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今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎左5(1歯)欠損

設計図です

キー(4番)を合わせます。

ロック(6番)を合わせます

装着前の口腔内です

ミラクルデンチャーを装着しました

装着した正面観です

ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。キーは初めに合わせる部位、ロックは最後に合わせる部位です。外すときはロックを外します。ミラクルデンチャーは従来の義歯よりピッタリフィットして異物感が少なく、見た目も入れ歯を入れているようには見えません。

装着

実際に患者さんの口に入れて合わせる時は必ず調整が必要になります。模型でぴったりにできていても、実際の口の中ではずれが出てきます。歯型を取って外すときに少しの変形があります。石膏を流して硬化するとき少しの変形があります。義歯を作るとき樹脂が硬化するときに少しの変形があります。

少しの変形も積み重なると、完成した義歯は口の中に装着するとき、噛み合わせが高い又は低い、歯肉に強く当たる又は隙間がある、バネがきつい又は緩いなどを調整します。調整して終了するまで約40分かかりました。

次回は実際にご飯を食べて出来るだけ早く(出来たら次の日)調整をします。そして、1週間後にもう一度調整をして終了になることが多いです。

今週の症例 ミラクルデンチャー 上顎 |1欠損

作成用模型とミラクルデンチャー

この症例ではキーが右上1番となります。キーは最初に合わせる所です。

キーを合わせます。

キーを合わせました

ロックを合わせたところです。ロックは最後に合わせる所でこの症例では左上2番です。

ミラクルデンチャーを装着したところです。

入れ歯とは判りにくい設計です。この症例は材質がポリカーボネートで、普通に使うアクリルレジンに比べて弾力性があります。壊れた時、アクリルレジンに比べて修理が困難なので壊れにくい設計が必要です。

実際の口腔内写真です

今週の症例 ミラクルデンチャー(即時義歯) 下顎右6、左67(3歯)欠損

作成用模型と完成したミラクルデンチャー

まず、右5番にキーを合わせます

次に、左5番にロックを合わせます

 

ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。キーは初めに合わせる部位、ロックは最後に合わせる部位です。外すときはロックを外します。ミラクルデンチャーは従来の義歯よりピッタリフィットして異物感が少なく、見た目も入れ歯を入れているようには見えません。

ロックが合って装着されました。

装着された全体像です。

 

装着

実際に患者さんの口に入れて合わせる時は必ず調整が必要になります。模型でぴったりにできていても、実際の口の中ではずれが出てきます。歯型を取って外すときに少しの変形があります。石膏を流して硬化するとき少しの変形があります。義歯を作るとき樹脂が硬化するときに少しの変形があります。少しの変形も積み重なると、完成した義歯は口の中に装着するとき、噛み合わせが高い又は低い、歯肉に強く当たる又は隙間がある、バネがきつい又は緩いなどを調整します。

この症例の場合は即時義歯です。前回のお知らせと同じ患者さんです。前回は上顎、今回は下顎です。歯を抜く前に歯型を取って、模型上で抜歯予定の歯を削り取りミラクルデンチャーを作成します。普通はあらかじめ抜歯をして歯肉が治るのを2ヶ月ぐらい待って作成しますが、それではご飯が全く噛めない場合に即時義歯にします。血も出ますし調整が難しいです。調整して終了するまで約1時間かかりました。

次回は実際にご飯を食べて出来るだけ早く(出来たら次の日)調整をします。そして、1週間後にもう一度調整をして終了になることが多いです。

今週の症例 ミラクルデンチャー(即時義歯) 上顎右76、左34567(7歯)欠損

作成用模型と完成したミラクルデンチャー

まず、2番の口蓋にキーを合わせます

次に、4番にロックを合わせます

 

ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。キーは初めに合わせる部位、ロックは最後に合わせる部位です。外すときはロックを外します。ミラクルデンチャーは従来の義歯よりピッタリフィットして異物感が少なく、見た目も入れ歯を入れているようには見えません。

ロックが合って装着されました。

装着された全体像です。

 

装着

実際に患者さんの口に入れて合わせる時は必ず調整が必要になります。模型でぴったりにできていても、実際の口の中ではずれが出てきます。歯型を取って外すときに少しの変形があります。石膏を流して硬化するとき少しの変形があります。義歯を作るとき樹脂が硬化するときに少しの変形があります。

少しの変形も積み重なると、完成した義歯は口の中に装着するとき、噛み合わせが高い又は低い、歯肉に強く当たる又は隙間がある、バネがきつい又は緩いなどを調整します。

この症例の場合は即時義歯です。歯を抜く前に歯型を取って、模型上で抜歯予定の歯を削り取りミラクルデンチャーを作成します。普通はあらかじめ抜歯をして歯肉が治るのを2ヶ月ぐらい待って作成しますが、それではご飯が全く噛めない場合に即時義歯にします。血も出ますし調整が難しいです。調整して終了するまで約1時間かかりました。

次回は実際にご飯を食べて出来るだけ早く(出来たら次の日)調整をします。そして、1週間後にもう一度調整をして終了になることが多いです。

今週の症例 ミラクルデンチャー 下顎左67番(2歯)欠損

作成用模型と完成したミラクルデンチャー

まず左3、4番にキーを合わせます

次に、左5番にロックを合わせます

ロックを合わせました。

ミラクルデンチャーにはキーとロックと言う概念があります。キーは初めに合わせる部位、ロックは最後に合わせる部位です。外すときはロックを外します。

このキーとロックが合えば、義歯の安定はほぼ問題が無くなります。

装着

実際に患者さんの口に入れて合わせる時は必ず調整が必要になります。模型でぴったりにできていても、実際の口の中ではずれが出てきます。歯型を取って外すときに少しの変形があります。歯型に石膏を流して硬化するとき少しの変形があります。義歯を作るとき樹脂が硬化するときに少しの変形があります。

少しの変形も積み重なると、完成した義歯は口の中に装着するとき、噛み合わせが高い又は低い、歯肉に強く当たる又は隙間がある、バネがきつい又は緩いなどが生じます。この症例の場合調整して終了するまで約30分かかりました。

次回は実際にご飯を食べて出来るだけ早く(出来たら次の日)調整をします。そして、1週間後にもう一度調整をして終了になることが多いです。ミラクルデンチャーは比較的小ぶりで異物感が少なく、残っている歯と一体化するので安定感があり、よく噛めます。見た目も実際の口の中では入れ歯とは見えません。

比較 従来の上顎義歯 7654|4567欠損

今週のお知らせ むし歯は糖質(特に砂糖)の食べ過ぎが原因

私は高校卒業までむし歯はありませんでした。日本がまだ貧しかった時代で、スーパーがやっと出来たころでコンビニはありません。小学校の頃はスーパーもなく、買い物はあちこち動き回って必要なものを揃えます。魚はおばあちゃんが行商で売りに来ていました。町内に1件お菓子屋さんがありましたが、お客さんが来た時に買いに行って、お客さんが帰った時お菓子が残っていたら大喜びしていました。

おやつはあまり食べませんでした。おやつを食べる時間を惜しんで遊びまわっていたからです。遊んでいる間に、畑や果樹園からサトウキビやイチジクを頂いたり、山の中で食べれるものを探して食べたりしていました。(良い子はマネしちゃだめだぞ)

歯磨きは週1回しかしていません。むし歯に関して、甘いおやつを食べないと歯磨きしなくても虫歯は出来ないと言うことがよく判ります。

広島大学歯学部に入学して寮生活になりました。周りの友達を見ているとみんな毎日歯磨きをしています。私も感化され毎日歯磨きをするようになりました。

貧乏学生なので生活費を稼ぐためいろんなバイトをしました。宛名書き、展示場の解体、道路を作る土方、コンビナートの機械清掃(これは全身真っ黒になった)、キャバレーのボーイ、ボーリングの助手(地質検査で土まみれになった)、市の統計調査、家庭教師などまだまだ書ききれません。

バイトの給料日には「浅野42万石」と言うお菓子屋さんでシュークリームを10個買ってピーチネクターを買って一度に平らげていました。そして虫歯になりました。このことから、甘いお菓子が増えると、毎日歯磨きしてもむし歯を予防できないと言うことがよく判りました。

むし歯予防の最新情報

むし歯は食生活習慣病-脱灰(歯が溶ける)と再石灰化(溶けた部分の治癒)

☆ 1日三食で間食しない場合

☆ 食事の間におやつ、寝る前に夜食をとった場合

間食をしない場合:脱灰より再石灰化のほうが多いので虫歯にならない。

間食をした場合:脱灰が再石灰化を上回るので虫歯になります。特に夜間は唾液の分泌が少なくなり再石灰化が起こりにくくなります。

☆ むし歯は食生活習慣病ー1日3回の食事だけでは余り虫歯にならない。(下図参照)

間食(おやつ)の回数が増えるとむし歯が増えます。

◎虫歯になりやすいおやつの取り方

  • 何回にも分けて食べる
  • だらだら食べる
  • 砂糖分の多いおやつを食べる
  • 毎日のようにアメをなめること
  • 毎日スポーツドリンクなどの

飲み物を摂ることは最悪です。

◎むし歯を防ぐ方法

  • フッ素を使う(世界の常識)
  • 虫歯にならないおやつを食べる
  • キシリトールl00%のガムは虫歯を防ぎます。食事やおやつの後5分間噛むと効果が高い。
  • 歯ごたえのあるものをよく噛んで食べると唾液がよく出て虫歯を防ぎます。
  • キシリトール100%のチョコは虫歯を作りません。
  • おやつの回数を減らす
  • 寝る前は食べない
  • 毎食後歯磨きをきちんとする
  • 甘いお菓子は食後のデザートとして食べる。食間には食べない。

今週の症例 歯根嚢胞(右上顎2番) 術後6ヶ月経過

6ヵ月前に、嚢胞摘出術歯根端切除術を行った症例です。今回、レントゲン写真を撮影して術前との比較をしました。まずは6ヵ月前の手術の状況です。

女性 57才

他の歯科医院で治療中です。セカンドオピニオンを希望され来院されました。むし歯が大きかったのでしょう、歯冠は削られてすでにありません。歯根のみ残っています。レントゲンでは歯根の周りに大きな歯根嚢胞が認められます。

歯根嚢胞とは、根管治療がうまくいかなかった場合根管の中の細菌が骨に侵入して骨を溶かし、歯根の周りに袋状に骨が溶けて、膿などの液体がたまる病気です。根管治療がなされていますが、根管の先端に根管治療用の針が折れて残っています。この状態では根管の細菌を死滅させることはできません。

治療方針は

  1. 針を除去して根管治療、根管充填する。
  2. 歯根嚢胞は大きいので摘出術を行う。
  3. 歯根端に細菌が残る可能性があるので歯根端を2~3mm切断して、逆充填します。

術前の状態

根管治療

根管充填の材料は除去しましたが、針がまだ残っています。

根管治療 2回目

針が根管の先から嚢胞の中に出ています。本当は根管を拡大して取り出すほうがいいのですが、余りそれにこだわると根管を削り過ぎて歯が弱くなります。

今回は、嚢胞摘出術を行うのでその時に除去するので全く問題はありません。根管が開通したので嚢胞の中の膿が根管を通してどっと出て来ました。クリーム色の膿が流れ出ています。

嚢胞摘出術及び根管充填、針除去、歯根端切除術

感染予防のため1日前から抗菌剤を飲んでもらい嚢胞摘出術を行いました。根管充填を行い、根尖を2~3mm切除(歯根端切除術)、逆充填により歯根端を封鎖しました。除去した針は約3mm折れていました。半年ほどすると骨が回復してきます。その時また報告したいと思います。

6ヶ月経過しました。

6ヶ月後のレントゲン(右側)を術前のレントゲン(左側)を比較します。かなり改善され骨が新生しています。順調です。

今週のお知らせ 食事と健康の関係について普通の医師に聞いても無駄である

私が広島大学歯学部を卒業したのは48年前になります。記憶はあいまいですが、栄養学の講義はなかったと思います。

虫歯の原因は砂糖の取り過ぎであると言う説がすでに確立していましたので、砂糖の取り方についてよく説明しました。歯周病は柔らかいものの食べすぎが原因であることも判っていました。歯科の2大疾患であるむし歯も歯周病も原因が判っていたので栄養指導が出来たのです。砂糖をどのように減らすか、歯ごたえのあるおやつや食事などの献立を歯科医や歯科衛生士が一生懸命考えていました。

ある時、子供の患者さんのお母さんに説明していた時、お母さんが「子供に甘いものを食べさせないのはかわいそうだ」と言ったので「では2度と当院には来ないでください」とお断りしました。若かりし時のエピソードの一つです。この話の顛末は、子供さんが「この先生のほうがいい」とのことで数か月後に再度来院され現在に続いています。子供に言われたら許しちゃいますよね。

歯科領域では原因が判っているのに、わが国では溢れる砂糖と噛まずに済む柔らかいご馳走のために我々歯科医の力及ばず、歯科はまだまだ必要とされています。若い頃は、これから歯医者はどんどん減っていく運命にあると思っていましたが、予測は見事に外れました。

栄養学については以前の「今週のお知らせ」で、栄養学の様々な常識がくつがえっていることをお知らせしています。

私は、つい最近まで、太るのは脂肪の取り過ぎと思っていましたが、最近の研究では糖質の取り過ぎが太る原因であることが判ってきています。そのことが判って9年前から糖質を減らし、その代わりにタンパク質と脂肪を増やして約8kgの減量に成功しました。

京都高雄病院の江部先生は糖質制限で糖尿病の患者さんを治しておられます。これこそ対症療法ではなく原因療法で薬を飲まずに済むようになります。

それでは、ドクターシミズこと清水泰行先生のひとり言をお聞きください。

以下引用

ドクターシミズのひとりごと

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糖質制限

食事と健康の関係について普通の医師に聞いても無駄である

2021/12/1 糖質制限, 糖尿病, 糖質過剰症候群, 病気, コレステロール, 製薬会社, 食事, スポーツ, 講演

我々医師は自分で勉強しない限り栄養については無知です。だから、通常の診療の中で普通の医師に食事と健康、食事と病気の関係について聞いても無駄です。私もまだまだです。それでも私自身は今でこそ、自信を持って患者さんの質問に答えることができますが、10数年前、食事に関して質問を受けたなら、

「バランスの良い食事を心がけてください」
「脂肪分控えめでね」
「コレステロールを摂り過ぎないでください」
「塩分控えめでね」
「カロリーの摂り過ぎで太るんですよ」
「朝ごはんちゃんと食べて、3食キッチリとね」
「汗をかいたらポカリで脱水予防してね」

などとアドバイスしていたでしょう。つまり、普通の医師の栄養の知識なんて所詮、テレビ番組の情報レベルです。その証拠に、多くの医師は昼ご飯をカップラーメンで済ませたり、喉が渇いたときに甘い飲み物やスポーツドリンクなどを飲んでいたり、お腹がポッコリと出ていたり、明らかに肥満であったりします。食事と健康、食事と病気が繋がっていないと思っているとしか思えません。

それはなぜかというと、医学部での授業では栄養学の授業は「ゼロ」なんです。

20年以上前も栄養学の授業はありませんでしたし、今の医学部でもありません。全く栄養のことなど学びません。でも医師になり臨床の現場では、患者さんが食事について聞いてきます。知らないと答えると「プライド」が傷つくのか、「アホ」なやぶ医者と思われたくないのか、どこかで聞いたような根拠もわからない知識で答えてしまうのです。恐らく糖質ではなく脂質の摂り過ぎが皮下脂肪や内臓脂肪の増加を招くと本気で思っている医師も多いと思います。

医学部の学生は、医師になったとしても一生で一度も出会うこともないかもしれない、非常に珍しい病気の勉強はたくさんしますが、医療現場では頻繁に出会う「肥満」については、その治療の仕方、予防法はほとんど学びません。全く学ばないわけではありませんが、その内容は恐らく「カロリー制限」と「運動」だと教えられているでしょう。それがほとんど効果がないとは教えられませんが。

医学部教育の大きな問題は、治療至上主義に陥っていて、予防に関する教育がほとんどないことです。

予防と言えば先ほどの「カロリー」と「運動」や「バランスの良い食事」レベルの話しかないでしょう。もちろん医師は目の前に来た患者を治すことが仕事なので、治療についての知識は非常に重要です。ビジネス的に考えれば、お客さんが来なければ仕事にならないので、お客さんが来ないような策、つまり予防は必然的に軽視されるのかもしれません。

現在の私の診療での食事に関する発言は、普通の医師とは真っ向から対立します。

「糖質をできる限り摂らないでね」
「脂質とタンパク質はたっぷりね」
「コレステロールは気にしないで良いよ」
「1日1食か2食で十分」
「汗をかいてもスポーツドリンクは必要ないよ。水で十分」
「カロリーなんて気にしなくていいよ」

などと話しているからです。糖質制限をすると、様々な症状に悩んでいて、内科などでも原因がわからず、良くならない方が、次の日から大きく改善し薬も必要なくなる、なんてことが珍しくありません。外来では原因が良くわからない症状で受診される方も多いですが、そのほとんどは食事が間違っているか、どこかで処方された薬の副作用であることが多いです。

2型糖尿病では、アメリカの糖尿病学会ではすでに認められている糖質制限をすれば、多くの人は薬が減らせたり、薬をやめられたり、寛解になることも難しくないのに、それを試してみることすらせずに、選択肢として提示すらせずに、自分がこれまで学んだ、もしくは製薬会社のセールスから(直接または学会や講演会などを通じて)得た治療法、薬物療法を選択します。もちろんガイドラインに沿った治療法なので、誰も文句は言わないでしょう。この方法は寛解に持っていける方法ではなく、糖尿病の進行を少し遅らせる治療であり、また食事療法は軽視され、いまだにカロリー制限で、脂質の摂取を減らせと言われるでしょう。さらに運動を増やせとアドバイスし、患者の状態が悪くなれば、患者の努力が足りないと思うでしょう。

薬物療法に関するエビデンスは、当然製薬会社がスポンサーとなり、研究費が出るので、多くの研究が行われるでしょう。ネガティブな結果はほとんど論文になりませんでの、メタアナリシスが正しいとは言えず、根拠は誰かの都合の良い内容になります。しかし、食事に関する研究は非常に難しい(ある食品を摂るグループと摂らないグループでランダムにブラインドで分けることはできないし、それを何年も行うことも非常に困難)だけでなく、研究費も出す企業はほとんど無いので、エビデンスがどんどん出てくることは今後も難しいでしょう。

食事も体型も個人の問題であるかもしれません。特に最近は肥満であることは「個性」だとしています。多くの医師はそこに踏み込みたくないのかもしれません。しかし、食事も体型も病気の原因であるのであれば、医師はしっかりと言及すべきです。食事が原因であったり関連する病気は恐らく90%を超えるでしょう。食べたもので体ができているのですから。ほとんどは糖質過剰症候群です。

医師は忙しいですし、そもそも栄養については専門外だから詳しく知らなくても良いと思っている人が多いのではないかと思います。食事や栄養に関しては栄養士に栄養指導を頼めば良いからです。しかし、この栄養士の知識も全くアップデートされていません。厚労省が変わらないから仕方がないかもしれませんが、栄養学が古典栄養学から進歩しないので、栄養指導も効果のないバランスの良い、カロリーを気にした食事となっています。医師は恐らく変わりません。しかし、栄養学がもっと進歩して、変化して、栄養士が医師に間違いを指摘できるレベルまでになってほしいと思っています。

栄養の専門であるはずの栄養士が、バランスの良い食事やカロリー計算が本当に効果的なのか、糖質を50~60%も摂取している人の食後血糖値や体重変化がどうなのか、など自分や患者さんでちゃんと確かめてほしいです。そうすれば、自分たちが学んだ栄養学がどれほど間違っていたのか、どれほど根拠が乏しいのか、どれほど患者さんに有害なのかがわかるからです。

糖質過剰摂取がもたらす有害性を無視した栄養学は存在価値がありません。

「Medical Nutrition Education, Training, and Competencies to Advance Guideline-Based Diet Counseling by Physicians: A Science Advisory From the American Heart Association」

「医師によるガイドラインに基づく食事カウンセリングを進めるための医療栄養教育、トレーニング、および能力:米国心臓協会からの科学的勧告」(原文はここ

以上引用終わり

今週のお知らせ ナイトガードで歯を守る

ナイトガードがあなたの歯を守る

―疲労破折から歯を守るー

  • 歯は長年使っているうちにヒビが入ったり、まったく虫歯がない歯でも割れる事があります。
  • 詰め物治療や神経を取ってかぶせた歯は弱くなり、なおのこと割れ易くなります。神経を取った歯は、木に例えると枯れ木なので割れやすく折れやすくなります。
  • 食事中、硬いものを噛んだときに割れたり寝ているとき、強く食いしばったり歯ぎしりをして歯にひびが入ったり割れることがあります。

このような方はマウスピースをして歯を保護しましょう。ご飯を食べるときよりも無意識に噛みしめたり、寝ているとき歯ぎしりをしたり食いしばることが危険であると言われています。

装着する時間はご飯を食べるとき以外はしておいた方がいいですが、特に就寝時、スポーツ、庭仕事をするときなどは必ずして下さい。マウスピースはボクシングの選手がするような分厚いものではありませんので違和感や異物感は少ないです。

費用は保険がききますから3割負担の方で5.000円ぐらいです。睡眠時無呼吸症候群用(医師の紹介状が必要)、いびき用のマウスピースもあります。