完成したミラクルデンチャー
ミラクルデンチャーは特許製品です。ミラクルデンチャー会員のみが作成出来ます。ミラクルデンチャーは大阪にある歯科技工所・ミラクルラボでのみ作ることが出来ます。
装着前のミラクルデンチャー
まず右を合わせます。初めに合わせる部位をキーと言います。
ついで左一番奥の歯を合わせます。最後に合わせる部位、写真では金属線がある部位をロックと言います
左が装着されました。ロックを合わせたところです。
装着状態です。違和感がなく、他人が見て入れ歯とはわかりません。

間違いーその七 血糖値を上げるのは糖質のみではなくタンパク質、脂質も上昇させる
以前は糖質、タンパク質、脂質ともに血糖値を上昇させると言われてきました。しかし現在は、血糖値を上昇させるのは糖質だけであると判っています。この最近分かった知見はまだ周知徹底されていないので多くの栄養士、医師は知りません。
血糖値を急激に上昇させると(これをグルコース・スパイクと言います)血管の内皮細胞を傷つけ、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの危険性が高まります。
特に怖いのが、砂糖がたっぷり入ったコーラ、スポーツドリンク、ジュース、缶コーヒー、などの多飲、白米、めん類、パンなどの多食は血糖値を急激に上昇させるため大変危険です。血糖値が上がると糖尿病になります。糖尿病は血管が傷ついて弱くなる病気なので合併症に気を付ける必要があります。
目の毛細血管が弱くなると失明します。腎臓の毛細血管が弱くなると人工透析が必要になります。足の毛細血管が弱ると足が腐って(壊疽)足を切らないといけません。
糖尿病は近年大変増えており、日本では約1000万人の患者数で、予備軍が1000万人と言われています。年々増加しており、まさに国民病の様相です。糖尿病は合併症が深刻です。
糖尿病腎症からの人工透析が、毎年16000人(約44%)
糖尿病網膜症からの失明が、毎年3000人(約18%)
糖尿病足病変からの足切断が、毎年3000人(40~45%)
間違いーその八 肉より糖質の方が消化が良い
胃はタンパク質を分解しますが、炭水化物は分解できません。つまり、お肉は消化が良く、お米や小麦は消化が悪いと言う訳です。「お腹を壊したら、おかゆ、うどんがいい」などとよく言われますが、全くの間違いであって、本当は肉類の方が消化がよいのです。
内視鏡検査でも、肉類のタンパク質は早く消化され、糖質はいつまでも胃や腸に残っていることが観察されています。最近の産婦人科や小児科では離乳食として肉を軟らかく煮た料理を推奨しています。
宗田産婦人科では、肉食の子供たちはすごく固太りで重くて健康そのものです。とても元気で、ぐずらないし夜泣きもないそうです。欧米ではこれが常識になっています。例えば、バルト海に面したリトアニアでは、子牛の肉やレバーなどをすりつぶした缶詰や瓶詰めが離乳食用に売られていて、生後4ヶ月から食べさせるそうです。
新しい創傷治療から参照します
「私のクリニックでは大腸内視鏡検査前日の食事は(も)MECを勧めています。大腸だけではなく胃の検査前もMECがいいと思います。添付した大腸の写真は別人ですが二人とも前日に沖縄そばを摂取しています。前日夕食から15時間ほど時間をおいてから前処置の下剤を飲んでもらっていま すが麺類はこのように原型をとどめています。ちなみにゴーヤーが写っている写真は胃の中ですが食事摂取から約14時間経過してもこの通りです。ゆでたまご、チーズ、サバ缶は私的にはOKです。お好きでしたらビーフジャーキーもいいと思います。」
※MEC食とは糖質制限食で、Mは肉、Eは卵、Cはチーズのことで、これらをよく食べる食事法です。
以上のようにタンパク質は残っていなくて炭水化物が残っています。タンパク質は胃液で溶かされて消化されます。炭水化物はよくよく噛まないと消化吸収に時間がかかるということです。
間違いーその五 脂肪は体にとって悪い
世界で最も権威を認められている医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル』に2006年11月に掲載された論文では、脂質の少ない食事と多い食事とを比べても冠動脈疾患の発生率に変わりがなく、糖質をとる量が多いと冠動脈疾患のリスクが中程度増加したという結果が出ました。
さらに、炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇、と言う論文がランセットという超一流の世界的な医学学術誌に、2017年8月掲載されました。カナダ・マックマスター大学の研究です。
18カ国の13万5千例以上を約7年半追跡して次のような結論を出した。
1.炭水化物が多いと死亡率が高くなる
2.脂質が多いと死亡率が低くなる
3.総脂質および脂質の種類は、心血管疾患、心筋梗塞、心血管疾患による死亡と関連がない
4.飽和脂質は脳卒中になる確率が低くなる
著者は「今回の結果を踏まえ、世界的な食事ガイドラインを再検討すべきである」と提言している。糖質制限食が世界的に認められたのです。
日本の糖尿病学会は治療食としてカロリー制限食を採用しており、糖質制限食を認めていません。その中で、東京大学病院では独自に糖質を40%に減らしたゆるやかな糖質制限食・糖尿病治療食を提供しています。しかし、アメリカの糖尿病学会は既に糖質制限食を認めており、エビデンス(証拠能力または信頼性)の高い論文は糖質制限食に係るものが一番多いと認めています。
体の組成は、水分55~65%、たんぱく質14~18%、脂肪=15~30%、ミネラル5~6%、
そして糖質は1%以下です。私の学んだ考えでは、タンパク質、脂肪、ミネラルは体を持続させるために十分とることが必要です。しかし、糖質はエネルギー源なので運動量に合わせて増減する必要があります。
何故ならエネルギーとして使われなかった糖質はインスリンと言うホルモンによって脂肪に変えられ蓄えられるからです。つまり太るのです。
例えば、運動量の多いスポーツ選手や肉体労働の人はそれなりに食べてもいいと思います。デスクワークの会社員や日頃体を動かさない人は糖質少なめにしたほうが無難です。食べる量は変わらないのに少しずつ太る人は、基礎代謝量が減少(若い時は多く、年とともに減少)するのに合わせて食べる量(全体量)を減らすか、全体量は変えずに糖質を減らしてタンパク質と脂質を増やすか、運動を増やす必要があります。
実は私も食べる量は変わらないのに、少しずつ太る状態になっていました。脂肪が太る原因だと思っていたので食事の脂肪には気を付けて、運動はテニスを週2~3回のペースでこなし、年間10試合以上出場していました。それでも体重が増えていくのです。これでも運動が足りないのかと徒歩通勤にしたりしました。
決定的だったのは、数年前、糖尿病を糖質制限食で治している江部康二先生(京都、高雄病院理事長)を知ったことでした。江部先生自身も糖尿病になり、糖質制限食で治しています。江部先生の本を何冊も読んで、太るのは脂肪ではなく糖質であることを知った時は本当に驚きました。
理論的に生化学的に正しいと思ったので、1冊カミさんに渡して、この内容に納得がいったら食事を変えてもらえないかとお願いしたら、献立の本を買ってきて糖質制限食を作ってくれるようになりました。
糖質制限で変わったことは、強烈な空腹感を感じなくなったこと。夕方お腹がすいて指がふるえて慌ててチョコレートを食べたりすることが全くなくなりました。体調はほとんど変わりませんでした。体重は約8kg減少。ズボンを買い替える必要がなくなったこと。以前のサイズの古いズボンがはけるようになったこと。
脂肪は悪くありません。
間違いーその六 糖質は体に必須の栄養素である
糖質は必ず取らないといけないものではありません。赤血球はブドウ糖のみをエネルギーにしますが、その分は肝臓で作られます。これを糖新生といいます。
その他の体組織はケトン体をエネルギー源にできるので糖質が必須ではありません。タンパク質には必須アミノ酸、脂質には必須脂肪酸があり、これらは体内で作ることができないため、必ず摂らなければなりません。
ウェストン・A・プライス博士(アメリカの歯科医師)は探検隊を組んで未開のアラスカエスキモーを調査しています。
未開のアラスカエスキモーはカリブー(トナカイ)、アザラシ、鮭などの魚、くじらなどの肉類が主で、他に落花生、海藻、果実(日本で食べる改良されて甘くて柔らかいものではありません)などを食べていました。全身の健康状態も大変良い。よく噛んで食べていたので顔の発達が良く歯並びもキレイです。
交通が良くなったアラスカエスキモーの集落では缶詰や砂糖などの文明食を食べていて結核などが蔓延して、むし歯が多発して子供たちは歯並びが悪くなっています。
カナダ人探検家、ヴィルヤルマー・ステファンソンはアラスカエスキモーの食事が、人が生き抜くための原点であると信じて1918年から1923年まで肉と魚中心の食生活を送りビタミンⅭ不足になることもなく健康な生活を送ったということです。
また、脂肪の少ない肉ばかり食べると体調が悪化したそうです。糖質は必ず取らないといけないものではありません。
我々が常識だと思って信じていた栄養学ですが、最近になって間違っていたことがたくさん判ってきました。
間違いーその三 太るのは脂肪が原因なので脂肪は控えよう
これまで、肥満の原因は脂肪の取りすぎといわれてきました。太るのは、筋肉が増大するボディビルを除いて(ボディビルで体が大きくなっても太ったとは言いませんね)皮下脂肪や内臓脂肪がたくさんついたことによります。
私も脂肪が増える(太る)のは脂肪の食べ過ぎが原因だと思っていました。
しかし、現在では肥満の原因は糖質の取りすぎであることが分かっています。エネルギーとして使われなかった過剰の糖質はインシュリンというホルモンによって脂肪に変えられ蓄えられるのです。糖質制限食によって肥満が解消されるのはそのためです。食事で摂った脂質は小腸から体内に吸収されますが、ある程度以上は吸収されず、それ以外は便として体外に排出されます。
一方、食事で摂った糖質は脂質のように体外に排出されることはなく、ほとんど体内にとどまり、エネルギーとして消費されない分が脂肪として体内に蓄えられてしまうのです。
太るのは糖質の食べすぎです。
糖質が多い食品―穀類(ごはん、パン、めん類、パスタ、コーンフレーク、パン粉など)
イモ類(ジャガイモ、サツマイモなど)かぼちゃ、
お砂糖たっぷりのお菓子類、清涼飲料水
糖質が少ない食品―肉類、魚介類(魚、貝、イカ、タコ、エビ、他)
海藻類(わかめ、もずく、ところてんなど)、
卵、チーズ、キノコ類
ナッツ類(アーモンド、くるみ、ヘーゼルナッツ、マカダミアナッツ)
豆類(枝豆、大豆、豆腐、納豆、油揚げ、がんもどきなど)
葉物野菜(ほうれん草、小松菜、チンゲン菜など)
ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、きゅうり、春菊、こんにゃく、しらたき、もやし、その他。
糖質が多い食品を腹いっぱい食べると太ります。また、糖尿病になることもあります。砂糖が多いお菓子はむし歯の原因でもあります。糖質が少ない食品を腹いっぱい食べても太りません。うまく組み合わせて楽しく食事をすることが健康につながります。
糖尿病は近年大変増えており、日本では約1000万人の患者数で、予備軍が1000万人と言われています。年々増加しており、まさに国民病の様相です。糖尿病は合併症が深刻です。
糖尿病腎症からの人工透析が、毎年16000人(約44%)
糖尿病網膜症からの失明が、毎年3000人(約18%)
糖尿病足病変からの足切断が、毎年3000人(40~45%)
気を付けましょう。
間違い その四 脳のエネルギーはブドウ糖だけなので砂糖が必要
ブドウ糖だけが脳のエネルギーなので糖質や砂糖を食べないとだめだと言われてきました。しかし最近の研究では脳のエネルギー源は糖質由来のブドウ糖と脂質由来のケトン体の二つであることが分かりました。断食した時や遭難して食料がなくなった時でも脳が働けるのは体脂肪から作られたケトン体のおかげです。
産婦人科医の宗田先生の研究で、胎児、新生児、乳児はケトン体を主なエネルギー源にしていることが発見されました。これは世界的な発見です。
書籍「ケトン体が人類を救う」光文社新書
三島塾の三島先生は、自身が糖尿病になり糖質制限食で克服しました。
それを見ていた塾生の高校生が三島先生と同じ食事をしたいと申し出、塾内でおやつと食事を出すことになりました。塾生は眠気がなくなり集中力が持続して志望校に合格することが出来ました。
糖質をたくさんとると食後眠くなります。
(私はこのことを知ってから、勉強会では昼の食事を食べなかったり、空揚げなどのおかずだけ食べたり、お弁当が出る場合には白米は食べないようにして、眠気に対応しています。
昼休み後の講義で周りを見るとこっくりこっくりしている受講生でいっぱいです。何万円も払って参加しているのにもったいないなあと思います。)これをきっかけにして、他の塾生も糖質制限のおやつと食事で志望校合格率がアップしたそうです。
書籍「糖質制限で頭がいい子になる三島塾のすごい子育て」かんき出版
また、ケトン体は脳や神経の組織に対して保護作用や、抗炎症作用を持っていることが分かってきました。我々の祖先はブドウ糖よりケトン体優位で活動してきたようです。(特に穀物栽培以前の時代)現在の糖質まみれの食生活は間違っているのかもしれません。
2016年、厚労省は重症てんかんの治療食としてケトン食(厳しい糖質制限食です)を保険適応食として認めました。
「てんかん」はてんかん発作を繰り返す脳の病気で、年齢、性別、人種の関係なく発病します。健康を維持する目的で設立された世界保健機関(WHO)では、てんかんは「脳の慢性疾患」で、脳の神経細胞(「ニューロン」と呼びます)に突然発生する激しい電気的な興奮(「過剰な発射」と表現されています)により繰り返す発作(てんかん発作)を特徴とし、それに様々な臨床症状や検査の異常が伴う、と定義されています。
「てんかん発作」の時の症状は、大脳の電気的な興奮が発生する場所によって様々です。たとえば、いわゆる「けいれん」と呼ばれる手足をガクガクと一定のリズムで曲げ延ばしする間代発作や、手足が突っ張り体を硬くする硬直発作、あるいは非常に短時間の意識消失が突然起こる欠神発作、全身や手足が一瞬ピクッとするミオクロニー発作、感覚や感情の変化、特殊な行動などいろいろな症状があらわれる複雑部分発作など、その症状は極めて多彩です。
ただし、発作の症状は患者さんごとにほぼ一定で、同じ発作が繰り返し起こることが、てんかんの特徴です。また、発作を起こしている最中は脳の中の電流が乱れているため、脳波を測定すると異常な波(きょくは)があらわれ、てんかんの診断に用いられます。
テニスのトッププレーヤー、ジョコビッチ選手は小麦のグルテンアレルギーでなかなか上位に上がれませんでしたが、糖質制限することで、長時間の試合も疲れ知らずで、トップに君臨することが出来ています。
書籍「ジョコビッチの生まれ変わる食事」
また、サッカーの日本代表・長友選手は専属のシェフを雇い食事の糖質と脂質を管理して、現在の体調が最高で怪我もしなくなったそうです。
書籍「長友佑都のファットアダプト食事法」
脂質由来のケトン体を活用しましょう
我々が常識だと思って信じていた栄養学ですが、最近になって間違っていたことがたくさん判ってきました。
私は若いころからバターが好きでした。
マーガリンのほうが体によいと言われていましたが、工業製品のイメージがあり、買うときは酪農製品のバターを買っていました。
動物性の油より植物性の油のほうが健康に良いと言うことで、食品業界ではバターを敬遠してマーガリンを使うことが多かったのですが、2013年アメリカの米食品医薬品局(FDA)は7日、マーガリンなどの加工食品に含まれるトランス脂肪酸の規制に乗り出す方針を明らかにしました。
心臓病の原因になると指摘されており、「安全ではない」と判断しました。
・デンマークでは毒物扱いで販売禁止。
・ドイツでは難病との因果関係が証明されている。
・ニューヨーク市は2006年12月、外食産業で原則使用禁止。
マーガリンよりバターを使いましょう
脂質の代表ともいえるコレステロール。
よく悪者扱いされますが、本当は生命維持に必要不可欠な物質です。
男性ホルモン、女性ホルモン、ビタミンDなどといった人体に不可欠な物質はすべてコレステロールから合成されます。体内では脳内に最も多く存在し、脳神経系の正常な働きにも欠かせません。
しかし貯蔵することができないので、2割を食事からの摂取、8割を肝臓で作ってまかなっています。
健康な人(家族性脂質異常症を除く)は、摂取量に応じて合成量が自然に増減され、数値は一定に保たれます。したがって、肉や卵を食べるとコレステロール値が上昇するとの説は正しくありません。
これはコレステロール薬を服用中の人に「卵や脂肪の摂取を減らしたら、数値が下がって内服不要になった」というケースがほとんどないことが証明しています。
脂質は必須栄養素ですから、不足すれば健康を害します。
日本脂質栄養学会がさまざまな油をラットに与えた研究結果では、寿命を伸ばした安全な油脂はラードとバターで、逆に寿命を短縮した油脂として多くの植物油(キャノーラ油、菜種油など)が挙げられていました。ブームになったリノール酸は、過剰に摂取するとアトピーや喘息(ぜんそく)を悪化させるといわれています。
また、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸も危険性が指摘されており、欧米では使用が厳しく制限されている国もあるほどです。私はマーガリンよりバター、つまり植物性より動物性の油を推奨しています。
中でも安全かつ健康的なのはラード。おいしさが増し満腹感も十分で、ダイエットや美肌にも有効です。豚肉を余すところなく食べ、料理にラード(アンダガシ)を使う沖縄豚肉料理の伝統こそが、日本一の長寿を支えてきたのです。
(渡辺信幸、こくらクリニック院長)
「動脈硬化の原因はコレステロール」とする主張は、「動脈硬化の血管を調べたら、患部にコレステロールがたまっていた」という研究に基づいているのでしょうが、それが発表されてから、もう100年ほど経っているのです。
今日では、そうした現象は血管に出来た傷を修復するためにコレステロールが集まったという、あくまでも「結果」であって、動脈硬化そのものの「原因」ではないことが明らかになっています。
アメリカに続き日本の厚労省が古い根拠を否定し、基準を撤廃しました。
加えて、近年では「コレステロール値が高い人の方が長生き」という研究も世界的に肯定されるようになっています。
「卵は1日何個食べてもよい」が最新常識です。
口の中に出来るちょっとした傷、口内炎。
原因に心当たりがないのに出来たり、ブラシが強く当たった時や、入れ歯が擦れたりすると出来やすいですね。
原因が分かっていればその対策を取れば、例えばブラシがその部分に当たらないようにそっと動かす、入れ歯が当たっていれば(冗談のような言葉使いですが)歯科医院で当たりを調整してもらうなどで、大体2~3日で治ります。
口の中の傷が治りやすいのは「夏井式湿潤治療」で、先日お知らせしたところです。原因がわからないのに口内炎が出来やすい方がいます。以下に当院で作成して、患者さんに渡しているパンフレットをご紹介します。
口内炎について
①:ビタミンB2、ビタミンB6などが不足すると同時に、他の栄養素の同時欠乏によって現れます。
◎ビタミンB2を多く含む食品
野菜類―・干し椎茸(しいたけ)・そら豆 ・春菊 ・大豆加工品(納豆)・竹の子 ・とうもろこし ・ブロッコリー ・マッシュルーム
肉類―・ひつじ肉 ・レバー(牛、鶏)
魚介類―・カレイ ・サバ ・はまぐり ・真いわし(丸干し)・どじょう ・ししゃも
その他―・炒りアーモンド ・乾燥わかめ ・イナゴの佃煮
◎ビタミンB6を多く含む食品
緑葉野菜―・にんじん ・ほうれん草 ・小松菜 ・かぼちゃ
肉 卵黄 牛乳
②:歯磨剤に含まれている合成界面活性剤が口内炎の原因になることがあります。
界面活性剤(石鹸やハンドソープなど)は皮膚に用いると、皮膚の皮脂腺から出る皮脂を取り去ってしまい乾燥状態を招き肌荒れを起こしやすくなります。
きれい好きも度が過ぎると肌に良くありません。また、アトピー性皮膚炎がある方は注意してください。対応策としてはワセリンを塗って乾燥を防ぎます。
ワセリンは皮膚の乾燥に大変効果があります。クリームは逆効果になるそうです。ワセリンに止血効果があることは、すでにお知らせしている所です。
また、界面活性剤(歯磨き剤など)を歯磨き時に使うと、口の中の粘膜や唾液を洗い流してしまい傷つきやすくなってしまいます。その場合、歯磨剤を減らすか、変えてみます。
または毎日使うのをやめて、週2~3回にします。歯磨剤は全く使わなくても虫歯や歯周病にはなりません。歯磨剤のコマーシャルはほとんどが誇大広告で、宣伝しているような効果はあまり期待できません。
一番良い歯磨剤は唾液です。
唾液には体を守る酵素、殺菌物質、免疫物質が豊富に含まれているのです。歯磨剤に含まれる清涼剤によって磨ききれていなくてもさっぱり感があるためだまされてしまいます。
歯磨剤には歯垢を取り除いたり溶かすことは出来ません。ブラシの毛先が当たったところだけがきれいになります。ブラシの毛先を丁寧に動かしてくぼんだ部分や歯と歯の間に当てるようにします。唾液には研磨剤が含まれていないので、歯磨剤を使わないと茶シブが着いて薄汚れたように見えるときは歯磨剤を少し使うのはいいでしょう。
③:唾液の減少により口内炎が起きる場合があります。
唾液には体を守る酵素、殺菌物質、免疫物質が豊富に含まれているのですが、加齢や薬の副作用で唾液が減少すると口内炎が起き易くなります。またむし歯や歯周病にもなり易くなります。
その場合、耳の下辺り、あごの下辺りをマッサージしたり、舌を動かす、唇を動かす運動をすると出やすくなります。薬が原因の場合は薬を変えます。
◎歯科治療―・アフタゾロン軟膏塗布 ・高周波治療 ・レーザー照射 ・針治療
いなだ歯科医院
心臓は血液を全身に循環させるポンプです。死ぬまで血液を全身に送るため収縮と拡張を休むことなく繰り返しています。足は第2のポンプと言われています。よく歩くことで心臓の補助をしています。
脳に血液を循環させるポンプ
側頭部にある、こめかみをご存じだと思います。
噛みしめるとこめかみが良く動いているのがよく判りますが、このこめかみの内部には「側頭静脈叢(そくとうじょうみゃくそう)」と呼ばれる、静脈の密集した集まりがあります。
しっかり噛むことはこの側頭静脈叢を押したり引いたりして脳の血液循環を促進しているのです。また、よくしゃべったり、大きな声で歌うのも大変いいことです。
普段何気なく行っている「噛むこと」で、脳が活性化することがわかってきました。脳を活性化するためには、音読や計算などが「脳トレ」として効果があるといわれていますが、噛むことも立派な「脳トレ」になります。その仕組みをご紹介します。
噛むことで脳内の血流が増え、脳の運動野や感覚野、前頭前野、小脳などが活性化します。特に脳の前頭前野は判断、感情、行動、記憶、コミュニケーションなどをつかさどる重要な部分です。うつではこの前頭前野の機能が低下することが指摘されていますが、噛むことで前頭前野の血流が増え、機能がアップします。
脳の中で、記憶力をつかさどる部位が「海馬」です。「海馬」にはすべての情報が一時的に保存される、脳の記憶庫のようなところです。わざと噛み合わせを悪くしたマウスでは、この海馬の細胞が消失、記憶力が低下したという実験結果があります。噛むことは海馬を刺激し、活性化するため記憶力を高められる可能性があります。
研究によると、ガムを20分間しっかり噛み続けると、脳のセロトニン神経が活性化し、血液中のセロトニン濃度が増加したそうです。セロトニン神経が活性化すると、ストレスを緩和し幸福感を高めるセロトニンの分泌が増え、うつなどの改善にも効果があるといわれています。また、セロトニンは、睡眠ホルモン・メラトニンを作り出す材料でもあります。セロトニンがたくさん出ると、夜、ぐっすり眠れるという効果も。ヨガやウォーキングなどを行ってもセロトニン神経が活性化しますが、噛むだけで同じ効果があるのはうれしいですね。
噛むと脳からα波が出ることもわかっています。α波とは脳波の一種で、集中力や記憶力を高めてくれます。噛むと「覚醒しながらリラックス」できるという独特な状態を作り出すことができます。集中力とリラックスの両方が必要なスポーツ選手が、積極的にガムを噛んでいるのはこのためです。
「フレッチャリズム」
昔、アメリカにホレス・フレッチャーという大富豪の青年実業家がいました。お金は あり余っているものの体重は100キロを越える肥満体で、高血圧、肝臓病、糖尿病、痛風などの生活習病を抱え込み、常に肩こりや腹部膨満感、便秘や下痢、精神 の不安定といった症状で悩んでいました。持っていないのはガンくらいという「病気 のデパート」であった彼は生命保険には加入を断られ、病院に行っても「もう手の施しようがない」と言われていました。
フレッチャーはお金があることにまかせ、アメリカ中の名医はおろかヨーロッパの名医をもたずねて診察を受けましたが、病状は好転せず自暴自棄になっていたところ、ある人から「よく噛めば、健康になれる」という話を聞き、早速実行することにしました。まず、フレッチャーは食事の時に一口に50回以上噛むことを心がけました。すると、長いこと忘れていた気持ちよい空腹感と食事に対する楽しみがわいてきました。さらに不思議なことに、それまで好きだった肉、コーヒー、アルコールなどが欲しくなくなり、次第にパン、野菜、牛乳がおいしく感じられるようになったと言います。そして驚いたことに、腹部膨満感や便秘、下痢などの胃腸の不快症状が改善され、食物の量も少なくて済むようになりました。
また、除々に体重も減り始めました。体重減少とともに、血圧や糖尿もよくなり、痛風の発作も解消し、もちろん肩こりもなくなり、75キロの体重になった時、生命保険の審査も簡単にパスをし、完全な健康体になったのだそうです。外見も以前よりずっと若々しくなり、動作も活発になり、心身ともに「若返り」を自覚したとのことです。ここから「よく噛んで健康になる方法」を、「フレッチャリズム」と言い、欧米では健康法のひとつとして、今でも根強い人気があります。
それから後、生命保険の審査には簡単にパスをし、
50歳すぎの頃には、20歳も年下の屈強な若者と
1日300キロのサイクリングをしても
余裕を持って先を行くほど頑強になっていたそうです。
後にこのフレッチャーの奇跡はアメリカの医師ジュエイの『咀嚼』という本で紹介されました。
その奇跡の健康作りとは
1)お腹が空いた時だけ食べる
2)食べるときは念入りに噛む
3)食事のときは大いに楽しむ
と記されています。
徹底的に噛む健康法、すなわち「噛み方健康法」の代名詞としてフレッチャーの名を冠した「フレッチャリズム」と呼ぶゆえんがここにあります。
唾液は必要不可欠
唾液に関する言葉には「天に唾(つば)する」「唾棄(だき)すべきもの」などがありますが、あまりいいイメージは湧いてこないですね。唾液はいったん口から出てしまうと汚いイメージなのでしょう。しかし、唾液は人の健康にとって必要不可決なものです。
よだれ
赤ちゃんに親が食べ物を噛んでつぶしてあげるのは日常的なものです。赤ちゃんは唾液をよだれとして溢れさせています。これは、口のまわりの筋肉がまだ発達していないためです。
筋肉の発達とともによだれは減少し唾液はすべて飲み込めるようになります。キス(接吻)も相手の唾液を少し吸い取っていることもあります。怪我をしたらベロベロ舌で舐めるのも唾液ですね。
口の中の傷は早く治る
また、口の中の傷が早く治るのをご存じですか?皮膚に出来た傷と違って口の中の傷はカサブタが出来ずに大体2~3日で治ってしまいます。皮膚に出来た傷はカサブタが出来て7~10日間かかって治ります。この違いはどのような理由かと言うと、口の中は唾液で湿潤状態に保たれ、皮膚は乾燥状態にあるということです。
「なつい式湿潤療法」
なので皮膚の傷に対してワセリンをたっぷり塗ってラップでカバーしておくと2~3日で治ります。この治療法を「なつい式湿潤療法」と言います。覚えておくとすごく役に立ちます。ワセリンには保湿作用や止血作用があります。
私もテニスでけがをしたときにやってみました。ダブルスの試合でネット際のボールを追いかけて私もパートナーも猛ダッシュ、二人が激突すると思った瞬間、直前にわたしは左にジャンプして両腕で着地しました。激突は避けられました。それは良かったのですがコートが少し雨でぬれていたため、両腕でスライディングしてコート横の縁石に激突、両腕に20cmの大きな擦り傷を作り出血しました。
私はいいことを聞いたり読んだりしたら、大体一度はやってみる性分です。これは「なつい式湿潤療法」を試す絶好のチャンスと左手はワセリンたっぷりとラップ巻き、右手は従来のカサブタでやってみました。
それではお楽しみの結果発表です。
左手はなんと20cmものすり傷が2~3日で皮膚が再生、治ってしまいました。右手の同じく20cmのすり傷はだんだんとカサブタが出来、そのカサブタが取れてきれいになるまでに2週間かかりました。それ以来子供のけがなどで当院を受診された親御さんに「なつい式湿潤療法」をおすすめして喜んでもらっています。けがとやけどの時は必ずスマホで「なつい式湿潤療法」を検索してください。いろいろな治療剤が載っています。
それでは唾液とはどんなものなのでしょうか?次の図に簡潔にまとめてありますのでご覧ください。
発がん物質も無毒にする
上記のほかにも、ウィルスを不活性化する酵素も含まれていますし、発がん物質も無毒にする酵素もあります。数え上げるときりがないくらいなのです。
最近ではご飯の時、一口30回噛みが推奨されています。よく噛んで唾液をたくさん出してご飯を食べれば、少々おかしな食べ物であっても腹を下すことなく栄養分を効率よく吸収できるという考えです。
徳川家康は一口48回噛んだそうです。人生50年と言われた時代に76歳まで生きています。また、ソ連の行ったシベリア抑留で、ある人は友達と絶対生きて帰ろうと、一口70回噛んで厳しい労働に耐え二人そろって生還したそうです。以前に歯列矯正の件で卑弥呼の時代1食で噛む回数は約5000回、現在1食620回と書きましたが、歯並びだけの問題ではないのです。
唾液が減ると病気になりやすくなる
唾液が出なくなると全身的な病気になりやすくなります。歯科関係で言えばほとんど虫歯にならなかった人がしょっちゅう年に何度もむし歯になっていしまいます。治療する私たちも本当につらい思いをします。
よく噛んで食べると太らない
アメリカの実験で、同じ食事をよく噛んでもらう場合と、流動食にしてチューブで直接、胃に送り込む場合に分けました。よく噛んで食べた場合、すぐに体温として、どんどん放散されていく。これを体熱放散と言います。全く噛まない場合、この体熱放散は少なくて、食事は体脂肪として、どんどん蓄積されてしまいます。
つまり噛まないと太るのです。またよく噛むと少ない量でも満腹感を覚えます。これも太らない理由になります。