりました。うつ病を発症してから8年経過した、2018年です。

ただ、実は私はうつ病になった2010年に分子栄養学に出会っています。うつ病になって最初に通った心療内科が、当時珍しかった栄養療法を行っていたのです。休職して実家に戻ってきた際、私は母に「向精神薬は怖い」と話していたそうで、母が薬に頼らない病院を探して通わせてくれました。

先生もご存じの通り、栄養療法をやっている病院は高額な医療用サプリを患者さんに出していることが多く、この病院でも同じく医療用サプリが出されていたのですが、両親は私が良くなるのであればと、高額サプリの費用もすべて出してくれていました。

しかし、サプリを飲み続けることが出来ず、一向に良くなりませんでした。今となってよくならなかった理由がはっきりと分かります。藤川先生が仰っている通り、ベースに重度の低タンパクがあったことにより、体がサプリを受け付けず、また、サプリの十分な効果が得られなかったのだと。

藤川先生の本と出合った同時期に、元から興味のあった栄養学について本格的に学びたいと言う思いから、溝口徹先生が代表理事をされているオーソモレキュラーの団体で学ぶようになり、資格を取りました。

栄養と心身の健康の関係性について学び、食を改善していったことでだいぶ元気になり、もう大丈夫だと思っていたのですが、元気になった1年後の妊娠・出産を経て、今度は産後うつ状態になってしまいました。

赤ちゃんの息子は火が付いたように1日中激しく泣き、私も余裕が全くなく、とにかく「消えたい」「楽になりたい」と毎日思っていました。泣きながら地域の子どもセンターへ助けを求めたこともあります。

でも、助けを求めた子どもセンターでかけられた言葉は「お母さんがどんと構えていればいいのよ」と言われるだけで、”自分が悪い“という偏った思考がどんどん強くなっていく一方でした。苦しいが故に夫に当たり散らし、息子にも愛着が持てず、そんな自分を責め・・。必死に心理カウンセリングを受け続けても状況は変わらず、絶望して命を絶とうとしたことは何度もあります。

もちろん、栄養も必死に取り組んでいましたが、状態は全く改善しませんでした。ただ、それは藤川先生の理論通りに実践していなかったから、また、焦り過ぎていたことが原因だったと思います。日本のオーソモレキュラーではタンパク質の重要性は伝えていても、プロテインを勧めてはいません。そのため、私は食事でタンパク質をかなり増やしていましたが、プロテインは飲んでいませんでした。また、私は学生時代から10年ほど菜食をしており、常にダイエットを意識していたので、最重度の栄養失調があったと言えます。そして、出産で大量出血もしたので、栄養療法に取り組んだからと言って、すぐにはよくならなかったのは当然だったのだと思います。

私も先生の患者さんと同じく「こんなに頑張っているのに良くならない」「変わらない」と、ツイッターで得た情報から様々なサプリに手を出したりしていました。

プロテインも徐々に増やすのではなく、お腹の不調があるのに無理して多く飲んでいたり、腸の炎症があるからと言う理由で鉄サプリを飲まず、別のサプリを摂っていたり、先生が仰っている「焦りまくって治らない」パターンでした。

「治らない」負のループから抜け出せたのは、改めてプロテインの量を少量から始めて、鉄とナイアシンアミドを継続して飲んでしばらく経ってからです。とにかく続けることだけを考え、私だけでなく、夫と息子、家族3人で取り組みました。先生の理論通りに始めてから3ヶ月経過したころ、当時3歳だった息子はひどい癇癪が落ち着きました。それまでは癇癪がひどくて遠出も難しかったのですが、3人で楽しく外出するようになりました。近所に住む義母も「気質が変わったよね」と驚いていたほどです。

私の場合は中学生の頃から腸の状態が非常に悪く、鉄も1日1カプセルからなかなか増やせなかったので、精神的に落ち着くまでに1年以上かかりましたが、希死念慮や家族にイライラをぶつけることがだんだんと減って言った感じです。

やはり先生がおっしゃるとおり、年齢が若いと改善が早く、長年の重度の栄養失調がある場合は改善までに時間がかかると言うことを強く感じました。そして、栄養不足があると焦り過ぎて回復が遠ざかって阿しまう傾向があること、プロテインでベースを作ることがいかに重要かを実感しました。

私は失敗を繰り返していたので、栄養療法に取り組んでからも完全な回復までに数年かかりましたが、私が支援させていただいた方々は藤川先生の理論通りに行っていただき、半年かからず治っている方が多いです。うつ病で失意のどん底であった方が、依然楽しんでいたスポーツが出来るようになり、人生が大きく変わったとおっしゃっていました。

うつ病で休職されていた方が、ワンオペ育児をしながら復職でき、家族との関係性が良くなったと言う方もおられます。また、癇癪のひどい、偏食があるお子さんは1~2ヶ月くらいで改善していますし、1年間引きこもりだった学生が3ヶ月ほどで遠出が出来るようになり、アルバイトも自ら始めて青春を楽しんでいるとのご報告もいただきました。

その他、ご年齢が60~70代の方でも数カ月で長年の不調が改善されています。私の78歳の母も3年前に脳梗塞を発症し、右半身麻痺がありましたが、退院後から食事改善をしてプロテインを飲み続けていることで、全く動かなかった右手が年々動くようになっています。

リハビリでの回復のピークは発症から3ヵ月と言われますが、母は3カ月過ぎてからの方が動くようになっています。(発症当時はコロナの真っ最中で、3カ月の入院中はプロテインの持ち込みなど一切禁止されていました。)字を書くなどの細かい作業はまだ出来ないものの、麻痺がある右手で重いものも持てるほどに回復しています。

このように、私を含め、多くの方々が藤川先生に救われています。藤川先生と三石先生には感謝が尽きません。本当にありがとうございます。先生方への敬意をこめて、今、私は先生の理論を広める活動をしています。それは、この根本的に治す方法で日本人が心身ともに元気になり、日本が変わっていくと確信しているからです。

大げさと思われる子も知れませんが、日本人が本来持っている素晴らしい精神を取り戻していけば、世の中が変わると本気で思っています。先生がご指摘されているように、現在の日本は人口が減る一方で、心身の不調をきたす人は増え続け、子どもの発達の問題も深刻です。国は発達障害が増加している原因を社会の認知や理解が広がったためなどと言っていますが、そうではありません。

長年子どもたちと関わってきた幼稚園や保育園、小学校の先生方に昔と今の子供たちについてお聞きしたことがあるのですが、全員「明らかに昔と子どもが違う」とおっしゃっていました。栄養を満たしていくと子供たちは明らかに良い状態に変化していますから、藤川先生がおっしゃっている通り、栄養不足の影響は非常に大きいと言えます。

これをもっと教育現場で知ってもらう必要があると思いますし、日本社会全体がこの質的栄養失調の問題に取り組むことで、日本が明るく元気になっていくと思うのです。今の日本は不平・不満に満ちていますが、世の中を変えるのは政治ではなく、日本人一人一人の意識と行動。私はこのように思っています。

一人一人が自分で考え、行動できるようになれば、必ず日本は良い方向に変わっていく。そう信じて、地道な方法ではありますが、藤川先生の理論を知ってもらえるような活動を試行錯誤しながら続けていきます。

最後となりますが、いつか、藤川先生にお目にかかりたいと思っております。直接お礼をお伝えするとともに、うれしいご報告が出来ればと。藤川先生と三石先生に敬意をこめて。

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以上引用終わり